SPH 学校全体の動き

SPH活動報告

・SPH生徒研究員会 第1回 【SPH】(2017/10/31)

・SPH生徒研究員会  第1回 【SPH】(2017/10/31)
10月31日(火)SPH生徒研究員会 【SPH】が開かれました。
今進めているSPHの15の取組を、南稜祭(文化祭)で展示発表しようというものです。
各取組の代表制とが出席。佐藤SPH研究主任から、まとめ方などの説明がありました。
最終的には、ポスターセッション形式での発表が出来るよう、内容を高め、プレゼンテーション能力を高めていきます。


佐藤 SPH研究主任から説明

・くまもと県版GAP取組状況調査 本調査 【SPH】 (2017/10/30)

・くまもと県版GAP取組状況調査  本調査 【SPH】 (2017/10/30)
10月30日(月)熊本県有機農業研究会 くまもと県版GAP調査員の厨子さん、森さんの2人が来校。くまもと県版GAPの指定団体の本調査が行われました。
調査員からこれまでの取組について質問、問い合わせがあり、担当生徒らが入れ替わりながら回答していきます。

調査員の2人からの質問、問い合わせに、生徒らが回答していきます。

チェックリスト 一つ一つ 確認していきます。

・第27回全国産業教育フェア秋田大会 【SPH】 (2017/10/21)

・第27回全国産業教育フェア秋田大会  【SPH】 (2017/10/21)
10月21日(土)~22日(日)秋田市において、第27回全国産業教育フェア秋田大会が行われました。その中で、スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール事業発表会が行われ、南稜高校は、ポスター展示の部に出品。
2年食品科学科 吉村さんが参加しました。
SPH研究指定3年目の10校の生徒が発表を行う発表会も実施され、あわせて、22校(研究指定2年目10校、3年目10校、4年目2校)のポスター展示が行われました。

食品科学科 2年吉村さんが ポスター展示 説明を行いました。

秋田市にぎわい交流館AU

3年目の学校が発表。南稜高校は、来年度が発表です。

キラキラ 北海道とわの森三愛高校SPH学校視察

 北海道とわの森三愛高校から西川先生(教諭)と吉岡先生(主任事務)が来校されました。
【研究主任の佐藤先生と副主任の柿本先生が対応】
 本年度のSPH事業申請を検討されており、何故か九州の本校まで申請方法や内容に関わる相談に来られました。
 本校の事業申請内容や初年度申請書関係資料、申請に向けた手続きの方法等について、余すことなくお伝えしました。
 三愛高校の特色を生かした申請内容の検討や実施方法、効果測定方法についての協議と提案も行わせていただきました。
 是非、本年度の指定校になっていただき、本校とのSPH連携をできたら嬉しく思います。頑張ってください。


・被災地支援農業実習 【SPH】(2017/10/14)

・被災地支援農業実習 【SPH(5)】(2017/10/14)
10月14日(土)阿蘇郡南阿蘇村の「阿蘇健康農園」で、2年生の有志18人が、被災地支援農業実習に参加しました。被災地の災害の状況を視察し、阿蘇健康農園の温室の被害について話を聞き、復旧活動に参加しました。温室、施設は、温度、水、光、空気(二酸化炭素)等が管理されており、最先端の施設です。イチゴ苗の「さがほのか」の植え付けを行いました。

液肥のチューブを差し込んでいきます。チューブは「イスラエル」で製造

慎重で正確な作業が求められます

一つ一つ丁寧な作業が続きます

熊本地震での被災状況を視察 阿蘇大橋付近 東海大学付近

施設の状況の説明 3億~4億 熊本地震で大きな損害

光、空気、水、温度をコントロール

二酸化炭素発生装置

床がスライドしていきます 植え付け、収穫が楽になります

電子制御版 コントロールされています

液肥のタンク

イチゴ苗の特徴を説明

トマトの苗も栽培されています

・SPH研究推進委員会(第3回)(2017/9/14)

・SPH研究推進委員会(第3回)(2017/9/14)
9月14日(木)SPH第3回研究推進委員会が行われました。
3年間の取組の中間点となる今学期までの取組を報告し、中間評価について依頼しました。
また、委員の横山さんから、SPH事業の推進に向けた講演を行っていただきました。
その後、各研究項目別の分科会、協議などを行いました。

○生徒に、PDCAのサイクルを意識させた取組を行い、「改善」し、うまくいく経験を積ませることで、爆発的に教育効果が高まる。
○見学をさせる場合など、うまくいっているところ、うまくいっていないところを「比較」させることで、「改善意識」、「当事者意識」が生まれる。
○農場でドローンを使っているが、先日、太陽フレアがあり、GPSの関係で、ドローンが何回も墜落した。すでに先端技術は身近になっている。ドローンを使うと農薬散布が、10アールを1分で終えることができ、時間を生み出すことも出来る。
○SPHは、3年間の指定であるが、指定期間が終わっても、学校づくりに生かせるような取組として欲しい。
○県立教育センターでは、Iotを使った米の栽培などの研究を進めている。温度管理から病害虫の発生を予測、予防方法を探っている。

