八工定ブログ

平成30年度 「第49回 卒業証書授与式」(定時制)

 平成31年3月1日(金)午後4時から、本校体育館にて「平成30年度第49回卒業証書授与式」が行われ、

8人が慣れ親しんだ学び舎を後に旅立ちました。

 

明るいバッハの「カンタータ第140番」で入場した卒業生は、一人ひとりの呼名にそれぞれが凛として応え、末廣克郎校長から卒業証書が授与されました。

 

   末廣校長は式辞で「卒業後は失敗を恐れず、何事にも挑戦し続け、多くのことを学んでほしい。主体的に学ぶことが、自分のためだけでなく、人々のために役立つ力になる。目標を持ち何事にも挑戦してほしい。皆さんが自ら未来を切り開き、更なる飛躍を遂げていくことを期待している」と、卒業生への励ましの言葉を述べられました。

 在校生代表の作馬君の「送辞」、卒業生総代の竹下さんの「答辞」のどちらも熱い思いの伝わる素晴らしいもので、会場は感動に包まれました。

 

「送辞」を読む在校生代表の作馬君    「答辞」を読む卒業生総代の竹下さん

 

在校生も先輩方の晴れ舞台を支え、心に残る、素晴らしい式典となりました。

平成30年度「熊本県明るい選挙啓発作品コンクール」入賞展示会

  平成30年度「熊本県明るい選挙啓発作品コンクール」の入賞作品展示会が、平成31年2月1日(金)から2月14日(木) の期間、「イオンモール宇城」で開催されました。

 

  本校定時制3年竹下さんが「ポスターの部」で入選することができました。

       竹下さんのコメント

  「夏休みに描いた作品で、締め切りに間に合うかどうか、はらはらどきどきしたことを覚えています。

   今回、入選することができて、とてもうれしいです。他の入選者の方の作品を見て、表現方法や色使いなど

   学ぶことが多く、もっと勉強していきたいと思います。」

  竹下さんの入賞作品

平成30年度「八代市人権作品」表彰式

 平成31年2月9日(土)、平成30年度「八代市人権作品」の表彰式が「ゆめタウン八代」で行われました。

 これは、人権について、作品を通して市民に考えてもらおうと、八代市人権問題啓発推進協議会が毎年行っているものです。

 今年度は各部門合計約4100点の応募があったそうです。

 本校定時制2年の近藤君が「作文の部」において、「優秀賞」を受賞することができました。

 

      田中浩二副市長から表彰される近藤君

 

また、「書道の部」においても3年の竹下さんと2年の窪田さんも「佳作」を受賞することができました。

 

百人一首大会

 平成31年2月7日(木)4限目に、大会議室で「校内百人一首大会」を開催しました。

生徒と教職員が参加し、熱戦を繰り広げました。ルールは、1チーム3人に分かれて、取った札が多い方が勝ちになります。

 

 一首一首詠みあげられるごとに、身を乗り出して、札を取っては歓声をあげていました。

特に、競技かるたを描いた漫画・映画「ちはやふる」の影響で、「ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」の上の句が詠まれた時には、大争奪戦でした。

 

優勝は、チームE (岡下・近藤・脇田)、準優勝は、チームB(菅沼・堀雄樹・江上先生)、3位はチームI(窪田・竹下・藤田先生)という結果でした。

 

生徒会立会演説会(定時制)

 平成31年1月17日(木)4限目に、新生徒会役員改選にともない、立会演説会と投票が行われました。

 

     作馬君                       山田君

 生徒会長は作馬君(4年:応援者石橋さん)、副会長は山田君(2年:応援者宮原君)が立候補し、立候補した経緯や学校に対する熱い思いを訴えました。

 

     本番さながらの投票をしています。

 今回は信任投票であり、開票の結果、両者とも信任を得ることができ、見事当選となりました。

 新生徒会執行部を全生徒でバックアップし、よりよい学校にしていきましょう。

【定時制】全国生活体験発表 ラジオ放送

 平成30年12月25日(火)NHKラジオ第2放送で、19:30から「伝えたい!わたしの高校生活~定・通高校生の青春メッセージ」のラジオ放送がありました。
 これは、先日11月24日(土)に六本木ヒルズハリウッドプラザで行われた「平成30年度第66回全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会」の全体会を収録したものです。
 「読売新聞社賞」を受賞した本校の作馬君は4番目に登場しました。

