校長ブログ

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日々のコミュニケーション不足を反省!

先週から来年度の人事異動に向けての先生方との面談を実施しています。「何かあったら遠慮なく校長室に来てください。」などといつでも先生方の話を聞く態勢は取っているつもりでいるものの、校長室に気軽に訪ねて来て話をしていく先生方がそんなにおられる訳もありません。

今回の面談は人事異動に対する希望を聞くことが主な目的ですが、併せて、日頃の業務に対する課題や悩み事、困り事などいろいろな話を聞かせてもらっています。先生方は本当に生徒たちのことや学校のことを真剣に考えて業務に当たっていただいていると感謝の念に堪えません。同時にもっとこんな話をタイムリーに聞いておかなければならなかったと反省もしているところです。

私は日頃から主任主事の先生方を核とした組織的な学校運営を重視し、俗に言う「報連相」、報告、連絡、相談がスムーズにできる職場であらねばと思っていますが、1人1人の先生方と1対1で対話する機会の大切さを改めて痛感しています。

菊池高校を先生方、1人1人がさらに輝く職場とするためにの先生方とのコミュニケーションをこれまで以上に大切にしていきたいと思っています!

苦渋の判断、修学旅行は中止することとしました!

昨日、このブログに書きましたが、第3波を思わせるコロナウイルスの感染拡大により、12月9日から予定していた北海道小樽市での修学旅行(スキー研修)を中止することとしました。私自身もそうですが、修学旅行といえば高校生活での最も思い出深い行事の1つです。私の高校の時の修学旅行は往復サンフラワーでの奈良、伊勢、京都コースでしたが、1日自由見学で自転車で友達と京都市内を回ったことが、楽しい思い出として今でも鮮明に記憶に残っています。卒業後も集まると必ず話題に上る出来事です。

このような経験を生徒たちにさせることができないかと断腸の思いですが、2年生の学年の先生方、学年保護者役員の皆さん、本日の運営委員会等での意見聴収の結果、苦渋の判断ですが、中止することとしました。当初はこのコロナ禍を逆手に取りGO TO キャンペーンを利用し、通常では行くことができない北海道への修学旅行ということで計画したのですが、このような結果となり生徒たちには大変申訳なく思っています。

総体等の代替大会ではありませんが、少しでも高校時代の楽しい思い出として残るようなことが何かできないか、学年の先生方にも検討をお願いしているところです。今回の判断については何卒ご理解をお願いします!

寒くなり、コロナウイルス感染拡大が心配です!

11月も2週目となり寒さが増し、コロナウイルス感染拡大の傾向が顕著となり、本日も東京では新たに300人以上の感染者が出たとのこと。先日来、北海道での感染拡大も報道され、やはり寒さとともに第3波が到来しそうな事態となってきました。本校では12月9日(水)から北海道への修学旅行を予定しておりますが、これもかなり厳しい状況になってきており、2年生の学級役員さんや担任団等ともしっかり相談し、近々最終判断しなければならないと思っています。

本日は最後の公開授業、就職内定者の説明会、公務員ガイダンスが実施され、学校の活動自体は確実に前に進んで行っています。また、これから受験を迎える生徒たちも目標達成に向け、本当によく頑張ってくれています。先生方も生徒にしっかり寄り添ってサポートしていただいています。この努力が実を結び、みんなが笑顔で卒業を迎え、その頃にはコロナも収束していることを願うばかりです。

今一度「逆境の中にこそ夢がある」の言葉を心にコロナに負けず、前に進まなければと思っています。明日は県教育委員会からの学校訪問があります。

本校の伝統行事、育友会林体験学習を実施!

今日は本校の伝統行事である育友会林体験学習を実施しました。天気が心配されましたが、暑いくらいの天気で無事実施することができました。この育友会林体験学習は非常に歴史があり、地域のOB・OGの方々と会話をすると必ずと言って良いくらい話題に上がる思い出深い行事となっています。元来、育友会林という山を学校が持っているということ自体が珍しいことであり、その育友会林を活用した体験活動ができることが菊池高校生として非常に恵まれていることだと思います。

今日はコロナウイルス対策として普通科と商業科が分かれて活動する形態となりました。以前は全校生徒が10数キロ離れた現地まで自転車で行っていたという話も聞きますが、クラスごとに貸切バスで現地近くまで行っての活動でした。

普通科は林道の階段作り、商業科は森林の下草刈りと貴重な森林保全活動を体験し、生徒たちの汗と笑顔が輝いていました。このような活動を永年続けたことにより先日も紹介した国土緑化推進機構からの全国表彰に繋がったものと改めて感心しました。

この素晴らしい活動をこれからの菊池高校生にもしっかりと受け継いで行かなければならないと思っています!