【横山委員の講義概要】
○《平成28年7月講義内容》15テーマの研究で、力点を置きたいテーマの「選択と集中」の検討を勧めます。「ニッチ・差別化・一点突破」。今年度の取組を進める中で、次年度の重点取組を検討しながら進めよ。
○《平成28年7月講義内容》ITカリキュラムの強化を勧めます。IT農業、ウェブ通販、6次産業化推進、IT企業誘致などにつながり、若者が地域に残る方向に向かう大きなキッカケになる可能性が大。
○《提案1》15研究テーマの実績評価を行いませんか?評価を行い、「選択と集中」を行い、3分類し事業を振り分けてみてはどうでしょうか。
①継続事業→・・・、②統合事業→・・・、③廃止事業→・・・。
○《提案2》ITを活用できる農業者の育成が重要です。例えば、農業大学校の情報担当や、農業IT経営者、情報科職員などと一緒にカリキュラムを企画し、年間講座を作ってはどうでしょう。ITに詳しい農業者を育成し、スマート農業や6次産業化を目指す農業者を育成する「農業情報化学科」の新設を目指してはどうでしょう。

横山委員による提案

長田委員

深水委員

永井委員

櫻井委員

櫻井委員

永井委員

深水委員

櫻井委員

長田委員

永井委員

櫻井委員によるIotの事例紹介

・著作権講習会【SPH】 (2017/9/12)


・著作権講習会【SPH】 (2017/9/12)
9月12日(火)コンピュータソフトウェア著作権協会専務理事・事務局長の久保田裕氏をお招きし、著作権講習会を行いました。
1限目は、2年生産科学科14名、園芸科学科23名の生徒を対象に、「情報発信による一次産業や地域活性化の手法、2,3限目は教職員を対象に「著作権法第30条及び第35条を理解した教育活動」、4限目は、教職員を対象としたワークショップ(1)、昼の、全校集会では全校生徒対象に、「SNSモラルと著作権」、5,6限目は、普通科体育コース1年を対象に、「アスリートの情報管理」等々、密度の濃い、研修を実施していただきました。
「自己肯定感」の高め方:自己を肯定するには、「あなたはどう思いますか」、「あなたはどう行動しますか」などの、「あなたは・・・」と、主体性に呼びかける、教師の働きかけ、コミュニケーションのキャッチボールの積み重ねが必要。「自己肯定感」の高まりが、地域の肯定感(地域愛、郷土愛)に繋がる。

1限目2年生産科学科14名、園芸科学科23名の生徒を対象に、「情報発信による一次産業や地域活性化の手法」


2,3限目は教職員を対象に「著作権法第30条及び第35条を理解した教育活動」

昼の、全校集会では全校生徒対象に、「SNSモラルと著作権」

5,6限目は、普通科体育コース1年を対象に、「アスリートの情報管理」

・SPH研究責任者会議 (2017/9/5)

・SPH研究責任者会議  (2017/9/5)
9月5日(火)SPH研究責任者会議を行いました。
9月14日(木)SPH研究推進委員会について、11月12日(日)熊本県スーパーハイスクール指定校合同研究発表会について、12月21日(木)SPH中間報告会について、など協議しました。

・湯前町 杵つき精米所とのコラボレーション【SPH】 (2017/9/5)

・湯前町 杵(きね)つき精米所とのコラボレーション【SPH】    (2017/9/5)
9月5日(火)湯前町 産業振興課 地域おこし協力隊 中山一孝さんが来校。
玄米を時間をかけ熱を加えず精米できる「杵つき精米」を活用した、「杵つき精米所再生プロジェクト」の打合せを行いました。

・湯前町 杵つき精米所とのコラボレーション 【SPH】 (2017/8/22)

・湯前町 杵(きね)つき精米所とのコラボレーション 【SPH】   (2017/8/22)
8月22日(火)湯前町 産業振興課 赤池昌信主幹、湯前町地域おこし協力隊 中山一孝さんが来校。
玄米を時間をかけ熱を加えず精米できる「杵つき精米」を活用した、「杵つき精米所再生プロジェクト」の説明に来られました。
本校からは、鶴本農場長、吉永先生、多田先生らが出席。


・第2回GAP実証モデル農業組織等個別指導会 (2017/8/16)

・第2回GAP実証モデル農業組織等個別指導会  (2017/8/16)

8月16日(水)第2回GAP実証モデル農業組織等個別指導会が行われました。

午後は、書類審査の続きと農場の実地指導。

NPO法人アジアGAP総合研究所 特任指導員の寺田様から生徒12名に対し、ご指導を頂き、それを聴講する形式で行われた。九州農政局の方々、熊本県農林水産部生産経営局農業技術課の渡邉参事や県南広域本部球磨地域振興局農林水産部農業普及・振興課の方々。農業関係高校の先生方12名。合計41名が参加。農場の実地指導の後、再び、会議室でまとめを行い、生徒からの質問にも答えていただいた。


残液・洗浄液 処理場の前で

看板表示

書類審査 寺田指導員から質問があり、栗原教諭が回答

チェックリスト・基準に沿って指摘

1つ1つの項目をチェック、ポイントを指摘し、修正すべき点を確認

農薬保管庫での指導

刈り払機は、番号を打って、保管 倒れないよう固定

温室前で土壌消毒について

ガラス温室内にて指摘

出荷調整室 はさみはどこにありますか?

資材類の交差をさけよう

この部屋の目的は何ですか?

