校長ブログ

2021年11月の記事一覧

モーニングセミナーで話をさせていただきました!

菊池市倫理法人会は毎週月曜日の朝6時から「経営者モーニングセミナー」という勉強会を開催されています。ひょんなご縁で本日そのモーニングセミナーで話をする機会をいただきました。「菊池高校の現状と未来」という題目で40分程度の時間でしたが、この機会に100年誌を読み返すなどし、改めて菊池高校の伝統の深さや歴史の重みに触れることができました。

本日の参加者には卒業生も数名おられ、中には校長が話をすると聞いたので今日は参加したとおっしゃる方もいらっしゃいました。そのような方々の菊池高校、母校への熱い思いにも触れることができました。中にはご夫婦で同級生で高校入学して間もなく学校が火事になり校舎を焼失し、その逆境の中で3年生の先輩方が頑張ってこれまで以上の成績を残したエピソードなども披露いただきました。

私からは厳しい現状と来年度の普通科に「未来探究コース」と「地域探究コース」を設置する学科改編や商業科の学びの見直しに取り組んでいること、生徒たちが作製したPR動画を視聴いただき「菊池高校の活性化が菊池地域の活性化につながる」ことなどを話をさせていただきました。

今日もまた菊池高校を暖かく応援していただく方々がおられることを実感することができました。

職員レクリエーション、やっぱりいいものですね!

今日は午後から菊池北中学校の研究発表会、同窓会「菊朋会」の理事会、商業高校研究会ネットワーク専門委員会と立て続けに対応し、帰宅しようと思って職員昇降口を出ると体育館の電気が点いていました。試験中で部活動も休止中であり、もしやと思い体育館を覗いてみると何と先生方がハンドボールの練習を楽しそうにやっていました。

今度の土曜、日曜日に開催される県下の先生方の教職員ハンドボール大会に本校は6年ぶりに出場することとしており、そのための練習でした。大会への申込はしたものの大丈夫かと心配しておりましたが、練習している様子を見てみるとなかなかのもので、これなら大会に出てもなんとかなると安心しました。私も調子に乗って先生方にシュート練習やコンビの動き等を指示しましたが、一生懸命、楽しそうに取り組む姿を見てとてもうれしくなりました。日頃の先生方の姿と違う一面を垣間見たような気がしました。

最近はコロナ禍や先生方の多忙もあり、このような職員レクリエーションの機会がめっきり減ってしまいましたが、やっぱりいいものだとつくづく感じました。

菊池北中学校の研究発表会を覗いて来ました!

期末考査4日目、明日までとなりました。明日からは部活動等も再開し、何よりも試験が終われば楽しいクリスマスや正月がやって来ます。コロナ禍も大分収まり、通常に近い年末年始が戻ってくればと願っています。そのような中、本日は菊池市教育委員会「学力向上」研究指定(ICT教育推進モデル校)研究発表会が菊池北中学校で開催されました。

「人と関わり合う中で、主体的に課題を解決する生徒の育成〜個と個をつなぎ、お互いの良さを認め、安心して学び会える環境づくりを等して〜」という研究主題のもと公開授業と分科会、全体会が実施されました。私は3年生社会科の「地方自治と私たち」という単元の公開授業を見せてもらいましたが、生徒の代表3名が菊池市長に立候補し、自分の施策を訴え質疑に応えるというもので、ICTを活用した非常に興味深い内容でした。

菊池地域の児童生徒たちを小学校、中学校、高校という繋がりのなかで育成しようと考えている中で、中学校時代にこれだけ質の高い授業を経験している生徒たちの学びを高校でさらに深めることの責任の重さを改めて痛感しました。

女子ボクシングも頑張っています!

本校にはいくつかの特色のある部活動が存在しますが中でもボクシング部はその1つに数えられます。特に女子ボクシング。その女子ボクシングの九州大会が昨日まで鹿児島県の阿久根市で開催されていましたが、1年生の迫美優さんが見事ライトフライ級で県大会で優勝し出場しました。惜しくも決勝戦で大分県に破れものの準優勝という好成績を残し、今後の活躍がとても楽しみです。

迫さんはお兄さんが本校のボクシング部員だったこともあり中学生の時から練習に来ていました。もともとボクシング部は私が若い時から公私共々にお世話になった山村浩先生が創部され脈々と続いている伝統ある部活動です。その間全国優勝した選手もも輩出しています。現在はOBの西垣健三郎さんが毎日熱心に指導に来ていただいており伝統を繋げてもらっています。

九州大会でチャンピオンシップになった3年生の古賀このみさんも年明け三重県で開催される全日本選手権の代替大会に出場します。女子ボクシングは東京オリンピックでも日本選手が大活躍し注目を集めており、部の盛り上がりにつながればと思っています。

この女子ボクシングや日本有数のボートコースがある斑蛇口湖で毎日練習できるボート、このような本校ならではの部活動が全国を舞台に活躍することを期待しています。

学校では色々なトラブル対応があります!

今日は県内の副校長先生、教頭先生方の研修会がありました。私は校長会の管理運営委員会の一員としてこの研修会の裏方として参加しました。講師は大阪大学名誉教授の小野田正利先生。この道の第一人者として知る人は知る超有名な先生です。今日は「難しくなる保護者対応トラブルを考える〜学校としてすべきこととしてはいけないこと〜」「自分の想いと事実を分けて記録する〜いじめ防止対策推進法下で起きている学校・子ども・保護者関係の変容〜」「学校と周辺住民とのトラブルをどう考えるか〜子どもの声は騒音かもしれないという前提で始まる良好な関係づくり〜」という3つのテーマで研修が実施されました。

先生のこれまでの長年の様々な事例に対する豊富な研究や対応経験に裏打ちされた理路整然とした講義は、実際に自分自身の身の回りでこれまでに起こった出来事や起こっている出来事と重ね合わせ身につまされる内容であったとともに、これからの対応に大きな示唆を与えていただきました。

トラブルの対応には「隠さない。嘘をつかない。逃げない。」ことが重要で、解決のための安易な道を選んではいけないということを強調されました。しっかりと肝に銘じ誠実に対応していきたいと思いました。