校長ブログ
下校と大雨が重なってしまいました!
今日は木曜日。1年から3年までの特進クラスは7時間、それ以外のクラスは6時間授業です。6時間目が終了し、3時50分頃、生徒たちは放課になり下校しますが、そのタイミングで大雨が降り始めました。教室に戻すこともできず、豪雨の中の下校となってしまいました。朝から早目の下校検討や近隣校への問合せなど、本日の天気には危機意識を持っていたつもりでしたが、申し訳ないことに一番雨が強い中での下校となり生徒たちを非常に混乱させてしまいました。
傘は全く役に立たず、ずぶ濡れになりながら歩行、また大雨の中でのバイク、自転車の運転など健康面、安全面においても最悪の事態を招いてしまいました。もう少し、状況判断をしっかりとした中で生徒管理をしなければならないと深く反省した次第です。生徒たちが無事に帰宅し、体調不良もなく、明日元気に登校してくれることを願っています。
まだ、梅雨に入ったばかりです。今後も豪雨や台風等、現在のコロナウイルス感染症に加え、生徒たちの安全を脅かすような事態が発生することが予想されますので、しっかりとした危機意識を持って教育活動に当たらなけらばならないと痛感しました。
ボランティアに多くの生徒が集まりました!
中間考査最終日。年度最初の定期考査が無事終了し、生徒たちもホッとしていることと思います。この最終日にボランティア委員会が校内外の清掃活動を企画し、全校生徒に呼びかけを行っていました。何人位集まるのかなあと思っていたところ、何と150名弱の生徒が集まってくれました。全体から見ると3分の1以上の生徒が参加してくれたことになります。
ボランティア活動に参加しようというような「心」を持った生徒がこれだけ多くいることを大変うれしく思うと同時に、生徒たちのやる気の引き出し方次第では、本校にさらなる可能性、伸びる力があることを強く感じたところです。このような「心」を持ち合わせた生徒は現在、スクール・ミッションに育てたい生徒像として盛り込もうと考えている「社会人としての基礎力や主体的に学び、課題解決ができる力を身に着けた人材や地域の発展に貢献、活躍できるリーダー」になり得る生徒ではないかと思います。
日頃の生活の中でも早朝から清掃活動や挨拶運動に取組んでくれている生徒も多数おり、本校生徒の素晴らしさを積極的に発信することも私の校長としての使命であると思っています。
今年度第1回目の学校運営協議会を開催しました!
昨日から中間考査が始まり、1年生は高校に入学して初めての定期考査となります。高校生活をメリハリのあるものにするためにも定期考査に向けてはしっかりと取組んで欲しいと思います。また、運動部活動生は県高校総体の開催を控えており、特に先行開催競技では今週の土曜日から大会が開催されるため、勉強と試合に向けた調整と両方に余念がないことと思います。残念ながら大会は無観客開催となり、せめて保護者には見て欲しかったとの思いはありますが、このような状況下で大会開催を優先すれば致し方ないと思わなければなりません。
さて、本校では本日、本年度第1回目の学校運営協議会を開催しました。同窓会、保護者を含む学校関係者と地域の機関・団体の代表者からなる協議会で昨年7月に発足し、3つの専門委員会も作り、「学校魅力化」について協議を進めて来ました。本年度も昨年度に引き続き菊池市教育委員会の渡邉和博教育長に会長、また、県商工会会長もお務めの市商工会の笠愛一郎会長に副会長にご就任いただき大変心強く協議会がスタートし、早速、熱心にご協議いただきました。
本年度は昨年から協議を重ねてきた「学校魅力化」をしっかりとした「形」とし、中学3年生や保護者、地域の皆様方に積極的に発信し、一人でも多くの受検生が菊池高校を受験してくれる「選ばれる菊池高校」にしたいと思っています。
育友会新執行部がスタートしました!
昨日、残念ながら書面ではありましたが、全会一致で議決された令和3年度の育友会新執行部の第1回役員会がありました。今年度から組織改編も行われ、新会長のもとより充実した育友会活動が行われるものと期待しています。私も昨年、菊池高校に赴任し、学校行事、ボランティア活動、生徒指導、部活動支援、広報活動など多岐にわたる教育活動で多大なご支援をいただき、大変心強く、感謝しているところです。コロナ禍ではありましたが、学校と二人三脚で生徒を育んでいただいています。
ここで、本校の育友会活動を簡単に紹介します。育友会には総務厚生委員会による、菊翔祭文化の部(文化祭)における食品・物品バザー、地域ボランティア活動である「城山の日」の清掃活動、ハーフマラソン大会でのだご入り豚汁の提供、広報委員会による広報誌「大椋」の年3回の発行、育友会林委員会による育友会が所有する林の保全活動、この育友会林活動は生徒たちへの教育活動にも取り入れています。これらに加え、学年委員会や部活動振興のための体育文化振興委員会の活動も行っていただいおり、会員の皆様方も全員が1人1役活動として何らかの活動に参加していただいております。
このような活動に支えられながら、有意義な教育活動が成り立っており、本当にありがたく思っています。
コロナ不安の広がりを感じます!