質疑応答
質疑応答

質疑応答

質疑応答

質疑応答

質疑応答

・第2回GAP実証モデル農業組織等個別指導会 (2017/8/16)

・第2回GAP実証モデル農業組織等個別指導会  (2017/8/16)
8月16日(水)第2回GAP実証モデル農業組織等個別指導会が行われました。
午前中は、書類審査。NPO法人アジアGAP総合研究所 特任指導員の寺田様からご指導を頂いた。熊本県農林水産部生産経営局農業技術課の渡邉参事や県南広域本部球磨地域振興局農林水産部農業普及・振興課長田課長らも同席。
本校から、鶴本農場長、栗原教諭が出席しました。

・熊本県農林水産部長学校訪問【SPH】 (2017/8/3)

・熊本県農林水産部長学校訪問【SPH】 (2017/8/3)
8月3日(木)熊本県農林水産部の濱田部長らが学校を訪問されました。
SPH研究内容、GAP認証に向けた取組を説明し、その後、意見交換を行いました。
学校と県が連携した取組の方向性を探りました。

【訪問者】
熊本県農林水産部から、濱田部長、福島政策審議監、清藤審議員、本村主幹、荒木参事、
球磨地域振興局から、鍬本部長、長田課長
球磨農業研究所 島田所長
南稜高校から、管理職、鶴本農場長、佐藤SPH研究主任が出席

意見交換 SPH GAPの取組について

濱田義之部長から連携についてのアドバイス

・SPH運営指導委員会 研究協議 (2017/7/10)

・SPH運営指導委員会 研究協議 (2017/7/10)
7月10日(月)スーパー・プロフェッショナル・ハイスクールの運営推進委員、熊本県教育長関係職員の方々にご参加いただき、SPH運営推進委員会が行われました。
写真は、研究協議の様子。
出席者:
運営指導委員会:木之内委員、木下委員、西委員、大津委員、長尾委員、鳥井委員、の6名(高崎委員と牛田委員は欠席)。県教委からは、原田審議員、草野主幹。
【研究協議での意見概要】
議題①生命総合産業クリエイターを育成するための効果的な外部との連携について
○一番気になったのはクリエイターを育成するのに数値的な評価をして意味があるのか。
林業について校内評価が低いということは、学校の取り組みが甘いのではないか。地域に縛られないで広告代理店等との連携が必要。
○モチベーションアップにつながるものとして、ワールドカップやオリンピックにおいて選手に各地方での滞在時間を延ばす工夫を生徒に考えさせるとよいのでは。
○意識調査、モチベーションなどについて生徒自身が成長を実感できているという意欲的なものが高まってきているにもかかわらず将来について考えられている生徒が少ないのは問題。
世界からみて日本の農業はあまり評価されていない。これは日本の教育がうまくなされていないからなのでは?
○目標のないところに達成はない。生徒に目標を持たせなければならない。危機感が持ててないことも問題。
○モチベーションがあがっていない生徒が多い。アメリカとの違いで日本は個性を伸ばすような教育がなされていない。SPHでも生徒がやりたいことに対して寄り添うような教育が必要。
○地域に雇用がないのはなぜかを考えさせ、生徒一人一人が地域に必要な存在であることに気づかせることが重要。
○高校に入ってきた生徒については人と違ってよいこと、学校に行きたいと思うような学校作りが必要。様々なことに対してきちんと理由を言えるような生徒の育成が重要。
○全員がリーダーになろうとすると教育の効果がなくなってしまう。
○目標を高く設定しすぎる必要はないのではないか?
○クリエイターを育てるようにしたいのならグローバルな視点で育てるのか、地域視点で教育していくのか考えなければならない。生徒がやりたい基準のレベルにあわせる。

議題②地域の活性化に貢献する人材育成について
○ある調査に対するネガティブな回答について還元するような項目を作成し、なぜそのような回答になったのか関連調査を行う。子どもが何を考えているのかを追求してみては?
○高校に入ってきた子をどう育てていくかが大事であり、生徒の個性に対してしっかりと寄り添っていくことが大事。
○普通学校と違って農業高校は専門的な教育がなされている。その長所をうまく生かしていく工夫が大事。そのことにより生徒のモチベーションも上がると思う。
○農業高校は現場での体験ができるという強みがある。一つの武器として活用していってほしい。
○学校の中に南稜高校ならではのものを探していったらいいと思う。
○将来進路が別れる子どもたちが答えのない問いに対して考えるというような道徳的・倫理的な教育が社会の活性化につながっていくのではないか。
○自由な子・個性を生かした子のどちらも大事にするのが重要。地方の活性化についての答えを持っている人はいない。だからこそSPHの取り組みのなかで生徒が答えを見つけ出してくれるのではないかという視点を教員は持つべき。教員などの異動も含めてある程度の見通しのあるものを積み上げていくことにより学校としてよい教育環境が作り上げられていく。模索しながらの活動ではあるが飛躍を目指してがんばってほしい。


・SPH運営指導委員会 授業参観(2017/7/10)

・SPH運営指導委員会 授業参観(2017/7/10)
7月10日(月)スーパー・プロフェッショナル・ハイスクールの運営推進委員、熊本県教育長関係職員の方々にご参加いただき、SPH運営推進委員会が行われました。
写真は、5限目の授業参観の様子。
出席者:
運営指導委員会:木之内委員、木下委員、西委員、大津委員、長尾委員、鳥井委員、の6名(高崎委員と牛田委員は欠席)。県教委からは、原田審議員、草野主幹。








・SPH部会 【SPH】 (2017/7/4)

・SPH部会 【SPH】 (2017/7/4)
7月4日(火)SPH部会を行い、これまでの取組、今後の取組、7月10日(月)の運営指導委員会について、打合会を行いました。研究主任、各学科・コース主任らが参加。

・広島県立庄原実業高校 学校訪問 【SPH】 (2017/6/26)

・広島県立庄原実業高校 学校訪問 【SPH】 (2017/6/26)
6月26日(月)広島県立庄原実業高校の黒川先生が、本校を訪問されました。
庄原実業高校はSPH3年目の学校です。
「地域産業(農業)の創生とグローバル化に対応できる将来のプロフェッショナルの育成
~里山の力を世界へ~」を研究開発課題として、研究に取り組んでおられます。
佐藤研究主任、柿本副主任らが対応し、南稜高校のSPHの取組を紹介、お互いのノウハウを交換し合いました。今後、両校の取組が益々充実することを期待します。

