校長ブログ

2022年5月の記事一覧

大先輩方の熱い思いを新入生に伝えていただきました!

昨日の菊池市公営塾「菊池前進塾」の開塾式に引き続き、本日は1年生の集団宿泊研修を豊野少年自然の家において1泊2日で実施します。当初は昨年同様4月に、大分県日田市中津江の鯛生スポーツセンター(2002年のサッカーワールドカップでカメルーンチームが宿泊した施設)で実施する予定でしたが、コロナ禍により県外施設の使用禁止を受け、同じ時期に豊野少年自然の家に変更しました。ところが、コロナウイルスの感染拡大の傾向が見られたため、変更して本日の実施となりました。

この新入生の宿泊研修は菊池高校生としての自覚と誇り、学級や学年としての仲間作り、絆を深める上でも是非実施したいとの思いを持っていました。今回もゴールデンウィークによるコロナウイルスの感染拡大が心配でしたが、お陰でその傾向も見られず無事実施することができました。

その研修の最初の時間に本校昭和34年卒業の牧俊郎さん、同じく37年卒業の坂本敏正さんにお話をいただきました。お二方とも私も生まれる前にこの菊池高校を卒業されていますが、今もなお「文教菊池の再興」に熱い思いをお持ちです。私も日頃からご指導、ご助言をいただいています。

今日は1年生に対し今だ衰えない母校愛、郷土愛がひしひしと伝わって来るお話を情熱を持ってしていただきました。このお二人の思いが1年生の「菊高生としての自覚と誇り」を目覚めさせたものと思います。

菊池市公営塾「菊池前進塾」が開塾しました!

本日、菊池市の公営塾である「菊池前進塾」が開塾しました。この塾は菊池市内の3つの高校に通う生徒であれば誰でも無料で参加することができます。その開塾式が塾の会場となる本校のセミナーハウス「拓志館」で行われ、60名程度の生徒が参加してくれました。この数は私を含め関係者の予想を遥かに上回る人数で生徒たちのやる気が伺え、大変うれしく思いました。

開塾式では塾長である江頭実市長が開塾に当たっての熱い思いを語られました。目先の大学進学から今後ますます進行するであろう予測不可能な社会を生き抜いていくための人づくり、地域の発展に貢献できる人材育成まで、この塾に賭ける短、長期的ビジョンについて熱く話をされました。それを聞き入る塾生たちの表情、態度に感動しました。

私も菊池市内3高校を代表して挨拶をさせていただきましたが、本校の学科改編に合わせて、このような画期的な公営塾の開設は大変ありがたい事であり、本教教育との相乗効果を出し、地域の期待に応えることができればと思っております。

何より本日、この「菊池前進塾」にやる気を持って参加した生徒の気持ちを大切に、塾名の通り生徒たちが一歩一歩着実に前進し、自分の夢や目標に近づくことができるような塾を作り上げて行ければと思います。

今日はバドミントン部男子が頑張りました!

昨日から実施されている体育堂ラケットワークス杯熊本県高校生バドミントン春季リーグ戦の男子の部が大津町の総合体育館で開催されました。バドミントン部男子は2年前に競技経験がある現3年生のキャプテン田代嗣恩君と吉本陸人君が入部してきてくれたことをきっかけに、先輩たちも刺激を受けこれまで以上に充実した活動ができるようになりました。

これに高校から競技を始めた高本優斗君と本田龍昇君も経験者の同級生と一緒に本当によく頑張り力を付けて来ました。また、他校との試合や合同練習に加え、半年程前から外部指導員からの指導も受け、部活動への取組の意識も非常に高まっています。そこに競技経験のある田代君の弟さん(悠晋君)と安武紅輝君が入部し、今日はこの6人で団体戦に出場しました。

試合では見事に予選リーグを4戦全勝の1位で突破し、上位4校による決勝トーナメントに進出しました。惜しくも決勝戦で敗れはしたものの準優勝という素晴らしい結果を残すことができました。それでも部員たちはそれぞれの反省点や課題がわかり、これからの練習への意欲を高めたようです。

今日の準優勝を全校生徒の前で表彰できることを嬉しく思うとともに、他の部活動へも励みになると思います。3年生4人は最後の県総体まで悔いのないよう練習に励んで欲しいと思います。

バドミントン部女子、久しぶりに団体戦に出場しました!

いよいよゴールデンウィークも残り2日。今日、明日で体育堂ラケットワークス杯高校生バドミントン春季リーグ戦が大津町の総合体育館で開催されています。今日は女子の団体戦が実施され、本校バドミントン部女子は久しぶりに団体戦を組むことができるメンバーが揃い、大会に出場しました。私が赴任してからは初めてのことです。

これまで女子は昨年、10人近く高校からバドミントンを始めた部員が入部し1年生だけの活動でしたが、1年経過し頑張って残った部員は現2年生3人(1人はマネージャー)でした。そこに中学から競技経験があり、即試合にでることができる3人の部員が入部し、本日、久しぶりの団体戦への参加となりました。

これも2年生の菊川妃乃さんと高木愛美さんが1年間諦めずに真面目に日々練習に頑張ってくれた成果だと心から敬意を表したいと思います。1年生3人は地元菊池南中学校出身で2年生とともに切磋琢磨して部活動を充実させて行ってくれることを期待しています。

元来、菊池市はバドミントンが盛んな土地柄で、昨年の全日本総合選手権男子シングルスで優勝し日本チャンピオンになった田中湧士選手も菊池市出身で2年後のパリオリンピックでの活躍も期待されています。

本校の部活動が運動部のみならず文化面においても小中学生が地域で盛んに行っているスポーツ競技や文化活動の受け皿となり、「伸びる菊池高校」の役割を果たすことができればと考えています。

ゴールデンウィーク中盤が終わりました!

今日は5月5日、こどもの日、暦の上では「立夏」、夏の始まりです。部活動も校内外で活発に活動を頑張っています。早いもので10日間のゴールデンウィークも7日が経過し、明日の登校日を挟んであと休日は2日となりました。この期間中に全ての部活動の様子を覗かせてもらおうと思っています。

これまで見学した活動は本当に充実した活動を行っており、今日は気温も夏日となり疲労もピークに達してきている生徒もいるのではないかと思っていっます。県高校総体に向けての最後の追い込みの期間であるとも思いますので、怪我や体調管理に留意しもうひと頑張りして欲しいと思います。これを乗り越えると色々な意味で大きな自信となると思います。

また、この期間中、保護者の皆様方の会場までの送迎や応援等、活動への支援の姿を多く目にしました。本当に感謝です。ありがとうございます。生徒たちの大きな支えになっていると思います。

個人的には今年30歳になる生徒たちとの集まりがあり、成長した姿に接することができました。結婚、こどもが出来た、仕事での頑張り、悩みなど、話をしながら私自身がパワーをもらいました。本当に教師という職業に就くことができ幸せに思っています。

ゴールデンウィークも終盤、部活動以外でも全ての生徒にとって事故や体調不良等もなく最後まで充実した期間となることを願っています。