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【ATⅠ】研究計画書の作成へ

本日のATⅠから、研究計画書を作り始めました。

背景や目的、仮説や研究方法を記載していきます。

今回の計画書には担当者から受けた助言やそれを受けて変更を加えた点を記入する項目が設定されており、研究がどのように進んだのかも読み取ることができます。

これまでよりも詳細な計画をメンバーと話し合う様子が多く見られました。

作成した研究計画書は11月12日の中間発表会の発表資料となります。誰が見ても理解できるように具体的かつ分かりやすく表現しましょう。

【ASⅡ】第2グラウンドへ出動! / Research under the beautiful autumn sky!

 本日のASⅡは、2・3学期に行われる外部発表会に関する説明から始まりました。テーマを決め、研究計画を立ててはいるものの、まだ実験を行っていない班も多く、発表会までにどこまで研究を進める必要があるのか、発表会で何をどのように発表するのかがまだ具体的にイメージできない生徒も多いようです。

 しかし、十分なデータが揃い、仮説の検証が終わらなければ研究発表ができないというわけではありません。まだあまり研究が進んでいない今の段階だからこそ、発表会を単に発表の機会ととらえるのではなく、他校の研究から学んだり、外部の専門家に意見をもらったりして、自分たちの研究を発展させていく手段にする、というのも有効な活用法の1つとなるはずです。多くの班の積極的な参加を期待しています。

 さて、秋晴れの今日、水はけ(芝)班は、本校第2グラウンドで活動を行いました。この班は、夏芝の上に冬芝を植え、年中枯れない芝を育てる方法についての実験を行っています。現在は、夏芝の育成中で、10月に冬芝を種類や植えるタイミングを変えて種まきして観察するそうです。今回は、冬芝を植える前の夏芝ができるだけ同じように育つようにメンテナンスを行っていました。

 読書の秋、スポーツの秋、そして研究の秋! ASⅡの様々な研究が今後どう発展していくのか、楽しみです!!

     Today's class began with an explanation about the external presentations contests to be held in the 2nd and 3rd semesters. Although everyone in AS II has decided on a theme and made a research plan, there are many groups that have not yet conducted experiments. So, it is natural that many students are still wondering how far they need to advance their research before the presentation and what and how they will present it at the presentation. 

     However, it is not true that they cannot present their research until they have enough data and have finished verifying their hypotheses. Making presentations could also be a means to improve their research by learning from others and receiving opinions from experts. We hope many will make use of those opportunities!

 Today, the "Turf” group went outside for their research. They have been conducting an experiment on how to plant winter turf on top of summer turf, and grow turf that does not die all year round. This time, they were maintaining the summer turf before planting the winter turf.

 Autumn is the season for reading, sports, and research! We look forward to seeing how students' various research projects will develop in the future!

【SSH】職員研修を行いました

 本日の職員研修では、まず、九州・沖縄地区SSH担当者交流会での講演および先日行われた中間評価ヒアリングを受けて、今後の課題研究や科学技術人材育成の方向性についての説明をSSH研究主任が行いました。

 その後、A〜Eの「5つの力」から各自が選択したグループに分かれ、協議を行いました。この5つの力とは、天草高校で育成を目指す天高版科学技術人材に必要な資質・能力を表しており、それぞれの項目は以下の通りです。

A:問いを立てる力

B:情報を収集する力

C:情報を分析する力

D:対話する力

E:創造する力

 
(※この「5つの力」の詳細をご覧になりたい方は、本校ホームページ内 A天草サイエンス(AS)ルーブリック(R6,04改訂).pdf をご参照ください)

 
 5つのグループのうち、英語科、数学科、地歴公民科、芸術科の先生方が参加した「D:対話する力」のグループでは、まず、それぞれの授業で実践している「対話する」活動について共有しました。(少しご説明すると、この「D:対話する力」には「協働する」「伝える」「質問する」「英語を活用する」という4つの探究場面が設定されています)一例として英語科のディベートや、芸術科(音楽)の、曲を聴いてイメージするものを伝えあう活動の実践などが紹介され、活動をスムーズに行うための工夫や、教科連携の方向性についてグループ内で協議しました。各教科での実践を振り返り、今後のより効果的な授業内の活動について考える貴重な機会となりました。

