校長ブログ
第57回九州地区普通科高等学校長会総会並びに研究協議会が開催されました!
2年半以上続くコロナ禍でこの2年間中止になっていた九州地区普通科高等学校長会総会並びに研究協議会が3年ぶりに本県で開催されました。この会合の開催に当たっては昨年度から準備委員会を発足され、私も委員として準備に携わって来ました。この1ヶ月間のコロナウイルスの第7波の急激な到来により開催も危ぶまれていましたが、今年はどうにかして開催したいという九州各県の校長先生方の強い思いを受け、どうにか開催に漕ぎ着けることができました。
研究協議会は「多様な学びに対応する普通科高等学校教育の創造〜令和の日本型学校教育の構築に向けて〜」のテーマで開催され、長崎県、大分県、佐賀県、熊本県の代表の校長先生方の研究発表とKMバイオロジクス株式会社研究開発本部製品開発部長の園田憲悟様の「新型コロナウイルスワクチンの開発状況」と題した現状に非常にマッチした講演、班別協議等が行われます。
本日と明日、本県に九州各県から多くの校長先生方がお集まりいただき3年ぶりに開催が実現した研究協議会において、日頃の課題や悩み等についてできるだけ多くの意見交換ができればと思っています。
バドミントン部男子6人が公式戦デビューを飾りました!
熊本県高等学校学年別バドミントン競技大会個人対抗戦ダブルスの男子の部が熊本市総合体育館で開催されました。男子バドミントン部は先の県高校総体で3回戦まで進出し、4人の3年生が引退しましたので1年生のみ8人の活動となりました。この8人が4つのペアで今日の大会に出場しました。その中の安武紅輝君と田代悠晋君は小学校からの競技経験者で、高校入学後も既に本校バドミントン部の主力として活躍してくれていますが、他の6人は高校から競技を始めました。
そこで、6人(斎藤真也君・中村弘人君ペア、鈴木悠史君・矢崎智也君ペア、竹下昂志君・右田拓夢君ペア)は今日が公式戦のデビュー戦となります。新しいユニフォームに身を包み大会に臨みました。私は彼らが高校からこれまで経験のない新しい競技の部活動に取組んでいることに心から敬意を表したいと思います。残念ながら全ペアとも初戦敗退でしたが、今日の経験はみんなの一生の思い出になるのではないかと感じています。
試合後、これからのみんなの成長を心から楽しみにしていることを伝えました。試合の勝ち負けばかりではなく、日々の努力の積み重ねにより、自分自身の成長を実感できることが部活動の醍醐味です。一日一日を大切にしっかりと目標を持って練習を頑張って欲しいと思います。
久々の再会を楽しんでの練習でした!
本校にこの3月まで勤務していた岩崎緑先生が、4月からの赴任校である南稜高校のバレーボール部員を連れて練習に来てくれました。私が体育館を覗いた時には岩崎先生が出すボールを3人で拾う練習でハードな内容でしたが、久々の岩崎先生からのボール出しに生徒たちはきついながらもとても楽しそうにボールを追っていました。3年生も参加し再会を喜びながら嬉しそうに練習している姿に触れ心和む思いがしました。
岩崎先生は本校が教員としての初任の地でしたので、赴任から3年が経過し、3年生の担任でもありましたので今回の定期異動は何とも避けられない状況でした。部員や保護者の皆さんの落胆も大きく非常に心苦しい思いでしたが、部員たちはその後も練習にしっかりと励み、高校総体では見事3回戦まで進出し、ベスト8まであと一歩のところまで頑張ってくれました。これも岩崎先生への恩返しの思いで頑張ったのではないかと思います。
岩崎先生が新天地で生き生きと頑張っている姿を垣間見ることができとても嬉しく感じるとともに、異動後にもこのように交流し、お互いに切磋琢磨できることは非常に素晴らしいことだと思いました。
ルイス先生、4年間本当にお世話になりました!