・知的財産教育推進委員会【SPH】(2017/6/16)

・知的財産教育推進委員会【SPH】(2017/6/16)
6月16日(金) 知的財産教育推進委員会を開催。本年度の取組の方向の確認、到達目標の確認、学校設定科目「球磨農林学」への位置づけ、などを話し合いました。
南稜高校独自のブランドマークを作成したらどうか、等の意見が出て今後、検討していきます。

・農業部会・農場協会 総会 (2017/6/9)

・農業部会・農場協会 総会 (2017/6/9)
6月9日(金)熊本農業高校で、農業部会・農場協会 総会が行われました。
研究発表で、佐藤浩臣SPH研究主任が、「平成29年度SPH事業の取組について」発表。
GAPの取組について、関心の高まりを感じました。
東勇介先生の「一本のバナナ ~パリは燃えているか?~」のご講演もありました。
 
 
 

キラキラ 意識調査の改訂に向けた検討会

SPH運営指導委員である高崎准教授(熊本大学教育学部)を訪問しました。
訪問理由は、SPH効果測定の課題となっていた定性評価の「意識調査」及び「ルーブリック評価基準」の改訂に向けた指導・助言を受けるためです。
高崎准教授には、運営指導委員会において「効果測定・評価」に関する指導を依頼しています。
現行の意識調査とルーブリックには、設問や表記内容、質問の表現等において、修正しなければならない課題があるとの助言を受けていました。
そこで、高崎准教授の指導の下、改訂を行い。より正確で、効果的な調査・評価となるようにしていきます。
今後とも、ご指導・ご助言をよろしくお願い致します。

・SPH運営指導委員会打合せ(2017/5/18)

・SPH運営指導委員会打合せ(2017/5/18)
5月18日(木)、7月10日(月)に行われる、SPH運営指導委員会の打合せを行いました。高校教育課 草野主幹、紫藤校長、柳田教頭、佐藤SPH主任、柿本副主任らが参加。

・SPH第1回研究推進委員会(2017/5/18)

・SPH第1回研究推進委員会(2017/5/18)
5月18日(木)SPH第1回研究推進委員会が行われました。
昨年度の研究成果報告について、本年度(2年次として)の取組内容、実施体制等の説明を行い、各取組に分かれて、研究項目別分科会を行いました。
 

 

 

第1回SPH事業研究推進委員会

  本日本校の会議室で、H29年度SPH事業の概略についての説明がありました。1年次研究成果及び課題報告の後、
南稜就農塾・各学科の研究項目別分科会が行われ、各実施担当者との研究協議を行いました。

・SPH高大連携 【SPH】 (2017/5/2)

・SPH高大連携 【SPH】   (2017/5/2)
5月2日(火)崇城大学 学生ベンチャーCiamo  代表の古賀さんが来校。
「光合成細菌培養キット」を使った試験についての打合せを行いました。
科目「農業と環境」の中で、光合成細菌培養キットの試験的導入と効果の検証を、崇城大学と連携して行っていきます。
古賀さんは崇城大学 生物生命学部応用生命科学科の大学院生で、2016ビジネスプランコンテストグランプリ全国大会で、文部科学大臣賞を受賞されています。
 
 

・SPH連携打合せ【SPH】 (2017/5/1)


・SPH連携打合せ【SPH】     (2017/5/1)
5月1日(月)SPH研究推進委員の横山さん、武蔵野大学 竹内利明 客員教授が来校。
SPHの連携について、話し合いを持ちました。
竹内教授は、電気通信大学特任教授を歴任され、産官学連携の観点から、本校のSPHの方向性にアドバイスを頂きました。
紫藤校長、佐藤SPH主任、柿本SPH副主任が同席しました。

・南稜就農塾「食の魅力と観光・農業を結ぶ」【SPH】 (2017/4/26)

「南稜就農塾」で実施したバスの紹介です(撮影:柳田教頭)
 バスは、九州産交(株)様からの提供です。                 
 

 バスの中は、調理器具・設備が整っていました。アスパラガスを炒めていただいています。            
   
 【メニューのレシピです】
  

・南稜就農塾 入塾説明会 【SPH】 (2017/4/20)

・南稜就農塾 入塾説明会 【SPH】    (2017/4/20)
4月20日(木)南稜就農塾 入塾説明会を実施。学年、学科の枠を超えた取組。
高校卒業後、即就農を志す者。進学後に就農を希望する者。農業関連産業への就職を希望する者。商品開発における「デザイン」や「表現方法」等に興味関心がある者。
等が入塾の条件です。「栽培コース」(栗原先生・多田先生)、「畜産コース」(松村先生)、「デザインコース」(吉永先生・多田先生)の各担当が説明しました。
 
 

・SPH校内研究担当者会(第1回) (2017/4/7)

・SPH校内研究担当者会(第1回)  (2017/4/7)
4月7日(金)今年度第1回目のSPH校内研究担当者会を開催しました。
組織、研究担当者会の位置づけ、本年度の研究実践内容、外部委員の変更、事業運営に関する留意事項、効果測定方法の改善、
講演会・研修の設定、本年度の主な事業予定などについて、説明し、話し合いを行いました。
 

・あさぎり町とのSPH打合せ (2017/4/7)

・あさぎり町とのSPH打合せ  (2017/4/7)
4月7日(金)あさぎり町商工観光課中神さん、福田さん
柳田教頭、食品科学科(中村先生、中島先生)、生活経営科(西口先生、橋口先生)が参加。
南稜高校とあさぎり町との包括協定に関する事業計画の「連携協力事項」に基づく支援です。
具体的には、ソフトクリームサーバーの導入を検討しました。

【新】搾乳機!!

