校長ブログ

2022年5月の記事一覧

菊池市が誇るオリンピアンが来てくれました!

今日はロンドンオリンピックの400mリレーで第2走者を務め見事4位入賞を果たした江里口匡史さんが本校に来て運動部活動生と希望者120名程度を対象に講習会を実施してくれました。江里口さんは菊池市出身で地元の隈府小学校、菊池南中学校から、お隣の鹿本高校、早稲田大学、大阪ガスで競技をされた日本短距離界のトップランナーです。

ロンドンオリンピックの出場を始め、日本選手権100m4連覇など輝かしい実績の持ち主です。今回はゴールデンウィークでの里帰りの中の江里口さんが、お父様が野球部のコーチをしていただいている樋口正博さんと菊池高校の同級生というご縁で、講習会を実施してくださることになりました。お聞きしたところによるとご両親とご兄妹さんが本校の出身ということで、菊池高校は非常に身近に感じているとのことでした。

講習会では身体の動かし方の基本や全ての競技に共通する体幹トレーニング、トレーニングを行う上での意識の持ち方など決して恵まれた体格ではない江里口さんがトップアスリートとして君臨してこられたことを彷彿とさせるような内容の講習会でした。

また何より、お話をさせていただいて感じた江里口さんのお人柄の素晴らしさに「人間力なくして、競技力向上なし!」ということを再確認しました。

女子バレーボール部、充実した合宿となりました!

今年のゴールデンウィークは間で2回の登校日を挟む前盤、中盤、終盤の3回に分かれた連休となりましたが、部活動にとっては集中した強化練習ができる期間です。本校でも各部が校内外で練習に頑張っています。そのような中、女子バレーボール部は学校のセミナーハウス「拓志館」を使って2泊3日の合宿を実施しました。今の3年生は私の赴任と一緒にコロナ禍真っ只中に入学した生徒で高校生活のほとんどの期間でコロナの影響を余儀なくされてきました。そこで、初めて合宿となりました。

合宿は日頃の練習と違い寝食を共にすることで、部員のこれまで知らなかった、気付かなかった面も知ることができ、今まで以上に絆を深めることができます。初日は自分たちで夕食も作ったと聞いており、ここでも部員の意外な一面を見ることができたとのことでした。

もちろん、練習面でも充実した活動ができたようで、初日、2日目は他校との試合練習で実践を積んでチームのレベルアップを図り、最終日は熊本県が全国に誇る女子バレーボール界の強豪校、信愛女学院との合同練習を実施し、高校生のトップレベルの技能はもちろん意識や雰囲気に触れることができ、非常に実りある3日間を過ごすことができたようでした。

このような、練習内容を準備していただいた、前回のブログで紹介した指導員の東英一さんに心から感謝です。東さんは本校のOBでこれまで長年、女子バレーボール部を支えていただいています。今回の合宿による成果が今後の活動や試合で発揮できることを期待しています。