日誌

高等部より

生物基礎「土壌動物の観察」

 簡易版ツルグレン装置を作成し、中庭の土壌動物の観察をしました。作り方を調べるところからはじめ、双眼実体顕微鏡と光学顕微鏡を使った観察まで行いました。実際に顕微鏡のピント合わせから行うのは初めてでしたが、すぐに使い方をマスターし、4種類ほどの土壌動物を発見しました。一から実験器具を作成した喜びと、顕微鏡から覗く生物に感動し、更に生物への関心が高まったようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

中・高合同「触れる骨標本」出前授業

 1月28日(火)熊本県博物館ネットワークセンターから3名の先生方に来校いただき、収蔵されているシカの大腿骨や頭骨などの骨標本を実際に触れて観察する授業を行っていただきました。

 生徒たちには骨の正体を明かさず、まずは触って感じたことを自由に表現し、じっくりと観察をしていきました。見ただけでは感じにくい骨の表面のツルツルとした滑らかな部分やザラザラとした部分を体感し、なぜ違いがあるのかを考えたり、形に着目してどの部分の骨か、どの方向に位置しているかなどを予想したりしました。生徒たちは、思い思いに感じたことや考えたことをたくさん発表してくれ、大変盛り上がりました。普段、触れることがない骨標本に触れ、感動や発見があったようでした。まだまだ他の骨も触察してみたいと意欲を示す生徒もいて、大変有意義な時間となりました。

 今回、熊本県博物館ネットワークセンターの3名の先生方には、骨標本だけではなく、シカの大きさや全体像が分かるよう手作り教材を作ってきてくださるなど、盲学校の生徒たちことを考えて、事前に準備をしてくださいました。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

令和6年度熊本県特別支援学校技能検定(清掃)

2月7日(金)に熊本県特別支援学校技能検定(清掃)を実施しました。

「テーブル拭き」と「ダスタークロス」の種目を実施しました。

高等部A組の4人が挑戦し、これまでの練習の成果を発揮することができました。

「緊張しましたが、練習よりよくできたと思います。」という声もあり、達成感を得ることができた検定でした。

中・高等学部 持久走記録会

 

1月22日(水)の6限目、体育の授業で持久走の記録会がありました。

1周200メートルのコースを20分間で何周走るかという目標を事前に設定して取り組みました。

午後のあたたかい日差しのなか、自分のペースやリズムで完走し、全員、目標距離を達成することができました。

ゴールをした後は皆、達成感と自信に満ちあふれた表情を見せていました。