商業科1年、エゴマの収穫体験をしました!

皆さんは「菊池のえごま」をご存知ですか?お恥ずかしながら私は全く知りませんでしたが、現在、行われている中学校説明会で商業科の特色ある活動として「エゴマの収穫体験」の話をしています。その活動が本日実施されました。本来、去る2日と本日、実施する予定でしたが、月曜日が雨で中止となったため、本日、本年度の「エゴマの収穫体験」の1回目(商業科1年3組)が実施されました。私も体験活動を実際に見てみたいと思い現地に行って来ました。

菊池市原の(株)旬援隊FLCパートナーズストアの代表取締役の笠泰紀さんにお世話になり例年、体験学習をさせていただいています。ナビを頼りに現地に着くまでにその遠さにびっくり、着くと生徒たちの楽しそうな歓声が聞こえ、体験学習の素晴らしさが伝わって来ました。

生徒たちはエゴマが健康食品としての希少価値に注目され、流行っていることや「きくちのえごま油」がインターネット販売でどのように売られているか、などのマーケティングも事前に学習しており、今回どのように収穫されるかの過程を実際に体験し、学習を深めました。併せて、薪割りなども体験し、非常に貴重な経験となりました。

このような菊池の豊かな歴史・伝統文化、自然などの地域資源や人材を有効に活用した学習活動を今後とも積極的に取り入れていきたいと考えています!

もう11月、今年も2ヶ月を切りました!

早いもので、今日は11月2日、今年も2ヶ月を切りました。月行事表を眺めてみると今週は本校の伝統行事である1年生の育友会林体験学習が6日(金)にあります。以前は全校生徒で行っていたとのこと。多くの卒業生の方々が高校時代の思い出に残っている行事としてよく口にされます。また、中学校での学校説明会も終盤となり、4日からはスポーツ部など、学校に直接出向いての生徒勧誘も解禁となります。本校で競技力を向上させたい、本校の部活動で高校生活を送りたい、そのような強い意志を持った生徒が来てくれることを期待します。

また、今月は英検、商業科関係の各種検定や20日(金)からは期末考査も実施され、学習面でもひと頑張りしなければならない月であり、生徒たちにとってもあっという間の1ヶ月となり、師走がすぐにやって来るのではないでしょうか。

3年生の就職、専門学校関係の生徒の進路も順調に決定しており、ホッとしている生徒もいると思いますが、まだまだこれからが本番という生徒も数多くいますので菊池高校3年生として卒業まで気を緩めることなく、しっかりとした学校生活を送って欲しいと思います。

この11月が充実した素晴らしい月となるよう明るく、元気に前向きに行きましょう!

 

 

泗水中学校の素晴らしい取組みに感動!

今朝、熊本日日新聞の朝刊に目を通していると、「特攻隊テーマに演劇 泗水中3年」の文字が目に飛び込んできました。なんと素晴らしい取組みだと感心しました。地域の歴史も盛り込み、自らで演じ「私たちは戦争を知らなければならない」と訴えたとのこと。出演した生徒30人、実物大のゼロ戦を製作した生徒30人、見た生徒や保護者に感動を与え、素晴らしい学習の場だったと思います。私も地元の中学校の取組みとして是非見たかったと残念に思いました。

奇しくも昨日、本校で入学者選抜に関する説明会を実施し、泗水中学校から岩谷寛学年主任に出席していただきました。岩谷先生とはお互いの教職生活の初任地である鹿本郡市中体連で一緒した仲であり、昨日、本当に久しぶりに会ったところでした。そこで、「来年入学してくる生徒たちは自分が3年間学年主任した学年の生徒ですからよろしくお願いします。」という話をいただいたばかりでした。

今朝、朝刊で岩谷先生が脚本を手掛けたことを知り、学年の生徒さんたちへの熱い思いを改めて感じました。

このような貴重な経験をした泗水中学校の生徒さんたちが1人でも多く本校に入学して来てくれることを今から楽しみにしています!

