校長ブログ

2022年5月の記事一覧

卒業生の3週間の教育実習が始まりました!

本日から本校の卒業生の3週間の教育実習が始まりました。今年の実習生は1名で教科は公民科、クラスは3年1組を担当してもらいます。1時間目の時間を私が担当しましたが、とても初々しく私にもこんな時代があったかと我が身を振り返る時間にもなりました。とりあえず教職免許だけでもということではなく、先生になることを第一希望として実習に来たという話を聞いて嬉しく思いました。

私自身はこんな素晴らしい職業はないと思っていますが、私が教職に就いた30数年前からすると教師を取り巻く環境も大きく変わり苦労が多くなったことも否めません。本当に先生方の苦労の多さを痛感しています。しかし、教師ならではのやりがい、楽しみ、喜びがあるのも間違いなく、この3週間でその一端に触れてもらえれば嬉しく思います。

実習に当たっての思いとして、「何事にも関心を持って望みたい。自分が先生に合っているかを見極めたい。」という話をしてくれました。私からは「とにかく明るく元気に失敗を恐れず何事にも積極的に望み、特に生徒たちとの触れ合いを大切にして欲しい。」と伝え、3週間後の生徒との別れの時に名残惜しく涙が溢れるような思いになればいいなと思いました。

いよいよ教職人生もカウントダウンになっている私に「初心忘るべからず!」という言葉を思い出させる一時でした。

菊池高校生、日頃の練習の成果を発揮しています!

昨日から実施されている県高校総体の先行実施競技のサッカーの試合がありました。翔陽高校のグラウンドでの翔陽高校との試合に保護者の皆さん、卒業生に加え、3年生の生徒たちも応援に駆け付けてくれました。試合時は気温もかなり上がり体力的にも非常にハードな試合となりました。サッカー部は今年度8名の新入部員を迎え選手層もだいぶん充実してきました。8名中7名が合志中学校出身で春休み中から練習にも参加し、高い意識を持って入部してくれています。

その1年生も3名がスターティングから出場し頑張ってくれました。しかし何と言っても高校生活最後の県総体ということで4名の3年生の闘志溢れる気持ちの籠もったプレーぶり感動しました。残念ながら試合は1対4で敗れはしたものの最後まで諦めない緊張感のある好ゲームでした。朝練習もして頑張ってきた練習の成果が十分に発揮されました。3年生は選手権予選まで競技を続けるとのこと、さらなる成長を期待したいと思います。

また、昨日サッカー部の応援後に会場に向かうので勝ち残っているようにと約束しておいた男子バドミントン部、3年生でキャプテンの田代嗣恩君が見事4回戦まで勝ち進み、全国でもトップレベルの八代東高校との対戦を応援することができました。流石は八代東という感じでしたが、田代君も臆することない立派な試合ぶりにこれまた感動しました。

「努力は嘘をつかない。」今日も生徒たちの成長ぶりに触れることができ、とても嬉しい1日となりました。今週金曜日からの大会がとても楽しみです。

 

県高校総体先行実施競技の試合が始まりました!

今週は平日に1回も更新しないまま週が終わってしまいました。この土日に来週金曜日に「パークドーム熊本」で総合開会式が開催される県高校総合体育大会の先行実施競技の試合が行われます。本校から参加する競技ではバドミントン、テニス、サッカー、ソフトテニスの試合があります。

私も部活動に情熱を傾けてきた者として生徒たちの試合している姿、頑張っている姿を見ることが楽しみでなりません。今日はまずテニスの応援に行きました。「菊池高校にテニス部がありましたか?」と思われる方もおられるかもしれません。これまでソフトテニス部で頑張っていた2年生の松岡紗那さん(七城中学校出身)がテニスのシングルスに参加しました。

松岡さんは1年生の時から3年生と組んで城北地区大会で準優勝するなど中学校時代から県のトップで活躍する実力の持ち主です。しかし残念ながら本年度、部員1人になってしまい、他校生との出場も模索しましたが、オープン参加となり勝ち上がりもできません。

そこで、テニス指導の経験がある顧問の木田先生がシングルスで試合ができるテニスでの出場を提案ところ松岡さんもとても悩んだようですが、勇気ある決断で本日の参加となりました。地域の指導者の協力も得て本日の大会参加となりました。とても初めてとは思えない堂々とした素晴らしい試合ぶりでした。残念ながら敗れはしたものの、改めて松岡さんのポテンシャルの高さに感心しました。これからの成長がとても楽しみです。

その後、男女のバドミントン会場を回り、部活に青春を掛けてきた高校生たちの熱気に活力をもらってきました。県総体・総文祭とてもワクワクします。明日は10時からサッカー部が翔陽高校と対戦します。

 

明日から全学年で通常の教育活動を再開します!

コロナウイルスの感染拡大により、先週1週間1学年の学年閉鎖を行いましたが、この土日に新たな感染や体調不良の連絡は連絡はありませんでしたので、明日から全学年で通常の教育活動を再開します。しかし、まだまだ予断が許さない状況が続きますが、学校生活における基本的な感染防止対策を講じながら教育活動をしっかりと実施していきたいと思っています。

先週の金曜日で中間考査も終わり、今度の土日から3年生にとって最後の県高校総体、総文祭も始まります。1年生の時に中止を経験し、当時の先輩たちの無念さを目の当たりにしている3年生にとっては開催についての感慨も一入であろうと思います。

今年は1年生が例年になく春休みから部活動に参加するなど既に主力として頑張っている部員を多く目にします。この土日も最後の調整に余念がなく頑張っている姿を目にしました。3年生最後の総体、総文祭をみんなでしっかり応援したいと思っています。

全国的にはマスクの着用の基準など感染対策についても新たなフェーズに入りつつありますが、本校においてはまだまだ引き続きの慎重に対策を講じて行かなければならないと考えています。暑さも増してきますので熱中症対策も念頭に置きながら適切に対応していきます。

 

1年生を3日間の学年閉鎖としました!

新しい週の始まりですが、先週からのコロナウイルス感染拡大により、本日から3日間18日(水)まで1年生を学年閉鎖としました。昨日の時点でこれまでの感染に加え、新たな陽性者、体調不良者が判明し、学年閉鎖という判断に至りました。

1年生は先週の火曜日、水曜日に集団宿泊研修を実施しており、ゴールデンウィーク開けの感染拡大が懸念される中での実施の決定をした私の判断の甘さについても反省しています。コロナ禍における学校行事実施の可否の判断の難しさを改めて痛感しているととも、生徒や保護者の皆様方には大変申し訳なく思っています。

これに伴い、水曜日から予定していた中間考査も1年生は中止することとしました。これからも様々な学校行事や県高校総体、総文祭なども予定されています。これらの教育的価値は十分に踏まえながらも、生徒の安心安全を第一に考え適切に判断しなければならないと気を引き締めたところです。

学年の先生方にはこの期間のきめ細かい健康観察と学びの保障をお願いしました。先生方には通常と違う負担をお掛けすることになりますが、この学年閉鎖による生徒たちの不利益を最小限に抑えるよう最大限の努力をしなければならないと思っています。