土木科
資格取得への取り組み(土木科)
土木科では測量士補、2級土木施工管理技士など、実践的な資格取得に取り組み、土木技術者として即戦力として現場で活躍できる資質・能力を身に付けるように勉強に励んでいます。
今年度は多くの生徒が資格取得をすることができました。
ジュニアマイスター顕彰制度として
・特別表彰 2名
・ゴールド 15名
・シルバー 6名
取得することができました。
ここでは、資格取得に向けて生徒の取り組み状況や感想を紹介したいと思います。
※ジュニアマイスター顕彰制度とは、工業高校の生徒が、資格・検定の合格を通して身につけた知識・技術・技能を積極的に評価しようというものです。取得した資格や競技会の成績などに点数をつけ、その合計点により 『(社)全国工業高等学校長協会』 が表彰する制度です
土木科3年 宮原 漱(松橋中出身) 私が頑張った資格取得としては、測量士補と計算技術検定1級です。測量士補は、土木の仕事(測量)を行う上で重要な資格です。1年生の冬から課外や自宅学習を行い、2年生の春に受験をしましたが、取得することができませんでした。3年生春に再び挑戦して、取得することができました。先生方の課外を受け、2ヶ月前から放課後に過去問を解き、コツコツと積み上げ、取得することができました。今後、仕事をしていく上で更に資格が必要となると思います。さらなる高みを目指し、資格取得に挑戦したいと思います。 |
土木科3年 時里 都姫(帯山中出身) 私は2年生の春頃からジュニアマイスター特別表彰を目標に資格試験に力を入れ始めました。私が主に取得した資格は、「測量士補」、「土木施工管理技術検定2級」、「計算技術検定1級」です。その中でも特に力を入れたのは、測量士補と計算技術検定でした。毎日放課後に残り、勉強を行い、わからないところは先生に質問して解決するまで勉強しました。資格試験日が学校のテスト期間と同じ時期だったため、精神的に大変でしたが、優先順位を決めて勉強しました。どの資格も初めて学ぶ事ばかりで大変ですが、地道に取り組む姿勢が資格取得に大切だと思います。 |
土木科2年 横尾 響輝(託麻中出身) 私は土材料で取得できる資格として、「測量士補」と「土木施工管理技術検定2級」の2つの資格取得を頑張りました。この2つの資格は、ジュニアマイスターのポイントが各20点あり、この2つの資格を取得することでジュニアマイスター40点となります。現在シルバーとなり、ゴールド取得の45点まであと一歩です。資格取得の取り組みとして、朝課外や授業の時間を使って資格取得対策をされます。何度も過去問題解くことで、点数が伸び、合格点に届くようになりました。部活と勉強の両立は難しいですが、諦めずに何度も過去問題を解き、先生に解説してもらうことで1つ1つ覚えてくることが多くなりました。資格は、就職する時に有利になり、企業に入ってからも出る従事できる仕事も多くなるので、自分の将来のために積極的に取得した方がいいと思います。 |
土木科2年 吉永 夢絆(合志中出身) 私がこれまで頑張った資格は、国家資格である「測量士補」と「土木施工管理技士検定2級」です。資格取得のために朝課外に休まずに行き、放課後は20時近くまで残り勉強しました。問題集や過去問題を解き、合格に結びつけることができました。自信がつき、本番の試験では落ちついて受けることができました。その他にも国家資格以外の資格試験も積極的に受け、ジュニアマイスターゴールドを取ることができました。資格は社会に出たときに役立つと思います。部活との両立は大変でしたが挑戦してよかったと思います。 |
☆土木科で取得できる資格☆
・測量士補
・土木施工管理技術検定2級
・小型車両系建設機械特別講習
・ローラー(締め固め)特別教育
・高所作業車運転技能講習
・建設経理検定
・計算技術検定
・情報技術検定 etc…
課題研究発表会(土木科)
課題研究発表会を行いました。各班、外部連携を行い、テーマをもとに活動してきました。
発表テーマは下記の通りです。
1 防災マネージメントコース
「マイタイムラインの作成について」 ~今年度の防災マネージメントコースの活動状況について~
近年の線状降水帯や地震など激甚化する自然災害に対して、予防的避難を進めるためのハザードマップに基づく避難計画を具体化するマイタイムラインの作成は非常に重要である。S PH以来5年目となる区切りの年に、今年度防災マネージメント班9名で県庁、大学などを訪問し、身に付けた知識を1年生の授業、ワークショップなどで多くの人にマイライムラインの作成方法を広める活動を行った。このことについて、一年間の活動の軌跡とくまもとマイライムラインの作成方法について発表する。
2 コンサルタントコース
「企業連携による先端測量技術の収得と校内測量の実施」
建設現場における技術革新が目覚ましい昨今、SHP 以降も継続して取り組んでいる企業連携による先端測量技術の指導を受けることで、就職後に即戦力となれるよう人材の育成を目指す。また、旧式の平板測量と最新式のレーダー測量による測量精度の違いを比較させ、技術者としての多角的な視点を養い、測量技術の向上に繋げる。
3 施工コース
「校内エクステリア実習」 ~校内の憩いの場を造ろう~
「外部連携の取り組みと校内補修作業」
課題研究施工技術班では今年1年間を通して土木における施工技術を身に付けるべく、昨年度から継続している実習や企業連携をはじめとする様々な実習に取り組んできた。今回の研究発表会では、アウテリアタイガー(株) 様の協力によって実施した校内エクステリア実習と熊友会型
枠協同組合様にご指導いただいたコンクリートL字擁壁の施工を想定した型枠作成実習の実習内容を中心に2班に分けて発表を行う。
ワークショップ(マイタイムライン作成)への参加(土木科)
ワークショップ(マイタイムライン作成)
期 日:1月11日(水)
場 所:くまもと県民交流館パレア
対象学年:土木科3年(防災マネージメントコース)8名
課題研究(防災マネージメントコース)の取り組みとして、くまもと県民交流館パレア主催のワークショップにリモートにより参加してきました。
内容としては「マイタイムラインの作成」です。
今年で3年目の取り組みとなります。
くまもとマイタイムラインの作成方法について、プレゼンテーションを作成し、わかりやすく解説しました。2月11日から一般公開予定です。
詳しくはパレアの男女参画センターHPを検索ください。
http://www.parea.pref.kumamoto.jp/e8533a18e220fbbe16e6fd8d3be5e722cdd41b9a.pdf
マイタイムラインの作成
マイタイムラインの作成
課題研究(防災マネージメント班)
1年生を対象にしたマイタイムラインの作成を行いました。
これまで多くの自然災害が起きており、熊本でも熊本地震や熊本豪雨など災害が続いております。災害を乗り越えためには様々な備えが必要となります。
今回は台風を対処としてマイタイムラインを作成しました。
家族構成などを設定して、避難経路や備えに関してグループで話し合い、グループ発表を行いました。
いざ、災害が起きたときのために意識を高め、乗り越えていける備えを日頃から行う事が大事だと感じる授業でした。
3年生による進路講話
12年生を対象にした進路講話を行いました。
今年度も多くの企業様より求人をいただいており、進学・公務員を含め土木科3年生は全員内定をいただきました。
これまで3年生は進路実現に向けて学校生活や部活動、進路対策など頑張ってきました。
これまでの取り組みをまとめて、3年生(9名)に発表してもらいました。
就職(県内・県外)・進学・公務員とそれぞれの立場から受験対策を主に説明をして、1・2年生から質問も受けていました。
1・2年生も意識を高め、進路実現に向けて頑張ってもらいたいと思います。
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