泉分校生の生活
チェーンソーで受口と追口をつくる
グリーンコースの2年生5人が熊本県林業研究・研修センターの指導を受け、チェーンソーの基本操作や木を伐倒技術
について学習しました。今回は特に受口と追口に関する実践練習を行ないました。約1.8メートルの丸太を使って、最初に受口をつくり、そのあと追口を入れました。
チェーンソーで真っ直ぐ切り込みを入れることはスムーズにいきましたが、斜め45度に切り込む時、深く切り過ぎてしまいました。しかしその後少しずつ上達していきました。当日は2名の講師がじっくりと教えてくださり、生徒たちも有意義な講習会になったと喜んでいました。
思いを寄せる
3月11日は、東日本大震災の発生から11年でした。
最初の地震が発生した時間の14時46分に、分校生も職員も黙祷をしました。
亡くなられた方々のご冥福や被災地の復興を、みんなで願いました。
分校生はまだ幼い小学生でしたが、当時のことをよく記憶している者もいました。
熊本県でも、熊本地震や令和2年7月豪雨などで、国内外からの多くの支援や励ましをいただいています。
互いに支え合うことの大切さを、強く実感していると思います。
校内放送であったように、家庭でも災害のことや支え合うことなどについて話題にしてほしいと思います。
聞こえる、聞こえる、春の足音。
今週はずいぶんと暖かくなってきましたね
泉分校でも、昼間は日差しのぬくもりが感じられ、ふんわりした風を感じるようになりました
泉分校のすぐ横にある県道のアブラナが、かわいい黄色の花を咲かせています✿
通称V字坂の脇にあるカワヅザクラは、少しずつ花が開いてきています
キセキレイもいつもの場所で鳴いていました
ソメイヨシノはどんな具合かを見に行くと、つぼみでした
開花はまだのようです。
しばらくすると、メジロが飛んできました
移動したメジロを追っていくと・・・、
何と、ソメイヨシノが1本だけ、グラウンドの南側で咲いていました
そういえば、昨年の3月10日の記事でも、局所的に開花していましたね
その後、メジロはカワヅサクラに戻り、蜜を吸っていました
樹上でちょこちょこと移動して花の蜜を吸う様子は、何とも愛らしいです
3月も半ばになり、少しずつ春を感じられるようになりました
今日の泉分校のような穏やかな日が、続いてほしいと思います。
「推し高」紹介コンテスト『最優秀賞』の表彰
熊本県の「推し高」紹介コンテスト ※ で、1年生の 山下 孝正 くんが最優秀賞を獲得しました
山下くんの作品はこちらからご覧頂けます
3月7日、県庁から 松村 様 と 清本 様 が泉分校にご来校され、最優秀賞の表彰をしていただきました
なんと!審査をされた株式会社熊本コアミックスの代表取締役である 持田 修一 様 からも、お褒めの言葉をいただいているとのことでした
嬉しいですね
最後に、皆様と一緒に記念撮影!
作中に登場した「アマビエ様」にも来てもらいました
山下くん、素敵なマンガをありがとうございます。そして最優秀賞おめでとうございました
※ 県立高校『推し高(おしこう)』紹介コンテスト ※
県立高校生が、高校生ならではの視点で 、自分たちの通う高校の魅力を紹介する作品(マンガ・動画・ポスター)を募集するコンテスト
(熊本県教育庁県立学校教育局高校教育課ホームページより引用)
アクセス80万突破!
3月6日の夕方に、ホームページへのアクセスが800,000を突破しました
2020年2月に、30万に到達していますので、それから約25ヶ月間で50万増えたことになります
生徒数が多い高校と比べると全く少ないですが、全校生徒数が40名に満たない泉分校で、これだけたくさんの方にホームページに遊びに来ていただいて、大変嬉しく、そしてありがたく思っています
今後とも、泉分校の様子、特色ある実習、豊かな自然、そして分校生のニコニコ笑顔をホームページを通じてお知らせしていきます
答辞への道
卒業式では、3年生の廣岡さんと2年生の本吉くんによる、立派な答辞や送辞が読まれました
それもそのはず、2人とも時間と労力を費やし、一生懸命な努力をしたからです
まずは原稿をつくり、そして紙にしたためました
廣岡さんは、前日の放課後、誰もいない体育館で練習をしました
原稿を見直したり、聞きやすい間を設けたり・・・。
これだけ頑張れたのも、泉分校で出会った様々な方への思いがあってのことでしょう
答辞の中にも、その思いがよく表れていました
在校生も、今後分校に入学する人も、同じぐらい泉分校で様々な体験をしてほしいと思います
最後のホームルーム
卒業式も終わり、最後のホームルームが始まりました
表彰式で受賞した表賞状と、卒業式で授与された卒業証書を、再び担任から受け取りました
その後、1人ずつ挨拶をしました
保護者・職員への思い、そして3年間嬉しい時も辛い時も共に過ごしたクラスのみんなへの思いを、一生懸命に話していました
中には、互いに感極まってしまう場面もあり、22期生らしく、心穏やかで優しい時間を過ごしました
卒業生全員の挨拶が終わったら、3年学年の職員による挨拶がありました
そして、いよいよ最後のホームルームも終わりです
元気な挨拶でお別れをします
最後に、みんなで記念撮影をしました
保護者も交えてもう1枚!