 

 

 全国大会から一ヶ月経ちましたが、全国大会が昨日のように感じられます。作馬君の発表を聴いた人から、様々な感動の声が寄せられています。
 作馬君は曰く「他の人の表現力に驚き、圧倒されました。『自分の発表が審査員や観客には、あんなふうに聞こえていたのだな』と思いました。練習を始めた当初、いかに自分の読み方が棒読みだったかを改めて知ることができました。」と語っています。
 作馬君は、全国大会に出場したことで、新たな扉が開き、今まで知らなかった世界を知ることができたように思います。
 今後、今回の経験を糧に、いろんなことに挑戦していってくれるでしょう。

【定時制】クラス対抗体育祭

クラス対抗体育祭  優勝(緑団) 準優勝(黄団)
                 (2年生)      (1年生)

  平成30年12月21日(木)に、本校体育館でクラス対抗体育祭を実施しました。
  本年度は、昨年とは違い、暖かな中での体育祭になりました。  開会式で、末廣校長は「今日は、2学期最後の学校行事です。競技や応援を行う中で親睦を深め、
 自分のできる範囲で、体育祭に積極的に参加し、楽しんでほしい」と激励の言葉を生徒達に投げ掛け
 られました。

 

  

  

今回は、安全性を高め、みんなが性別に関係なく楽しめるように、従来の「ドッジボール」
の種目をフライングディスクを用いる「ドッヂビー」に変更しました。
肌寒さを感じる体育館も、種目ごとに白熱し、体育館内に大きな歓声が響き渡りました。
クラスの団結力と学年を超えた親睦を深めることができ、2学期をよい形で閉めることができた
 のではないかと思います。

  

   生徒に負けないように、先生も頑張って走ってます。
  
  優勝は、昨年準優勝で涙を呑み、今回、圧倒的な数の力で他団を圧倒した緑団(2年生)、

  2位は初参加ながら、フレッシュな感性とチームワークのよさが光っていた黄団(1年生)、
  3位は、初種目「ドッヂビー」で1位という健闘を見せた赤団(3年生)。
  4位は、少人数ながら、チームワークのよさはピカイチだった青団(4年生)という結果に
 なりました。

  体育祭終了後、温かい具だくさんの豚汁とおにぎりを美味しくいただきました。
    冷えた体も、ぽかぽかとほっこり温まることができました。

  

  

お忙しい中、豚汁とおにぎりの準備のお手伝いをいただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。

【定時制】食育講座

  平成30年12月18日(火)、今年も恒例の「食育講座」を本校家庭科室で実施しました。
 保健部では、全校生徒を対象に食物アレルギーや嗜好に関する調査をしていますが、かなりの
 生徒に好き嫌いがあることが分かっています。

  今回は「自宅でクリスマスパーティー」というテーマで、主食を「クリームシチュー」、生徒
 が好きな「唐揚げ」を主菜にし、「マカロニサラダ」を副菜に、「カップケーキ・ゼリー」をデ
 ザートに献立を立てました。
  生徒職員それぞれ班に分かれて、調理を開始し、ぎこちなかった生徒たちの包丁やフライパンを
 握る手も、やっていくうちにスムーズになっていきます。

  

  

 さあ、待ちに待った会食の時間です。みんな「おいしい」とおかわりをするほどの大好評。
 瞬く間にみんなの皿は空になっていきます。自分で作ったものは、やはり「おいしい」ですね。

 

 最後に、緒方教頭先生の「ミニ食育講話」で会を閉めました。

 

 本日のメニューです。おいしそうですね。

 

