八工定ブログ
【定時制】クラス対抗体育祭
クラス対抗体育祭 優勝(緑団) 準優勝(黄団)
(2年生) (1年生)
平成30年12月21日(木)に、本校体育館でクラス対抗体育祭を実施しました。
本年度は、昨年とは違い、暖かな中での体育祭になりました。 開会式で、末廣校長は「今日は、2学期最後の学校行事です。競技や応援を行う中で親睦を深め、
自分のできる範囲で、体育祭に積極的に参加し、楽しんでほしい」と激励の言葉を生徒達に投げ掛け
られました。
今回は、安全性を高め、みんなが性別に関係なく楽しめるように、従来の「ドッジボール」
の種目をフライングディスクを用いる「ドッヂビー」に変更しました。
肌寒さを感じる体育館も、種目ごとに白熱し、体育館内に大きな歓声が響き渡りました。
クラスの団結力と学年を超えた親睦を深めることができ、2学期をよい形で閉めることができた
のではないかと思います。
生徒に負けないように、先生も頑張って走ってます。
優勝は、昨年準優勝で涙を呑み、今回、圧倒的な数の力で他団を圧倒した緑団(2年生)、
2位は初参加ながら、フレッシュな感性とチームワークのよさが光っていた黄団(1年生)、
3位は、初種目「ドッヂビー」で1位という健闘を見せた赤団(3年生)。
4位は、少人数ながら、チームワークのよさはピカイチだった青団(4年生)という結果に
なりました。
体育祭終了後、温かい具だくさんの豚汁とおにぎりを美味しくいただきました。
冷えた体も、ぽかぽかとほっこり温まることができました。
お忙しい中、豚汁とおにぎりの準備のお手伝いをいただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。
【定時制】食育講座
平成30年12月18日(火)、今年も恒例の「食育講座」を本校家庭科室で実施しました。
保健部では、全校生徒を対象に食物アレルギーや嗜好に関する調査をしていますが、かなりの
生徒に好き嫌いがあることが分かっています。
今回は「自宅でクリスマスパーティー」というテーマで、主食を「クリームシチュー」、生徒
が好きな「唐揚げ」を主菜にし、「マカロニサラダ」を副菜に、「カップケーキ・ゼリー」をデ
ザートに献立を立てました。
生徒職員それぞれ班に分かれて、調理を開始し、ぎこちなかった生徒たちの包丁やフライパンを
握る手も、やっていくうちにスムーズになっていきます。
さあ、待ちに待った会食の時間です。みんな「おいしい」とおかわりをするほどの大好評。
瞬く間にみんなの皿は空になっていきます。自分で作ったものは、やはり「おいしい」ですね。
最後に、緒方教頭先生の「ミニ食育講話」で会を閉めました。
本日のメニューです。おいしそうですね。
スナック菓子や嗜好品は、一時の空腹は満たせても、体を作る栄養にはなりません。
人間の骨格や血肉は即席ではなく、十分な時間をかけてつくりあげていくものでしょう。
「食育講座」を通して、生徒たちが、食物に関心を持ち、自分の健康は自分で守れるように、
今後の食事作りの参考にしてほしいと思います。
【定時制】人権教育
平成30年12月13日(木)の4限目、本校視聴覚室において「平成30年度第2回全学年次人権教育 LHR」が行われました。
世の中にある「人権問題」を考えると共に、今回は「ハンセン病問題」を題材に差別や偏見について考えるというものです。視聴覚教材として、平沢保治さん(多磨全生園入所者自治会会長)の実体験を
基にしたアニメ「未来への虹」を観賞しました。
生徒たちもハンセン病の元患者の方々がこれまで「無らい県運動」や「らい予防法」の強制隔離政策などによって、厳しい差別や偏見を受けてきた歴史を目の当たりにし、食い入るように熱心に鑑賞していました。
以下は生徒の感想です。
・今回、過去にハンセン病という病気があったことや、それによって差別や偏見があったことを詳しく知ることができました。ハンセン病に対する差別や偏見もですが、他の差別や偏見もなくなってほしいと思います。今日、学んだことを忘れず、しっかり覚えておきたいと思います。(1年男子)
・人の中にある差別は、間違った知識による誤解から生まれてきて、長い歴史の中で永遠に続いてきたのだと思う。 一人ひとりが「差別は悪いことだと認識すること」が大切である。一人の声は小さいが、これも集まれば大きくなるだろう。私も少しでもそんな力になれるように努力していきたい。(1年女子)
・自分が想像していたより、ひどい差別があったことに驚いている。畑仕事やかご作り、また他の患者の方の看護までさせていた事実は知らなかった。
「プロミン」という治療薬ができたのに、隔離させられていたのは、とてもひどいと思った。
