9月12日(土)に宇土市民体育館及び武道場で開催される予定であった県書道揮毫大会が本年度は中止となり、各学校で競書というかたちでの作品制作となりました。
本校書道部員も当日の大会参加に向け、夏休みを中心に精一杯練習を重ねてきましたが、会場での揮毫が出来ずに気持ちを切り替えての作品制作となりました。そして、揮毫開始直前まで顧問の土肥先生の指導を受けて筆を運んでいました。
今回の作品制作に当たっては、場所を書道教室から第1視聴覚室に変更して本番さながらの雰囲気で揮毫しました。制限時間2時間のうちに作品を仕上げなければならないとあって、緊張感が漂う中で制作に取り組んでいました。
揮毫開始後、あっという間に2時間が経過して制作終了となりました。各部員作品選出も含めて部員同士で協力し合いながら進めていました。今回制作した作品は、本来大会が開催されるはずであった当日その日に宇土市民体育館及び武道場に運ばれて審査を受けることになります。
今後は高校書道展や11月の南稜祭に向けて更に練習を重ねていくことになります。
これからも書道部への応援よろしくお願いします!
9月5日(土)、山江村中央グラウンド仮設団地談話室(みんなの家)で開催された「みんなの家」表札設置式に出席しました。
これは、先日本校HPで紹介しました「みんなの家」談話室に掲げられる表札の揮毫を同村出身の書道部員谷口さん(3年総合農業科)が取組み、その後最初の1棟が竣工したことに伴い設置する機会をいただいたものです。今回の式には、本校から谷口さんと顧問の土肥先生が出席しました。
式には県関係ほか多くの関係者の方が出席されており、式中土肥先生から表札の紹介、そして谷口さんからは揮毫に向けての思いや感想などを紹介する時間が設けられ、この表札揮毫に対する思いを伝えました。その後、内山山江村長ほか多くの出席者が見守るなか、谷口さんの手によって表札が掲示されました。
当日はテレビ局や新聞社、地元メディアなど多くの方々に取材に訪れていただきました。記者の方々による谷口さんや書道部顧問の土肥先生へのインタビューがおこなわれたり、表札と共に写真撮影などがありました。式典終了後も谷口さんは各メディアからの取材攻勢をうけ、丁寧に応答していました。
また、この式典には仮設団地に入居されている多くの方々が出席されており、みんなの家に掲げられる表札に見入っておられ、谷口さんのことを知っている地元の方々ともふれ合う機会を得られました。その中で、谷口さんに話しかけられている地元の方が、表札の字を見ながら谷口さんに「とてもあたたかい字ですね」と微笑みながら話されている様子がとても印象的でした。
なお、この表札の裏面には谷口さんを含めた全書道部員から被災された方々へのメッセージが共に刻まれています。今回こうした式典に参加することができ、書道部を代表して表札の揮毫のみに留まらない想いを直接伝えることが出来ました。
これからも書道部への応援よろしくお願いします。
本日(8月24日(月))、熊本県土木部より県内の書道部に依頼のあった応急仮設住宅団地「みんなの家」(集会場・談話室)に掲げられる表札看板に本校書道部員が揮毫しました。この表札看板は、山江村中央グラウンド仮設住宅の談話室に掲げられるもので、揮毫にあたり県土木部の方から看板にふさわしいしっかりとした木材が本校に届けられました。
今回、表札看板に揮毫したのは、この看板が掲げられる山江村出身の書道部員谷口さん(3年総合農業科)です。3年生として進路活動に専念している合間を縫ってこの日のために練習を重ね、自分が住んでいる地域の仮設住宅に掲げられることもあり「山江村の被災された方々に元気を届けたい」という思いを一心に込めて看板に一文字ずつ丁寧にしたためていました。
この揮毫にあたっては、被災地にある高校の書道部員が揮毫するということで、当日はテレビ局や新聞社、地元メディアなど多くの方々に取材に訪れていただきました。記者の方々による谷口さんや書道部顧問の土肥先生へのインタビューがおこなわれたり、看板を掲げての写真撮影などがありました。
県南部を中心に甚大な被害を及ぼしたこの豪雨で被災された方々の、一日でも早い生活再建を願って一生懸命書き上げてくれました。この表札看板はまさに仮設住宅の「顔」として、この場所でこれから復旧・復興に向かわれる被災された地元の方々に少しでも元気を与えられるものとなればと思います。
なお、この看板は、このあと裏面に谷口さんを含めた全書道部員から被災された方々へのメッセージが記されて完成となります。これから完成に向けてメッセージ書きをおこないます。
今回の揮毫の様子は近日中に放映または記事として掲載される予定です。是非御覧いただければと思います。
これからも書道部への応援よろしくお願いします。
6月からの学校再開をうけて書道部も先週より活動を再開しました。現在は、部員一同出品を目指して半紙サイズの作品に取り組んでいます。放課後には当番実習もあり、部員全員が揃っての練習がなかなか出来ませんが、それぞれ活動ができる日に集まって練習に励んでいます。
本日(6/11)九州北部が梅雨入りし、書道教室も湿度が高く、決して練習に適した環境ではない中でしたが、それぞれ集中して作品制作に取り組んでいました。
現在、部員が新入部員を入れて7名となり、新たな気分での活動スタートとなりました。今後、3年生4名は今月いっぱいで部活動に一端区切りをつけます。これから様々な活動を行なっていくためにも引き続き書道部員を募集しています!書道に興味がある人、字が上手になりたい人、楽しく書の世界に触れたい人はぜひ書道教室へ足を運んでみてください。待ってます!!
