高等部より
熊本県高等学校弁論大会出場
10月16日(水)、令和6年度熊本県高等学校弁論大会が玉名市民会館ホール棟で行われ、本校から高等部3年男子が参加しました。「気づいた先に拡がる世界」という演題で発表し、見事優良賞を受賞しました。
盲学校に進学してから出会った人々や様々な視覚補助具、整った環境のもとで健常者と変わりなく学習や生活ができるようになった喜び。以前言われた「眼が見えなくなったら終わり」ではなく、むしろ新しい世界の始まりであると気づいたこと。これらの体験から、障がいの有無や種類に関係なく、誰もが支え合いながら生きていく「共生社会」を目指して尽力したいという夢が持てたことなどを発表しました。
審査員の先生方の助言では、「声が聞きやすい。表現力がある。文章の構成がよかった」等、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。
「公正採用選考」についての進路・人権共催学習会!
中学部、高等部の普通科と理療科を対象に、ヤングハローワークの方をお招きして「公正採用選考」についてお話いただきました。お話の内容を基にペアで「不適切な質問」や「なぜ不適切なのか」について話し合い、活発に意見交換を行いました!
近い将来、自分たちが就職差別を受けないために…。自分が採用面接をする立場になった時のために…。それぞれの歩む道を想像しながら学習に取り組みました。
【写真1】公正採用選考について説明をしていただいている写真
【写真2】本校教師が不適切な質問を交えた面接のロールプレイをしている写真
【写真3】ロールプレイを聞いて気づいた不適切な質問について発表している写真
【写真4】真剣に生徒たちが話を聞いている写真
2学期がスタートしました!!
9月2日、2学期の始業式が行われました。幼児、児童、生徒たちの元気な表情と声が響いていました。夏休みに行われた全国総合文化祭やポニーキャンプ、あん摩マッサージ指圧師コンテスト・甲子園についての報告があり、幅広い活躍が紹介されました。新しいALTの紹介や新入生の紹介もあり、にぎやかな雰囲気の中で式が行われました。
自立活動の様子
5月30日(木)6限目の自立活動で、視機能訓練士の木下雄貴先生(いでた平成眼科クリニック)に来ていただき、眼球の構造や眼科通院時の検査の意味について学習しました。
眼の構造については、眼球の大きさから始まり、角膜や結膜、房水など1つ1つの役割について、丁寧に説明していただきました。ビー玉や模型、図などを用いたことで、興味をもって学習することができました。
普段、眼科で受けている検査についても、検査の意味などを知れたことは、自身のことを理解する上でよい機会になりました。
令和6年度中学部・高等部合同校内弁論大会
6月6日・7日に福岡県で行われる九州地区盲学校弁論大会の選考会を兼ねて、5月2日に校内弁論大会を行いました。これまで何度も原稿を推敲しながら、練習を積み重ねて当日を迎えました。自分の考えや思いをたくさんの人に伝えたり、他の人の発表を聞いていろいろな考えを知ったりすることができました。