ブログ

2025年3月の記事一覧

モモの摘蕾と堆肥運び(園芸科)

果樹園では、3月新しい果樹専攻生が活躍しています。

モモはまだつぼみですが、枝の種類によって取るつぼみ、残すつぼみがあります。生徒達は先生の説明をしっかり聞いて、いろんな角度の枝を見分けて、どれを取ってどれを残すか判断しています(摘蕾)。今後の枝の伸びるか伸びないかや伸びたらどう曲がるかも想像力を働かせて考えています。勉強になります。おいしいモモができるのもこういう一つ一つの管理が大事ですね。

ぶどうに施肥するための堆肥運びを頑張っています。

サイネリアのカート販売(園芸科)

園芸科ではサイネリアがとてもきれいに咲いています。とってもお買い求めやすいお値段で華やかな花です。

生徒はときどき学校近隣でカート販売します。買ってもらえるか不安な中、聞かれたら管理の方法を伝えたり、生徒だけでの接客にドキドキしていますが、直接お客様が買ってくださることで、「きれいね、ありがとう」と言ってもらえて、うれしかったようです。

サイネリアまだあります!オススメです。

シクラメンも遅咲きでしたが、今満開になっています。まだつぼみもありますのでまだ花が楽しめますよ3ツ星

 

菊池地域花農家研修バスツアー(園芸科)

菊池市県北広域本部主催で菊池地域花き農家バスツアーに園芸科草花専攻の2年生参加させていただきました。

菊池地域の花き生産についての説明や新規就農するための充実した研修があること、菊池で新規就農するならカスミソウとトルコギキョウをおすすめする理由など話していただきました。

その後、宿根カスミソウ農家の本山さんのところでの見学研修です。

菊池市はカスミソウの産地であり、市場も優遇されてる強い地域であることから、菊池産のカスミソウというだけで高く売ってもらえること、施設にお金がかかるのでライバルが多いわけではない、高齢化でやめていく農家も多いので施設を譲り受けることも可能、JAを通じて東京大阪へ出荷してもらうことで全国1位の菊池のカスミソウとして、産地の力が発揮できると教えてくださいました。

子育てを通して思うこととして、高校生は赤ちゃんみたいなもので、赤ちゃんから立って歩くようになるまで、周りで歩いている大人を見て、立ったり、歩いたり、話したり、育っていく。今、こうなりたいという情報にあふれているので、なりたい大人になっていくために頑張ってと応援の言葉もいただきました。ありがとうございます。

つぎに、トルコギキョウ農家の本山さんの見学研修です。

トルコギキョウは生産量が全国2位の熊本の代表する花、全県下で作られているそうです。苗を買うと高いので、育苗からさている本山さん。生理障害が多く、栽培始めは多湿、栽培後期は乾燥などの調節も必要で、難易度が高いので栽培技術の向上に力を入れておられました。切り花の中でも安定した価格のためトルコギキョウなのだそうです。価格安定と栽培技術の向上で儲ける農業、従業員を雇用できる農業ができることを教えていただきました。ありがとうございます。

菊池市は有名なカスミソウとトルコギキョウの産地であることは授業でも教えますが、実際に見に行くことができて大変ありがたい機会でした。

生徒たちの学んだことや感想花丸

土地によって栽培に適した環境が違うので花の種類も違うこと、品種や花の色にもこだわって栽培されていること、年末や母の日を目指して栽培されていること、安定した価格で出荷するための花と時期選び、電照栽培でカスミソウが伸び花も早くなること、病気になりにくくする工夫、きれいな花を咲かせるための栽培技術の工夫などいろんなことを直接農家さんのハウスを見学させてもらえて勉強になりました。

お世話になりました。

1年先進地視察(園芸科)

本日1年園芸科で先進地視察に行きました。

天川農園、宮田農園、JA果実連に視察に行きました。

天川農園では、蘭の栽培方法を学び、学校では触れない植物についての学びを深めました。

宮田農園では、熊本県産の小麦や米を使ったピサやおにぎりを自分の手で作り食べました。

果実連では製造工程を見学し、機械や作業工程について学びました。

果実連天川農園宮田農園

 

園芸科の魅力(園芸科)

農業高校では卒業生が3年間のまとめとして卒業論文を書きます。

今年の卒業論文より、卒業生の皆さんの素晴らしい内容を一部ご紹介します。

園芸科で学んだことや思い出が数多くつづられていました花丸菊池農業高校園芸科ならではの深い学びをしていて、成長を感じます合格将来、活躍できる人材になることでしょう。