今日は英語指導助手(ALT)として4年間お世話になったLewis Marks先生の本校での最後の日でした。生徒たちとは1学期終業式の日に退任式を行いお別れをしていましたが、明日いよいよ熊本を離れることとなりました。2週間程、国内を自動車で周り母国イギリスに帰国されるとのことです。将来的にはゲームプログラマーになりたいとのことで、日本で働く機会があればともおしゃっていました。
ルイス先生は非常に親しみやすく、生徒たちからもとても慕われていました。多くの生徒が先生の授業を楽しみにしていたようでした。高校時代にこのような素晴らしいALTの先生と接することができたことは大きな財産だと思います。私ももっとルイス先生とコミュニケーションをとっておけば良かったと後悔しています。
最後にルイス先生が私に日本語で手書きのメッセージカードをくれました。「ぜんぶありがとうございました!みらいにがんばってください。Lewis 」
ルイス先生、健康に留意し、これからも頑張ってください。また、お会いできる日を楽しみにしています。
心に響く5人の演奏に感動しました!
第66回熊本県吹奏楽コンクールが県立劇場コンサートホールで開催されました。このコンクールは55名以内のAパートと15名以内のBパートとに分かれており、本校はBパートでの出場でしたが、参加校最少の5人での演奏でした。しかし、今日本番のステージに立てたことが本当に素晴らしいことだと思っています。
メンバーは3年生の北本月さん(菊池北中出身)、2年生の山口碧海さん(菊池北中出身)、田北桜愛さん(七城中出身)、1年生の右田芽愛さん(泗水中出身)、中島希美さん(菊池北中出身)の5人です。5人以上でないと参加できないということで1人でも欠けたら参加できない状況で頑張ってくれました。
5人での演奏でしたが、皆堂々として聴いていてとても心に響く演奏でした。菊池高校吹奏楽部としてこのコンクールに参加してくれたことに心から敬意を表したいと思います。今日の日を迎えるに当たっては紆余曲折あったと聞いていますが、高校生活においてこの経験をするとしないでは、これからの人生において大きな違いがあると思います。
今回の吹奏楽部のように本校の生徒が困難に果敢に挑み、その経験によって得られる自信を糧に人生を切り拓いて行って欲しいと願っています。
菊池市内の小学生の学習支援を行いました!
本日と明日、菊池市内の小学校を対象とした学習支援を行いました。この取組は菊池市教育委員会と共催し、菊池市3高校魅力化推進事業の一環として実施しました。このコロナ禍で当日の欠席等もありましたが、菊池市内の70名程度の小学生が参加してくれました。校門での出迎えや案内など先生方、生徒たちが一緒になってとても丁寧に対応している姿を見て、本当に嬉しく感じました。
開講式であいさつをしましたが、日頃あまり接する機会のない小学生を目の当たりにすると素直で生き生きとして輝いて感じました。本校からもこの学習支援に50名程度の生徒が自主的に参加してくれており、充実した2日間になることを期待しています。今回のような触れ合いを通して小学生が菊池高校や菊池高校の生徒を身近な存在と感じてくれ、当然のごとく地元の高校に進学するというような流れができればいいなと思いました。
このような活動の積み重ねが、地域からの信頼を獲得し、「選ばれる菊池高校」となり本校の発展に繋がるものと思っています。
朋あり遠方より来るまた楽しからずや!
今日は嬉しい菊池への来訪がありました。1997年に男子ハンドボール世界選手権大会を熊本県で開催しましたが、この大会はハンドボールの本場ヨーロッパ以外で初めて開催された世界選手権大会で、当時、競技を超えて日本国内で世界選手権大会が開催されるということが珍しい状況でしたので注目された大会でした。その大会の日本代表チームのコーチを務めた酒巻清治さんが菊池を訪ねてくれました。
酒巻さんは日本ハンドボール界の第1号のプロ指導者であり日本代表監督や日本リーグチームの監督を歴任され、日本ハンド界を牽引してこられた人です。1997年の世界選手権大会以降、親しくお付き合いをさせていただいておりますが、これまでの勝負の世界とは違ったハンドボールを通じた活動を始めたということで、その思いを伝えにわざわざ菊池まで来てくれました。
「スポーツの力で社会を元気に!」「生涯学習の場を提供!」「国際交流により世界とつながる!」「人と地域を大切に!」、ハンドボールを通じて関わる人々や社会・地域を「幸せ」にしたいとの熱い思いに触れました。
大分県のビーチで4人が躍動してくれました!