今回、ハンセン病について詳しく知ることができ、大変勉強になった。(2年女子)
・誤った知識によって差別や偏見が生まれ、患者さんの一生は、取り返しのつかない苦しいものになった。裁判でハンセン病の患者さんたちは勝訴したものの、差別や偏見がなくなっているわけではないと思う。私たち一人ひとりが、このことに関して、もっと意識しなければならないと思う。(2年女子)
平沢さんの実体験を基にしたアニメ「未来への虹」は身につまされる内容でした。
ハンセン病の元患者さんの高齢化が進む中、若い世代の生徒達が次の世代にハンセン病の歴史を語り継いでいってほしいと思います。
【定時制】全国生活体験発表大会
全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会で読売新聞社賞を受賞
平成30年11月24日(土)に、六本木ヒルズ ハリウッドプラザにおいて「平成30年度
第66回全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会」が行われました。
本校の4年次生の作馬健太君が「読売新聞社賞」を受賞しました。
同大会は、全国の定時制・通信制高等学校に学ぶ生徒が、学校生活を通して、感じ、学んだ
貴重な体験を発表し、多くの人々に感動と励ましを与えることを目的として、開催されています。
午前中は、58名の出場者が5つの会場に分かれ、発表会が行われます。そこから3名が
午後からの全体発表会に進むことができます。
作馬君は第5会場で、3番目の発表でした。
予選会で発表する作馬君
第5会場の発表はどれも甲乙つけがたく、さすが、全国大会という発表ばかりでした。
作馬君は、この激戦の中で、見事3名の枠に入り、全体発表会に進むことができました。
全体発表会は各会場を勝ち上がった15名が発表します。
作馬君の発表は8番目で、落ち着いて、練習の成果を十二分に発揮することができました。
審査の結果、「読売新聞社賞」を受賞することができました。
全国大会に出場した各都道府県・通信制ブロック代表の発表は、どれも素晴らしいもの
ばかりでしたが、大舞台で発表できたこと、そして他の発表者の発表を直に聞くことができた
ことは、作馬君にとって本当に得難い体験だったと思います。
作馬君、本当におめでとうございました。
記念集合写真です。
【定時制】文化祭ステージ発表
平成30年10月27日(土)、さわやかな秋晴れの中「平成30年度八代工業高校定時制文化祭」が開催されました。
午後からのステージ発表は、多目的室で行われました。
始めに1年の菅沼君がトランプを使ったマジックショーを披露しました。指先から繰り出される華麗なマジックには、みんなは驚きの連続でした。
次は、2年の近藤君、4年の石橋さん、江上先生、中川先生、豊野先生によるコブクロの歌「蕾」です。
情感あふれる歌声とギター、フルートの競演には、思わず熱いものが込み上げ、会場の多目的室はライブ会場さながら、演奏者と観客が一体となり、感動の渦に包まれました。
最後は「イントロ当てクイズ」です。先生方を配慮して1980年代の歌謡曲から現代のJ-POPまで、幅広い楽曲構成で大いに盛り上がり、みんな、笑顔の中で会を閉めることができました。
【定時制】文化祭
平成30年10月27日(土)、さわやかな秋晴れの中「平成30年度八代工業高校定時制文化祭」が開催されました。
今年度のテーマは「百花繚乱~平成最後の楽しい文化祭~」。これには「一人ひとりが美しい花として、自分の可能性を開花させ、平成最後の楽しい文化祭を楽しみましょう」という意味が込められています。
まず、開会式で、シンボル発表、日程の説明があった後、末廣校長から「文化祭は生徒一人ひとりが主役となる学校行事であり、展示、催し物、販売を通してお互いの良さや頑張りを知るよい機会である。今日は主役である自分たちが楽しみ、文化芸術に親しんでほしい」という挨拶がありました。
シンボルの「百花繚乱」の字は3年次生の竹下さんの力作です。
展示部門では、テクニカル系列のLEDを使った「竹あかり」や「灯籠」、「世界に一つだけのコップを作ろう」、1・2年生保健の「課題研究」、「数学かるた」、美術の授業で制作した「デッサン」、有志による「レッドリボンツリー」製作、「第20回恐竜絵画コンテスト」入賞作品、「書道作品」の展示と盛りだくさんの内容でした。
また、食品バザーは、4年連続グルメ大賞を受賞している国産の「フランクフルト」を販売し、食券が完売するほどの大盛況でした。
【定時制】「公開授業」「オープンキャンパス」のご案内
