工業化学科blog

令和6年度第36回熊本県工業高等学校生徒研究発表会

11月13日(水)に熊本工業高校にて令和6年度第36回熊本県工業高等学校生徒研究発表会が行われました。

今年は工業化学科が担当で「廃棄された食品を利用したクレヨン作りと環境教育」というテーマで発表しました。

 

緊張しながらも、練習の成果を十分に発揮して堂々と発表することができました。

結果は、東海大学熊本キャンパス長賞をいただくことができました。

 

今後はこの経験を大切にして、様々なことにチャレンジしていきます。

研究にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

「八代たべものクレヨン」

クレヨンケース:本校インテリア科製作

環境教育「出前授業」子どもたちのお絵かき

熊本県立高校工業化学科OneTeam事業に係る出前授業 熊本県技術短期大学校様

令和6年10月30日(水)に熊本県立高校工業化学科OneTeam事業に係る出前授業があり、熊本工業高校で熊本県技術短期大学校様より学校説明をしていただきました。

本校の工業化学科の1、2年生がオンラインにて話を伺いました。

概要説明の後、半導技術科の説明をしていただきました。

熊本には多くの半導体関連企業があること、半導体市場の規模の大きさを知ることが出来ました。

今回の学びを、将来の職業選択に生かしてもらえたらと思います。

以下は生徒の感想ですにっこり

・熊本県立短期技術大学校については知らなかったことが多かったけれど、今回の学校説明会を通して、学校の魅力や就職・進学先、学費の安さなどについて知ることができました。また、半導体が私達の身の回りのたくさんのものに使われていることや、半導体の製造過程、半導体市場についても学ぶことができました。半導体はこれからもどんどん必要になってくるので、これをきっかけに熊本が栄えていくきっかけになったらいいなと思いました。(工業化学科2年生)


・入学した後の進路先は就職しか無いと思っていたけど進学もできるということを初めて知りました。講義の内容は座学と実習の割合が半々なので、色々な知識や技術を身につけることができそうだと思いました。半導体業界としては好調だけど日本のシェア率は低迷していると知り、驚きました。熊本に半導体関連の企業が数多くあることで地元で就職を考える人も多くなるのではないかと思いました。今回の説明会で学んだことを今後の進路選択に活かしていこうと思います。(工業化学科2年生)


・熊本県立技術短期大学校について名前も知らなかったがお話を聞いて充実した設備や教育環境があることを知った。取得できる資格が多くそして技能検定受検料補助制度があり安い料金で受験する事ができるのはとてもいいなと感じた。そして新しくできる半導体技術科の先生から半導体産業について詳しく聞くことができ、今後の職業選択について考えることができてよかった。(工業化学科2年生)

八代農業塾 スマート農業特別講座に出席してきました

10月12日㈯に、お祭りでんでん館において開催された特別講座に出席してきました。本校からは、課題研究のひとつ『水質がトマトの育成に与える影響』班が参加しました。

周りは農業関係者の方が多く、メインとなるのは八代の若手農業者の集まり『リビングラボ』の方々のお話でした。農業のスポーツやChatGPTの話など、これまでの農業のイメージとは異なるお話を沢山お聞きしました。

色々と質問やアイディアをいただき、貴重な時間となりました。また、水質や土壌の分析に必要な知識を学べる企業や、分析をして頂ける市の施設などを紹介していただきました。専門外の私達だけでは解決できない課題も、沢山の方の助けをいただいて、解決に向けて取り組んでいきます。

 

3年生課題研究(トマト班)

梅雨前から育てていたミニトマトですが、その中のひとつが最近、元気がありません。

素人の私たちでは分からないので、お世話になっている片岡さんに見て頂きました

どうやら、ひとつだけ土壌に菌が混入したらしいです。また、梅雨時期で雨を避けるため、日光の当たる場所に置いていなかったので、光合成ができておらず栄養不足になっていると教わりました。

他にも色々と質問しました。何事も分からないことは専門家に聞いた方が解決します。今回の失敗を糧に、育成したいと思います。

 

 

 

3年生課題研究

最近の課題研究についてお知らせします

①水質とトマトの品質の分析班は、最近ミニトマトを育てています。

 毎日の水やりだけでなく、天候なども気にしながらアッチコッチに移動させています。

②廃棄野菜の有効活用班は、こんなものを作ってみました。まだまだ改善あるのみです!

