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学校での出来事

【祝】卒業おめでとう【祝】

令和6年3月1日(金)

熊本県立鹿本高等学校の卒業証書授与式が行われました。 

 

 

今回のHP文章は、卒業生を3年間見守ってきた川野学年主任に書いて頂きました。

 

3月1日(金) 第56回卒業式が行われ、男子96名、女子74名、合計170名が緑と紅の学び舎を巣立っていきました。

式では、先ず卒業証書授与があり、代表生徒が堂々とかつ清々しく証書を受け取りました。次に校長式辞では学年に対する学校長からの暖かいお言葉があり、教育委員会、来賓の方々からはお祝いの言葉とともに、これから社会へと巣立つ卒業生への指針をご教授いただきました。続けて先輩へ思いのあふれる送辞の後に、卒業生代表による答辞があり、参列者の涙を誘っていました。式歌斉唱では、新型コロナウイルス直撃世代として、「声をだすな」と指導され、歌うことのほとんどなかった卒業生や在校生が、歌詞を覚え、声を出し、期待に応えてくれた姿に目頭が熱くなりました。最後に森山直太朗「さくら」に合わせて退場しましたが、学校ゆるキャラ「しかモン」の見守る中、ちょうど曲の終わりとともに、何度も練習したかのように全員が退出するという、この学年らしい、偶然の予定調和で終わりました。「愛(試練、厳しさ、支え、励まし、思い、期待)に努力で応える」というのがこの学年の特徴でしたが、卒業生たちはそれに見合う振る舞いを見せてくれました。

また、今回の卒業式を開催するにあたり、1,2年生による、心のこもった教室や会場の飾りつけ、また、朝早くから少しでもいい式にしようと、椅子の並びの調整や待ち時間視聴用の動画準備など、本当に多くの先生方や後輩たちの支えがありました。係の仕事を越え、生徒たちが自主的に動き、それを教師がサポートすることで、より高いレベルへと達するという、現在の鹿本高校の姿を体現する、すばらしい卒業式となりました。卒業生および保護者のみなさま、本当にご卒業おめでとうございます。