日誌

【商業科】令和5年度(2023年度)専門高校プロジェクト学習支援事業 「湧定フェアトレードプロジェクト」特別講座①(オンライン)の御礼

 令和5年(2023年)10月5日(木)午後1時から約1時間でしたが、熊本学園大学外国語学部東アジア学科クマガク・フェアトレード研究会が運営するフェアトレードカフェを訪問しました。カフェでは申先生や4名の学生さん方が出迎えてくださり、湧定から参加した1年生2名で、自作の名刺を渡しながら、先日のオンライン交流会の御礼のご挨拶をしました。今回はリアルな形での交流会を実現させることができました。学園大の学生さん方が淹れてくださったコーヒーやゆず茶をいただきながら、湧心館定時制の生徒たちが考案している商品開発案を紹介し、ア  ドバイスをいただきました。また、ローカルフェアトレードや持続可能性を重視した活動を展開させていくことの さを教えていただきました。

 生徒たちは少し緊張気味でしたが、フェアトレードの取り組みを実際に見聞きすることができ、とても有意義なと きとなりました。

 

~交流会で伺ったお話~

★商品開発企画書について

・フェアトレードチョコレートと熊本の有機農産物を合わせた商品開発を目指してはどうか。

・ローカルフェアトレードとは

地域で働いている外国人が生産している農産物を使う。農産物を加工してもよい。

・海外のフェアトレードと地方のフェアトレードが一緒になる。

・開発は何でもできるが、持続可能性が大事。

・カフェは10周年。続けられることが開発の目標。

→意外に潰れてしまうものが多い。スタートも大事だが持続することが大事。

・(生徒の商品開発案について)韓国ではタンフルと呼ばれている。元々は中国から来ている。様々な果物でつくられている。

・マスコバド糖は生協でも売られている。

・チョコレートや砂糖は国際交流会館で購入できる。

・小麦粉などを熊本産にすればよい。

原材料の50%使用でフェアトレードと言われる。

・フェアトレードの認証を目指している。

①環境にやさしい

②外国人労働者にやさしい

→ローカルフェアトレードに。

熊本市、熊本県が協力している。

・エコバッグと同じように自分の容器を持っていく。パッケージやバルブの費用が高い。

・中間の素材が入らなくなるので安くなる。量り売りをしても自分の容器を持ってくる人は少ないので、紙袋に入れてあげることをしている。

・お米や洗剤も容器を持って行って入れるようなシステムになっている。自分が必要な分だけを持ち帰る。ゼロウェイストショップ。

 

★湧定生徒からの質問

Q.フェアトレード産品はどこから仕入れているのか?

A.コーヒー豆は申先生が運営しているNPOからネパールのコーヒーを仕入れている。

どうすればよりフェアになるか。考えながらしていかなければならない。

ちゃんと見守られているかが大事。

・WITHコーヒーの紹介。

2種類。200gが150gになっている。(実質値上げ)

・グリーンコープと協力して苗木を植えている。苗木が病気で減っているため。

・アラビカの生産量が減っている。生豆の値段が上がっている。

・フェアトレードと気候変動をつなげて考えている。

 

★湧定祭での展示(フォトスポット)についてのアドバイス

・フォトスポットではないが、旗を持っている。Xバンド。

・フェアトレードだけだと難しいのでエコとかも盛り込むといいのでは。

・手のひらに文字を書くイベントも楽しいのでは。

・11/2〜4学園祭があるのでぜひ見に来てほしい