 

教育実習生の先生、悪戦苦闘、頑張りました!

今週一杯、本校の卒業生の井上貴保子さんが国語科、川口夏希さんが保健体育科の教育実習に来ています。井上さんは2週間、川口さんは3週間の実習期間で、2人とも今日が研究授業でした。2人が教育実習初日に私のところに挨拶に来てくれた時に「母校で後輩たちを相手に学校の先生ができて楽しい、是非、先生になりたい。という気持ちになってください。」と声を掛けました。それから、2週間と3週間、最後の仕上げの研究授業の日となりました。

今日も朝から学習指導案を持って挨拶に来てくれたので、「明るく、元気に大きな声で、笑いを5回取ってください。」と言うと難しい顔をされたので、「ほんなら3回で良かたい。」と激励しました。2人の緊張しながらも一生懸命、初々しく授業を進めている姿を見て、自分にもあんな時があったなと30数年前を懐かしく思いました。

授業を全部は見られませんでしたので、私が出した課題をクリアしたかどうかはわかりませんが、教科や関係の先生方から見守られる中、おそらく一生の思い出に残る研究授業になったのではないでしょうか。

明日の最終日、担当クラスの生徒たちと涙ながらのお別れができれば、実習は満点だ思います!

スーパーティーチャーに来ていただきました!

先日も掲載しましたが、本校では10月19日(月)から11月6日(金)までの2週間を「公開授業」の期間としています。各教科の先生方が積極的に授業を公開してくれています。併せて国語、数学、理科、地歴・公民、英語については菊池市内の中学校の先生方にも参加をお願いし、研究授業、合評会を実施しています。

中学校の先生方に参加していただくことにより、これまでの校内だけでの研修と違った視点でのご意見等もいただき、充実したものになっているように感じています。本日はご多用な中に時間を割いて菊池北中学校の松岡校長先生にも授業を参観いただきました。各教科で中学校と連携を深め、情報交換し信頼関係が構築できればと思っています。

また、本日は数学の米野先生の研究授業にスーパーティーチャーである八代高校の山村先生に来校いただきました。山村先生とは前任校で同じ学年で勤務したこともあり、その時から素晴らしい指導力の持ち主でした。米野先生とのチームティーチングでとても分かりやすく、ポイントを押さえた授業が展開され、生徒たちも生き生きと課題に取り組んでいる姿を目の当たりにし、うれしく思いました。

生徒たちの学校生活で一番大切な授業時間がさらに充実したものとなるよう全職員で研鑽を深めていきます!

「闇バイト」防止啓発クリアファイルの贈呈式がありました!

今日は熊本県少年警察ボランティア連絡協議会の田尻会長、県警察本部少年課の平田課長補佐、県教育庁学校安全・安心推進課の里形課長補佐が来校され、「闇バイト」防止啓発クリアファイルの贈呈式がありました。

本校スマートアクティ部は以前から県警察本部少年課のご指導のもとSNSによる犯罪被害防止活動を積極的に展開してきました。今回、県警察本部と県少年警察ボランティア連絡協議会が「闇バイト」防止啓発を行ううえで、「闇バイト」についてわかりやすく説明するための4コマ漫画の作成依頼が本校スマートアクティ部にありました。1年生の部員が作成した4コマ漫画(「運び屋編」と「性被害編」)が高い評価を受け、その漫画を使った被害防止のための啓発クリアファイルが作成されることとなり、このたび完成したそうです。その4コマ漫画については「菊翔祭文化の部」でも全校生徒へ披露してもらいました。

今日はその完成を記念して全校生徒へのクリアファイルの贈呈式があり、生徒を代表して生徒会長の平美月(菊池南中出身)さん、スマートアクティ部1年の村上優里(菊池南中出身)さんと恵良流月(山鹿中出身)が代表で出席しました。このクリアファイルが被害防止の啓発グッズとして役立つことを期待します。

この贈呈式の模様は本日夕方のNHK「クマロク!」で放送されます!