校長ブログ

2022年12月の記事一覧

今年1年お世話になりました!

本日で仕事納となります。令和4年もあっという間に終わってしまった感じがしています。ここで1年を振り返って菊池高校3大ニュースを考えてみました。

第1位は「普通科の学科改編がスタート!」だと思います。本校は長い歴史の中で1度も学科改編を行ったことはありませんでした。普通科と商業科という大きな枠組みは変えませんでしたが、普通科の学科改編、これに合わせて商業科の学びの見直し、新たな学びもスタートしました。このことは将来の菊池高校にとって大きな出来事だったと思います。

第2位は「コロナ禍においても学校行事をほぼ実施!」です。今年はコロナ禍にも関わらず「菊翔祭体育の部・文化の部」「菊高ジャック」「修学旅行」など私の校長着任以来初めて学校行事をほぼ全て実施することができました。生徒たちにとって生涯の大切な高校生活の思い出づくりをすることができ大変うれしく思っています。

第3位は「部活動活性化、大躍進!」です。野球部の県高校球史に残る10点差大逆転勝利、女子ボクシング部2年迫さんの県大会優勝、九州大会準優勝、ボート部2年水元君の九州大会出場、男子バレーボール部の県総体ベスト8、書道部、吹奏楽部、日本文化部の行事・イベント等での活躍など部活動生が本当に良く頑張ってくれました。このことは菊池高校全体に元気と勇気を与えてくれたと思っています。さらなる活躍を期待します。

何はともあれ、大きな事件、事故等もなく無事令和4年を終えることができ、本当に感謝の気持ちで一杯です。令和5年が菊池高校にとってさらに前進の年でありますよう、ご支援をお願い申し上げます。皆様、良い年をお迎えください。

充実した2学期が終わりました!

本日、無事終業式を迎えることができました。終業式前に行われた表彰式では私の着任以来、最高数の表彰だったように思います。体育系、文化系両方の部活動、読書感想文、作文コンクール、商業科の資格取得と様々な分野での表彰を行いました。非常に嬉しく、頑張った生徒たちを誇りに思いました。

終業式では、まず、表彰にも表れていますが、菊翔祭体育の部・文化の部、菊高ジャックなど様々な場面での生徒一人ひとりの頑張りを称えました。本当に良く頑張ってくれたと思っています。次に学年ごとにエールを送り、新たしい年に向けて「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えることができる。」ということを肝に銘じることを伝えました。このような節目節目で自分自身をしっかりと振り返り改めるべきは改め、具体的な目標に向かって前進して欲しいと願いを込めました。

長いようであっという間の2学期でしたが、大きな事件事故等もなく無事終業式を終えることができホッとしています。皆さんにとって素晴らしい年末年始となることを願っています。

 

終業式の様子

商業科の表彰者

2年1組HRの様子

 

判断の難しさを痛感しています!

本日は校内長距離走大会を計画していました。私が菊池高校に赴任してまだ実施したことがなく、今年こそは開催できるなあと楽しみにしていました。大会のコースについてもこれまでの竜門ダム折り返しの17kmのコースから日頃の体育の授業の成果を競える大会として8kmの新コースを設定してもらいました。

開催の判断については5時30分から体育科の先生方がコースを見回り、その後、校長室に集まって決定しました。まず第一に考えたのは生徒たちの健康管理の観点から競技中に雨が降らないことです。いろいろな所が発信している予報データを持ち寄りましたが、競技中に雨が降らない確信が持てず、止むを得ず中止の判断をしました。育友会によるうどんの振る舞い等も計画されており残念でなりませんでした。

ところが、現時点(8時30分)の天気は日も差しており実施できたのではないかと半分後悔もしています。しかし、「空振りは許されるが、見逃しは許されない。」と自分に言い聞かせているところです。いろいろな場面で判断するのが校長の仕事ですが、本当に難しいものです。

第7回ハイスクールフェスティバルin菊池が開催されました!

今日は菊池市教育委員会主催の第7回ハイスクールフェスティバルin菊池が菊池市文化会館で開催されました。このフェスティバルは菊池市内の3高校の魅力や様子を市内の中学2年生に直接伝え、一人でも多くの中学生が高校生活を菊池市内で送ってもらおうと始められた企画です。我々、高校にとっては非常に有難い取組で千載一遇のチャンスでもあります。3年生を対象に中学校に出向いての学校説明会も行いますが、2年生の時から興味を持ってもらうことはとても有意義なことです。

ここ2年間はコロナ禍で対面での実施は見送られていましたので、菊池市内の中学2年生を一堂に会した久しぶりの開催となりました。これまでは生徒会役員の生徒のみで対応していましたが、今日は部活動生、普通科、商業科の代表など大所帯で大々的にPRに臨みました。内容はもちろんですが、本校生の生き生きとした姿や意気込みが中学生に十分に伝わったのではないかと感じています。

学科改編や学びの見直しなど学校改革が確実に進んでいる中、機会を捉え、しっかりと情報を発信しなければならないと思っています。今日はとても良い機会となりました。

 

学校運営協議会を開催しました!

