校長ブログ

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生徒たちが菊池市長室をジャックし、江頭市長を拘束しました!

このタイトルを見た方は何が起こったか?と思われると思います。菊池高校商業科3年生の生徒が菊池市長室に乱入、ジャックし、江頭市長を拘束してしまったのです。これは10月30日(土)の地域課題解決学習の「地域活性化イベント『菊高ジャック』」のPR動画の一幕です。今日はこのPR動画撮影が江頭市長を始め、菊池市役所の皆さんのご協力のもと実施されました。

イベントプロジェクトリーダーの青木柊の指揮のもと、取材のテレビカメラも数社入り、本物の撮影現場さながらの雰囲気で進められました。約2時間にわたり撮影は続けられ、江頭市長も見事な役者ぶりで参加していただきました。江頭市長は本校のOBでもありますが、後輩たちの地域を盛り上げたいという思いに市長として真摯に応えていただきました。本当に頭の下がる思いでした。

昨年度から商業科で行っている地域課題解決学習に端を発したこの取組が関係の皆様方のご支援、ご協力のもと着実に実を結ぼうとしています。10月30日(土)に婚活パーティーや夜市、コスプレなど各種イベントで菊池市が盛り上がることを心から楽しみにしています。

今週末から始まる大会が楽しみです!

この3連休で野球部の練習試合を2試合観戦しました。土曜日は熊本商業高校、本日は千原台高校との対戦でした。両校とも熊本市内の強豪校であり、今週末からの大会に向けた力試しとしては申し分ない相手です。私は夏の大会以来、新チームの試合は初めての観戦でした。

土曜日の熊本商業戦は先発投手が新チームのキャプテンとなった2年商業科の森山くん、なかなか制球がよくテンポ良い投球で守備も失策もなく、7回を0点に抑えました。後を受けた同じく2年商業科の山下勇真くんが2回を0点に抑え、打っては好機をきちんと得点につなげ、見事3対0で勝利しました。昨年の校長就任以来、野球部の試合を数多く観戦してきましたが、完封リレーは初めてです。

また、本日の千原台高校戦も土曜日と同じ投手リレーでした。試合は3対4で負けましたが、四死球やミスが殆ど無い引き締まった好ゲームでした。千原台の校長先生と監督と私は同級生です。監督は甲子園出場も経験し、プロの投手を4人も育てている名将です。今日は校長先生と2人並んで楽しく観戦させてもらいました。

この2試合を見て、やはり夏の大会の経験が大きな自信となっているように感じました。春の甲子園の選抜大会につながる今週末からの大会が本当に楽しみになりました。


 

時代の変化を痛感しています!

今日は午後から熊本県高等学校教育研究会体育部会菊池・鹿本地区高等学校保健体育研究会と植木北中学校の説明会があります。このコロナ禍ということで両方ともWebで開催されます。また、台風の接近で、本校も13時には完全下校しますので、植木北中学校の説明会は中止かと思っていたら、何と生徒たちは自宅からタブレットで視聴するとのことです。本当に時代の変化を痛感しています。10年前にこのようなことが想像できたでしょうか?時代に着いて行けず、未だにガラケーの私には信じられない感じがします。

そのようなことで、これから校長室に居ながら13時30分から高体研の保健体育部会での冒頭のあいさつ、13時45分から植木北中学校3年生へのPRというようなことができてしまいます。もちろん、本来なら間近に顔を見ながら話をしたいところですが贅沢は言えません。

先日、私もタブレットPCを持たせてもらい少し世界が変わろうとしています。このような時代の波を大いに利用しながら教育活動を活性化させていきたいと思っています。

菊池市内小中学校長会議で時間をいただきました!

