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鹿本高校の授業と授業改善

【音楽選択】スペシャルすぎるゲストが音楽の授業に登場?!

現在、鹿本高校の音楽の授業ではヴァイオリンに取り組んでいます。

そんな、本日の2限目の授業に驚きのゲストが来られました!

NHK交響楽団第1コンサートマスターの篠崎史紀さんです。

昨日、くまもと復興国際音楽祭にて山鹿を訪れておられた篠崎さん

午前中の僅かなスケジュールの合間を縫って、鹿本高校生のために本校へ来られました。

生徒からは音楽を始めたきっかけや、好きな曲、演奏しているときに気をつけていることなど様々な質問が飛び交いました。

ひとつひとつに丁寧にお話してくださる姿が印象的でした。

私は、生徒が使用している(レンタルの)ヴァイオリンで演奏してほしいとリクエストしてみました。

篠崎さんがその楽器で演奏すると驚くような音で、感激しました。

その後、篠崎さんが使用されている楽器(ストラディバリウス)で同じ曲を演奏していただきました!

わずか30分ほどの時間でしたが極めて濃密な時間を過ごすことができました。

最後にはサインを貰い、記念写真を撮りました。

 

(文責:前村)

【音楽選択】3年生の授業より。ヴァイオリンの集大成!

9月は3年生もヴァイオリンに取り組んでいます。

本日はヴァイオリンのソロ演奏で録音をしました。

曲は生徒が弾きたいとリクエストがあったものを私が編曲してピアノ伴奏と合わせてアンサンブルしました。

今回の編曲では途中で転調して更に盛り上がるような仕掛けを施してみました。

ヴァイオリンは授業で期間限定でしか扱うことができませんが、このように着実に力を付けてソロで演奏できるまでに成長しました。

ピアノと合わせて録音するのを経験することで、アンサンブルして音楽を創り上げる奥深さを感じ取ってくれたことと思います。

(文責:前村)

生物×数学×家庭のクロスカリキュラム(アルコール発酵:蒸しパン)

生物の授業で発酵について学習しました。学習した内容が実際にどのように活用されているのかを実感すると同時に発酵の様子を観察するため電子レンジで作成できる蒸しパンを作る実験を行いました。

生地が発酵により発生する二酸化炭素で膨らむ様子を観察し、2分おきに高さを測定していきました。

時間ごとの体積を計算するために上部の半径を高さから計算して、円錐台の公式により体積を導くやり方を数学の宮崎教諭から学びました。

最後に家庭科の授業で西村教諭からどのような生地にはどんな膨化剤を使うと良いのかなどを学びました。

ポスターセッション(生物)

各班で担当した分野を発表し合いました。各自で調べてきたことを班員で共有して一枚のポスターを作成します。このポスターは全員に縮小して配布し、このプリントを持って発表を聞いてまわります。発表は2時間行い。1時間目に発表した班員が2時間目は発表を聞いて回り、1時間目に聞いて回った班員が発表に回ります。パソコンの動画を見せたり、模型を使って説明する班もありました。

ラオス サワンナ大学とのオンライン授業:生物×地理×JICA(ラオス)

生物の授業の一環で日本とラオスのゴミ問題について考える授業を行いました。本校生は日本のゴミの処理の仕方やゴミ問題についてプレゼンし、ラオスの大学生から質疑を受けました。時間的な制約もあり、大学生側からの発表時間が取れませんでしたが、前もって大学生によって作られていたラオスのゴミ問題の資料を元に比較して考えることができました。

これから一緒未来を作っていく仲間の存在を国や文化を超えて知り、理解して、つながっていってくれればと思っています。

 

【音楽選択】生徒1人1台のタブレットを用いて楽曲分析に挑戦しています!

本校はICT機器(1人1台端末)整備の「先行実践校」県内の16校の1つに指定されています。

それに伴って現1・2年生には「生徒1人1台のタブレット」が貸与されています。また、「大型提示装置(電子黒板)」、「無線LAN」、「高速インターネット回線」が校内整備されています。

音楽の授業(2年生の音楽Ⅱ)ではモーツァルトが生涯最後に書いた交響曲、「ジュピター」愛称でも知られる第41番の授業に取り組んでいます。1楽章から順に学んできた今日はいよいよ第4楽章。

各個人のタブレットには交響曲第41番のフルスコア(指揮者が見る総譜)がダウンロードされており、実際に鳴ってる音と譜面を照らし合わせながら学びを深めています。

本時はジュピター音型を見つけながらそれぞれの気付きを共有、最後の場面ではこれまでのモティーフが対位法的技法によって展開・発展していく様子をタブレットで確認しました。

来週はまとめに入ります。

(文責:前村)

ラオスのJICA職員とのオンライン授業(生徒基礎:環境問題)

ラオスに派遣されているボランティア職員の溝口さんと甲藤さんにラオスの国について学び、ラオスと日本の環境とゴミ問題について考える授業を行なっています。6月からはサワン大学の学生とディスカッションを行う予定です。

同じ世代で将来の環境について考えていけたらと思っています。