新着情報
【ASⅡ研究活動】
2月3日(木)のASでは、登校している生徒が実験を行い、リモートの生徒が発表会のポスターやスライドの作成を行いました。
アマモ班
アマモ種子を育てる方法として、液体肥料を海水に溶解させ、今までの結果と比較する実験を行っています。今後の結果をお楽しみください。
環境DNA班
DNAが水中に残っているのかを測定しています。実験の手順が複雑で四苦八苦していました。
タニシ班
土壌分析機を使用してタニシの殻を含んだ土壌と牡蠣の殻を含んだ土壌を解析しました。
建築班
ワイヤの位置を変えながら、張力を力センサーで測定する実験を行いました。
汽水域班・毒草班
崇城大学の田丸教授とオンラインでディスカッションを行いました。答えを示すのではなく、研究の方向性等を話し合うことで生徒たちの気づきを促していただき議論が深まりました。
【ASⅠ】プレゼンテーション分野別予選会
2月1日(火)、プレゼンテーション分野別予選会を開催しました。
これは、3月17日(木)に行われる本校のSSH研究成果発表会の代表口頭発表班を決める予選会です。
各班は、理工学系、農水産業系、観光系、医療福祉系、国際系、起業系、歴史文学系の7つの分野に分かれ、7分の発表の後に、質疑に答えます。
全ての班が、中間発表から改善を加え、一年間積み上げてきた研究成果を、班員と協力しながら発表しました。
今回は、分散登校期間と重なったため、校内で発表する人と、リモートで発表する人の連携も重要でした。
代表班の発表は後日となりますので、楽しみにしておいてください!
【ASⅡの研究活動】
1月27日(木)のASⅡは登校している生徒とオンラインの生徒をMeetでつなぎ、研究活動を行いました。
googleのオンライン会議システムであるMeetを使用して、各班のメンバーをオンラインでつなぎ研究を継続して行うことができました。
担当者とのディスカッションも対面とオンラインで行い、全員で研究活動を行うことができました。
◎温め隊
ディスカッション後は貝殻から焼成した水酸化カルシュウムと水を反応させ、温度を測定する実験を行いました。
【ASⅡの研究活動】
1月20日(木)のASⅡでは、3月の研究発表会に向けて実験を行い、それぞれの班がデータを収集していました。
◎アマモ班
倉岳と楠浦に生息しているアマモの土壌を採取し、土壌分析装置で解析しました。二地点での数値の差が明らかになったので、この数値を元にアマモの発芽率を上昇させる要因を考察し、アマモが生息できる地域を特定していきたいです。
◎環境DNA班
町山口川、内野川(五和)、広瀬川で採取した水を紫外可視分光光度計で分析しました。採取した水の中に生物のDNAが残っているかどうかを調べることができます。もしDNAを確認することができたら、企業に依頼して水の中のDNAがホタルのDNAかどうかを調べてもらう予定です。
◎ゼオライト班
ゼオライトとは、二酸化炭素などを吸収することができる結晶です。ゼオライト班は、ゼオライトを天草陶石から作ることを目的にしています。今日は天草陶石の中に入っている二酸化ケイ素の濃度を高めるために、天草陶石を水酸化ナトリウムで熱しながら溶かす作業を行いました。二酸化ケイ素の濃度が高い天草陶石にゼオライトの種結晶(少量のゼオライト)を入れてゼオライトを増やす実験をします。
◎精油班
ヒノキの葉を洗浄し、水と葉をミキサーにかけ液状にした後、ジエチルエーテルを用いて精油と水を分離させ、精油だけを抽出しているところです。
◎温め隊
アコヤ貝を粉砕した粉を焼成して得た酸化カルシウムを水と反応させ、発生した熱の温度と持続時間を調べました。
【ASⅡ】研究活動の紹介
1月13日(木)のASⅡです。
今回も、各班ごとの活動を紹介したいと思います。
タニシ班は、前回準備した5種類の土壌(タニシ・牡蠣・たまご・肥料・何も混ぜていないもの)のpHを測定しました。
今後、 より多くの数値データを集めるための追加実験を行い、精度を上げていきたいと思います。
建築班は、マラヤ大学の先生方とのディスカッションをもとに、構造を変えながらワイヤーにかかる張力を測定しました。
精油班は、ツバキから抽出した精油と蒸留水を分離させるために、 ジエチルエーテルを混合液に加えて混ぜ合わせました。
汽水域班は、今まで収集したデータを見比べて考察しました。
それぞれのデータを比較し、 数値の違いが何によるものなのか、 班員と担当教員でディスカッションしました。
【SSH】令和3年度第3回オンライン海外研修
1月6日(木)の午後2時から4時の時間帯で、マラヤ大学の先生方とオンライン海外研修を行いました。
まず、2年ASクラスの建築班5人が、天草ー長崎間の吊り橋についての研究を英語で発表しました。
この班は、第1回から第3回のオンライン海外研修全てに参加し、マラヤ大学の先生方から多くの助言や指導を受けています。
第1回では研究の方向性について発表し、第2回では実験の途中経過を報告し、今回の第3回目は追加実験と今後の展望を発表しました。
また、今回はマラヤ大学の研究者から、吊り橋にかかる力やその他の考慮事項についての講義を英語で受けました。
生徒たちは、英語で物理系の講義を受けるのは初めてのことで、聞き慣れない表現や専門用語を聞き取ることが難しかったようですが、講義後の質疑応答では5人全員が質問をして、英語で伝える努力をしていました。
今年度も新型コロナウィルス感染症の影響で、実際に渡航しての海外研修を実施することができませんでしたが、オンラインで海外の研究者に英語で研究内容を発表したり、英語で講義を受けたりすることができ、とても貴重な経験を積むことができました。
来年度は、オンライン研修も併せて実施しながら、ぜひ実際に渡航して研修を行うことができるようになればと思っています。
マラヤ大学の先生方、ありがとうございました。
【SSH】第6回天草サイエンスアカデミーを開催しました!