新しい搾乳機での搾乳開始
2月に始まった搾乳機の改修工事。約3週間の間、仮設搾乳機を使って朝夕の乳搾りをしていましたが、今日の夕方から、新しい搾乳機での乳搾りになりました。


牛も快適に!!
これまでよりも搾乳にかかる時間も短縮され、牛にも優しい機械が導入されました。

・SGH(スーパーグローバルハイスクール)との交流 (2017/3/16)

・SGH(スーパーグローバルハイスクール)との交流   (2017/3/16)
3月16日(木)水俣高校SGH(スーパーグローバルハイスクール)成果発表会に参加し交流しました。会場は水俣市文化会館、水俣市総合もやい直しセンター

1年生産科学科・園芸科学科 1組の大瀬さん、2組の板崎さん、沼田さん
食品科学科の吉村さん、米澤さん、生活経営科の齋藤さんの6名。

【第1部】①SGH事業概要および取組報告、②海外視察研修報告「持続可能な開発のための教育(ESD)の学習における海外視察研修」、
③活動事例発表「水俣ACTⅠ(探究活動)およびACTⅡ(外部組織との連携事業)について」
【第2部】ポスターセッション
a水俣の地理、b水俣の産業、c水俣の歴史、d水俣病による影響、e水俣病からの再生、f環境モデル都市づくり、g水俣市のゴミ分別システム、h水俣エコタウン
 
 


・あさぎり町産業活性化講演会 (2017/02/21)

・あさぎり町産業活性化講演会  (2017/02/21)
2月20日(月)18:30 ポッポー館で、あさぎり町産業活性化講演会が行われました。2年園芸科学科秋山さん、2年環境工学科山口君が出席。
「6次産業化・農商工連携について」と題して、農業生産法人 こと京都(株)山田敏之代表取締役の講演を聴きました。
九条ネギで、最初400万円だったものを、年商10億円を超えるまでの過程を、体験を踏まえ講演。農業の現場を「伝える努力」の大切さについて触れられ、
「ことねぎだより」を発行。九条ネギの生産→加工→販売まで、分かりやすい内容で、あさぎり町の町民の方々も沢山来られました。
 
 
 
 

まる 平成28年度SPH1年次成果報告会兼第5回研究推進委員会

 本校を会場に、平成28年度SPH1年次成果報告会を開催しました。
 地域内外より、61人が参加し、県外高校や大学等からも参加をいただきました。
 1年次報告は、事業全体と13の研究項目について、各担当者から研究テーマ設定理由や1年次の実践内容、成果、
課題等についてプレゼンテーション形式で行いました。
 報告後には、参加者からの質疑応答や県教育委員会の指導・助言もありました。
 成果報告を開催したことで、本校SPHについて、これまで以上の理解と興味・関心を持っていただくことができました。
 また、実践の成果や評価を伝えることで、生徒や学校の変容も伝えることができました。
 今後も、多くのご協力やご支援をいただき、研究成果の向上と普及、教育活動の深化に努めていきます。
【会次第】
1 期 日  平成29年2月15日(水)

2 時 間  受  付    13:00~13:30

 研究成果報告会 13:30~15:20

3 会 場  熊本県立南稜高等学校 会議室

4 参加者 計61人 ※ 本校職員は含まない
       県教育委員会2人
       SPH研究推進委員5人
       本校学校評議員及び評価委員5人
       SPH研究協力者(大学関係3人・地元行政3人)
       県外高校1校2人
       県内高校(県立5校11人・県立農業関係8校17人)
       小学校5校5人
       中学校7校7人
       報道関係者 他
5 次第 (進行:南稜高校 柳田教頭)

(1)開会(南稜高校 太江田教頭)

(2)挨拶

 ア 熊本県立南稜高等学校(南稜高校 紫藤校長)

 イ 熊本県教育委員会(高校教育課 原田審議員)

(3)平成28年度事業報告 

 ア SPH事業概略紹介(研究主任 柿本教諭) 

 イ 事業経過報告(研究主任 柿本教諭)

 ウ 研究成果報告
  
(ア)南稜就農塾(吉永教諭)

  研究項目1 地域農業の課題探究型学習による知識・技術の習得及び郷土愛の譲成

  研究項目2 高度な資格取得及び上級学校への進学者輩出

(イ)生産科学科(吉永教諭)

  研究項目3 「永続性」を持った農業教育実践と人材育成

      ~ケースメソッドと知的財産教育を柱とした教育実践~

  研究項目4 地域の特色と資源を活かしたモノづくり

(ウ)園芸科学科(栗原教諭)

  研究項目5 生産環境の維持・管理のために必要な知識と実践的技術の習得

  研究項目6 6次産業化人材の育成とモデルケースの構築

  研究項目7 地域への農作物及び技術の新規導入と普及を目指した研究実践

(エ)食品科学科(野手教諭)

  研究項目8 地域の食品開発センターとしての確立

       ~共同研究による商品開発及び分析の拠点~

  研究項目9 食の6次産業化を担う人材の育成

(オ)環境工学科(白石教諭)

  研究項目10 地域林業の実践リーダー及び経営管理能力者の育成

  研究項目11 農村環境の保全と開発に従事する技能者育成

(カ)生活経営科(西口教諭)

  研究項目12 地域の生活環境と農村生活・健康を支える人材の育成

  研究項目13 農村・地域社会及び文化の伝承と継承ができる人材育成

 (4)効果測定と評価結果(研究主任 柿本教諭)
 
(5)次年度の方向性(農場長 佐藤教諭)
   
