日誌

高等部より

令和3年度 高等部対面式

 4月16日金曜日の午後、高等部普通科の対面式を実施しました。

 進行は生徒会の副会長が初仕事として努めました。

 生徒会役員の紹介後、在校生、新入生、転入生に順で、好きなことや本年度の抱負や目標を発表しました。

 好きな教科発表では、担任の教科を忖度して発表する生徒がいて、笑いにつつまれる場面もありました。

 お互いに理解を深め、多くのつながりを持っていってほしいと思います。

対面式の様子

令和2年度高等部生徒会役員選挙

 令和3年1月29日(金)に令和2年度高等部生徒会役員選挙が行われました。

この選挙は令和3年度の新役員を選出する選挙です。

今年度は、会長1名、副会長1名の選出に対し、会長は1年女子生徒1名、副会長は1年男子生徒と1年女子生徒の計2名の立候補がありました。

3名の候補者は、選挙管理委員長の説明の後、立会演説で立候補に至った経緯や、生徒会や学校への熱い思いをそれぞれ伝えました。その後、別室に設けた投票所で、一人ずつ投票をしていきました。シーンと静まり返った投票所では、よい緊張感があり、真剣に投票する生徒の姿がありました。

投票終了後は、すぐに開票が行われ、会長は過半数を得票して信任され、副会長は僅差で得票数が多かった男子生徒が選任されました。

後日、現会長、現副会長から新会長、新副会長への引継ぎ式が行われる予定です。

 来年度は、本校創立110周年を迎える記念すべき年です。高等部の新会長、副会長を中心として、みんなで学校全体を盛り上げてほしいと思います!

 立会演説の様子

立会演説の様子

投票の様子

投票の様子

 

 

「A組 ハッピーお楽しみ会」をしよう!!

 12月24日(木)の3・4校時目の生活単元学習の時間に「A組 ハッピーお楽しみ会」を行いました。

 お楽しみ会を開くにあたり、事前にみんなで発表したい内容を出し合い、練習を重ねてきました。1・2年生の4人は、音楽の授業で学んだ歌、「虹」「YES」「カーロミオベン」「我が太陽」の4曲で、みんなの大好きな歌です。当日は、2時間目に発声練習をしたり、歌い出すタイミングの確認をしたりと、入念な準備を行って本番に臨みました。3年生は今のお気に入りの曲に合わせて、ダンスを披露することにしました。この曲はテンポが速くダンスも複雑なため、YouTubeを見ながら何日も練習してきました。

 まず、3年生の開会の挨拶のあと、一人一人が心に残った活動や、今までに作った陶芸やクリスマスツリーの作品について、いろいろな手法を学んだり工夫したりしたことなどを発表しました。

 次に、いよいよ歌の発表です。みんな「まだかな~?まだかな~?」と、わくわくしながら出番を待つ様子が見られました。1・2年生の発表では、それぞれの順番になると、勢いよくステージまで移動し、スタンバイ。教師の伴奏が始まると、体を揺らしてリズムをとりながら、イタリア語での歌唱や柔らかい歌声での歌唱、タイミングの良いツリーチャイムの演奏などを行いました。

イタリア語で歌う生徒の様子

 

 

 

 

 

 

 

<イタリア語で歌う生徒の様子>

「虹」を発表する生徒の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<「虹」を発表する生徒の様子>

イタリア語で歌う生徒の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<イタリア語で歌う生徒の様子>

 

 3年生のダンスは、テンポの速い曲に合わせて歌いながら踊るという大人顔負けの発表でした。そして、大いに盛り上がった会場の後輩達から「アンコール!!」の声が上がりました。そこで、休憩をはさみアンコールに応えてもう一度発表。後輩達からは再び「アンコール!!」の声が上がるなど、何度も聴いたり見たくなったりするような力強い発表となりました。 

 ハッピーお楽しみ会後半は、箱倒しゲームを行いました。チーム分けを行うと、偶然にも女子チームと男子チームになりました。チームで、箱を積む人と倒す人を決めていざ勝負!箱を積む係りの生徒達は、まさに「全集中の呼吸」。箱が高くなってくると、右手で箱が倒れないように押さえながら左手で箱を探し、ぐらぐら揺れる箱の上まで、掴んで持ち上げるという高度な技を披露してくれました。倒す係りの生徒達は、自分の席の前に立ち、積み上がった箱の方向を確認すると、勢いよくスタート!自分で車いすを操作したり、先生方と一緒に箱の前まで歩いたりして、手だけではなく、足でキックもして、たくさんの箱を倒すことができました。