今日は菊池市内の小学校・中学校の校長先生方の定例の校長会議がWebで実施されました。その校長会の冒頭で時間をいただき、「本校の現状と学科改編について」という内容で話をさせていただきました。8月の県教育委員会において令和4年度から普通科に「未来探求コース」と「地域探求コース」を設置することが決定しました。これを契機に菊池高校がどのように変わっていくのかということを話しました。

まず、現状として菊池市内を卒業した中学生のうち本校に入学した生徒が令和2年度には過去最低の13.7%まで落ち込み、令和3年度は16.8%であったこと。この現状を受け、地域の中学生から「選ばれる菊池高校」となるような魅力ある学校にするために本校の使命である「スクール・ミッション」を明確に提示し、それに基づき、「普通科の学科改編」「商業科の学びの見直し」に取組んでいることを説明しました。

最後に菊池地域の行政、機関・団体、大学と一体となって歴史・文化、豊かな自然を活用した郷土愛に溢れる地域の発展に貢献できる人材を育成するという強い決意を述べました。

菊池地域で小学校、中学校、高校と連携を深め、繋がりのある人材育成ができればと思っています。

就職試験に臨む61名を激励しました!

いよいよ9月16日(木)から就職試験が解禁されます。その受験者激励会が本日実施されました。試験を控えた3年生の緊張感とこれまで努力してきた充実感とに満ちた表情を目の当たりにし、全ての生徒が進路実現をしてくれることを改めて願ったところです。

激励のことばの中で、「試験当日に『やるだけのことはやった。』という気持ちで試験に臨むことができるよう最後の最後まで万全の準備をすること。万全の準備ができたら、あとは自分を信じ、指導いただいた先生を信じ、保護者を始め応援してくれている多くの方々がいることを心に自信を持って試験に臨んで欲しい。また、本校は現在8年連続で就職率100%を達成しており、多くの卒業生が社会で活躍している。その誇りを胸に自分の持てる力を精一杯発揮して欲しい。」との言葉を送りました。

全員がこのコロナ禍の中で健康管理に十分留意し、元気に無事受験を終えることを願うばかりです。そして、全員の合格の報が届くことを心待ちにしています。

自宅からも発信できるようになりました!

お恥ずかしながら、わたしは未だにガラケーでこの校長ブログも学校の校長室の自分の机のPCからしか発信することができませんでした。県教育委員会が推進する「GIGAスクール構想」により本校にも生徒、教職員に一人一台のタブレットPCが配備されることとなり、先日学校に搬入されました。これを受け、教頭先生から「校長先生、自宅にWi-Fiはありますか?使用の練習をして来てください。」と言われ、校長ブログへの書き込みを行っているところです。自宅にWi-Fiがあったことも知らず、このようなことが自宅からできることに感激しています。

熊本県の教育界は第3期くまもと「夢への架け橋」教育プランの「夢を実現する重点取組」の「子供たちの夢を支える取組」として「ICT教育日本一」を目指しています。本校でもその取組がいよいよ本格化します。現在担当の先生方を中心に鋭意準備が進められています。このことは「令和の時代」を生きる生徒たちの「学び」や我々教職員の「働き方」が変わる重要な取組だと認識しています。

既に多くの先生方がICTを積極的に教育活動に活用してくれていますが、一人一台の配備を契機にさらに充実した教育活動がなされるものと思っています。

「ICT教育日本一」を目指す熊本県教育界の流れに遅れることがないよう、私自身も積極的にICTを活用していきたいと思っています。

 

本来なら楽しい「菊翔祭」の予定でしたが・・・

本来なら本日は菊翔祭の「体育の部」、明日が「文化の部」の予定であり、とても残念な気持ちで一杯です。今朝、登校時に「菊翔祭したかったです。」との生徒の訴えもあり、申し訳なさも感じています。また、各学校状況の違いがあるとは言え、先週、今週、来週で実施する学校もあるというようなことを耳にすると、自分の判断ははたして正しかったのだろうかという思いにもなります。

しかしながら、本県に12日まで発出されていた「まん延防止等重点措置」が今月いっぱい延長になったような現状や8月後半の本校の感染状況を考えると生徒や保護者のみなさんもご理解はいただいていると思っています。一方で思ったことや楽しいことができない制約のある生活によるストレスの増幅で「心の健康やバランス」を壊す生徒がいないかと心配しています。

このコロナ禍においても「心と体の健康」をしっかりと保って、みんなで力を合わせ目標に向かって前進して行くことができる菊池高校生であって欲しいと願っています。明日土曜日は午前中3限の授業とします。

2学期の1週目が終わります!