熊本県立八代工業高等学校 定時制 総合学科
『公開授業』平成30年11月1日(木)
『オープンキャンパス』平成31年1月16日(水)のご案内
平成30年度定時制 公開授業・オープンキャンパス.pdf ←PDFファイル
熊本県立八代工業高等学校 定時制 総合学科
『公開授業』平成30年11月1日(木)
『オープンキャンパス』平成31年1月16日(水)のご案内
【定時制】「熊本県高等学校定時制通信制文化大会」
おめでとう 生活体験発表 熊本県代表 作馬君
平成30年度「第68回熊本県高等学校定時制通信制文化大会」が、 10月7日(日)に熊本県立劇場演劇ホールで開催されました。午前の生活体験発表の部に、4年次生の作馬君が出場しました。
作馬君は、2年前にも出場していて、リベンジを果たすべく、この大会に向けて休日返上で練習に取り組んできました。
演題は「昨日の自分を超えていく」です。
3年間の引きこもり生活を経て、本校に入学した作馬君でしたが、アルバイトの勤務形態が変わったことで学校を休みがちになり、とうとう単位を落としてしまいます。そこから自分を内省し、自分が真から打ち込めるものを探す「心の旅」によって、亡きお父さんと一緒にやった「バドミントン」を思い出し、それに打ち込むことで再生していきます。そして、自分には、たくさんの人が今まで支えてくれていたということに気付く、8年間の心の軌跡を綴ったものです。
過去のつらい体験と対峙し、紆余曲折しながら、自分が本当の意味で打ち込めるものを探すことで、自分らしさを取り戻していく、作馬君の発表は、聞くものの心を揺さぶる素晴らしい発表だったと思います。
審査の結果、作馬君は最優秀賞を獲得し、熊本県代表として11月24日(土)に東京の六本木ヒルズで行われる全国大会にコマを進めることができました。本校からの出場は、13年ぶり2回目となります。
全国大会でも、熊本県代表として頑張ってきたいと思いますので、応援をよろしくお願いします。
【定時制】校外体験学習
平成30年9月28日(金)学校を離れて「校外体験学習」に行ってきました。
「学校外における体験学習の場を設定し、生徒、職員の親睦と交流を深めることを目的」として、毎年実施されています。今年は南阿蘇を中心に回りました。
当日は、天候にも恵まれ、最初に到着したのは「一心行公園パークゴルフ場」。「パークゴルフ」は、ミニゴルフの一種で、1983年、公園で幅広い年代の人ができるスポーツとして考案されたもので、ルールは、ほぼゴルフと同じです。生徒職員共に初体験の人が多かったにもかかわらず、やっているうちに慣れてきて、カップインがある度に歓声が上がり、パークゴルフの面白さを堪能することができました。
昼食は「あそ望の里くぎの」で、雄大な南阿蘇の景色を眺めながら、お弁当に舌鼓をうちました。素晴らしい景色は、最大の調味料ではなかったでしょうか。
そして、最後に訪れたのが、世界的にも珍しい健康テーマパーク「阿蘇ファームランド」です。「健康」を第一のコンセプトとしてリニューアルされていて、様々な工夫がなされていました。ここでは自由行動なので、生徒たちは、おのおの「ふれあい動物王国」で動物たちと触れあったり、スイーツを食べたり、「総合物産館」で買い物をしたり、午後のひとときを思い思いに過ごしました。雄大な阿蘇の大自然を間近に接し、普段とは違う秋の一日を満喫することができたと思います。
【定時制】性教育講演会
平成30年9月27日(木)「性教育講演会」が行われました。
講師として、熊本大学教育学部准教授の秋月百合先生をお迎えし、「赤ちゃんのからだの不思議なしくみ」という演題で講演していただきました。
初めに「生まれたばかりの赤ちゃんの頭はどんな形?」「赤ちゃんの皮膚はこんな色で大丈夫?」という質問を生徒たちに投げ掛けられて、会がスタートしました。
次に、「生まれてすぐの赤ちゃんは、なぜ体重が減るの?」という質問を投げ掛けられました。赤ちゃんの頭がお母さんの産道を通りやすいような形をしているのは安全に出産するために理にかなったことであり、赤ちゃんの皮膚の色や体重の変化は、外界に適応していく証しであるという話に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
改めて考えると、赤ちゃんは本当に不思議なことが多く、まだ研究の途中というものがいっぱいあるそうです。
赤ちゃんはただ「かわいい」だけではなく、周囲の変化に適応しながら、あの小さな体で一生懸命生きるために頑張っているのだということに、生命の神秘を感じずにはいられませんでした。
今日の話をしっかり受け止めて、これから行動してほしいと思います。