12月28日(火)、天草高校を会場として、第6回天草サイエンスアカデミーを開催しました。
これは、小中学生に向けた科学講座で、2年ASクラスの生徒が企画し実施するものです。
また、2年生有志が、運営をサポートしてくれました。
今回は4講座を2回ずつ開講し、100名を越える小中学生に科学の面白さを伝えることができました。
これをきっかけに、様々な現象に関心を持ってもらえると嬉しいです!
①忍法ダイラタンシーの術~水の上を走ってみよう~
②牛乳からプラスチックを作ろう!!
③嘘みたいなシャボン玉
④磁石を科学する
【ASⅡ】研究活動の紹介
12月23日(木)のASⅡです。
各班が様々な研究活動を行っていましたので、紹介します。
タニシ班は、土壌のpH濃度を測定しています。
土壌には、 タマゴや牡蠣、タニシの殻をそれぞれ混ぜたものを用意し、一般的に使われている肥料を加えたものと、 何も加えていないものと合わせて、5種類を用意しました。
この後、各土壌を酸化した土壌に混ぜて、中和できるのかを実験して分析します。
アマモ班は、実験の条件をそろえることを目的として、実験に使用している水槽を掃除しました。
今後は、 きれいになった水槽の中で育てているアマモからデータを採取して いきます。
毒草班は、ヒガンバナの球根を乾燥させ、すりつぶし、 粉末にしました。
他にも、水分を含んだ球根をすりつぶし、濾過し、 保存しました。
この2つを使って、殺虫スプレーを作ったり、 虫の呼吸を乱れに影響するのかを実験したりします。
汽水域班は、祇園橋と睦橋と天草高校の正門付近で採取した水を塩分濃度センサーで測定しました。
干潮時と満潮時の汽水域の特定を目的として実験を行っています。
精油班は、精油の心理的効果を検証するためのアンケートを作成しま した。
精油の香りを嗅ぐ前の心理的状態や血圧、 脈拍数と精油の香りを嗅いだ後の心理的状態等を尋ねるアンケートです。
今後、天草高校生にアンケートを実施する予定です。
【SSH】天草サイエンスアカデミーに向けた事前打ち合わせ会
12月22日(水)の放課後、12月28日(火)に開催する第6回天草サイエンスアカデミーの事前打ち合わせ会を行いました。
実行委員長と副委員長(どちらも2年ASクラス生徒)が、運営補助ボランティアスタッフ15名に向けて、当日の児童生徒の受付及び誘導、講座での役割等を説明しました。
このボランティアスタッフは、実行委員長と副委員長が、天草サイエンスアカデミーの趣旨を校内の生徒に呼びかけて募ったものです。
夏の第5回天草サイエンスアカデミーはオンラインでの実施であったため、対面での実施は約1年半ぶりとなります。
開催までの残り期間で、よりよいイベントになるよう取り組んでいきたいと思います。
参加申し込みをされた児童・生徒さんは楽しみにしてお越しください!
【SSH】世界に羽ばたく高校生の成果発表会
12月19日(日)、九州大学主催の”高大連携” 世界に羽ばたく高校生の成果発表会に、2年ASクラス3班がオンラインで参加しました。
8つの高校の口頭発表が行われ、本校生は関心高く視聴し、質問も行いました。
特別講演では「生物の右と左のサイエンス」というテーマで広島大学教授からご講演をいただき、生徒たちも興味を持って講演を聞いていました。
九州大学QFCサイト → https://qfcsp.kyushu-u.ac.jp/