校長ブログ

2021年3月の記事一覧

最後まで最善を尽くす、期待膨らむ新入生!

後期選抜も遅刻者や体調不良者なども出ることがなく、滞りなく無事終了しました。午後からは全職員が担当教科に分かれ採点業務に入りました。その前に教科ごとの打合せを兼ねた昼食会からスタートします。もちろん基本的な感染防止対策をしっかり行っての昼食会ですが、今年度はそのような機会がほとんどありませんでしたので、和気あいあいとした楽しいひと時で大変羨ましく感じました。自分自身も「今年の採点は〇〇科、昼食は・・・ばい。」と言っていたことを思い出しました。

当然、採点業務をしない私はそのような輪に入ることはできず、「働かざる者食うべからず」などといじけていると、さすがに本校の先生方は思いやりのある優しい先生方ばかりで、帰り際にある教科の主任の先生が、自分の教科の明日の昼食のメニューをもって注文を取りに来てくれました。本当に優しさに感謝です。

実は本日一番書きたかったことは、試験が無事終了したことの報告に教頭先生が来てくれ、今年の受検生は例年と違うところがあったとのこと。それは朝の点呼集合時や休憩時間に勉強をしている生徒が多く目に付いたということでした。最後の最後までしっかりやれることをやって最善を尽くすというような気持ちを持った生徒が入学して来てくれるかと思いと、今からとても楽しみで期待が膨らみました。

 

高校入試後期選抜、初日が無事終了しました!

本日は高校入試後期選抜の初日で早朝から校門での交通整理、受付、点呼誘導など先生方がそれぞれの任務を責任を持ってしてくれました。教頭先生、教務主任の指揮のもと本当にきめ細かに業務が展開されています。4月の着任以来、事あるごとにこのような先生方の動きには感心させられ、校長として本当に感謝です。

朝の会では「1か月後には本校の大切な生徒になる受検生です。笑顔で明るく対応し、この学校は優しい先生ばっかりおられるなという印象を与えた下さい。第1印象が大切です。」とお願いしました。おそらく先生方の素晴らしい対応で受検生もリラックスして試験に臨むことができたと思います。本日1番気を使ったリスニングも放送の異常等もなく初日が無事終了しました。

早速、採点業務もスタートしましたが、25日の合格者説明会まで緊張した長丁場の業務が続きます。先日、卒業生を送り出したかと思ったら、もう新入生を迎える準備です。3月はやっぱりあっという間の「去る」になりそうです。全職員で力を合わせて乗り切って行きたいと思います。

緊張感のある1週間が始まります!

今週は県民の皆さんの大きな関心事である高校入試後期選抜が明日、明後日の2日間にわたり実施されます。本日からその準備業務に入りますが、絶対にミスが許されない業務であり、最後まで緊張感を持ってその任に当たらなればなりません。職員朝会でもその事を先生方にお願いしたところです。

これから菊池高校で自分の持っている可能性に挑戦しようという志を持った生徒たちが受検に来てくれます。これまでの勉強の成果がしっかりと発揮できるような万全の状態の会場準備をしたいと考えています。また、同時進行でこれからどのようにしてこの生徒たち一人ひとりを大切に育てていくかということにも思いを馳せながら入試対応していきたいと思っています。

また、この週末には体育科と商業科の教育研究会があり、その中でこれまでの先生方の功績を称えた表彰が行われました。受賞された先生方のお話からその教科に掛ける思い、これまでの教員生活での思い出やご苦労話などに触れることができました。それらの思いをしっかりと受け継いで行かなければならないと感じました。

それぞれの教科にはそれぞれの特性があり、最終的にはその特性を通してどのような人間を育てるのかということ、人づくりが最も大切であることを改めて痛感する機会となりました。

また、商業科の研究会の理事会で出席の校長先生から本校のホームページで商業科の魅力や商業を学ぶ生徒の様子がとても良く発信されているとのお褒めの発言もいただき、本当にうれしく感じました。

滞りなく卒業式が執り行われました!

今日は本校第73回卒業証書授与式。朝から天候にも恵まれ、卒業生の前途を祝福するような絶好の卒業式日和となりました。学年主任は雨男ということでしたが、その雨を他の学年団の先生方が吹き飛ばしてくれたのだと思います。今年の卒業生は147名。今、振り返ってみれば昨年は卒業式の次の日からコロナウイルス感染症の拡大による全国一斉の臨時休校に入っており、今年の卒業生はもろにその影響を受けた1年間でした。残念ながら式典も保護者と教職員のみの出席となりました。

式典の様子はホームページの「学校生活」に掲載してもらっていますのでご覧ください。私は式辞の中で卒業生の皆さんに「続ければ本物になる」という言葉とともに「本物の人間になって欲しい」という餞の言葉を送りました。価値観が多様化し、先行き不透明なこの時代にしっかりとした信念を持ってぶれずに生き抜く、本物の人間になって欲しいとの期待を込めました。

退場の際、保護者の前で感謝の言葉を述べる卒業生の前途洋々たる姿、それを嬉しそうに見つめる保護者の皆さんの眼差しがとても印象的で感動的でした。卒業生をここまで育てていただいた先生方に心から感謝です。

個人的にも校長として初めての卒業式でしたが、緊張感の中にも厳粛な素晴らしい卒業式だったと思います。