水高diary

カテゴリ:電気建築システム科

【電気建築システム科】【WCP】1年生木造住宅現場見学

 新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、延期になっていた建築現場見学に行ってきました。工事途中の8月末に計画していましたが残念ながら延期になり、ほぼ完成した状態を見学させてもらいました。今回は、電気コースの生徒も一緒です。電気が専門の担任に電気設備について教えてもらう建築コースの生徒、建築コースの生徒に質問する電気コースの生徒など生徒たちはとても興味津々に見学していました。

 最新の住宅設備と伝統建築工法の融合された、まさに不易流行の住宅。とても素晴らしいものを見学させてもらったので、この学びを今後の学習に繋げていきます。

 施主様、工務店の皆様、ご支援、ご協力ありがとうございました。

 

【電気建築システム科】【WCP】津奈木中学校へ出前授業その2

 7月に引き続き、先日津奈木中学校で出前授業を行ないました。今回は、電気建築システム科3年生に加え、建築コース2年生も参加しました。中学生はそれぞれが考えた木製ラックや本棚を製作しています。しかし、釘打ちやのこ挽きなど不慣れでなかなか上手くいきません。そこで本校生が中学生へ道具の使い方や作業手順など、困っているところを聞いて、作品完成に向けサポートしました。中学校にはない工具や機械も持参したことで、効率よく精度も高いものが仕上がりました。

 また今回は、3年生の様子を2年生に学んでもらう目的もありました。積極的に動き、高い技術力を持つ3年生のかっこいい姿を見て、2年生も今持っている力を発揮して活動していました。これからは、2年生が中心となり今度は1年生や中学生にかっこいい姿を見せることができるよう授業を通して技術向上に励んでくれることでしょう。

 このような機会をくださった津奈木中学校のみなさん、ありがとうございました。またものづくりを通して交流できたらいいですね。

*電気建築システム科は、先輩後輩の仲がいいです。学年を越えた活動を行なうことで、生徒間でも技術の伝承を行なっています。教える側、教わる側双方にメリットがあり、これらが高い技術力の習得に繋がります。

【建築コース】卒業生がキャリアガイダンスに来てくれました

 2年生対象に、キャリアガイダンスが開催されました。進路決定に向け、生徒たちは働くことの意味や職業理解に繋がるよう地元企業の方々を講師に迎え、仕事に対する考え方や取組みを学ぶ良い機会です。

 その中で、今年の3月に本校を卒業し、地元建設会社に就職したOGが社長さんと一緒に来てくれ、社長さんのプレゼンのサポートや生徒からの質問に答えてくれました。もう立派な社会人です。生徒たちは、顔も知る卒業生を間近で見て、進路に向けての意識がさらに高まったのではないでしょうか。

 このような機会を作っていただいた企業の方々に感謝し、この学びを活かして今後の進路学習を進めていきます。

 

プログラミングワークショップ10月開催

令和3年度水俣環境アカデミア中高生研究活動支援事業「プログラミングワークショップ」を10月9日(土)に開催しました。

今年度は、コロナウイルス感染防止のため、講座の中止・延期が続いていましたが、10月にやっと1回目を開催することができました。

内容は、「こどもパソコンSkyBerryJAM」を使って、小学生がプログラミングを体験するというものです。

コースは、コース1は「信号機を作ろう!」(小学1~2年生向け)、コース2は「ロボットカーを自動で走らせろ!!」(小学3年~中学生向け)の2コースがあります。

今回は、水俣高校電気建築システム科電気コースの1,2年生が先生役となり、マンツーマンで小学生に教えましたが、初めて教える高校生ばかりで、最初はぎこちなくスタートしました。しかし、途中からは小学生のやる気と希望どおりに動かないロボットカーを動かすため、熱心に教えていました。

考えた通りにランプが付いたり、ロボットカーが動いたとき、小学生も高校生も目を輝かせ、同じ笑顔で楽しんでいました。

【建築コース】2年生木工実習

 今、2年生の実習は木工です。木工では、精度高く、効率よく、材料の無駄がないように、そして安全に意識して図面通りに仕上げます(これを品質、工程、予算、安全の4管理といいます)。そのためには、道具や機械の使い方、作業手順など様々なことを身に付ける必要があります。生徒たちは、先生の話をしっかり聞き、そして初めてのことにも果敢に挑戦することで新たな知識や技能を身に付けていきます。

今回は、手加工と機械加工の両方を経験しました。これらを習得すると、来年のウッド コネクト プロジェクトで高いレベルでの製作が可能になり、さらに将来は、立派な建築技術者になることができます。積極的に取り組む生徒たちは、実習中にも確実に力を付けていきました。木製椅子の完成に向け、修行は続きます。

*写真は、椅子の脚の墨付け、加工をしている様子です。脚の椅子は木が立っていたとおりに組み立てます。木材の根元が脚の下部分になります。木材をみて根元がどちらか、木の表面、中心はどちらかなども見極めて製作を行なっています。