☆海洋科学科☆

2022年6月の記事一覧

【マリン校舎】(栽培系)栽培実習棟からの眺めは最高です!

令和4年6月23日(木)

  本日は非常に風が強く波が荒れていましたが、栽培実習棟からは、このような素晴らしい眺めを見ることができます。

 実習棟からの帰り道、鳥?の忘れ物が落ちていました。干からびているため、時間は経ってそうです。風が強くて落としてしまったのでしょう。

 

 

 

 

【マリン校舎】(栽培系)クルマエビ始めました!

令和4年6月22日(水)

  ついに、熊本県の県魚である「クルマエビ」の養殖を始めました!1cm程度の稚エビを導入し、準備していた水槽に放しました。これから12月までの半年間育て、大きく成長したクルマエビを販売できるように頑張って育てていきます。

そして、最後に施設の掃除も行い、施設の管理にも努めました。

※熱中症予防の観点からマスクは外しています。

①稚エビ群

 

②大型コンクリート水槽に稚エビを放す様子

 

③稚エビが餌を食べる様子

 

 

【マリン校舎】(栽培系)クルマエビのミニ水槽を設置しました!

令和4年6月20日(月)

  クルマエビ水槽のミニサイズを設置しました。ミニサイズとは言っても、おおよそ縦3m×横1mの水槽です。大型のクルマエビ水槽では、クルマエビが餌を食べている様子やサイズが分かりにくいため、身近に見ることができるように設置しました。

クルマエビ稚エビが来ることを楽しみにしています!

※実習における熱中症予防の観点からマスクは外しています。

 

 

 

 

 

 

【マリン校舎】熊本丸2次航海日誌 No.18

令和4年6月21日(火)~6月22日(水)

 熊本丸は長崎式見港に停泊していました。

 21日(火)に調査漁具を陸揚げし、22日(水)の7時に燃料を積み込み、10時に長崎式見港を出港しました。そして、本日14時に富岡港に入港予定です。

 長い43日間の航海を終えて、生徒達が経験したことを今後の学校生活や進路決定などにつなげてほしいです(^∇^)。

 

【マリン校舎】(栽培系)ふ化して39日目!仔魚から稚魚になりました!

令和4年6月20日(月)

 ふ化から39日経ちました。見た目はほとんどマダイと一緒です。これまでは、「マダイ仔魚」でしたが、「マダイ稚魚」になりました。

※仔魚と稚魚の違いは、親と同じ形態(鰭(ひれ)や骨格等)になるまでは「仔魚」、なってからが「稚魚」となります。

 

 

【マリン校舎】熊本丸航海日誌 No.17

令和4年6月18日(土)~6月19日(日)

 熊本丸は19日(日)の調査終了後、長崎に向かう予定です。

この2日間は、海況も時化ることなく生徒も元気に過ごしています。

生徒達は、乗船中に行なう学習をほとんど終わらせて、自分の進路実現の為に必要な学習に取り組む時間が増えています!!

《この2日間の生徒達の様子》

 

 

 

【マリン校舎】(食品系)食品表示出前講座

令和4年6月17日(金)

 熊本県主催の食品表示出前講座が開かれ、食品系の3年生9名が参加しました。くらしの安全推進課の新納様、水本様を講師としてお招きし、法律に基づいた適正な食品表示について講義をしていただきました。

 講義終了後には、熊本県食品適正表示ジュニアリーダー証とくまモンピンバッジが授与され、講座を受けた生徒は、「食品表示の重要性が学べてよかった」「これからの専門の学習や進路に生かしたい」と話していました。

 

【マリン校舎】熊本丸2次航海日誌 No.16

令和4年6月16日(木)~令和4年6月17日(金)

 本日も熊本丸は、東シナ海にて順調に調査を行なっています。

昨日の16日(木)は、この航海始まって初の波一つないべた凪だったようです。

本日の調査では、久しぶりにサギフエが大量に獲れて生徒達は仕分けるのに一苦労したようです(^_^;)。

《6月16日(木)の様子》

 

 

《6月17日(金)の様子》

 

 

【マリン校舎】(栽培系)ふ化から36日!大きく成長しています!