③おまけで出前授業に使う消しゴムを紹介します

 見かけ倒しでなく、まぁまぁ消えると思いませんか?

化学=難しいと思っている中学生の皆さん!

白衣を着て実験するだけが、工業化学科卒業生の就職先と思っている人!

色々やっていますので、進路選択のひとつに考えてみませんか?

3年生課題研究(6月7日)

毎週金曜日は3年生課題研究です。

今日は、天気も良かったので外へ出ました。

『農業用水がトマトの品質に与える影響』班と

『廃棄野菜の有効活用法を探る』班の合計13名で、学校近くの農家さんを訪問しました。

ハウスで使用されている地下水を頂きました。

また、育ちすぎて廃棄するレッドアマランサスも頂きました

トマトの育成方法について、分からない所も質問しました。

余ったトマトやピーマンを乾燥させ、粉末にしました。

これらを用います!何ができるかは、次回のブログで・・・。

2年生実習の紹介(5月23日)

今日は2年生の実習でした

3時間✕10日の30時間で、1つの班の実習が終わります。

今日は最初の班の10回目。つまり1ローテ目の最終日です。

まずは定性分析を紹介します。今日はCaとNaの分属、および炎色反応を行いました。

 

 

別の班では、水蒸気蒸留による香り成分の抽出を行いました。(今回、写真はありません……)

コーヒーや晩白柚、ドクダミの花などを試しました。

来週から2ローテ目が始まります。新しい実習テーマについてもお伝えします。

工業技術基礎(1年生)の紹介

毎週火曜日は1年生の工業技術基礎の授業が3時間あります。テーマの一部を紹介します。

まずは『石けんの製造』です。やし油から作ります。別のテーマで、やし油と牛脂を用いて透明石けんも作ります。

次に『硫酸銅中の銅の定量』です。

硫酸銅に含まれるCuの含有量を求めます。

1年生も、少しずつ実験操作に慣れてきました。

安全第一で実験に取り組み、少しずつ工業化学科の一員へと成長しています。

 

高大連携による高校生ものづくりコンテストの支援指導(2回目)が行われました

先月に引き続き、崇城大学工学部ナノサイエンス学科の西田教授による講習会を行いました。

6月15(土)、16(日)に迫る熊本県大会に出場する選手3名も決まり、練習も徐々に熱を帯びてきました。

昨年と会場も変わり、細かな部分で変更があっているため、そのあたりのことも確認しながらご指導いただきました

  前回習ったことの確認      今年の選手3人です

  積極的な質問が大切です    ムムム…?計算が難しい?

まずは九州大会出場を目指して、頑張ります!!

3年生課題研究でした(5月10日)

今日は3年生の課題研究。

本格的に、実験を始める班が出てきました。

まずは『納豆のネバネバ成分を用いて水質浄化に挑戦』班です。

納豆のネバネバ成分を薬品を用いて抽出しました。右の白いお餅みたいなものがネバネバ成分です。

これを用いて、色々と挑戦してみたいと思います!

 

次に『八代地域のマイクロプラスチック調査』班です。

校内のグラウンド横を流れる用水路?の水を汲んできました。

顕微鏡で見てみると、小さな生き物やゴミのようなものまで沢山見えます。

徐々に、校外へと調査の範囲を広げていきたいと思います!

 

今日は、今年から取り組み始めた新しいテーマについて紹介しました。

他のテーマについては、またの機会にご紹介いたします。

化学の力で地域の課題と向き合う工業化学科を、今後もよろしくお願いします!