泉分校生の生活
いま俺たち、やるっきゃない
いよいよ期末試験が明日に迫りました
3年生にとっては、進路のことを考えると、まさに「負けられない戦い」です
得意な科目や好きな科目はともかく、苦手な科目や嫌いな科目では、勉強も進まないこともあるでしょう
しかし、今が頑張り時です
自分自身の心にある「頑張りたい!」と思う気持ちに、自分自身がしっかり寄り添ってください
残り時間は多くはありませんが、それでも出来ることはあります。頑張れー!
プロの方に聞いてみよう
3年生には「課題研究」という時間があります
課題研究とは、泉分校での学習から課題を設定して、その課題の解決を図ることを通して、より専門的な知識を得たり、技術を深めたり、まとめたりしていく学習です
その1つのグループである「食班」は、泉町を広く知ってもらうための研究として、特産品の開発を行っています
現在は、シカ肉を用いた味噌の研究を先輩から受け継ぎ、自分たちが目指すコンセプトに近づけた味噌を作り上げるために、日々試行錯誤をしています。
そこで、これまでに試作した味噌の検証と、今後の味噌の質の向上を目指し、専門家からの意見をいただこうと、氷川町宮原にある味噌・醤油・酢醸造販売所である田河東洋男商店 ヤマタ味噌醤油を訪問しました
代表の 田河 一洋 様 に、自分たちのこれまでの取り組みを伝え、味噌の試食をしていただきました
これまで、酒の種類による風味や味わいの違いに悩んでいましたが、酒の種類だけでなく、味噌を加えるタイミングや、油の種類についてもアドバイスをいただきました。また、味だけでなく、保存方法や提供の仕方等の話も聞くことができ、自分たちが考えるシカ味噌の開発をするには、相当の苦労があることを改めて感じることができました
また、田河様が交流のあるアスリートフードマイスター・豆腐マイスターである 石井 ゆかり 様 ともオンラインで交流することができました
石井様からは、食べる側からの視点や食材の組み合わせについて色々と御指摘いただき、大変勉強になりました
いただいた御意見を元に再度調理に取り組み、自分たちが目指すシカ味噌の完成に向けて頑張ります
様々な人権を考える
6月24日のLHR(ロングホームルーム)は、各学年で人権学習を行いました。
1年生は、インターネットと人権について学びました
インターネット上でも、誹謗中傷などの人権侵害が起こっていて、社会問題にもなっています
それぞれが、自分の生活やこれまでの経験などを通してよく考えていました
新しい仲間が増えた1年生にとっては、自分の言動を振り返る良い機会だったことでしょう
2年生は、労働環境における人権を考えました
パワハラやセクハラなど、これも社会問題になっている課題です
具体的な場面を映像で確認しながら、実際に働くことを想定して、みんながよく考えていました
3年生は、採用時における人権について考えました
いよいよ来月は、企業からの求人票が泉分校にも届き始めます
面接時などにおいて、不当な差別をなくすための様々な取り組みを学びました。まさしく自分事として真剣に話しを聞き、考えを深めていました
人権について、分校生1人1人が真剣に考えている姿が、印象的でした
人権を守ることは、1人1人を大切にすることにもつながっています
これからも、みんながニコニコの泉分校のためにも大切にしていきたい考えですね
熊本日日新聞に掲載されました!
6月24日(木)の 熊本日日新聞朝刊14面 に、泉分校の記事が掲載されています
先日ご紹介した、3年生による皮加工実習の様子が「動物の皮でブレスレット 八代農高泉分校 害獣の活用法 学ぶ」という記事です
カラーの写真と生徒のインタビューもありますので、ぜひご覧ください
忍び寄る危機
6月も第4週になりました。
来週の火曜日からは、1学期の期末考査です
ついこの間、中間考査が終わったばかりのような気がしますが、もうすぐそこに迫ってきました