SSHブログ

SSHの授業

プログラミング・AI講座

令和4年(2022年)2月14日1限目

 東海大学 基盤工学部 電気電子情報工学科の村上祐治教授をお招きし、「プログラミング・AI講座」を実施しました。

この授業は、次年度より本格導入されるプログラミングの授業に関して、SSH事業の一つとして、前倒しで実施しています。事前に「micro:bit」を購入し、生徒は基本的な扱いについては、実際に扱い方を学んでいます。今回の講座では、数学を用いて、以前作ったプログラムがどれだけ、省略・簡略化できるかを知る事ができました。また、プログラミングに関する基礎知識を実際に作成されたデータをもとに、指導していただきました。

 また、プログラミングを使った大学生の研究内容についても紹介いただき、プログラミングを学ぶことでどのようなことができるのか、作ることができるのかを知ることが出来ました。

 最後には、交通事故のシミュレーションをVRを用いて生徒に体験してもらいました。これらを通して、少しでもプログラミングの世界に興味を持ってくれること、将来の選択肢にエンジニアやプログラマーが入ることを望みます。

※ 1つのクラスで授業を実施していただき、他クラスはオンラインで授業を参観しました。また、分散登校のため、

 学年の半分の生徒は、オンラインで、参加しました。

(授業風景)

 

 

 

 

 

 

 

地域共創ユースサミット オンライン・プレセッションへの参加

令和4年1月30日

 東京大学先端科学技術研究センター(以下「先端研」と称す)主催の地域共創ユースサミットオンライン・プレセッションに1年生の課題研究班4名が参加しました。この事業は、先端研が、東日本大震災復興事業の一つである国家プロジェクト「福島イノベーションコースト構想」における「大学等の『復興知』を活用した人材育成基盤構築事業」の一環として本年度初めて開催されました。午前中は福島県いわき市のオンラインツアーに参加、復興の地・いわき市の今を、いわき市語り部の会の方々等にご紹介いただきました。復興はまだまだ道半ばであることを実感しました。午後には先端研と交流のある本校を含め4校の高校が地域創生に関する課題研究の発表を行いました。本校から参加した4名は自身たちが取り組んでいる課題研究「菊池川流域の温泉に関する研究」について堂々と発表しました。
聴講された方々からは「とても興味深い研究である。もっともっと研究を進め、全国の人たちに発信してほしい」と多くの賞賛の言葉が寄せられました。今年の夏には福島県現地での開催が予定されています。多くの生徒に参加してもらい、視野を広げ、「自分の生き方」に繋げてほしいと思います。

 

午前中の様子(福島県いわき市オンラインツアー)

 

 

 

 

 

 

午後の様子(高校生による課題研究発表)

 

 

 

 

 

 

最後に記念写真

 

 

 

 

 

「科学の原理・原則を学ぶハンズオン講座」の実施について

 本日1限目に1年生全クラスで「科学の原理・原則を学ぶハンズオン講座」を実施しました。講座は、熊本大学教育学部技術科教育教授であり、SSH運営指導委員の田口浩継教授に実施して頂きました。この講座は、生徒の科学的な創造力や共創力を育む目的で実施しております。3学期にも「プログラミング・AI講座」を準備しております。これらをとおして、プログラミングやこれからの時代に必要になる「論理的思考力」の育成につなげていきます。

 

肥後銀行SDGsロビー展示

 肥後銀行山鹿東支店に本校生がSDGsをテーマに取り組んだ課題研究を展示しました。鹿本高校は地元企業とタイアップして,国連が定めた持続可能な開発目標であるSDGsの趣旨に賛同し,持続可能な環境・社会づくりに高い倫理観を持って主体的に取り組む科学技術人材を育成します。12月末日まで作品が展示されています。

1学年山鹿サイエンスプログラム(YSP1)「菊池川流域地域創生プロジェクト」~中間発表~

10月7日(木)

 一般財団法人GlocalAcademy理事長・令和3年度本校SSH運営指導委員の岡本 尚也 様をお招きして、課題研究の中間発表を行いました。7月から本格的に取り組み始めた課題研究ですが、文献調査だけでなくインタビューや現地調査などよく頑張っていました。岡本先生の鋭い質問にも代表者全員が粘って答えていました。

生徒の感想を紹介します。

「先生の質疑応答の時に、課題の根本解決が出来ていないことや、本来の目的からズレてしまっていることなどにはじめて気づきました。当事者の立場になった時のことを考えるのが大切だと分かりました」

「いろんな人の発表を聞いて『すごい、完璧だ』と思っていたけど、岡本先生のご指摘を受け、『まだまだ調べられることはたくさんある』と思いました。それぞれの班ごとの課題を的確に指摘されていて、自分の勉強になりました。」

 これから12月の完成を目標に、課題研究を進めていきます。3月には全員がポスター発表を行う予定です。