日誌

2022年12月の記事一覧

【吹奏楽部】阿蘇中央高校・翔陽高校と合同練習を行いました!

12月10日(土)、今月22日に控えた新人コンクールに向けての合同練習を鹿本高校セミナーハウスで行いました。

初回の練習の様子はこちら

練習している曲は吹奏楽オリジナル作品の中でも傑作のひとつに数えられる、兼田敏作曲の「シンフォニックバンドのためのパッサカリア」です。

今日は2年生が修学旅行中のため、1年生のみの参加でした。

今日の合奏での気付きはしっかり引き継いで、本番いい演奏ができるようにしたいと思います。

本日練習に参加した1年生の中林さんの感想を紹介します。

「今日はかなり少人数での合奏だったけれど、少ないからこそ一人ひとりの課題がはっきりわかる一日になりました。また演奏以外でも1年生が主体となって行動してみて想像以上に普段2年生に任せっきりなのがわかりました。日頃から積極的に動けるようがんばります。次の合同練習はいよいよ本番前最後の合奏となるので、今日言われた課題を絶対克服できるようにしたいです。」

明日はアンサンブルコンテスト本番です。

全員1年生・全員高校から新たな楽器を持ったメンバーでの挑戦となります。

今の力をしっかり出し切ってほしいと思います。

※ 写真は撮り忘れてしまいました。

(文責:前村)

【吹奏楽部】山鹿中学校吹奏楽部の皆さんと合同練習を行いました!

12月6日(火)の期末考査終了後、山鹿中学校へ行き合同練習を行いました。

今回の合同練習は今月18日(日)に行われる「ふるさと自慢こども祭り」に向けてのもので、この日は初めての合わせでした。

山鹿中学校吹奏楽部の皆さんと演奏する曲は「December's Songs Collection」というクリスマスメドレーで、今回の合同演奏のために書き下ろされた作品です。大袈裟に言うと18日の演奏が世界初演となります。

この日の合同練習に参加した本校吹奏楽部員2年生の感想は以下のとおりです。

「中学生の方々と練習することができて、元気をもらったように思います。いつもとは違う音やハーモニーを聞くことができ、新鮮な気持ちで練習が出来ました。そして中学生からも学ぶことが沢山ありました。今回の練習で学んだことを今後の部活動につなげていきたいです。」

山鹿中学校吹奏楽部顧問の五十嵐先生の指揮・指導のもと、大変楽しい練習となりました。中学生の部員の皆さんとも良い交流ができていました。

次、山鹿中学校吹奏楽部の皆さんと会うのはもう本番当日です。いい演奏になるように練習がんばります。

(文責:前村)

 

【吹奏楽部】ふるさと自慢こども祭りに出演します!

12月18日(日)八千代座にて開催される「ふるさと自慢こども祭り」に出演いたします。

昨年に引き続いての参加で、部員一同大変楽しみにしています。

演奏曲は以下の通りです。

・小さな世界(編曲:下田和輝)

・スタートライン(作曲:山下祐加)

・月は優しく愛を照らす(作曲:和田直也)

・Susbtitle(編曲:前村知宏)

・December's Songs Collection(作曲:前村知宏)※山鹿中吹奏楽部と合同演奏

 

今回は演奏する曲について、部員に曲紹介の文を作ってもらいました。

ご覧ください。

 

・小さな世界(紹介者:テューバパート・前田くん)

この曲はウォルトさんはディズニーのテーマパークでの新アトラクションのテーマソングが必要だと考え、どの言語でも歌える・歌うのも演奏するのも簡単・シンプルで覚えやすく可愛い曲というアイデアを出し、ディズニーの音楽作家であったシャーマン兄弟(ロバートさん、リチャードさん)に作曲依頼を出しました。完成品はスローバラード調でしたが、ウォルトさんの希望で今のアップテンポ調に変更されました。

今回演奏するものの聴きどころは、最初の部分です。すべての楽器で演奏しており、それぞれの楽器が奏でる様々な音色が混ざり合い、にぎやかで楽しい音楽になっています。そして、個人的に注目して頂きたいのは低音がメロディーになる中間部分です。低音の低く安定感のある音色も聴いていただけると嬉しいです!

