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総合的な探究の時間

総合的な探究の時間第1学年(新型コロナから見えてきた社会問題)

第1学年では新型コロナウイルスを入口としてあぶり出されてきた社会問題などに気づき、それに伴う課題について深く追求していこうという取り組みを行っています。教員団の意見として入口はコロナでも生徒の探究する内容は広がりを持たせ、コロナから離れたものになっていってほしいというものでした。そのため、とにかくまず生徒がニュースや新聞などで知った情報をより多く出させる作業をおこないました。さらにマンダラートとKJ法を組み合わせたシート(写真1)を使用し社会問題の分類分け行う作業をして行くことにしました。内容を整理する中で自分が興味のある内容に印をつけ、なぜ、その分野に興味を持ったのかを考えさせまとめさせることで、自分の持つ疑問や問いに気づかせようとしました。

興味を持った分野が近い者同士でも一度班を編制し、班のメンバーで興味・関心の共通性を抽出すると同時に共通する内容の2ポイント・マインドマップ(写真2・3)を利用してより具体的なテーマ設定を行おうと試みています。

◎写真1

◎写真2

◎写真3

山鹿の魅力 発見・発信プロジェクトレポート

これまで総合的な探究の時間に取り組んできたプロジェクトのレポートをこの休校の期間に作成しています。様々な視点で地域の魅力に気づきスポットを当て、どのようにして知ってもらうか、もっとよりよくなるかを真剣に考えて形にしてきました。

◎代表の仮レポート

安全なまち作り.pdf

山鹿の映えスポット発信.pdf

山鹿の魅力 発見・発信プロジェクト代表発表

20日に行われた各クラスでの発表会で評価の高かった9グループが代表として学年全体の前で発表を行いました。

安全なまちづくりや高校生目線で作るポスター、山鹿のスポット発信、山鹿の映え発信といった様々な取り組みが発表されました。

当初、市役所の方や山鹿もてなしたいなどのプロジェクトにご協力いただいた方々に出席していただき実施する予定でしたが新型コロナウイルスの流行に伴い全体で集まること、外部の方々に来ていただくことが出来なくなりました。

延期等も考えましたがこの日のために準備してきた生徒達に発表の場を与えたいと考え、教職員で案を出し合い発表グループが各クラスを回り発表して行く逆ポスターセッションで行うこととなりました。

代表者は5つの会場を回ることとなり大変だったと思いますが、どの会場でもその場の雰囲気に合わせてしっかり発表をし、時には笑いも取っていました。

聞いている側からの質問に対してもしっかりと対応していました。

この代表者の発表を聞き、他学年の先生方に課題の視点や研究・発見力、内発的発展力などといった観点で評価していただきました。この評価を基に上位3グループの資料を田舎力甲子園に提出予定です。また、クラス発表で終わったグループや今回代表になったが選ばれなかったグループの中からもレポート内容から2グループ選出し、田舎力甲子園に提出予定です。

山鹿の魅力 発見・発信プロジェクト発表会

7月から始まったこのプロジェクトが1つの形となります。様々な場所に出向き、魅力を発見してきました。この発見を多様な視点から発信する方法を考え、実践してきました‼️

これまでの取り組みをまとめクラス内でプレゼンを行いました。互に課題設定力や実践力など様々な点で評価をし、各クラスから代表を決定します。

今回、グローバル探究コースではインスタ映えスポットを地図やパンフレットにした班や街灯の素材として紙に渋(タンニン)を染み込ませるなどした班が勝ち上がりました‼️

この他にもインスタやFacebookなどを立ち上げた班もあり、どの班もとても良いプレゼンでした。

他のクラスも様々な取り組みがなされており27日に行われる各クラスの代表による発表会が楽しみです‼️

山鹿の魅力 発見・発信プロジェクト

現在、山鹿の魅力を市役所や各企業、施設等に訪問し情報を集めています。また、グループによっては保護者にアンケートを実施するなどの取組を行っています。外部に出ることも多いため地域の方から「名刺を作成してみては?」というアドバイスをもらい早速作成したグループも出てきました。

○作成した名刺

 

あるグループは柿渋(タンニン)を使用してプラスチックの代わりにならないかとシュレッダー後の紙を溶かし板状にし、柿渋をしみこませた物とそうでない物の耐久性を比較しようとしています。

○紙板の作成

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○2cm×7cmの板状にし、耐久実験の材料を作成