鹿本高校の授業と授業改善
【音楽選択】ヴァイオリンに挑戦!
少しずつ秋の足音が聞こえてきました。
「芸術の秋」ということで、音楽の授業では「ヴァイオリン」がスタートしました!
1時間目は楽器の構え方や弓の持ち方など、みっちり基礎基本を。そのおかげもあって、2時間目には早くも曲らしいものが弾けるようになる生徒が多数!
高校生の上達の速さには毎回驚きます。
全員がヴァイオリン初挑戦のこのクラス。ヴァイオリンデビュー記念に1枚!
【1年 音楽選択】ギターアンサンブルに挑戦中!
1年生の音楽選択者は現在ギターアンサンブルに取り組んでいます。
今年度は1学期にギター基本編を終了し、2学期はギター発展編ということでアンサンブル活動を行っています。
ギターに触れ始めたときは楽譜(TAB譜)の読み方からスタートしましたが、今では自分たちで譜面を読み、練習し、更に互いに教え合う姿が見られるようになりました。
確実に成長していく姿に頼もしさを感じています。
楽しさと充実感に溢れる授業を展開することができています!
【クロスカリキュラム】数学 × 音楽 「芸術を科学する~音律の成り立ち~」
9月30日(月)1限目
2年3,4組(普通科文系)の展開クラスを対象にクロスカリキュラムを実施しました。
今回はタイトルのとおり数学と音楽。一見、正反対のように思える教科ですが、実は深くつながっています。
テーマは「音律」。簡単に言えば音階です。ドレミファソラシド。
そもそも音の高さというのは、例えばミとファの間にも無数に存在している。その間の音を、トロンボーンという金管楽器で表現しています。(吹いているのは音楽の先生…ではなく数学の先生!)
音階の成り立ちを語る際に、歴史上最初に出てくる人物が「ピタゴラス」。
そう!あの「三平方の定理」のピタゴラスです。
この時点で、音楽の中に数学の香りが漂ってきそうですよね!
そのピタゴラスが定義した、西洋で最初の音律「ピタゴラス音律」から、現在ピアノなど鍵盤楽器に使われている「平均律」へと話を展開していきました。
いま最もポピュラーに使われている「平均律」の成り立ちに、高校数学の「等比数列」や「指数関数」が関わっていることや、グランドピアノの形状と指数関数のグラフの関係などについて学びました。
なかなか高度な授業内容でしたが、生徒たちは内容を理解しようとしっかり話を聞いていました。
最後には音楽の先生から少しだけ、「長調」と「短調」の話もありました。
「クロスカリキュラム」は、教科ごとで縦割りになりがちな学校での学びを、教科横断型にすることで
社会や実生活につなぎ、より活きたものとする授業です。
鹿本高校は今後も積極的に取り組んでいきます!
【2年 音楽選択】ドラムセットに挑戦!
2年生の音楽選択者はドラムセットの授業に取り組んでいます。
生徒たちに授業の感想を尋ねてみると「とても楽しい」や「面白い」との意見が多く、上達を感じながら意欲的に取り組めているようです。
知っているが、なかなか触れる機会がなかったドラム。これからの生活で音楽を聴くときの見え方や印象も変わるかもしれません。
【クロスカリキュラム】英語 × 音楽 〜鹿本高校校歌の歌詞を英語に訳してみよう!〜
9月19日(木)
1年2組(グローバル探究コース)の音楽選択者の皆さんの授業でクロスカリキュラムを実施しました。
今回のコラボレーションは英語科。本校ALTのリアム先生も協力してくれました!(鹿本高校News夏休み号にはリアム先生の書いたリレーエッセイが載っています)
今回のクロスカリキュラムは鹿本高校の校歌を英語に翻訳してみよう!という内容でした。
今回は1番の歌詞を4つのグループに分けて、活動しました。
まず校歌の歌詞を、現代の私達でもわかりやすいような言葉に変換。そしてそれを基に英語に翻訳、といった流れで活動しました。
グループごとにアイデアを出し合い、タブレット(Chromebook)を巧みに活用しながら、イメージを言語化しました。
高校生の柔軟な発想力が光る現代語への変換。そして日々の英語の学習の成果が発揮される翻訳作業。
きっとこの活動に取り組む生徒の数だけの英語の歌詞が誕生することでしょう!
楽しみです!