ボランティア部

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(ボラ部)球磨村神瀬で災害ボランティア活動!⑤

 今回の球磨村神瀬地区での活動では「神瀬の集い9」の運営の手伝いをさせていただきました。今回も呼び掛けチラシの校内掲示による参加生徒募集を行い、ボランティア部員9人とその他の生徒10人の合計19人が参加しました。
 これまで住民の方々の憩いの場となっていた多目的集会所、災害ボランティア活動の拠点となっていた神瀬福祉センター「たかおと」が、ともに来月12月に解体されることが決定したため、その2つの施設との別れを惜しむ会として、地域の方々と一緒に多くの一般の方々も参加されました。菊池女子高等学校(菊池レオクラブ)の生徒達による踊りの披露、お寺の住職さんによる講話、カラオケ、海鮮バーベキューのふるまい等もありました。
 午前中は本校の生徒達は、国道219号線沿いの花壇の花苗植え、ポップコーンの袋詰め、子ども達のダーツの対応、子ども達の駄菓子屋さんごっこの対応、南稜高等学校の農産物の販売の、主に5つのグループに分かれて活動しました。総合農業科から預かったシクラメンとポインセチアの鉢、ロマネスコ、サツマイモ、古代米、小麦粉を販売したところ、全て完売しました。また、おもちゃのお金を持って駄菓子を買いに来た子ども達や、ダーツをしに来た子ども達ともふれあうことができました。

 

 

 

 昼ご飯時には、パールラインライオンズクラブの方々が準備された海鮮バーベキューを楽しませていただきました。また、上天草高等学校(上天草パールレオクラブ)の生徒達が油で揚げてくれた南稜高等学校生産のサツマイモも振る舞われました。
 本校ボランティア部員が取り組んでいるくま川鉄道の全線復旧のための募金活動には熊本県内のライオンズクラブにも御協力いただいています。その部員が会場で募金ケースを持って協力のお願いに回ったところ、ライオンズクラブの方々が次々とお札を入れて下さり、この日1日で合計47,010円が寄せられました。

 

 午後のステージの部では、飛び入りでダンスを披露したりカラオケを披露したりする本校の生徒もいて、その質の高さに驚きました。
 その後には、参加者全員で「誕生日の歌」を踊りました。

 

 

 最後に全員整列して前に出て挨拶をさせていただき、思い出で胸いっぱいにして帰途につくことができました。

 

(ボラ部)ボランティア・スピリット・アワードを受賞!

11月30日(火)
 第25回ボランティア・スピリット・アワード(ジブラルタ生命保険株式会社等主催)において、本校ボランティア部チームⅠの部員4人が個人応募の部でコミュニティ賞を受賞、チームⅠもグループ応募の部で同じくコミュニティ賞を受賞しました。
 表彰式は、熊本県教育公務員弘済会より専任幹事の和久田恭生様、ジブラルタ生命保険株式会社の熊本支社より支社長の卜部良樹様、同じく人吉営業所より所長の三木田史郎様、担当の別府太基様、西田綾子様に御出席いただき、本校校長室で行いました。受賞者と部長には表彰状が手渡され、メダルが首に掛けられました。

 

 個人応募の部で受賞した4人の部員の主とする活動テーマは次の通りです。
 ○ASOBIBA活動への参加と参加呼び掛け
 ○球磨村神瀬地区への創作絵の贈呈の企画
 ○段ボールコンポストの取組
 ○校内での手話講習会の企画
チームⅠには20人の部員がおり、そのうち10人が応募をしました。今回コミュニティ賞を受賞しなかった6人の部員にも1人1人にボランティア・スピリット賞の表彰状が贈られました。
 また、グループ応募の部で受賞したチームⅠとしては、「1人1企画」をモットーとし、「みんなが笑顔になれるような活動に取り組む」を目標として、部員1人1人がそれぞれに、活動計画案を作成したり、参加や協力を呼び掛けるチラシを作成して校内に掲示したりしながら、協力して様々な活動に取り組んでいることについてまとめて応募しました。

  

 御挨拶をいただいた卜部様によれば、熊本県内の高等学校において受賞した個人・団体8つのうち5つを南稜高等学校が占めているとのこと。今回の受賞は部員達にとっても大きな励みになりました。

(ボラ部)災害救助物資保管倉庫を見学!