 

・スタートライン(紹介者:クラリネットパート・森さん、トロンボーンパート・中林さん)

この曲を作曲した山下祐加さんは、風が大地を吹き抜けて行くように、また鳥が大空を飛翔するように爽やかで前向きな音楽を書きたいと、この曲を作曲したそうです。「スタートライン」というタイトルは、今年から新しい楽器を持ち始めた私たち一年生にぴったりだと思います。(一年生5名で演奏します)

聴きどころは、それぞれの楽器に主役となる旋律があるところです。特に中間部のコントラバスから始まるメロディは、前半の活気あるイメージとはガラッと印象が変わり、優しさや温かさを感じられる特徴的な部分となっています。また、同じメロディの繰り返しでも、木管、金管、弦楽器と全く音色の違う楽器どうしが奏でることによって飽きがこない新鮮な気持ちで聞くことができます。

 

・月は優しく愛を照らす(紹介者:フルートパート・田崎さん、クラリネットパート・藤本さん)

この曲は和田直也さんが作曲された曲で、タイトルである「月は優しく愛を照らす」は初演メンバーのお名前から一文字づつ借りられてつくられており、なつきさんの月、ゆうりさんの優、あいさんの愛がはいっています。恋人同士が優しく照らされているような導入と中間部、そしてそれを祝福するような8分の6拍子の部分というイメージで構成されていて、ロマンチックで親しみやすい旋律が特徴です。

聴きどころは、フルート、ホルン、クラリネットがそれぞれ旋律を演奏するところで、それぞれの楽器の音色や音などの個性を楽しんでいただけるとうれしいです。

 

・Susbtitle(紹介者:ホルンパート・中村さん)

この曲はフジテレビで木曜22時から放送されている「silent」というドラマの主題歌でOfficial髭男dismさんの曲です。

今回演奏する楽譜は前村先生が編曲されたものです。吹奏楽の譜面はまだ出版されていない(譜面が配布された11月11日当時)ので、恐らく吹奏楽バージョンが演奏されるのは日本で初めてなのではないかな?と思います!

聴きどころはメロディーラインのサックスのハーモニーと複雑な音の重なりや裏で木管が動くところなど一つ一つのパートが違う動きをしているところです。また、その他にもみんなで吹いていたら急に2つ、3つぐらいのパートだけになってまたみんなで吹き始めたりと「サイレント」になるところがあるのでここの聴きどころの一つです。

曲の中で私の好きなところは後半のハーモニーを作っているパートが半音で動いていくところがおしゃれな響きを作っているところです!

 

・December's Songs Collection(紹介者:クラリネットパート・原田さん、コントラバスパート・小林くん)

この曲は、「荒野の果てに」「きよしこの夜」「もろびとこぞりて」の賛美歌三曲と「ラスト・クリスマス」「クリスマス・イブ」「恋人たちのクリスマス」のポップス三曲を前村先生が一つのメドレーに書き下ろしてくださいました。どの曲も一度はクリスマスの時期に耳にしたことがあると思います。最初の三曲は、賛美歌になっており、テンポもゆっくりで美しいサウンドになっています。一曲ごとにテンポがどんどん加速していき賛美歌の後は、活気に溢れた元気なクリスマスソングのメドレーになっています。

聴きどころは、賛美歌はメロディーを吹く楽器が多くきれいなハーモニーになることと、ポップスでのベースはリズムを軽やかに刻み、聴いていてとても楽しいと思います。

また、このメドレーはだんだんクリスマスの日に近づいていく面白い仕掛けとなっています。しかし、最後に辿り着く曲は......。そこも、聴きどころの一つです!

 

 

(文責:前村)