弓道部活動日誌

弓道部活動日誌

キラキラ 第4回農業関係高等学校弓道大会(翔陽大会)報告

 2/3(土)に、第4回農業関係高校弓道大会(翔陽大会)が大津町弓道場で開催されました。結果等について、以下に報告します。

1 競技方法
 
①団体戦:1チーム3人(四ッ矢×3人×2立)→計24射
 
②個人戦:四ッ矢×2立ち→計8射
 【予選】男女団体及び個人→2立分の総的中数による

   決勝進出については、同中競射(一ッ矢)を行う
 
【個人順位決定】遠近法により決定※ 優勝決定戦は競射
 
【決勝トーナメント】1立(四ッ矢×1立)の合計的中数で決定※ 同中競射有り

2 結果

 ①団体戦

【予選】男子団体:南稜C中岡・平野・濱口(5中)

         南稜B村山・平野・福田(11中)※決勝進出決定競射敗退

         南稜A前田・椎葉・甲(12中)決勝進出

    男子個人:土屋(0中)・前田(6中)※個人決勝進出

    女子団体:南稜A前田・板崎・斉藤(3中)

         南稜B飯田・下村・東(3中)

【決勝】男子団体:1回戦 対阿蘇中央
          ⇒7中同中の末、競射により敗退【団体3位】

    男子個人:競射(遠近法)により勝利【前田2位】

3 報告

  男子団体は、3位となった。南稜男子Aは昨年度の1年生大会で準優勝をしたメンバーで構成した期待できるメンバーであった。結果、南稜男子Aを破った阿蘇中央高校が優勝した。破れはしたものの、実力伯仲した僅差の結果であった。

  男子個人では、予選を勝ち抜いた上位入賞者による競射が行われ、2L前田が見事2位となった。

  全部員、今の持てる力を発揮した結果となった。男子の健闘が目立つが、女子ももう一つ掴むことで結果は変わっていたと思われる。

  閉会式の講評では、①全体的に早気が目立つこと(会が持てていない)、②射法八節の基本の徹底がされていないこと、③押手が不十分であることの指導があった。特に上位校については、結果に満足せず、公式戦で勝てる実力の向上が求められた。


 
   
  
 男子個人2位:2L前田
 男子団体3位:前田・椎葉・甲

キラキラ 田代淳先生より 弓矢等寄贈

 田代淳先生(旧顧問)のお宅から、本校弓道部に田代先生が愛用されていた弓矢等の弓具を寄贈していただきました。
 田代先生は、本校弓道部への深い愛情と思いを持たれていたことから、南稜高校の弓道部で使用して欲しいとご家族からご提案いただき、今回の寄贈に至りました。
 改めて、田代先生の恩恵と偉大さを感じました。
 現弓道部員にその旨を伝え、大切に使用すること、少しでも上達する思いを持つことを約束しました。
 田代先生とご家族の皆様に心から感謝申し上げます。
【寄贈品】①弓5本(カーボン弓2本・竹弓3本)
     ②矢4セット(巻き藁矢数本含む)
     ③矢筒1本・矢包3枚
     ④的1張り・小的6張り

キラキラ 平成29年度第31回熊本県高等学校一年生弓道大会

1 大会名 平成29年度第31回熊本県高等学校一年生弓道大会

2 期 日 平成30年1月20日(土)

3 会 場 熊本市植木弓道場

4 出場者 女子団体(1H飯田・下村・東) 

            男子団体(1L村山・1A1福田・1F濱口)※濱口出席停止により欠場

5 競 技 男女団体及び個人戦 

      A団体戦 四ッ矢2立の計24射(12射×2回)の総的中数により順位決定

      B個人戦 四ッ矢2立の計8射(4射×2回)の総的中数により順位決定

      C順位決定において、同中の場合は競射

             (優勝決定→各自1射・順位決定→遠近法により決定)

6 結 果 A団体戦 女子[1立目③中・2立目⑥中⇒計⑨中] 【団体6位入賞】

           男子[1立目⓪中・2立目④中⇒計④中] 

      B個人戦 女子 1H東朋花⑤中 含む8人が順位決定戦進出

      C順位決定戦【遠近法】女子(2位~9位) 1H東朋花 ⇒【個人3位】

7 考 察 

 結果としては、女子の健闘が目立つ成績であった。個人では、日頃の練習と弓道への熱意等、向き合い方の差が結果を左右したと思われる。

 男子団体では、濱口が出席停止により欠場したことが影響したが、1立目0中では3人いたとしても結果は見えていた。奇しくも、優勝は先日の錬成試合を共にした八代工業高校であった。

 女子団体では健闘するも上位校に及ばず、6位となった。しかし、あと総的中数1中あれば、3位決定戦の競射に挑むことができたと考えると1立目3中が悔やまれる結果であった。

 個人戦では、1H東朋花が順位決定戦に臨み、8人進出による競射(遠近法)で3位となった。

 他者が外す中、先行して東が的中したことが素晴らしかった。2位との差もわずかであり、十分な結果であったと思われる。

 外部講師の小田様、2年生(2H斉藤・板崎・2L前田)の指導・助言もあったおかげで、大変有意義な試合経験を積むことができたと感じている。
  
  