12月26日(日)
 ボランティア部員4人が、日本赤十字社熊本県支部の災害救助物資保管倉庫を見学し、日本赤十字社の災害救援活動について学習しました。

 

 倉庫の中には、日用品セットや安眠セット等、災害時の被災者への配付物が備蓄されており、大釜やプラスチック製食器等の炊き出し用の資材、寝袋や長靴等の救助者に必要な備品等、災害救護活動で必要とされる様々な資材が置いてあります。
 「令和2年7月豪雨」の直後には、実際にこの倉庫からも、日用品セットや安眠セット等が地元人吉球磨地域に運ばれて被災者への方々に配付され、避難所では炊き出しも行われたとのこと。部員達は日用品セットの中身について特に関心を持って見ていました。
 また、熊本地震において情報収集のために活躍したバイクも関心を持って見学しました。益城町や熊本市東区等では、地震後に家屋や電柱等が倒壊して自動車で走行できなくなった道路が多かったため、バイクが重宝したとのことでした。

 

 10月24日(日)に上総合運動公園体育館で行われたあさぎり町「避難所開設・運営訓練」には、ボランティア部員7人が参加し、多くのことを学ばせていただきました。ボランティア部で今後も機会を捉えて防災について学習していきます。

 

熊本県赤十字血液センターを見学!

12月25日(土)、26日(日)
 ボランティア部員4人が、熊本県赤十字血液センターの3施設(日赤プラザ献血ルーム、下通り献血ルーム、供給課)を見学し、献血について学習しました。
 日赤プラザ献血ルームと下通り献血ルームには25日(土)に行きました。
 日赤プラザ献血ルームでは、冊子「愛のかたち献血」をいただき、待合室、問診室、採血室を見学させていただきながら、献血の流れについて御説明いただきました。朝からたくさんの献血者が来られていることに驚きました。

 

 下通り献血ルームでも待合室と採血室を見学させていただき、ボランティア部員が作成して校内に掲示したチラシ「下通りに行ったら献血へ!」を手渡しして報告しました。本校3年生のお姉さんも職員として勤務されており、声を掛けていただきました。

 

 供給課には26日(日)に行きました。ここでは、久留米市にある日本赤十字社九州ブロック血液センターで製剤となった血液を保管し、注文に応じて医療機関に配送する部署です。いただいた血液の分離と保管、配送についてお話をお聞きし、冷蔵庫で保管されている赤血球、冷凍庫で保管されている血しょう、常温で常に揺らされた状態で保管されている血小板をそれぞれ見せていただき、ケースの上から触れさせていただきました。

 

 16歳以上であれば女子でも200ml献血ができると聞き、見学をした生徒達は「今度献血に行きます」と決意を新たにしていました。

堀之角区に収集活動への御協力お願いのチラシを配付!

12月20日(月)
 本校ボランティア部では、熊本ナマステの会(事務局:人吉市)の「ネパールに学校を贈ろう運動」に協力しようと、書き損じ葉書・余った葉書(年賀葉書や暑中見舞い葉書も含む)とエコキャップ(ペットボトルのふた)の収集活動に取り組んでいます。
 これまでは校内でのみ取り組んでいましたが、熊本市内に地域で書き損じ葉書の収集活動に取り組んでいる高等学校があると聞き、私達ボランティア部も今回初めて地元の堀之角区(ほりのすみく)で書き損じ葉書とエコキャップの収集活動に取り組ませていただくことにしました。
 事前に堀之角区の区長さんに相談させていただき、区の回覧板にも呼び掛けの文章を掲載していただきました。また、私達ボランティア部員が御協力のお願いのチラシを1軒1軒の御家庭に投函して回りました。
 収集活動は1月31日(月)の放課後(回りきれなかったときには引き続き翌日2月1日(火))に実施する予定です。

 

※当初の予定では1軒1軒の御家庭を回る予定でしたが、その後の新型コロナウイルス感染症に関する蔓延防止等重点措置の発令により対面による部活動が実施できなくなったため、住民の皆様には書き損じ葉書とエコキャップを玄関先に置いておいていただくようにお願いし、それを回収して回ることになりました。