鹿本高校の授業と授業改善
【クロスカリキュラム 国語×地学】「源氏物語「第28帖 野分」から考える気象現象」
今週の火曜日~金曜日にかけて、3年2組文系、3組、4組でそれぞれに2時間構成で国語と地学のクロスカリキュラムの授業を行いました。
1時間目は源氏物語「野分」の原文からポイントになる部分の表現を現代語訳し、共有しました。生徒は「艮(うしとら)」の方角からの風を「北東」からの風と訳すことができていました。また、国語の授業で扱っていた「須磨」の話と合わせて、源氏の暮らしについても確認を行いました。
2時間目は現代語訳から、台風の動きや勢力、いつごろ抜けていったかなどについて考えました。「瓦が飛んだ」などの文章から、生徒は台風の風速を特定しており、風速から実際の台風の事例と照らし合わせて気圧まで予想しているグループもありました。
平安京が京都であることから、京都に向かって台風がどのような動きをしていたかということを考察することができていました。
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