本校は私が菊池高校に着任した令和2年7月10日に菊池地域の行政、機関団体の長から成る学校運営協議会を設立し、コミュニティ・スクールとしての歩みを始めました。お陰で様々な団体や個人から支えられ学校運営ができ、大変感謝しているところです。今日はその学校運営協議会において本年度からスタートした普通科の学科改編や商業科の新たな学びなどを中心とした学校魅力化に向けた今年度の取組状況等を説明し、意見交換をささていただきました。

大塚教頭先生が県教育委員会の高校教育課指導班で培った豊富な経験や知識によるわかりやすい資料と懇切丁寧な説明で委員の先生方への報告がなされ、先生方も興味深く熱心に聞き入っておられました。多くの有意義な感想やご意見等もいただくことができ、これからの学校運営にしっかりと活かしていかなければならないと思ったところです。

会の最後に謝意を込め、お礼を述べさせていただきましたが、現在、本校が立ち向かっている課題は一筋縄では行きませんが、向かうべき方向性が定まって来ましたので、本校ならではの魅力的な教育活動を作り上げて行きたいと思っています。その結果がスローガンとしている「選ばれる」「伸びる」「夢を叶える」菊池高校へと繋がればと願っています。

 

あっという間の1週間でした!

先週の6日(火)から9日(金)まで修学旅行に行かせてもらい、コロナ感染が拡大していなければいいなあと思いながら迎えた今週でしたが、おかげでその兆候は全く見られずホッとしています。今週は東京も寒気が流れ込み気温が下がったり、雨が降っているような報道も目にすると、本当に幸運にめぐまれたなあと思っています。今振り返って見ても素晴らしい天候に恵まれ、生徒たちの体調不良もなく、最高の修学旅行でした。

いよいよ2学期も残すところ1週間、大詰めとなってきました。昨日からクラスマッチが実施されており、昨日が1年生、本日が2年生、来週の火曜日が3年生です。また、最後の締めくくりとして木曜日には1・2年生の長距離走大会も控えています。今年から新コースでの実施となります。生徒たちも先生方も最後まで慌ただしい生活となりますが、無事に終業式を迎え、楽しい年末、年始を過ごすことができればと思っています。

修学旅行の余韻を引き釣りながらも、あっという間の1週間でした。来週、最終週が無事終わることを願っています。

後は飛行機に乗り込むだけとなりました!

修学旅行最終日。今、解団式を終え、生徒たちは搭乗手続きをしています。後は飛行機に乗り込むだけとなりました。本日は浅草での記念撮影後の散策、横浜中華街での昼食、その後のひと時の自由時間を経て羽田空港へと向かいました。空港へ向かうバスでガイドさんが「どの日が一番楽しかったですか?」と尋ねられたところ「全部」と応える声が聞こえ、修学旅行の充実ぶりが伺え、とても嬉しくなりました。

空港での解団式で次の話をしました。嬉しかったこととして、直前のコロナ感染拡大により実施できるかを悩んだ末、実行することを決断し、一人の体調不良者もなく無事終了することができたこと、東京は出発前日の月曜日まで天気が悪かったが、期間中素晴らしい天気に恵まれたこと。また、感心したこととして、この修学旅行を実施するにあたり、学年の先生方が綿密な計画を立て、期間中も細心の対策を講じてもらったこと。これらのことにより充実した修学旅行が実施できたことへの感謝の気持ちをこれから最上級生、学校の顔としてのしっかりとした行動で示して欲しいということを話をしました。

解散後は、笑顔で帰宅し、今回の旅の出来事を家庭でも話をし、一生の大切な思い出にして欲しいと思います。

今、話題の鎌倉を満喫しました!

修学旅行3日目、今日は鎌倉を満喫しました。「鎌倉殿の13人」も残すところあと2回、このような時期に鎌倉を巡ることができたことは「大河好き」の私にとっては何とも言えないラッキーなことでした。まず、最初に全クラスの集合写真に一緒に入れてもらいました。その後、鶴岡八幡宮に参拝し、自由散策となりました。生徒たちは「小町通り」での買物や食べ歩きを楽しんだり、お寺巡り、「江ノ電」に乗って江ノ島往復をしたりと班ごとに各々が楽しんでいました。

私は単独行動で「鎌倉殿の13人」の大河ドラマ館に行き、番組紹介や衣装小道具、各種映像、体感展示などここでしか楽しむことができないコンテンツに触れ、満足してきました。金栗四三先生の「いだてん」放送時にも玉名市の大河ドラマ館を訪れましたことも思い出されました。

いよいよ明日、浅草や横浜中華街などに寄って菊池に帰ることになります。本当に嬉しい事に現時点で体調不良者、事故事件に巻き込まれる等も全くなく、このまま最後まで続いてくれることを祈るばかりです。この修学旅行での活力が、これから菊池高校を引っ張っていく2年生の力になると感じています。

修学旅行2日目も無事終了しました!