8月30日(月)から2学期がスタートし、1週目が終わろうとしています。まさしくコロナ禍真っ只中でのスタートとなり、始業式も校内放送での実施となりました。登校前にはご家庭で健康観察を行い、検温結果をClassiに入力をお願いしていますが、先生方も校門前で非接触体温計による検温、水際対策としての「ウイルスを学校に持ち込まない。」ための行動を徹底してもらっています。

また、校内生活で最も感染リスクが高いとされる昼食では全員教室で前を向いての「黙食」の徹底、本来なら会食しながら一日で一番楽しい時間のはずですが、生徒たちには本当に申し訳ない気持ちで一杯です。しかし、何とかみんなで力を合わせてこの難局を乗り切らなくてはなりません。生徒一人ひとりが「感染しない行動」を意識し、感染防止に対する意識を高く持って欲しいと思っています。

いつまでこのような生活が続くか、まだ先は見えませんが、3年生は就職試験等も始まります。コロナ禍による不利益を被ることがないよう、学校としても全力でサポートして行きたいと思っています。

 

 

菊池市議会の一般質問で話題となりました!

菊池市議会では本日から令和3年度第3回定例会の一般質問が始まりました。この一般質問で猿渡美智子議員(副議長)が、本校の存続と活性化は菊池市にとって重要な意味を持つ、また、高校との連携で若者のアイデアやパワーを借りることは菊池市の元気につながる、として市の取組について質問されました。市議会において県立学校である本校のことを話題にしていただいたことは大変意義深く、有難いことだと感じました。

これまでも菊池市は菊池農業高校、菊池女子高校と本校3校に対して「菊池市3高校魅力化推進事業」を展開され、連携と支援をしていただいています。今回、定員割れが続いている現状や8月の県教育委員会で決定した本校の来年度からの学科改編を受け、改めて課題を共有していただいたと思っています。

江頭市長は答弁の中で、「令和4年度からの学科改編は菊池高校の魅力を更に高め、地域活性化につながるものとして、大いに期待している。今後とも魅力ある高校づくりのために、庁内はもとより、様々な団体等とも連携して強力に支援して参る。」と力強く発言されました。

本当に心強い、菊池市議会でのやり取りであり、本校の菊池地域での使命(ミッション)を改めて痛感したところです。地域の熱い期待に応えるべく、全職員で取り組んで行きます。

 

コロナ禍の2学期が始まりました!

本日、無事2学期の始業式を終えることができました。生徒を体育館に一堂に会し、始業式を実施したかったところですが、このようなコロナ禍ですので、校内放送による式となりました。8月に入って学校関係者のコロナウイルス感染症が発症し、緊張感も高まった中での2学期のスタートとなりました。

早速先生方は朝から校門に立って非接触体温計で挨拶を兼ねて検温をしてくれていました。「ウイルスを校内に持ち込まない。」取組の一つです。先生方のこの実践力、行動力には本当に頭が下がります。ありがたいと思います。本校職員の組織力で感染防止対策に万全を期し、この困難を乗り切って行きたいと思います。

始業式ではこれまでスポーツに携わってきた身として、東京オリンピック・パラリンピックに関する感想を話しをしました。一つ目は選手たちから出てくる支えてくれた人々への「感謝の言葉」の素晴らしさ、二つ目は進化し続ける競技種目の面白さと障害を持つアスリートの生き生きとした姿、「多様性の尊重」多様性を認め、リスペクトすることの大切さ、についてです。これらのことについて生徒たちが今後の人生において少しでも考えるきっかけになれば幸いです。

生徒たちの登校により、学校は一気に息を吹き返し、活気を帯びます。コロナに負けず、2学期が生徒たちにとって有意義なものとなるよう職員一丸となって頑張って行きます!