日誌

高等部より

令和6年度 高等部卒業証書授与式

御卒業おめでとうございます。

 令和7年3月1日(土)高等部の卒業式が行われました。本科普通科5名、専攻科理療科2名の計7名が本校を巣立ちました。

 厳粛な中にも愛情いっぱいの温かい雰囲気で送り出すことができました。

「とても素晴らしかったです。」と保護者の皆さまからもご感想をいただき、感慨深い1日となりました。

 

 

 

高等部校外学習

2月10日(月)校外学習で、熊本城・桜の馬場 城彩苑・ボウリングに行きました。

 

熊本城見学では、石垣が崩れている様子を見て熊本地震の被害の甚大さを再確認したり、解説の映像や模型などの展示品から近世から西南戦争までの熊本城の歴史について理解を深めることができました。天守から見る熊本の街や自然は絶景でした。

 

桜の馬場 城彩苑は 昼食・自由行動の時間でした。赤うし丼や熊本ラーメンなどのおいしい食事、デザートを楽しみました。

 

ボウリングは、チーム対抗戦で勝負しました。ストライクやスペアを出すと自然と歓声やハイタッチがでるなど大いに盛り上がり、友情をさらに深めることができました。

熊本の良さを再発見するとともに、友人との絆を深めることにつながった校外学習でした。

 

 

 

生物基礎「土壌動物の観察」

 簡易版ツルグレン装置を作成し、中庭の土壌動物の観察をしました。作り方を調べるところからはじめ、双眼実体顕微鏡と光学顕微鏡を使った観察まで行いました。実際に顕微鏡のピント合わせから行うのは初めてでしたが、すぐに使い方をマスターし、4種類ほどの土壌動物を発見しました。一から実験器具を作成した喜びと、顕微鏡から覗く生物に感動し、更に生物への関心が高まったようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

中・高合同「触れる骨標本」出前授業

 1月28日(火)熊本県博物館ネットワークセンターから3名の先生方に来校いただき、収蔵されているシカの大腿骨や頭骨などの骨標本を実際に触れて観察する授業を行っていただきました。

 生徒たちには骨の正体を明かさず、まずは触って感じたことを自由に表現し、じっくりと観察をしていきました。見ただけでは感じにくい骨の表面のツルツルとした滑らかな部分やザラザラとした部分を体感し、なぜ違いがあるのかを考えたり、形に着目してどの部分の骨か、どの方向に位置しているかなどを予想したりしました。生徒たちは、思い思いに感じたことや考えたことをたくさん発表してくれ、大変盛り上がりました。普段、触れることがない骨標本に触れ、感動や発見があったようでした。まだまだ他の骨も触察してみたいと意欲を示す生徒もいて、大変有意義な時間となりました。

 今回、熊本県博物館ネットワークセンターの3名の先生方には、骨標本だけではなく、シカの大きさや全体像が分かるよう手作り教材を作ってきてくださるなど、盲学校の生徒たちことを考えて、事前に準備をしてくださいました。本当にありがとうございました。