キラキラ H29八代・球磨地区合同錬成大会

大会名:八代球磨地区冬季弓道錬成大会
日 時:1/8(月)8:00~16:00
会 場:人吉市弓道場
参 加:八代工業高校・球磨工業高校・人吉高校・球磨商業(中央)高校・南稜高校
内 容:【競技1】全27チーム。3人立による四ッ矢×2立(計24射)の合計的中数で順位を決定
    【競技2】全16チーム。リーグ戦による5人立による四ッ矢×3立(計60射)の勝敗及び的中数により決定。
    【競技3】全8チーム。各リーグの上位2チームを選出したトーナメント戦。5人立ちによる四ッ矢×1立(計20射)の的中数により勝敗を決定。同中の場合は競射により決定。
結 果:【競技1】女子の部 人吉D(1位14中)南稜A(6位8中)南稜B(9位4中)
         男子の部 八工A(1位17中)南稜C(5位10中)南稜B(7位9中)南稜A(9位8中)
    【競技2】女子の部 人吉A(1位3勝31中)南稜(0勝3敗14中)
         男子の部 八工A(1位3勝37中)南稜A(1勝2敗16中)南稜B(0勝2敗1分23中)
    【競技3】※南稜出場無し 優勝人吉A女子
考 察:1年生大会(1/20)と農業関係高校大会(2/3)を控えた前哨戦となる錬成大会を行った。県内強豪校である八代工業高校を招き、レベルの高い刺激の多い大会となった。また、本校は戦績・競技意欲・礼節ともに振るわず、反省と学びの多い大会となった。ただし、熱心な競技運営や他校から学ぶ姿勢は見られたことが収穫である。今大会には外部講師の小田様、旧顧問の古閑森先生もお越しいただき、チーム編成や練習計画、射法への指導・助言もいただいたことに感謝したい。また、このような会の案内・企画をいただいた人吉高校の荒川先生や地域内弓道部顧問の先生の運営協力にも感謝したい。そのご支援とご協力のおかげにより、有意義な錬成大会となったことを忘れてはならない。
     

キラキラ 選抜大会県予選会を終えて

第36回全国高等学校弓道選抜大会県予選会 結果報告

11/11(土)【大会1日目】

 6:30 本校出発

 8:15 受付・監督会議

 9:30 開会式

10:00 女子団体1次予選 ※個人戦を兼ねる

南稜B【飯田2・下村1・東3】6中以上により予選通過

      南稜A【前田0・板崎1・斉藤2】3中により予選敗退

12:00 男子団体1次予選 ※個人戦を兼ねる

南稜B【平野0・中岡0・甲2】2中により予選敗退

南稜A【前田3・福田3・村山3】9中により予選通過

13:40 男子個人予選  【椎葉4・濱口2】

14:20 女子個人準決勝 【東3】東、決勝進出

14:35 男子個人準決勝 【前田3・福田2・村山3・椎葉2】
       ※ 
前田・福田、決勝進出

15:00 個人決勝 女子:決勝二次(遠近法)により、東5位入賞

           男子:村山、決勝一次敗退    
       ※ 
前田、決勝三次(競射)で敗退(10位)

19:30 本校到着・ミーティング・解散

大会初日は、個々の努力の結果が成果につながり、団体二次予選進出【女子B・男子A】、個人決勝【東5位入賞、前田10位】という好成績であった。
 その他の出場生徒も善戦したが、あとわずかで予選敗退となった。
 結果につながらなかったが、経験と学びの多い大会となった。

11/12(日)【大会2日目】

 6:30 本校出発

 9:10 女子団体2次予選 

南稜B【飯田3・下村1・東1】5中以上により2次通過

 9:50 男子団体2次予選 

南稜A【前田3・福田0・村山2】5中により2次予選敗退

10:50 決勝団体リーグ戦抽選・監督会議

11:00 女子団体決勝リーグ戦 【飯田・下村・東】

        対尚絅○【8中】・対学付A×【4中】・対玉名B○【5中】

        対玉工×【2中】・対済黌×【2中】・対熊本○【8中】

       総対戦成績【3勝3敗 30中】 ※ 熊本32中

       ※ 勝率同位だが、的中数により総合4位となる

16:00 団体表彰式・閉会式

17:30 本校到着・ミーティング・解散

 大会2日目を終え、女子団体で1年生チームながら見事4位という好成績を残すことができた。
 弓道及び競技経験に勝る2年生の中で、気後れすることなく攻めた結果であった。

 予選と異なり、競技方法が立射から座射となり、制限時間に迫られる中で競技を行わなければならず、不慣れな部分が結果を左右した部分もある。
 決勝リーグ戦の経験、座射の経験、競射の経験が今後につながるみんなの学びとなった。
 特に、順位等の結果を意識せず、自らの的に集中し、チーム戦に専念できたことが良かった。

 総合的に見れば、実力に勝る2年生が結果を残すことができなかったこと、
大会の流れに合わせた招集に間に合わずあわや棄権となりかけたこと、
座射の時間制限に合わせた競技ができなかったこと、
集中を欠いたことなど、多くの反省事項もあった。
 しかし、全員で大会に取り組む姿勢と同地域他校の応援、強豪校の試合観戦と学習、射型を意識した競技など、良い部分もたくさんあった。

 最後に、競技委員長から、団体女子決勝に進出した1年生の射型【座射】を褒められたことを挙げおきたい。
 これは1年生が認められただけでなく、指導にあったった2年生が認められた結果である。
 また、外部講師として御指導いただいている小田裕氏、前任顧問の古閑森先生には大会当日も御指導をいただき、仕上げられた結果である。
 その思いの深さと温かい教えに重ねて感謝をしたい。

 次期は、1月の1年生大会となる。
 2年生の指導の下、上位入賞を目指していきたい。