 授業中の活動を通して様々な発見をしたり、学んだ事柄を自分の言葉で表現したり、クラスメイトと協働して考えを深めていったりする天高生の姿は、とても生き生きとしており、そして頼もしく感じられます。このように、生徒たちが授業内外での学びを通して自ら問いを見い出し、探究する力をつけていけるよう、私たち職員も学び続け、探究型授業の実践と工夫を重ねていきたいと思っています。

【ATⅠ】異学年交流進んでいます

9/24のATⅠです。

授業冒頭は全員、学習センターに集まり、担当の小玉先生より台湾研修と「津波の日」の交流会に参加する生徒の募集がありました。

台湾研修では、研究発表を行い現地の高校生と意見交流をしたり、〜したりすることができます。お金では買うことができない貴重な経験ができると思います。

「津波の日」では、天草に訪れた海外の高校生とともに天草太鼓などの天草独自の文化にも触れながら交流することができます。

ぜひ積極的に参加をしてみてください。


その後は、各教室に戻り、B1の仮評価を行ったあと、研究計画書の作成を行いました。

先輩の継続研究を考える班では、先輩に直接話を聞きに行くなど異学年の交流も行われています。

 

3年生に質問する2年生

3年生に質問する2年生

【科学部】ゲンジボタルのDNA分析実習2

ホタル班の4名が崇城大学でDNA分析実習の2回目を行いました。

本日は校内で上手くいかなかった点を長濱先生に相談し、その工程を実際に大学で行いました。

大学では上手くいったので、天高でも上手くいきそうです。

長濱先生と研究室の皆さん、大変お世話になりました。

【科学部】スフェノセラムスの壁調査

ASⅢ化石班の研究は、科学部化石班に引き継がれました。

※ASⅢ化石班は先日神戸で行われたSSH生徒研究発表会で「ポスター発表賞」を受賞しました!

本日は科学部化石班の1,2年生4名が、引継ぎ後初の調査を行いました。

調査の様子を見ていると、何やら新しい調査も行っているようです。

先輩たちの研究を引き継ぎつつ、研究を深化させようとしていました。

今後の発展に期待です!

調査後は白亜紀資料館に展示してあるスフェノセラムスを観察し、理解を深めていました。

 

【ASⅡ、ATⅡ】より良いプレゼンテーションに向けて / Better slides, better presentations!

 本日昼休み、クロームブックを手に会議室に1人、また1人と生徒たちが集まってきました。10月に行われる「世界津波の日」高校生サミットin熊本に参加予定の2年生です。今日は提出予定のスライドを英語科の先生方とALTの先生方に見ていただこうと、急いでお弁当を食べて集合したとのこと。さすが、自らサミットへの参加を希望しただけあり、みんなやる気に満ちています!

 生徒たちは、それぞれ自分たちが班で作ったスライドを見せながら、先生方のアドバイスを受けます。「これはどういう意味?」「ここにイラストがあると伝わりやすそう!」「グラフのタイトルをもっと分かりやすくするのはどう?」言葉足らずな部分や、反対に説明が複雑すぎる箇所など、指摘を受けて1つ1つ修正を加える生徒たち。班で意見を出し合い、協力しながら、スライドを改善していきます。各班、ずいぶんチームワークも良くなってきましたね。

 聞く人のことを考えてスライドを工夫することが、きっとより良い発表につながります。大変なこともあるけれどいつも前向きに頑張る、笑顔の素敵な生徒の姿に、ALTの先生方からも"Great work!" "Amazing!"と、お褒めの言葉をいただいていました。

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  During lunchtime, students gathered in the conference room with their chromebooks in hand. They are the students participating in the “World Tsunami Awareness Day” High School Summit in October. They came here to have their English teachers and ALTs look over the slides they were going to submit. As you can see in the photos, they were all so motivated!

 The students showed their slides and received advice from the teachers. "What does this mean?" “Why not have an illustration here?" "Could you make the titles of the graphs easier to understand? The students made corrections one by one. They shared shared their opinions in groups and worked together to improve the slides. Great teamwork, everybody!