修学旅行2日目、今日は班別自主研修でした。朝食も時間を守り、班ごとに楽しそうに摂っていました。ホテルを送り出す前の容姿や健康状態のチェックなど引率していただいている先生方は本当に大変だと申し訳なく思います。もう少し、生徒たち自身に自主管理をさせ、今後の学校生活にも生かすことができればとも思いますが、これも先生方の責任感の表れでもあります。

私の高校時代の修学旅行は奈良、伊勢、京都で当時、老人会のコースのようだと言っていたことを思い出します。そのような中、班別自主研修で京都を貸し自転車で巡ったことを今でも良き思い出として鮮明に覚えています。そのことが、今でも同窓会で話題になり、盛り上がります。生徒たちも今日の研修が忘れられない思い出となったことと思います。

本日まで体調不良者や事件事故等に遭った生徒が一人も出ていないことが何よりで、あと2日この状態が続き、全員元気に菊池に戻ることができることを願っています。

 

今日から修学旅行です!

本校では今日から2年生が修学旅行に旅立ちました。私も団長として同行しています。正直なところ生徒と同じくらいワクワクしています。校長着任3年目で初めての修学旅行です。1年目はコロナの真っ只中で、延期して日程調整を試みましたが、残念ながら実施することができませんでした。昨年は予定をスキー研修に変更して実施しましたが、教頭先生がスキーが得意だったこともあり、引率をお願いしました。

そして今年、ほぼ当初の予定どおりの内容で実施することとしましたが、またまたコロナが第8波に突入する勢いで感染が拡がり、本校もご多分に漏れず心配な状況となっていましたが、現在、どうにか落ち着いていることから、この期を逃すとまたどうなるか分かりませんので実施することとしました。

日程は朝から順調に進み、生徒たちがこの修学旅行で最も楽しみにしているであろうディズニーシーに午後から来ています。各班自由行動で午後8時までにホテルに戻って来ることとなっています。生徒たちが「夢の国」で高校生活の大切な思い出を作り、今後の生活の活力となることを期待しています。

明日は班別の1日研修、各班が思い思いのコースで充実した1日にして欲しいと思っています。

野球部のお別れ会に参加しました!

野球部のお別れ会が保護者会の主催で開催され、後援会長の山本会長とともに出席させてもらいました。お別れ会の前にはお別れ試合も開催され、保護者も参加し和やかに試合を楽しんでいました。現在部員は3年8人で、2年2人、1年4人と部員不足の状態にありますが、野球場やお別れ会が実施された屋内練習場など練習環境は県内の県立高校では1番良いと言っても過言ではないと思いますので、また再び部員が増えてくれることを願っています。

お別れ会の会場には保護者会長の高村会長制作の見応えのあるビデオが流されており3年間の思い出をを振り返ることができました。特に夏の甲子園予選2回戦の天草工業高校戦、熊本県の高校球史に残る大逆転劇、8回裏に10点取った場面が流れた時には皆がビデオの前に集まり、あの試合の興奮が再び思い起こされました。この経験をした部員たちは何年立って集まってもこの話で盛り上がることができ、一生の宝物ができたと感じました。

これもコロナ禍の不自由さの中にも日々の厳しい練習に耐え、最後まで諦めずに頑張ったからこそ勝ち得たものだと思います。私の菊池高校への赴任とともに入学してきた部員たちの成長を心から嬉しく感じてます。

サッカー日本代表の勝利に勇気をもらいました!

朝4時前に起き、ワールドカップ日本代表対スペイン代表の試合をテレビで観戦しました。正直なところ多分強豪スペインには歯が立たないだろうと思いながらも、このような歴史的な一戦は生で見ようと思い眠い目をこすりながら見ていました。予想どおりスペインが始めから大部分の時間、ボールを支配し、日本は防戦一方で、前半をどうにか0対1で良く凌いだという感じでドイツ戦と似た展開でしたが、あのような事はありえないだろうと思っていました。

しかし、日本代表は後半立ち上がり3分と6分に立て続けのゴールで逆転し、そのまま2対1で勝利するという素晴らしい快挙を成し遂げてくれました。まさしく日本のサッカーが世界のトップに堂々と肩を並べた瞬間だったように感じました。これもサッカー関係者の長期的なビジョンに立った計画的な取組の賜物であると心から敬意を表したいと思います。このようにサッカーが国民的なスポーツとして世界の強豪と伍するとは同じ球技を志す者として予想だにしていませんでした。

私はこの結果を見て、本当にやろうと思えばやれないことはないのではないかと改めて感じました。結果がでないことを他人のせいにせず、長期的なビジョンに立ち何事にもしっかりと向かって行かなければならないと勇気をもらいました。