県内のコロナウイルス感染拡大を受け、保護者の皆様方のコロナ不安が広がっているように感じます。無理もないことだと思います。変異種等も発生し、感染力も増し、若年層への感染も増え、予断を許さない状況になっています。いつ何時、どの学校から感染者が出てもおかしくありません。
コロナ感染症等の危機に直面する事態では、憶測やうわさに惑わされがちになり、過剰に反応したり、必要以上に用心したりするような状況に陥ることがままあります。そこで保護者の皆様方に対し、伝えなければならない情報を正確にいち早く提供することが大切であると考えています。
学校はどこよりも安心安全が確保された場所でなければなりません。「空振りは許されるが、見逃しは許されない。」ということを念頭に置いて、状況に応じて、県教育委員会や学校医の先生、保健所等専門的な立場の方々のお力もお借りしながら適切な対応をしなければならないと肝に銘じています。
来週は中間考査、その後には県高校総体や総文祭も控え、生徒たちのとっては非常に大切な時期ですが、安心して登校することができるよう全力で対応していきたいと思っています。
夏に向けた大きな弾みとなりました!
5月8日(土)と9日(日)に延期になっていた城北地区高等学校春季大会が藤崎台球場で開催されました。8日(土)の相手は有明高校。有明高校には昨年の代替大会と全国選抜に繋がる秋の県予選で対戦し、両試合ともコールド負けを喫している因縁の相手でした。初回裏に2点を先制され、嫌な展開になったと昨年度の試合のことが頭を過りましたが、その後、先発の3年生岩政君が力投し相手打線に追加点を許さず、4回に同点に追いつき2対2のまま延長戦に突入する緊迫した好ゲームとなりました。延長11回、3年生の志水君の3塁打から相手投手のボークにより1点を加点し、その裏これを守り切り延長11回3対2で見事勝利し、ベスト4進出を果たしました。
次の日、NHK旗出場を賭けて専大玉名高校と対戦しました。専大玉名も甲子園出場経験のある強豪校。3点を先制される嫌な展開でしたが、途中、本校が4点を得点し、4対3とリードする素晴らしい試合となりました。終盤、専大玉名に3点を加点され、6対4となりましたが、本校も9回裏2アウト満塁一打同点のチャンスまで相手チームを追い詰めましたが残念ながらそのまま試合終了。この試合も前日同様とても引き締まった好ゲームでヒット数は本校が11本で相手を上回る状況でした。
強豪校を相手にしたこの2試合は冬場の厳しいトレーニングを乗り越えた選手にとって、とても自信となり夏の大会に向けた大きな弾みとなる2試合だったと思います。今週土曜日に城北地区からのNHK旗への出場枠3校目を賭けて阿蘇中央高校と対戦します。しっかり出場権を勝ち取りさらなる自信として欲しいと願っています。
世界を体感する絶好の機会でした!
ゴールデンウィーク明けの5月6日、快晴。今日は本校正門前を2020東京オリンピックの聖火リレーが走りました。この聖火リレーは古代オリンピックの聖地であるオリンピアの遺跡であるヘラ神殿前で採火された炎をギリシャ国内と開催国内をリレーによって開会式までつなぐものです。オリンピックのシンボルである聖火を掲げることにより、「平和・団結・友愛」といったオリンピックの理想を体現し、開催国全体にオリンピックムーブメントを広げるものです。
1964年の東京オリンピックから57年ぶりにその聖火が県内を駆け抜けていきます。しかも本校の正門前を走って行くという何とも劇的なことが、本日、素晴らしい快晴の中で実現しました。このようなコロナ禍ではありますが、菊池市では予定通り公道でのリレーが実施され、観覧することが許されましたので「世界を体験する絶好の機会」であると思い、全校生徒で自由観覧しました。
車列の規模や沿道の雰囲気などを見て、世界最大規模のスポーツの祭典が70数日後に日本で開催されるということに思いを馳せ、世界を体感してくれたら嬉しく思います。このような状況下でのオリンピック開催については賛否あることは承知していますが、生徒たちの心に今日の聖火リレーが人生の思い出として心に残ることを期待しています。
このような経験が菊池高校からグローバル人材の育成に繋がればと思っています。
我慢のゴールデンウィークになりました!
