2022年8月の記事一覧
【科学部】環境シンポジウム(アマプロ2022)を開催しました
今年度の環境シンポジウム(アマプロ2022)を天草市と共催で実施しました。
今年のテーマは「海洋ごみの削減」です。
先日参加したアジア・太平洋水サミットで宣言した「海ゴミゼロ宣言」から続く、海ゴミ削減の取組となっています。
多くの方々に参加いただき、地域の方々と海ゴミ削減に関して考える機会となりました。
【開会】
【講演:長崎大学水産学部 八木先生】
【研究発表】
【海ゴミ削減動画】 ※天草高校生が京都芸術大学及び天草市と作成した動画
【パネルディスカッション】
パネラー
・天草高校科学部 ・天草高校科学部OB・OG(古田さん、濱くん)
・天草市 馬場市長 ・天草市脱プラスチック推進協議会 明瀬会長
・天草青年会議所 吉田理事長
↑パネルディスカッションの司会進行も科学部員が行いました。
【展示発表】
実施に関して、天草市を始め多くの方々の御協力をいただきました。
誠にありがとうございました。
次年度開催も予定しております。
さらに良いシンポジウムとするべく部員一同頑張ります。
【ASⅡ】京都大学附属施設(熊本サンクチュアリ)研修
8月25日と26日に2年ASクラスを2班に分けて、京都大学付属施設である熊本サンクチュアリで研修を行いました。
宇城市にあるこの施設では、絶滅が危惧されているチンパンジーとボノボを飼育しながら、自然の生息地での暮らしを保全すること、生物多様性の維持を目的とした基礎研究が行われています。
初めは、チンパンジーやボノボが発する鳴き声や檻を叩く音に対して驚いていた生徒達でしたが、鳴き声の種類や行動の意味を教えていただくと次第に探究心が芽生え、彼らが直面している問題の深刻さを考えるようになっていました。
↑上の2枚の写真は、森村特定准教授から提供していただきました。
午後は京都大学の平田教授にリモートで講義をしていただきました。チンパンジーとボノボの違い、類人猿とヒトの違いなどを教えていただきました。チンパンジーやボノボの行動を観察すると、ヒトと似ている所もあれば決定的に違う所もある...。調べれば調べるほど新しい発見があり、非常に興味深い分野でした。
「人間が希少動物を動物園で飼育することは、全生物にとって幸せなことか?」
今を生きるすべての人で考えていかないといけない課題だと認識させられる研修となりました。
【SSH】2期の指定書が届きました。
4月から始まったSSHの2期目が始まっています。
今日はSSH2期の指定書が文部科学省から届きました。
2期の指定は令和9年3月31日までです。
この期間に世界の多くの人にSSHの成果を広げ、地域貢献に努めていきたいと思います。
多くの方々の御尽力を賜ることと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。
【科学部】環境シンポジウム(アマプロ2022)に向けて
いよいよ間近に迫ってきたアマプロ2022です。
本日は実行委員長を含む3名の科学部員2年生が校長先生に挨拶の依頼を行いました。
校長先生からは「海洋プラスチック問題は世界的にも大きな問題である。若者から積極的に発信できるように頑張って欲しい。」との激励をいただきました。
至らぬ点もあるかもしれませんが、多くの方の参加をお待ちしております。
(現時点で、参加登録が少ないのが現状です。)
参加登録はこちらです。
https://sh.higo.ed.jp/amakusa/SSH/amapro
【科学部】SOLA2022 地球温暖化防止サミットで最優秀賞!
8月18日(木)に渋谷教育学園主催のSOLA2022 地球温暖化防止サミットに参加しました。
地球温暖化を防ぐために高校生にできることを考えるイベントで、
午前は京都大学の宇佐美誠教授の基調講演やオンライン研究発表、
午後はグループディスカッションと社会に対する提言の作成が行われました。
本校からは、研究発表の部で「アマモ・海水準」班の1年生が、
アマモを活用した地球温暖化対策について研究発表を行い、
見事最優秀賞を頂きました。
グループディスカッションでは、東京や岐阜の高校生と活発な意見交換が行われ、
高校生が考えたアイディアに対して、宇佐美教授や岩波書店の方からアドバイスをいただくことができました。
天草高校科学部では、8月27日(土)に開催される環境シンポジウムの企画・運営をしており、
今後の活動に活かすことのできる貴重な経験をすることができました。