令和4年6月17日(金)

 ふ化から1ヶ月以上経ちました。このサイズになってくると配合飼料(粉状)を与えるため、水槽底に残餌や代謝物(糞等)が溜まります。そのため、毎日、水槽の底を丁寧に掃除して水槽の環境をきれいに保っています。

 

 

【マリン校舎】(食品系)バイオリアクター&アルコール発酵

令和4年6月6日(月)・6月10日(金)

 食品系の2・3年生の生徒達がバイオリアクター実験を行ないました!!

バイオリアクターとは人工いくらにも使われている技術で、液体の外側を膜でおおってカプセル状にすることができます。

この技術を利用して、今回はイースト菌をカプセルの中に閉じ込めて、そのカプセルを糖液にいれることでアルコール発酵が行なわれるか実験しました。

 

まず始めにアルギン酸ナトリウム・乳酸カルシウム等を計量します

 

 アルギン酸ナトリウムとドライイーストを混合します・・・①

混ぜ合わせた①を乳酸カルシウム水溶液に滴下して行くと、動画のように球体のカプセル状になります。

 これは、ドライイーストと共に混ぜ込んだアルギン酸ナトリウムが乳酸カルシウム水溶液のカルシウムイオンと作用することによって、表面が固化して膜を形成します。この膜は、イオンのような小さな粒子は通すことができますがそれ以上の大きな分子は通らずカプセル状になります。

 

 出来上がったカプセルをブドウ糖液とブドウジュースにそれぞれ入れて43℃程度のお湯で温めていると写真のように気泡がでてきて発酵が進んでいます。この液体の匂いをかいでみるとアルコール独特の香りがあり、アルコール発酵をしていることが確認できました!!

【マリン校舎】(食品系)郷土料理試作実習

令和4年6月14日(火)

 3年生食品系の生徒達は、「魚食文化」の授業で天草市の郷土料理である「押し包丁」と天草の特産品のばんかんを使った「ばんかんゼリー」を作りました(^∇^)。

 押し包丁とは、手打ちの麺と野菜をだし汁で煮込んだ料理のことをいい、小麦粉を押して伸ばして包丁で切って作ることからその名がついたそうです。生徒達は、初めて食べるという生徒もおり、食べてみると「美味しい!!」という声が聞こえてきました(^∇^)。また、デザートに作ったばんかんゼリーは、果肉とほどよい酸味と甘さの果汁が合わさった素晴らしいできばえでした!!

 この試作実習を通じて、生徒達がマリン校舎のある天草の郷土料理や特産品の魅力を再度確認して、新商品開発等に活かしてもらいたいです。

 

   始めに押し包丁に入れる野菜を切っています

 

     小麦粉を練って生地を作っています

 

   生地を平らにのばして包丁で切って麺にします

 

煮干しと昆布で出汁をとり、野菜やちくわ等の具材を煮込んでいます

 

     醤油と塩で味を調整して、完成!!

 

 ばんかんゼリーは果肉をたっぷり入れています(^∇^)

 

果汁にゼラチンを入れて、果肉の入ったカップに入れ冷やしたら完成!!

【マリン校舎】熊本丸2次航海日誌 No.15

令和4年6月14日(火)~6月15日(水)

 熊本丸は東シナ海にて調査を行なっています。

 14日(火)と15日(水)ともに、風速も弱まり、海況も良好で久しぶりに凪だったようです!!

 長かった2次航海も残すところ1週間を切りました。残りの期間も体調を崩すことなく、実習に取り組んで欲しいです(^∇^)。

《6月14日(火)の様子》

 

船の中ではあまり運動ができないため、筋トレで体力作りをしています!!

 

《6月15日(水)の様子》

 

 

       船内美化に努めています!!

このほかにも、生徒達が魚をさばいて夕食の際に刺身や塩焼きにして食べているようです(^∇^)!。

【マリン校舎】(栽培系)ダイビングの季節がやってきました!