第8回全九州ビーチバレーボールジュニア選手権大会が大分県大分市の田ノ浦ビーチで開催され、本校から男子バレーボール部の3年松本藍斗君・1年の杉本雅貴君ペア(ともに泗水中出身)と1年の河上倫太朗君・冨山康平君ペア(ともに菊池南中出身)が熊本県代表として出場しました。
本日は4チームによる予選リーグ戦が実施されました。別府湾を臨むビーチに作られたコートで試合が展開され、体育館で開催されるバレーボールの大会とは違った雰囲気で暑さの中にも何とも言えない爽快感のある大会でした。
さすがに九州大会のレベルは高く、良い試合はするもののあと一歩勝利には届きませんでしたが、九州のレベルを体感することができたことは1年生の3人にとってはこれからの競技生活にとって非常に良い経験になったと思います。また、3年生の松本君にとっても高校生活の思い出に残る大会になったのではないかと思います。
6月の女子ボクシングの九州大会に続き同じ大分県で、またしても九州大会を応援することができとても幸せな思いでした。このような機会を与えてくれた生徒たちに本当に感謝しています。
堂々とした素晴らしいプレゼンをしてくれました!
今日は第31回熊本県高等学校生徒商業研究発表大会がくまもと森都心プラザで開催されました。この研究発表会は商業に関する課題を設定し、生徒の問題解決能力や創造的学習態度を育てるとともに、発表を通して生徒の表現力やコミュニケーション能力を育成することを目的に開催されています。
発表会には県内の商業科を有する9つの高校が参加しました。本校は「『菊池高校愛物語』第一章ふれあいを大切に地域の活性化を目指して』のテーマで発表しました。発表者は商業科3年の谷冨あおいさん、石原明菜さん、菊川千那さん、2年生の池邉希咲さん、古賀詩織さんで、昨年度の「菊高ジャック」への取組をわかりやすく整理した素晴らしいプレゼンテーションでした。特に、内容が独創的で本校ならではの発表で、菊池高校生の特色をしっかりと発揮してくれました。コロナ禍の影響で結果は後日発表とのことです。
今年も10月22日(土)に「菊高ジャック」第2弾を計画中です。さらにパワーアップした商業科の取組を今から楽しみにしています。
文化部も頑張っています!
先日、夏の高校野球が終わってしまい、心にぽっかり穴が空いたような気分になっていましたが、本日、文化部の頑張りに触れ、また元気をもらいました。
最近、再びコロナの感染が拡大し心配していますが、今年3年ぶりに「きくち白龍まつり」が8月6日(土)に開催されます。そのオープニングで本校の芸術部が「書道パフォーマンス」を披露することとなっています。夏休みに入り本番に向けた練習が本格化しています。出演するのは1年生4人、2年生2人の計6人ですが、全員が書道パフォーマンスを披露するのは初めてで指導者の渡邊あずさ先生を含め準備に余念がありません。本日はその練習風景を覗かせてもらいました。
また、吹奏楽部は27日に県立劇場で開催される県吹奏楽コンクールに向けて最後の追い込みに入っています。こちらは3年生1人、2年生3人、1年生1人の計5人の少数精鋭の編成ですが、私はコンクールに参加できることを嬉しく思っています。今日は演奏を聴かせてもらいましたが、本年4月に本校に赴任された森絵里華先生の指導のもと頑張ってきた練習の成果が伝わってきました。本番まで1週間を切りましたが5人の気持ちを合わせ本番に臨んで欲しいと思います。
本校は全ての部活動が少人数ではありますが、文化系、体育系ともにそのことを逆に強みに菊池高校生としての誇りを胸に躍動してくれることを期待しています。
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