ア 新校・新学科 

   (ア)生産科学科・園芸科学科・環境工学科を統合・再編し、「総合農業科」を設置

   (イ)普通科(総合コース)を再編し、「普通科(体育コース・福祉コース)」を設置

   イ 専門学科の研究項目

   ウ 普通科

   (ア)体育コース研究内容(清永教諭) 

  研究項目14 農業の多面的機能を活かした自然体験活動及び生涯スポーツのコーディネーターの育成

   (イ)福祉コース研究内容(池田教諭)

  研究項目15 園芸療法及び園芸福祉の技能習得と地域内への導入と普及

(6)質疑応答

(7)指導・講評(熊本県教育委員会 高校教育課 草野指導主事)

(8)閉会(南稜高校 太江田教頭)

6 配付資料

 資料①「平成28年度1年次成果報告会」

 資料②「平成28年度事業計画書」 ※ 研究のイメージ図を含む

 資料③「全学科共通意識調査見本」 ※ ルーブリック評価基準を含む

 資料④「平成28年度研究実践報告」

 資料⑤「平成28年度SPH事業運営報告」

 資料⑥「平成28年度SPH研究実践報告集」

 資料⑦「平成28年度SPH研究実施報告(1年次)《概要》」

 資料⑧「南稜スタンダード」

 資料⑨「平成29年度事業計画書」 ※ 平成29年度文部科学省提出資料

 学校案内パンフレット

7 その他

  本会は、第5回SPH研究推進委員会を兼ねる
紫藤校長挨拶 原田審議員挨拶 事業報告 成果報告 
評価報告 成果報告 質疑応答 質疑応答2
質疑応答3 質疑応答4 指導助言 
新校展示 SPH展示 「くまの初恋」試飲 

・あさぎり町との連携した商品開発のための協議 【SPH】 (2017/2/9)

・あさぎり町との連携した商品開発のための協議 【SPH】  (2017/2/9)
2月9日(木)、あさぎり町役場 商工観光課 中神さんと各課の職員が、連携した商品開発のための協議を行いました。
あさぎり町の特産物の6次産業化に向け、地域の方々などと南稜高校が連携して開発していこうというものです。

平成28年度 SPH成果発表会

 2月6日(月) 東京都の文部科学省にて、「平成28年度スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール成果発表会」が行われ、
本校からも参加してきました。全国各地で本事業の指定を受けた学校が一同に集い、成果発表やポスターセッションが行われました。
どの学校も、「社会の第一線で活躍できる専門的な職業人の育成」を目指して、たくさんの取組を実践されており、大変有意義な時間となりました。


ポスターセッションの様子↓
 

・「世界の食文化を国際市場へつなぐ~」

・「世界の食文化を国際市場へつなぐ~「需要の先読み」から「需要の創造」へ~」

1月17日(火)熊本県農業法人協会主催の新春セミナーに参加。
「世界の食文化を国際市場へつなぐ~「需要の先読み」から「需要の創造」へ~」
と題し、福岡県の久保田農園の久保田真透 代表の講演がありました。
久保田農園は、オオバ、ハーブの栽培が中心で、施設2.5ha、露地4ha、社員9名、パート60名、売上4億円(2015年)。ホテル、結婚式場、レストランに食材を納品。
特徴は、当日受注し、当日発送するというスピード。
そのために、社員で情報共有できる社内にポータルサイトをつくり、受注管理、収穫管理の「見える化」を行い、細やかな商品対応をされていました。
海外視察を積極的に行い、海外の食材の研究にも熱心にされています。
また、「熊本地震からの復興を目指して」~震災を乗り越え、今を考える~木之内農園 村上進社長の発表もありました。
 
 
 

・【SPH】農業経営コンサルタント研修 (2016/12/21)

・【SPH】農業経営コンサルタント研修  (2016/12/21)
12月21日(水)【SPH】農業経営コンサルタント研修
(株)きよみずしぜんむら 元田裕次様から、「新しい農業の生産方法」と題して御講話をいただきました。1年生産科学科・園芸科学科1,2組、2年生産科学科の生徒が受講。

・SPH第2回運営指導委員会(2016/12/13)

・SPH第2回運営指導委員会、第4回研究推進委員会(2016/12/13)
12月13日(火)スーパー・プロフェッショナル・ハイスクールの運営推進委員の方々をはじめ、研究推進委員、熊本県教育長関係職員の方々にご参加いただき、
SPH第2回運営推進委員会が行われました。授業見学の後、研究実践の成果報告・次年度の事業計画の方向性について議論が行われました。
本委員会で得た多くのご助言を、今後の指導・SPH事業に活かし、南稜高校のよりよい学習活動につなげていきたいと思います。
出席者:
運営指導委員会:木之内委員、木下委員、高崎委員、西委員、大津委員、長尾委員、鳥井委員、牛田委員の8名
研究推進委員:横山委員、深水委員、浅田委員、永井委員、(甲斐委員、福田委員は欠席)
県教委:原田審議員、草野指導主事
職員:校長、教頭、主任事務長、柿本、佐藤、吉永、白石、野手、西口、清永、城戸、池田、井上
5限目授業見学の後、1年目研究実践の成果及び課題等の報告、次年度の事業計画の方向性、外部評価について協議を行いました。
【学校側からの課題等】
○生徒の体験が不足、体験を積ませ学びを深いものにしていく
○生徒の興味関心をどう引き出すか
○学力の幅広さへの対応
○共同研究の連携先を探す
○研究の情報発信をうまく行う
○指導側の勉強不足
○授業と日常生活との関連がなされていない
○実践後のアンケートの検証
【委員さん方からの御意見等】
○研究の達成目標をどこにおいているのか?
○研究の目標設定は実態に合わないのではないか
→社会の第一線(人吉球磨地域で)活躍するリーダーを育成すること、ワーカー、マネージャー、さらにはクリエーター、リーダーを育てることが目標と回答。
○地域の活性化にSPHに対して期待している。一人一人の生徒が卒業後やりたいことが見つかればOKである。
○マーケティングの手法を取り入れた研修の実施を。
○もっと外部(地域・委員・有識者・企業等)を頼ってよいのでは。
○クリエイターを社会に送り出すために踏み込んだ取組をお願いしたい。
○「スーパー」の研究指定、学習指導要領の枠を外れても良い。思いきってやって欲しい。
○ビジネスのおもしろさを知ったら起業家になる、経験させることでモチベーションが上がる。
○生徒が、先輩らを見てあこがれを持ち、研究成果が伝統的に継続していけばよい。
○育てたい資質・能力をどう高めていくか、ルーブリック評価表の見直しも必要。
○生徒に長期的なスパンで目標を持たせるトレーニングをさせてみたらどうか。
○生徒に夢を持たせ、生きた情報の活用方法を学ばせ、継続して積み上げる取組を期待します。
 