  スナック菓子や嗜好品は、一時の空腹は満たせても、体を作る栄養にはなりません。
 人間の骨格や血肉は即席ではなく、十分な時間をかけてつくりあげていくものでしょう。
 「食育講座」を通して、生徒たちが、食物に関心を持ち、自分の健康は自分で守れるように、
 今後の食事作りの参考にしてほしいと思います。

【定時制】人権教育

平成30年12月13日(木)の4限目、本校視聴覚室において「平成30年度第2回全学年次人権教育 LHR」が行われました。
世の中にある「人権問題」を考えると共に、今回は「ハンセン病問題」を題材に差別や偏見について考えるというものです。視聴覚教材として、平沢保治さん(多磨全生園入所者自治会会長)の実体験を
基にしたアニメ「未来への虹」を観賞しました。
生徒たちもハンセン病の元患者の方々がこれまで「無らい県運動」や「らい予防法」の強制隔離政策などによって、厳しい差別や偏見を受けてきた歴史を目の当たりにし、食い入るように熱心に鑑賞していました。

 

 

以下は生徒の感想です。

 

  ・今回、過去にハンセン病という病気があったことや、それによって差別や偏見があったことを詳しく知ることができました。ハンセン病に対する差別や偏見もですが、他の差別や偏見もなくなってほしいと思います。今日、学んだことを忘れず、しっかり覚えておきたいと思います。(1年男子)

     
  ・人の中にある差別は、間違った知識による誤解から生まれてきて、長い歴史の中で永遠に続いてきたのだと思う。 一人ひとりが「差別は悪いことだと認識すること」が大切である。一人の声は小さいが、これも集まれば大きくなるだろう。私も少しでもそんな力になれるように努力していきたい。(1年女子)

   
  ・自分が想像していたより、ひどい差別があったことに驚いている。畑仕事やかご作り、また他の患者の方の看護までさせていた事実は知らなかった。
 「プロミン」という治療薬ができたのに、隔離させられていたのは、とてもひどいと思った。
 今回、ハンセン病について詳しく知ることができ、大変勉強になった。(2年女子)

 ・誤った知識によって差別や偏見が生まれ、患者さんの一生は、取り返しのつかない苦しいものになった。裁判でハンセン病の患者さんたちは勝訴したものの、差別や偏見がなくなっているわけではないと思う。私たち一人ひとりが、このことに関して、もっと意識しなければならないと思う。(2年女子)

 平沢さんの実体験を基にしたアニメ「未来への虹」は身につまされる内容でした。
ハンセン病の元患者さんの高齢化が進む中、若い世代の生徒達が次の世代にハンセン病の歴史を語り継いでいってほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【定時制】全国生活体験発表大会

全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会で読売新聞社賞を受賞 

平成30年11月24日(土)に、六本木ヒルズ ハリウッドプラザにおいて「平成30年度
第66回全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会」が行われました。

本校の4年次生の作馬健太君が「読売新聞社賞」を受賞しました。
同大会は、全国の定時制・通信制高等学校に学ぶ生徒が、学校生活を通して、感じ、学んだ
貴重な体験を発表し、多くの人々に感動と励ましを与えることを目的として、開催されています。

午前中は、58名の出場者が5つの会場に分かれ、発表会が行われます。そこから3名が
午後からの全体発表会に進むことができます。
作馬君は第5会場で、3番目の発表でした。

   
予選会で発表する作馬君
 
 第5会場の発表はどれも甲乙つけがたく、さすが、全国大会という発表ばかりでした。
作馬君は、この激戦の中で、見事3名の枠に入り、全体発表会に進むことができました。

 

全体発表会は各会場を勝ち上がった15名が発表します。
作馬君の発表は8番目で、落ち着いて、練習の成果を十二分に発揮することができました。
審査の結果、「読売新聞社賞」を受賞することができました。
全国大会に出場した各都道府県・通信制ブロック代表の発表は、どれも素晴らしいもの
ばかりでしたが、大舞台で発表できたこと、そして他の発表者の発表を直に聞くことができた
ことは、作馬君にとって本当に得難い体験だったと思います。
作馬君、本当におめでとうございました。

            記念集合写真です。