 結果は、男子チームの勝ちとなりましたが、全員が自分の役割をやりきった、素晴らしいゲームとなりました。

 最後は、みんなで「いのちのうた」を歌いました。みんな笑顔いっぱいで、今年のしめくくりふさわしいハッピーな気持ちで、お楽しみ会を終えることができました

 

高等部普通科「笑顔いっぱいニコニコわくわく展示会」

高等部普通科では、12月14日(月)から12月24日(木)まで、「笑顔いっぱいニコニコわくわく展示会」を行いました。今年度は、コロナウイルス感染拡大防止の観点から、授業参観等を行うことが難しいため、保護者の方にも生徒達が作った作品を観て頂けるよう、生徒昇降口前廊下窓面に展示しました。

保護者の方には、朝の登校時や、下校時に昇降口の入口から生徒達の作品を観て頂くことができ、「展示会の作品を観ていると、大変楽しい気持ちになりました。」「子ども達の作品を観て、コロナで疲れていた気持ちが元気になりました。」という嬉しい感想をいただきました。

 また、展示期間中の18日(金)には、生徒達が展示会場に立って、作品の工夫した所やどうやって作成したのかなどを説明する場を設けました。ちょうど寒さが厳しくなった時期だったため、20分間という限られた時間でしたが、小学部の後輩達や、たくさんの先生方に来場していただき、生徒達も、寒さに負けず、張り切って作品の説明をすることができました。説明会が終わった後は、「また説明会をやりたいです!!」と笑顔で話す姿が見られ、自分の頑張りをたくさんの人に伝え、聴いてもらえる喜びや、招待状作りや展示作業と様々な役割に取り組んできた展示会を無事に終えることができた達成感にあふれているようでした。

説明会後は、小学部の後輩から「私は、みんなの作品を触れて嬉しかったです。私もいつか作品を展示して、みなさんに触ってもらいたいです。」等の感想をもらい、先生方からは、「説明会で、嬉しそうに自分の作品の紹介をする皆さんの姿は、『笑顔いっぱいニコニコわくわく』のテーマそのものでした。素敵な作品をありがとうございました。」「みなさんの説明からは、寒さに負けないパワーが伝わってきて、私も元気になれました!!」等の感想が寄せられました。普通科の生徒達も、「また、頑張って作品を作りたいです!!」と、意気込む様子が見られ、大盛況の展示会を終えることができました。

 お忙しい中に、生徒達の作品をみにきていただいた保護者の皆様、授業の休み時間に説明会を聴きに来てくれた後輩のみなさん、先生方、ありがとうございました。

 

☆説明会時の様子①☆

〈説明会時の様子①〉

☆説明会時の様子②☆

陶芸制作をしました!

 ミニ陶芸家誕生!!

 

 高等部普通科では、10月から陶芸の作品作りに取り組みました。

 陶芸は、粘土を触って、こねて、丸めて、広げて、いろいろな立体的作品を作りあげるという工程を経るため、見えにくさのある子どもたちにとっては、形を意識するという点でとても分かりやすい教材です。

 生徒たちは、板作り、紐作り、玉作りなど、基本的な技法を学び、粘土の感触を感じながら繰り返し練習をし、形を作りました。

 紐作りしたものを、ペットボトルにグルグルと巻き付けて湯呑の形にしたり、葉っぱを粘土の上に置き、葉脈を手で感じながら模様をつけ、葉っぱの形に沿って切り抜いたりと、一人ひとりがそれぞれの方法で成形しました。

 

板づくりの様子

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    <板づくりの様子>                      <湯飲み茶わんの成形の様子>

 

 その後、素焼きを経て地域の陶芸家、元山和彦先生の指導のもと、生徒たちが思い思いの色の釉薬をつけました。そして、先生の窯で焼いていただき完成しました。

 できあがった作品を触りながら、「この皿は、おじいちゃんにあげます。」「これはクリスマスに使うもの」「ネームプレートは、家族がにこにこ笑顔でいられますように玄関に飾る」などと言いながら形を確かめていました。一人ひとりの心や願いのこもった作品ができました。

 陶芸家元山先生の話を聞く生徒たち

                <陶芸家元山先生の話を聞く生徒たち> 

 

 なお、生徒たちの作品は、肥後銀行秋津支店の店内に12月18日(金)まで展示されています。来客される方々も興味深く御覧になり、楽しんでいただけているとのことで、生徒たちも大変うれしそうな様子でした。

 たくさんの方々にご覧いただければ幸いです。

 肥後銀行に展示されている作品

              <肥後銀行に展示されている作品>