 Thinking about the audience and devising slides will surely lead to better presentations. Keep it up and you can have a wonderful time on the big day!

【ASⅡ】「防災マップ」製作中!

 9月になり少し涼しくなったと思いきや、また真夏に戻ったかのような暑さの天草です。

 さて、今日の放課後、「世界津波の日」高校生サミットに参加予定の「防災マップ」班の2名は、クロームブックを持って学校の正門に集合していました。この班は、全ての人々がより安全な避難を行うために、二次被害で起こる火災に着目した防災マップを作っています。前回の調査では学校の北と東の方角を探索した生徒たち。今日は、本校の津波避難経路ともなっている、南のコースを歩いてみるそうです。

 事前にチェックした経路を確認しながら、要所要所で記録を残しつつ、ゴールの緑山公園までの坂を上っていきます。二人がチェックしているのは、火災発生や延焼の要因となるもの(都市ガスや燃えやすいものなど)、消火に役立てられるもの(防火水槽など)です。暑い中、少しずつ歩みを進める生徒たち。防災マップの製作には、このような地道な調査が必要なのですね。できあがり、楽しみにしています!

【ATⅠ】「発熱した!」 / A Fever!

 終礼も終わり、職員室でほっと一息ついた私(SSH研究部員)のもとにかかってきた一本の内線電話。受話器を取ると、開口一番、聞こえてきた言葉は「先生、発熱しました!」 発熱? インフルエンザ? 意味が分かるまでに3秒かかりましたが、結論から言うと、発熱したのは生徒ではなく、なんと「貝殻」でした。

 この貝殻(ちなみにシジミです)、もちろん、「世界津波の日」高校生サミットに参加予定の2年生「貝殻班」のもの。話を聞くと、先日の実験(失敗)を受け、今日もあきらめずに地学室で実験をしたものの、今日も発熱せず。がっかりしつつも、片付けをしていたところ、貝殻を入れた容器がほんのり温かいような... そう! 「貝殻+水」が反応して発熱するまでには、時間が必要だったのです!!

 「発熱」に大盛り上がりの地学室では、貝殻班の3人が赤外線サーモグラフィカメラを使って発熱の様子と温度を記録しています。温度は31℃から32℃、33℃、1秒に1度くらいの速度でどんどん上昇しています。ついに40℃を越えました! さて、何℃までいけるのでしょうか?

 「失敗は成功の母」ー誰もが知っていることわざですが、今日の実験に成功して大喜びする生徒たちを見て、こちらまで嬉しくなった出来事でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


  After the closing assembly, when I (a teacher) was having a cup of tea in the teachers’ room, there was a sudden phone call, saying “We have a fever!”  - Who’s got a fever? Flu? It took me a while to figure out what it meant, but as it turned out, it was not a student who had a fever, but a “shell.

 The shells belonged to the “shell group” which will participate in the “World Tsunami Day” high school students' summit in Oct. The students told me that, after their failed experiment the other day, they had another try today, but again no heat had been generated. Disappointed, they were cleaning up when they noticed that the container in which they had placed the shells seemed to be slightly warm... Yes! It took some time for the “shells + water” to react and generate heat!

 In the Earth Science Lab, three members of the group were excitedly recording the heat generation and temperature using an infrared thermography camera. The temperature was rising rapidly from 31°, 32°, and 33°C, at a rate of about one degree per second. Finally, the temperature exceeded 40°C! Now, how high can it go?

 ”Failure is the mother of success” - everyone knows this proverb, but seeing the students overjoyed by the success of today's experiment was an event that made us happy as well.

【ATⅠ】テーマが決まる班も出てきました

2学期2回目のATⅠが行われました。

授業冒頭からATⅡと混ざり、研究活動を行いました。


早速テーマが決まりつつある班も出てきています。天草の特産品を使ったアイスクリームを開発する班や廃棄される貝殻を使って肥料を作ろうとする班、観光客の増加を目的に観光マップを提案する班など多様です。


ATⅡの先輩に実験のアドバイスをもらいに行く姿も見られ、互いに良い刺激となっているようです。今後の進展に期待です。