これからも書道部への応援をよろしくお願いします。
24日(月)の第9回吹奏楽部定期演奏会でのステージ発表本番に臨みました。14:00からのオープニングステージでの本番を控え、午前中から準備・リハーサルに余念がありませんでした。今日の出番を控えた書道部員一同は多少緊張や不安を見せる場面もありましたが、終始和やかに時折笑顔を見せながら本番までの時間を過ごしていました。
14:00の開演と同事に久川先生の指揮のもと、オープニングステージで吹奏楽部が奏でるLittle Glee Monsterの「世界はあなたに笑いかけている」に合わせボードいっぱいに揮毫していきました。一心不乱に筆を動かして作品を完成させていました。ホール内からも大きな拍手や盛り上がりが見られ、無事に練習どおりのパフォーマンスをごらんに入れることができました。
今日の発表が大成功に終わり、今年度最後の大きなイベントが終了しました。23日(日)の第17回あさぎり町 文化・芸術祭でのステージ発表は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に県内で感染者が発生した影響で中止となり発表の機会がなく残念でしたが、今日このステージ発表で全てを出し切る思いで頑張ることができました。
今日の発表が無事に終了し、本年度の大きな行事での発表が最後となり、これからは年度末に向けて新たな作品制作や新入部員確保に向けたさまざまな準備を行っていきます。このような南稜高校書道部ですが、現在も部員を大募集していますので是非見学など含めて興味のある皆さんは書道教室にまで足を運んでみてください。
これからも書道部への応援をよろしくお願いします。
来たる23日(日)の第17回あさぎり町 文化・芸術祭と24日(月)の第9回吹奏楽部定期演奏会でのステージ発表に向けての練習が大詰めです。今週中頃まで学年末考査があり、なかなか練習時間を確保することができませんでしたが、本番間近となり練習にも熱を帯びてきました。
あさぎり町 文化・芸術祭では書吟「合戦川中島」をステージ上での詩吟に合わせて揮毫していきます。最初は独特の節回しに合わせて揮毫していくのに苦戦していましたが、練習を重ねていくうちに時間内で書き終わることができるようになりました。
吹奏楽部定期演奏会では吹奏楽部の軽快な音楽に合わせて筆を走らせていきます。部員同士でアップテンポな曲に合わせて、書き始めるタイミングを確認したりと曲を聴きながら一生懸命書きすすめていました。
2日連続のステージ発表ということもあり、限られた時間の中での練習で多少不安を抱える部分もありますが、部員6名を中心に本番に向けて顧問の土肥先生に熱心に指導を仰いでいる姿が印象的でした。当日は十分な発表を披露できるよう最後まで練習に取り組んでいきます。
両日共にあさぎり町須恵文化ホールでステージ発表に挑みますので乞うご期待ください。
これからも書道部への応援をよろしくお願いします。
人吉球磨地域にある高校の部活動を紹介するコーナーに本校書道部がとりあげられることとなり『どうぎゃん』編集部より取材を受けました。
編集部の方による集合写真の撮影後、書道部顧問の土肥先生や部長を務めている石原さんへのインタビューがありました。
はじめはメディアからの取材ということもあって部員一同緊張の色を隠せませんでしたが、慣れてくると多少和やかな雰囲気で取材が進められていきました。こうした貴重な機会を今後の活動にも活かすことができればと思います。
本校書道部の紹介記事は1月20日発売の2月号に掲載される予定です。是非御覧いただければと思います。これからも書道部への応援よろしくお願いします。
2019年12月17日(火)より22日(日)までの6日間、熊本県立美術館分館全展示室にて、第55回熊本県高等学校書道展が開催されています。
県内の高校49校、出品人数273名、出品作品数218点の作品が展示されています。
この展覧会の上位者は、次年度の第44回全国高等学校総合文化祭高知大会への出場権を獲得します。
16日(月)に作品搬入、審査が行われました。本校からは1、2年生の部員6名それぞれの作品を出品しました。