  

  

  

  

  

  

  

  

  

 

・SPH講演会「体験から得るものとは」 (2016/12/13)

・SPH講演会「体験から得るものとは」    (2016/12/13)
12月13日(火)田舎のヒロインズ理事長でO2Farm代表取締役の大津様から講演をいただきました。「体験から得るものとは」と題し、
体験参加型の講演で、発表力、質問力が大切なことなど興味深いお話をいただき、生徒も楽しんで拝聴しました。

・福岡農業高校 SPH研究成果報告会に参加 (2016/12/7)

・福岡農業高校  SPH研究成果報告会に参加  (2016/12/7)
12月7日(水)福岡農業高校  SPH研究成果報告会に参加しました。
3年間の取組成果の発表会。柳田教頭、佐藤農場長、鶴本先生、柿本先生、井上先生、松本先生らが参加。

食品科学科3年公開授業

都市園芸科2年 公開授業

校長挨拶 泊校長先生

研究成果発表 都市園芸科2年

研究成果発表 都市園芸科3年

研究成果報告 職員による

研究協議

文部科学省 田畑調査官 指導講評

・SPH 知的財産関係 学校訪問  (2016/11/29)

・SPH 知的財産関係 学校訪問    (2016/11/29)
11月29日(火)鳥取県立智頭農林高校、愛媛県立宇和島水産高校から学校訪問に来られました。智頭農林高校は、林教頭先生、横山先生、佐藤先生の3名、
宇和島水産高校は、佐藤先生、田中先生の2名。
南稜高校から、SPHについて、知的財産教育について、球磨地域学について等説明し、施設も見ていただきました。
 
 

SPH「食品加工技術研修」(製菓・製パン技術)

11月22日(火) 食品科学科1年生がSPHの研修で福岡県にある中村調理製菓専門学校を訪問し、製菓・製パンの技術研修を行いました。
前日までの授業の中で、スポンジケーキを製造したところ、生地が上手に膨らまなかった生徒もおり、スポンジ生地が膨らむ原理やロールケーキの製造方法、
デコレーションケーキのデコレーション(デモンストレーション)についてを実践的に学ぶことができました。

 
中村調理製菓専門学校到着です。                 今日の研修、とても楽しみです!

 
説明を聞いています。                         1階のレストランを見学しました。

 
学校の説明を聞きました。                       着替えて手を洗って実習の準備です。

 
先生が作り方・原理をわかりやすく教えてくれました。     実習スタート!

 
卵の泡立て方、小麦粉の混ぜ方が生地を上手に膨らませるためのポイントです。

 
生地を素早くきれいに絞るのは難しい・・・

 
ロールのお手本です。                         とってもおいしそう。

 
フルーツを並べます。

 
巻くのに悪戦苦闘しましたが、上手に巻けました。

 
デコレーションのデモンストレーションもみせてもらいました。  おいしそう・・・

 
最後に施設を見学しました。ここはケーキショップです。月に5~10回程度学生が自分たちで作ったケーキやお菓子を販売するそうです。

SPH 第3回 研究推進委員会 (2016/11/18)

SPH 第3回 研究推進委員会 (2016/11/18)
11月18日(金)SPH(スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール) 第3回 研究推進委員会を行いました。

研究の進捗状況等の報告の後、協議、授業視察を行い指導助言、質疑応答を行いました。

出席者:研究推進委員(横山、深水、入江(浅田課長代理)、甲斐、永井、福田委員は欠席)

学校関係(紫藤、太江田、松本、柿本、佐藤、松村、河野、白石、野手、西口、城戸、清永、池田、古閑森)

【主な意見等】

【横山委員】目指すクリエーターのレベルを定め、1年次の達成レベル、2年次の達成レベル、3年次の達成レベルを定めるべき。
最終的には、生徒が自主的に育っていく姿が理想の状態。心構え、目的意識を育てることが大事である。

→ 各研究分野ごと、年次ごとのステップ(目標)を定めている。

【深水委員】取組の課題に、「アクティブラーニング等でコミュニケーション能力を養う機会が必要」とあるが、どのような手法が考えられるか。
現在、農業大学校の学生をあずかっているが、コミュニケーション能力の育成には時間がかかる印象がある。

【永井委員】15の取組だけではなく、1日6時間の授業のすべてが、アクティブラーニングを意識し、実践力を高めていきたい。報告書のまとめ方として、各論→総論とまとめてほしい。