昨日からゴールデンウイークが始まり、明日からは5連休となります。大会や練習試合などを見学に行くことを楽しみにしていましたが全て中止。何の楽しみもないステイホームのゴールデンウイークになりそうです。本来ならこのゴールデンウィークは県総体、総文祭前に向けて実践的な経験を積むとても大切な期間だと思います。このようにスポーツ活動や文化活動が次々と中止や延期となり生徒たちのモチベーションがとても心配です。しかし、これだけ感染が拡大すると致し方なく、どうしようもない無力感に陥ってしまいます。
この我慢のゴールデンウィークが功を奏し、感染が収まり県総体・総文祭の中止だけは何としても回避できることを願って止みません。5月5日と6日には本県で東京オリンピックの聖火リレーも実施され、6日には本校の正門前を聖火が走ります。このような状況下ですが、57年ぶりの聖火を全校生徒で見学したいと思っています。私は2年前、担当部署に勤務していた関係で同じ日(昨年行われていれば6日と7日)に県内のリレーコースを全て下見して回りました。1年後にオリンピックの聖火が来るのかとワクワクしたことを覚えています。その時はこのような状況になるとは夢にも思いませんでした。
このオリンピックも何とも言えない状況になってきましたが、スポーツや文化の力で少しでの学校や社会に元気と活力が出ることを期待しています。
県内の練習試合もできなくなりました!
昨日、ゴールデンウィーク中に県内の高校との練習試合を実施する際の保護者への同意の取り方や事前の注意事項等、顧問の先生から相談を受けました。県内での練習試合は禁止されていないので、そんなに神経質にならなくてもとの思いもありましたが、生徒や保護者がより安心した気持で安全に練習試合を実施したいとの顧問の先生の思いを受け、念には念を入れた実施の仕方を考え、一定の方向性を決め、全部活動に周知しようと思っていました。
ところが、本日、県教育委員会から「部活動における連休中の県内での練習試合等について」という通知文が届きました。『本県は現在、国の「ステージ3」の段階に入ったと判断され、更なる感染拡大防止対策の徹底が必要であり、特に人流が増加する連休中の対策が重要である。』とのことからの措置です。ここで感染が拡大し、本番の総体・総文祭が中止となっては元も子もありません。生徒たちには申し訳ない気持ちで一杯ですが、辛抱して校内でできる活動を精一杯頑張って欲しいと思います。この困難に打ち勝ってこそ、明るい未来があると信じるしかありません。
本来なら明日も阿蘇・菊鹿地区体育大会でしたが中止。これ以上感染が拡大せず、終息に向かうことを願うばかりです。
今週はゴールデンウィークに突入します!
4月も最終週、木曜日からはゴールデンウィークに突入します。今日は週の始まりでしたので職員朝会をし、そこで、3点話をしました。まず1点目はコロナウイルス感染症についてです。県内でも感染拡大傾向にあり、学校でのクラスターも発生しています。本校も昨年12月の経験がありますので、まずは水際対策としてウイルスを校内に入れない。登校前の健康観察をしっかり行い、体調不良者は登校しないことの徹底。また、感染防止として3密はもちろん、マスクなしでの話はせず、こまめな手指消毒をお願いし、「感染しない。させない。」を再度確認しました。
次に年度始めからの初期指導がきちんと徹底しているか。年度当初から初期指導により菊池高校生としてのあるべき姿をしっかりと意識できているか、確認をお願いし、できていないことについては再度徹底をお願いしました。「始め良ければ、全て良し。」始めが肝心と思います。
3点目として、部活動の加入率についてです。各部とも例年にも増して工夫を凝らし、部活動紹介をしてくれましたので、新入生の反応も良く部活動加入率の増加を期待していましたが、思ったほど加入率が上がっておらず、迷っている生徒が一歩踏み出せていないように思います。再度背中を押してもらうことをお願いしました。この一歩を踏み出すかどうかが人生にとってとても大事だと思います。部活動による人間形成、学校の活性化などとても価値ある活動です。充実させたいと思っています。
ゴールデンウィークまでにそれぞれの教育活動がうまく動き出せばと願っています!
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