新着情報
令和3年度SSH研究成果発表会【午後の部】
3月17日(木)、SSH研究成果発表会の午後の部です。
午後は、ASⅠ、ASⅡの、ポスターセッション発表と、ASⅡと科学部による口頭発表が行われました。
ポスターセッションでは、ASⅠとASⅡ、科学部の合計46班が、様々な科学的観点から天草についての研究成果を発表しました。
専門性の高い内容を発表する班も多く、観覧している生徒からの質問も多く、活発な意見交換がなされていました。
最後に、ASⅡと科学部による口頭発表が行われました。
ASⅡでは、ヘドロによる土壌改良材開発の研究や、スクミリンゴガイの殻を用いた有機石灰の作成の研究、貝殻を用いた発熱材開発、精油による手の殺菌効果と心理的効果に関する研究、そして建築班による海外研修報告が行われました。
科学部の発表では、Global Link Onlineで世界1位を獲得したアマモ班による「海面上昇量予測とアマモの定植を組み合わせることで未来を守る~より身近な地球温暖化対策に向けて~」と題して、これまでの研究成果の総まとめとしての発表になりました。
今年度も、昨年に引き続き新型コロナウイルスの影響により、さまざまな制約を受ける1年ではありました。
しかし、そうした状況のなかでも、専門性を高めるための多くの機会に恵まれ、今日この日を迎えることができました。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
令和3年度SSH研究成果発表会【午前の部】
3月17日(木)、天草高校地学室及び体育館をメイン会場として、令和3年度SSH研究成果発表会を開催しました。
本校の研究成果発表会は、生徒が研究者として活動する機会と位置付けて、毎年実施しています。
今年度は1人1台端末や大型提示装置等のICT機器を活用して、Zoomによる口頭発表を行ったり、実際に会場でポスターセッションを行ったりすることで、これまでの研究の集大成を披露することになります。
今年度までのSSHの取り組みは、各種フォーラムでの研究発表や、国内のみならず国外の機関や専門家の方々との連携により、着実に成果を積み上げてきており、Global Link Onlineで世界1位を獲得するなど、注目を集めています。
午前中は、宮﨑SSH研究主任の研究概要報告が行われた後、予選を勝ち抜いたASⅠ(1年生)による天草の観光に関する研究や、方言の混在生に関する研究、津波や、土砂災害に対して工学や環境の面から考察する研究、天草の特産品を考案する研究や、少子高齢化に関する研究が発表されました。
Zoomのチャット機能を活用しながら、各クラスや崇城大学、熊本大学をはじめとする外部の方々からの質問を受け、活発に応答する姿がありました。
午後からは、ポスターセッションやASⅡの研究発表、そして科学部の研究発表が行われます。
【ASⅠ】研究成果発表会に向けた発表練習
3月15日(木)のASⅠです。
17日に行われるSSH研究成果発表会に向けた練習を、各班で行いました。
担当職員に向けたプレゼン手-ションを行い質疑に答える練習や、ポスターまたはスライドといったプレゼンテーション資料の改善等、それぞれのペースで取り組みました。
本番まで残り2日ですが、よい発表ができるように準備しましょう!
【SSH】熊本県探究活動指導者研修会での発表
3月11日(金)、熊本サイエンスコンソーシアム主催の探究活動指導者研修会が、リモート形式で開催されました。
その中で、本校の「地域と連携した探究活動」の実践事例を、宮﨑SSH研究主任が行いました。
特に、県内の高校の参考になる課題設定と成果の発信の取組(連続講義や環境シンポジウム)について説明しました。
また、講師の選定方法や生徒への影響など、質問も多くあり、本校にとっても有意義な時間となりました。
その他にも、県内のSSH4校(第二・熊北・宇土・鹿本)と、八代高校の発表があり、探究について深く考える機会となりました。
【ASⅡ】研究成果発表会に向けて
3月10日(木)のASⅡです。
各班が17日(木)に行われるSSH研究成果発表会に向けて、発表練習や資料づくりを行いました。
また、汽水域班は、リモートで崇城大学の田丸教授とデータのまとめ方についてディスカッションしました。
残り期間を有効に活用しましょう!
田丸教授、ありがとうございました。
【SSH】KSL熊本構想を目指した高校生によるプレゼンテーション
3月10日(木)、熊本ホテルキャッスルで行われた「KSL熊本構想を目指した高校生によるプレゼンテーション」に科学部アマモ班5名と2年ASクラスの精油班4名が参加しました。
この会は、先端の研究者との出会いを、高校生に提供するという目的で実施されています。
※KSLは、「Kumamoto」と、自然・健康・文化・サイエンスを意味する「 Science& Letters 」の頭文字から成る略称です。
はじめに、化血研研究報告会があり、企業が若手研究者の育成に力を入れておられるという話を聞くことができました。
その後、ポスターセッションが行われ、化血研若手研究奨励助成関係の先生方を相手に本校の研究成果を発表し、助言を頂きました。
<ASⅡ精油班>
<科学部アマモ班>
【ASⅠ】研究成果発表会に向けた準備
3月8日(火)のASⅠです。
17日に行われる研究成果発表会に向けて、口頭発表やポスター発表の準備を行いました。
オンライン上で共同編集をするため、自宅から参加している人も不具合なく取り組めました。
結果に対する考察をしたり、仮説に対する結論を考えたりしながら、探究の楽しさを学べているようです。
【SSH】SSH運営指導委員会を開催しました!
2月17日(木)、オンライン形式で、SSH運営指導委員会を開催しました。
初めに宮﨑SSH研究主任から、第1期5年間の成果と今後の取組についての説明を行いました。
その後、本校が天高版科学技術人材に必要と考える5つの力「問いを立てる力」「情報を収集する力」「情報を分析する力」「対話する力」「創造する力」について様々な意見を頂きました。
また、生徒の研究成果を社会に還元する方法へのアドバイスを頂きました。
今回頂いた意見をもとに、改善を図りたいと思います。
運営指導委員の皆様、ありがとうございました。
【ASⅠ】SSH研究成果発表会に向けた発表資料の改善
2月15日(火)のASⅠです。
今回から、3月17日(木)に実施予定のSSH研究成果発表会に向けた準備を行います
はじめに、課題研究アドバイザーの宮﨑先生より、より良いポスターの作りに関する説明がありました。
生徒たちは、中間発表や分野別予選会を振り返りながら、相手に伝わる発表の仕方を考えました。
その内容を共有し、自宅待機の生徒もMeetを使いながら、最終発表に向けた準備を各班で始めました。
トンガ火山噴火による大気圧変動の計測結果
2022年1月15日に発生したトンガの火山噴火に伴う気圧の上昇を、本校の屋上にある気象観測装置が捉えていました。
写真のグラフ赤線に注目してください。
1月15日21:00付近に、気圧の急上昇と急下降が読み取れます。
観測機器の故障の影響も考慮し、念のため1か月ほど観測を続けてみましたが、その間の観測データに異常は見られなかったため故障はないと判断しました。
トンガから天草までの距離は、約8,300km。
トンガ火山噴火時刻は、日本時間の13:10頃といわれているので、観測までにかかった時間は約7~8時間。
つまり、時速約1,100kmの速さだったとわかります。
飛行機の時速860kmよりも速く、音の伝わる速さとされる時速1,225km(マッハ1)と同程度です。
何より、太平洋の大気を越えて、日本の大気にまで影響を及ぼすということは、それほど大きな威力であったとわかります。
このような出来事は、世界各地で起こりうることですので、みなさんも、関心を持って考えてみて欲しいと思います。
■PDFはこちら → トンガ火山噴火による気圧上昇.pdf