日誌

高等部より

高等部生徒会選挙

 12月21日(火)、次年度の盲学校を牽引する、高等部普通科生徒会の会長・副会長を決める役員選挙が行われました。

 今年は普通科の生徒9人(うち、3年生1人)中、会長候補3人、副会長候補2人と複数の立候補者があり、活発な選挙戦となりました。

 法律の改正により18歳選挙権が導入されすでに数年が経ちました。来年度はこの中の何人かの生徒たちにも選挙権が与えられます。それらを見越して今回の役員選挙では、投票所入場券の配布や期日前投票を導入したり、会場もなるべく本物に近いように設定したりしました。今回の選挙日に通院のため欠席が決まっていた生徒は、選挙管理員の立ち会いの下、期日前選挙を済ませました。

 そして、選挙日当日。立会演説会ではそれぞれの候補者たちは、立候補理由や今後どんなことをしたいか(公約)等を熱く語りました。どの候補の話も分かりやすく、有権者の心に響く内容でした。

 その後、厳粛な雰囲気の中、他の生徒たちは投票を行いました。

 

<立ち会い演説を行う生徒の様子>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<投票入場券を出し投票券を受けとる様子>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<点字で候補者名を書いている生徒の様子>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 選挙の結果、生徒会長1人、副会長2人が次年度の生徒会役員に決まりました。今後の活躍が楽しみです。

高等部 長距離走記録会

 気持ちのよい青空のもと、12月10日(金)に長距離走記録会を実施しました。体育の授業の中で自分に適した距離を決め、これまでの練習の成果を発揮しようと、一生懸命に走る姿が見られました。

 たくさんの声援に後押しされ、ゴールテープを掛け抜ける姿は、清々しく充実した表情でした。

 応援していただいた保護者のみなさま、たくさんの声援ありがとうございました。声援を受けて、そのたびに頑張ろうと気力を振り絞りながら、最後まで走り抜くことができました。

専攻科理療科 校外実習

 12月7日(火)、専攻科理療科の2・3年生は、治療院に校外実習に行きました。

 お世話になった先生は、最新の医学や研究から得られた知識をもとに治療を行われている方で、生徒たちは、興味を持ったことについて質問するなど、積極的に実習に参加していました。

  実技では、実際に先生が鍼施術をされるところを見せていただきました。診察から治療までをテンポよくこなされる様子を見学できたことは、今後、施術者になるために学習していく生徒たちにとって、貴重な機会となりました。

 

高等部普通科 校外学習の様子

    今年度の修学旅行が来年度へ延期となり、その代わりとして、11月18日(木)、校外学習を実施しました。行先は、熊本博物館とサクラマチクマモトで展示品の触察や買い物等の活動に取り組みました。

 熊本博物館では、時代による土器の比較をしたり、岩石や化石の触察、戦国時代の槍を持って実際の重さを体験したりしました。普段触れることのできない貴重な展示品に触れ、驚きと発見の歓声があがっていました。

 

 

 サクラマチクマモトでは、事前に決めていたそれぞれの昼食場所でご馳走を食べ、その後、自分のものや家族におみやげを買う姿がありました。充実した一日を過ごしました。