こうして、22期生は立派に卒業していきました。
1年生の2月末から新型コロナウイルスによる制約に、最も翻弄された世代だったかもしれません。
しかし、出来る範囲で出来ることを、試行錯誤をしながら懸命に頑張ってきた世代だったと言えるでしょう。
22期生のみなさん、今までありがとう。卒業おめでとうございます
卒業証書授与式
3月1日、いよいよ卒業式です
入場の前の様子ですが、かなり緊張しているようですね
さぁ、入場です。
担任を先頭に、1人ずつ入場しました。
開式し、国歌を流しました。
(新型コロナウイルス感染拡大防止のために、残念ですが、国歌や校歌を大きな声で歌わないようにしています)
メインイベントの卒業証書の授与です。
1人1人を担任が呼名して、壇上で受け取ります。
みんな晴れやかな表情で、立派に卒業証書を受け取りました。
校長式辞です。
どの卒業生も、一言一言をしっかり胸に刻み込んでいるようでした。
在校生による送辞です。
今年度も、事前に収録した映像を流しました。
後輩たちが、卒業生の背中をしっかりと追いかけていたことがよく感じられました。
卒業生は、知らず知らずのうちに、後輩たちにとっての目標となる存在だったようです。
そして、卒業生による答辞です。
3年間の思い出や周囲の人に対する感謝、仲間への思いなどを述べました。
小さな泉分校だからこそ、答辞の内容と自身の体験や感情が重なり、会場全体で思いを共有できました。
その後、校歌を流して卒業式は閉会しました。
式後の行事として、保護者の代表がご挨拶をされました。
保護者としての3年間を、卒業生も職員もよく感じることができたと思います。
式を全て終え、退場です。
退場の途中、保護者席の前と職員席の前では、卒業生の代表が思いを伝えました。
言葉だけではないメッセージもたくさん伝わってきました。
会場に深々と一礼をして、体育館をあとにしました。
こうして、22期生の卒業式は立派に幕を下ろしました。
そして、最後のホームルームが始まります・・・。
22期生も泉分校同窓会に入会!
3月1日の表彰式の後、泉分校の同窓会会長の 野田 長生 様からお祝いのお言葉をいただきました
新型コロナウイルス感染拡大防止のために、同窓会入会式は行わず、事前に野田会長のお言葉を収録した映像を流す形式になりました
対面ではなかったものの、野田会長の熱いお言葉に、しっかりと耳を傾けていました
また、同窓会から卒業証書入れを全員分贈呈していただきました。ありがとうございました
同窓会に入会、となると「いよいよ卒業」という気分が高まりますね
卒業生の表彰式
3月1日、卒業式の前に表彰式を行いました。
泉分校では、卒業式の直前に行うので、体育館の中には保護者もいらっしゃいます
御下賜金(ごかしきん)記念優良卒業生表彰(産業教育振興中央会会長賞)、全国農業高等学校長会賞、学校農業クラブ賞、熊本県保健会会長賞、皆勤賞、精励賞、がんばる高校生表彰、家庭科食物調理技術検定1級合格など、たくさんの表彰を受けました
中には1人で5つの表彰を受ける強者もいました。素晴らしい 
また、3年間の担任が、泉分校の職員のための表彰である「緑泉賞」を受賞しました
特筆すべきは、10名の卒業生のうち、4名が皆勤賞(3年間全て出席)、2名が精励賞(3年間で欠席3日以内)で表彰を受けたことです
皆勤賞をやめる学校も出ているそうですが、皆勤賞はなかなか達成できることではありません
3年間よく頑張りましたね
表彰を受けたみなさん、おめでとうございました
予餞会開催!
2月28日、泉分校恒例の予餞会が開かれました
「予餞会(よせんかい)」とは、卒業する3年生に「予め(あらかじめ)餞(はなむけ)をする」というもので、2018年度までは、学生ホールに一堂に会し、泉分校らしい温かな時間を過ごしていました
しかし、新型コロナウイルス感染拡大により、2019年度は中止
以後、昨年度そして今年度も、別会場を結ぶリモート形式としました
新たに発足した生徒会役員を中心に、出来る範囲で、出来ることを、工夫して企画したということです
ということで、教頭先生や生徒会長の挨拶などもリモートで行います
このリモート形式で、1・2年生が出し物をしました
1年生は、まずモノマネをしました
答えが分かった3年生は、マイクにシャウト!