【草野委員】研究概要を、A3判ぐらいに、一覧表にまとめるとわかりやすい。

【横山委員】授業参観し、イスの下に、消音のするようなものがあるといいのではないか、と感じた。

【永井委員】生徒が安心して授業を受けることができる、お互いを尊重し合う雰囲気があった。アクティブラーニングは、お互いを尊重し合う態度が基礎。
①主体的な学び、②協働的な学び、③深い学び、特に、③の「深い学び」となっているかが課題である。

【草野委員】生徒が知識、技術を身につけるポイントは、アクティブラーニングである。これまでは、生徒を到達させるために、教え込むことが多かったが、
考えさせる視点、教師に発言を50分間の8割から5割まで少なくし、生徒の思考を深めてほしい。

【深水委員】私も農業者として、ブランド化を農家の方々と協力して進めようとしている。高校生が同じ事を学んで、やろうとしていることがわかり、自分も勉強になった。

【研究授業】

2年生産科学科「南稜米の食味官能検査」(多田・丸尾:深水委員)

1年生産科学科園芸科学科1組「6次産業化を考える」(柿本・樫山:入江委員)

3年食品科学科「プラントにおける米焼酎製造」(蜷川・赤星:甲斐委員)

1年環境工学科「排水溝敷設のための水準測量」(早瀬・小永:草野委員)

1年生活経営科「日本、球磨・人吉地域の食生活の変遷」(四月一日:永井委員)

※横山委員は全体的に参観。
  
  

  
  

  
  
   

  
  

・くまもとCOC+ 事業特別プロジェクト 【SPH】(2016/11/2)

・くまもとCOC+ 事業特別プロジェクト 【SPH】
 米焼酎製造に係る技術基礎セミナー   (2016/11/2)
11月2日(水)中小企業大学校人吉校で、米焼酎製造に係る技術基礎セミナーが実施され、蜷川先生、松本先生らが参加。
崇城大学 三枝敬明教授の講演「音響製麹と発酵食品への可能性」
崇城大学 寺本祐司教授の講演講演「世界の珍しい酒と発酵食品」
を受講しました。球磨焼酎酒造組合の方々も参加されました。
コーディネーターとして、熊本大学くまもと地方産業創生センターの林田 安生先生、崇城大学の学生さんの参加。
 COC+ とは次のような事業です。
「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」は、県内の10の大学等が、地方公共団体や企業等と協働して、学生にとって
魅力ある就職先の創出をするとともに、その地域が求める人材を育成するために必要な教育カリキュラムの改革を断行していく事業です。
冒頭、池辺組合長から、アルコール離れが進み、焼酎業界は危機的な状況にある。大店法、小売法などの規制緩和により、急速に
焼酎業界を取り巻く環境が変化した。これを改善するには、魅力ある製品づくり、技術力アップ、アイディアの創出しかない。
本セミナーなどを活用し、技術力アップを図ってほしいとあいさつがあった。
 

食品科学科SPH微生物実験研修

平成28年11月1日(火)
食品科学科の2年生が、SPH微生物実験研修を実施しました。
テーマ 「米焼酎製造に係る基礎技術について」
講師に崇城大学生物生命学部応用微生物工学科の
寺本祐司教授と三枝敬明教授を迎え、5名の研究室の学生さんにも
アシスタントをしていただきました。

 午前中は、三枝先生の講話から始まりました。
テーマ「麹の機能性について」

                                    三枝教授
                                                          
                                                          
みんな真剣に話を聞いています。
とても分かり易く説明をしていただきました。

午後からは、実験です!
寺本先生の指導による「ATPフォトメーター、酵母の分離」です。
まずは、ATPについて説明をしてもらっています。
生き物は、必ずATPをもっているので、ATPを測定して
手の微生物の有無を目で見て調べよう!

         寺本先生

    
手のひらの微生物(菌)を集めてます!   試薬をみんなに入れる生徒が、コーディネー     
昼食後、そのまま実験室に来ています。  ターの林田先生にマイクロピペットの操作方法
                           を教えてもらっています。
                           うまく操作できるかな~
 
   
教えてもらった通りバッチリ!      分光光度計にセット!      分光光度計                                                                     
マイクロピペットの操作も完璧です!

手洗い前と手洗い後の手のひらの細菌数をATPフォトメーターで測定しました。
結果は...
手洗い後は、手洗い前の1/10に減少していました。   
                   
2つめの実験は、お茶の抗酸化能を測定しました。
抗酸化能とは、体内にできる活性酸素などの体に良くない影響を与える物質の
働きを打ち消す働きをいいます。
最初に市販のペットボトルの“お茶”で実験です!                                        
                                                  
 
  大学生のみなさんから使用する実験器具を受け取ります。
                                                                               
   
器具の使い方や実験方法を大学生の皆さんに指導していただきました! 

 
三種類のお茶… どれが変化があるのかなあ?                        
                                                                              
                                                      
 紫色の試薬がDPPHです。これが黄色に変化すると抗酸化能が高いということです。
 ひとつだけ変化がありませんでした!                                                        
                                                                                                                                        
    
 3つ目の実験は、リンゴを使います。すり下ろすとどんどん色が悪くなります。
どうすれば、リンゴの変色を防止できるのかな!?                                                       

     
 左の試験管には蒸留水、右にはアスコルビン酸(V.C)を入れました!
 あっという間に褐色が薄くなりました。なぜだかわかりますか?
 答えは、お近くの食品科学科の生徒にぜひ聞いてみて下さい!
 

 研修会の最後は、室長の永田さんから講師ノ先生方への謝辞で研修を終了しました。
SPHのテーマである、米焼酎や新商品の開発に大いに役立つ研修になりました。