校長ブログ

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23/06/12(9) 日記

 日記をつけています。2009年から始めたので、15年目になりました。内容は、その日の出来事(自分のことや社会のこと)、天気、体重、食事の内容、運動量などです。書くきっかけとなったのは1年間の東京勤務が決まったことでした。見知らぬ土地やで職場で色々な経験をするだろうから記録しておこうと思ったのです。(なお、この年の日記の内容はほぼ仕事ができない自分へのいら立ちです。)
 日記を書いてみると、何にもなかったと思った1日にも、実は色々な出来事があったことが分かり、その1日がとても愛おしくなります。記録として残りますから、読み返すことができて、特に楽しかった日は、その思いを何回も味わうことができます。逆につらいことや悩みも文章で書いてみると、スッキリすることがあります。昔の日記を読むと、その時はつらいと思ったり、悩んだりしていたこともきちんと解決していて、きっと今の悩みもこうやって消えていくのかなって、少しだけ安心します。大事な人とケンカしたときの日記を読むと、何でこんなことでケンカしたんだろうと恥ずかしくなり、次はしないようにと心がけます。丁寧に文字を書いている日もあれば、なんて書いているのか分からない日もあります。その時の心の様子が分かって、自分のことながら面白いです。日記をつけることは、今日の自分や過去の自分と対話しながら、明日や未来のことについて考える作業なのかもしれません。

 ※日記帳の色は青→赤→黄のローテンション。信号をイメージしています。(心の信号)
 ※校長ブログ⑥で紹介した紫陽花。梅雨の雨に濡れています。