続いて、ジェスチャーゲームです(『桃太郎』を演じています)
2つのゲームも、簡単で誰でも馴染めるルールで、和やかな雰囲気になりました
1年生の頑張りに、3年生もみんなニッコリ
続いて2年生が、音楽のイントロクイズに、ビンゴを掛け合わせたゲームを行いました
意外と難しくて苦戦しながらも、答えていきました
そして、生徒会役員らが作成した3年間の映像を見ました
3年間を振り返ると、あんなことや、こんなことがありましたね
そして3年生が予餞会に対するお礼の言葉を述べました
最後に、卒業の記念品を贈呈し、予餞会は閉会しました
最後に、3年生は記念品と一緒に集合写真をパチリ
1・2・3年生がまとまって行う行事は、これで最後です
ちょっと寂しいですが、3月1日は、3年生だけの表彰式や卒業式です。
先輩ありがとう! やま部とバドミントン部の送別会
卒業式前日の2月28日、やま部とバドミントン部も送別会を行いました
やま部は、昼休みに3年生を図書室に招いて、記念品の贈呈を行い、後輩たちが感謝の言葉を伝えました
また、3年生からは、後輩たちへの激励の言葉がありました
そして、集合写真をパチリ
放課後の図書室は、バドミントン部が送別会をしました
顧問が3年生を紹介した後に、1人1人が3年生への思いを話し、記念品を贈呈しました
すると、何と! 3年生が、後輩たちそして顧問にまでメッセージカードを作ってきてくれていました
後輩たちは、先輩を送り出そうとしましたが、逆に励まされました
やま部もバドミントン部も、3年生の部員は1人でしたが、最後まで後輩たちのことを考えてくれていました
後輩たちは、先輩の思いを胸に、次は自分たちが率先して頑張る番ですね
先輩ありがとう!マウンテンバイク部送別会
いよいよ明日、3月1日は22期生の卒業式です
卒業式を前に、恒例の予餞会や各部活動での送別会が行われています
分校生活では、少しずつお知らせしていきます
2月25日はマウンテンバイク部の送別会でした
パソコン室に集合し、送別会が始まりました
まずは顧問が挨拶をしました
コーチの黒田先生のメッセージも代読され、温かい言葉に胸が熱くなりました
そして、3年生の思い出や活躍をまとめた映像を、みんなで見ました
新型コロナウイルスの感染拡大によって、たくさんの大会に出場できませんでしたが、その分、出場した大会や日々の練習が思い出深いものになっていたことでしょう
そして、今日の主役である3年生の1人1人が挨拶をしました
1・2年生も、3年生へ感謝の言葉を述べました
そして、3年生へ記念品の贈呈です
3年生からは、お返しに空気入れをいただきました。ちょうど壊れていたそうで、タイムリーでしたね
場所を学生ホールへ移動して、記念撮影!みんな良い表情です
最後に、恒例のキャプテン指名があり、送別会は終了です
短い時間でしたが、部員みんなの思いがこもった送別会でした
沖縄と! 小学生と! オンライン交流で考える鳥獣被害
3年生が登校日に、沖縄県の小学生とオンライン交流授業を実施しました
泉分校の取り組みに興味を持った沖縄県の先生から御提案いただき、この授業が実現しました
まず分校生が、泉分校の取り組みや鳥獣被害の現状について説明を行いました。それに対し、小学生が質問をし、高校生が質問に答えるという流れで授業が進んでいきました
小学生からは「なぜシカやイノシシを駆除しなければいけないのですか」「どのような被害があるのですか」「獲ったシカやイノシシはどうするのですか」など、鋭い質問がいくつもあり、分校生が精一杯に答えている様子がありました
最後に小学生が「沖縄では鳥獣害が身近ではなかったから、考えたこともなかったけど、今回知ることができてよかった」と、感想を述べてくれました
短い時間でしたが、遠く離れた小学生にも、八代地域の鳥獣被害の現状や対策の必要性を知ってもらうことができました。小学生に分かりやすく伝えることの難しさを感じると同時に、自分たちが身近に感じてきた課題が、場所が変わると全く違うように捉えられる、ということも知ることができました
今後も継続して交流し、さらに深く自分たちの取り組みを知ってもらうことで、分校生だけではなく小学生にとっても良い学びになったらいいですね
テレビで実習の様子が紹介されました★
2月18日に実施した、鳥獣害の皮を用いた「パスケース製作実習」の様子が、KABで紹介されました
下記のリンクから映像がご覧頂けます
(動画の公開は終了しています 3月9日追記)

Yahoo!JAPAN ニュース
木育出前授業(オンラインで実施)
熊本大学教育学研究科 教授 田口浩継 先生による「木育」出前授業をZoomを使ってオンラインで実施しました。今回は1年生と2年生が参加しました。まず最初に木のことを学び、森と人との関わり方について学習を深めました。木を育て木を活用することで、環境問題についても考えました。授業の後半では「オリジナルのスマホスピーカー」を紹介していただき、ちょっとしたアイデアや工夫により暮らしに役立つことを知りました。
生徒の感想には、木について興味を持ち、もっと知りたいと思った。森を管理することで自然環境にも貢献できることを知った。木育を普及すること「知る・触れる・創る」の大切さを考えることができたなどのコメントが寄せられました。