みごと、2年生石原さん、谷口さんの作品が奨励賞を受賞しました。全国出場とはなりませんでしたが、明確な課題も見えてきました。今後も多くの作品に触れて実技向上をめざします。
出品した作品を紹介します。
【右の作品】石原さん 中国の清時代に活躍した呉昌碩(ごしょうせき)の行草体の書風で、漢詩の創作をしました。墨の潤滑、強い線質にこだわって仕上げた作品です。
【左の作品】谷口さん 篆書体の中でも「印篆(いんてん)」(印鑑に使われる書体)で漢詩の創作をしました。この作品は、縦横の並び、墨量の変化、直線的に書くなど様々な事に注意しながら仕上げた作品です。1枚書き上げるのに3時間はかかります。途中で失敗すると、また一から始めるのが大変な作品にチャレンジしました。
【下記の作品】部員の作品
この機会に、県内の高校生の作品を是非会場にてご覧ください。
展覧会詳細
1、日 時 令和元年12月17日(火)~22日(日)
通年 9:30~18:30土曜~日曜 9:30~17:15/祝祭日 9:30~17:15
※22日(日)は16:00~表彰式、その後搬出
2、場 所 熊本県立美術館分館 全展示室
住所:〒860-0001 熊本県熊本市中央区千葉城町2-18
電話番号:096-351-8411
11月30日(土)から12月15日(日)の期間、県内の4会場で24チームが世界一を目指し戦います。
今回、一般社団法人熊本青年会議所より「おもてなしの精神を伝えるべく、書を通じて熊本を海外の皆様に紹介していくことで、熊本の復興と新たな魅力を世界に発信する」という目的で、参加する24チームそれぞれに向けた応援メッセージを、県内の書道部に作成してもらいたいというお話しをいただきました。
本校は、韓国チームの応援ポスターを制作しました。韓国チームは、2018年アジア選手権で優勝を果たし、IHFランキング(世界のハンドボールランキング)は、10位のチームです。
戮力協心(りくりょくきょうしん)とは、力を合わせ、心を一つにするという意味があります。選手、スタッフが、心を一つに一致団結して戦って欲しいという願いを込めました。背景は、それぞれの思いが「心」という字に集まるように色鮮やかに仕上げました。
また、代表チームのロゴと日本語表記の国名と学校名を添えました。
このポスターは、大会終了後、記念品として韓国チームに渡されることとなっています。
9日(土)南稜祭(1日目)でのステージ発表本番に臨みました。前日も夜暗くなるまで練習や準備に大忙しのなか、今日の出番を控えた書道部は幕の閉じられたステージ内で出番直前まで準備に余念がなく、緊張の色を隠せませんでした。
そして幕が開いたステージでスポットライトと観客の視線がステージ上に注がれ緊張も最高潮に達したなかで、「Official髭男dism」の「宿命」が流されると書道部員も代わるがわる曲に合わせてボードに貼り付けられたカラフルな用紙に揮毫していきました。今年度は部員自らが南稜祭のテーマである「Memory~青春の一ページ~」から考え出した思いを文章にしたものを揮毫していき、一心不乱に筆を動かして作品を完成させていました。体育館内からも大きな拍手や盛り上がりが見られ、無事に練習どおりのパフォーマンスをごらんに入れることができました。
今日の本番を迎えるにあたり書道部一同練習を重ねて精一杯取り組んできました。無事に発表が終了し、昨年よりもパネルの大きさや揮毫する量も増え、発表が成功するのか不安でしたが発表終了直後の一同ホッとした様子が何とも印象的でした。終了後は作品を書道教室まで運び、卒業する3年生の先輩と一緒に作品をバックに卒業アルバム用の写真を撮影しました。
今日の発表が大成功に終わり、書道部の大きな活動がまた一つ終了しました。来週からはまた高書展に向けての作品制作に頑張っていきます。まだまだ期末考査まで活動内容が盛りだくさんです。このような南稜高校書道部ですが、現在も部員を大募集していますので是非見学など含めて興味のある皆さんは書道教室にまで足を運んでみてください。
これからも書道部への応援をよろしくお願いします。