令和4年6月9日(木)

  栽培系の目玉実習でもある「ダイビング」が今年も始まりました。始めはプールでの練習からスタートです。久しぶりのウエットスーツの着用に懐かしさを感じる生徒たち。しっかりと準備運動を終え、いざプールへ!楽しい実習でもありますが、命に関わる危険性とも隣合わせ。しっかりと先生の指示を聞き、昨年までの復習を行いました。これから約3ヶ月間、技術を身に付け、最終的には海洋ダイビングを行う予定です。

 

    ①しっかりと指示を聞きます

 

     ②フィンワークの復習中

 

【マリン校舎】(栽培系)ふ化から16日!アルテミアの給餌を始めました!

令和4年5月27日(金)

  ふ化から16日経ちました。鰓(えら)やそれを守るための鰓蓋(えらぶた)も確認できるほどに成長しました。これまではワムシを給餌し続けていましたが、ある程度成長し、口も大きくなってきたため、ワムシよりも1サイズ大きいアルテミアを与え始めました。

 

           アルテミア

 

          回収したアルテミア

動画では、

①ふ化16日目のマダイ仔魚

②アルテミアを培養槽からプランクトンネットで回収している作業風景

③アルテミアをマダイ仔魚に給餌している様子

【マリン校舎】(栽培系)マダイ5日齢!

令和4年5月16日(月)

 これまでは仔魚の泳ぎも弱かったため、注水はせず止水で飼育していました。

しかし、ふ化から5日経ち、マダイも泳ぐ力が強くなってきたため海水を注水し、流水での飼育を始めました。

1t水槽で換水率を1回転(24時間で水槽の水が1回入れ替わる)させるように注水量の微調整を行いました。

 

 

 

 

 

【マリン校舎】熊本丸航海日誌 No.14

令和4年6月11日(土)~6月13日(月)

熊本丸は現在、東シナ海にて調査を行なっています。

現在の海況は、やや時化気味のようですが生徒達は元気に実習に取り組んでいます!!

《6月11日(土)の様子》

 

 

この日は、調査第3レグでマダイが大量に捕れたようです(^∇^)

生徒が持っているのは、体長約80cmで重さは6kgある大物です!!

《6月12日(日)の様子》

 

 

この日は、時化のため調査は中止となりました。

船酔いする生徒も多く、緊急事態に備えて袋を持って当直を頑張っていました(;ω;)

《6月13日(月)の様子》

 

生徒たちは体調不良もなく元気に実習に取り組んでいます!!

 

熊本丸のエンジンを実際に点検、整備をしながら構造について学んでいます!!

機械の部品も生徒達が想像するよりも大きく戸惑う場面もあったようです。

 

【マリン校舎】熊本丸2次航海日誌 No.13

令和4年6月9日(木)~6月10日(金)

 本日の熊本丸は、東シナ海にて調査を実施中です。

 昨日は、長崎式見港に入港にしており生徒達はすこし買い物に行ったり、学習に取り組むなどつかの間の休息を楽しんだようです(^∇^)

 また、東シナ海に向けて出港する際には、乗組員の方々から指導を受けながら作業を行なったようです(^∇^)。

 

 

 

  指導して頂きながら出港の準備を行なっています!!

【マリン校舎】熊本丸2次航海日誌 No.12

令和4年6月7日(火)~6月8日(水)

 熊本丸は現在、長崎県式見港に停泊中です。

昨日の7時に富岡港に入港し、食料と水を積み込みました!!

2次航海は約3分の2が終わりました、生徒達も元気に残りの実習を乗り越え、立派な船舶職員となれるように頑張ってもらいたいです(^∇^)。

《6月7日(火)の様子》

 

 

 

 

昨日、富岡港に入港後に熊本丸に乗っている救助艇を操縦する訓練を行ないました!!

これは船乗りになるために必要な技術のためみんな真剣に取り組んでいます!!

【マリン校舎】点描実習(1年生水産海洋基礎)

令和4年6月7日(火)

 本日、1年生の水産海洋基礎では点描実習を行ないました。

点描とは、鉛筆またはボールペンで点を打ち、強弱で濃淡をだして魚を描いていく絵のことを言います。

これを行なうことで、各種類各種類の魚の特徴をとらえるとともに、細かな作業を行なうので、集中力、忍耐力を鍛えるトレーニングにもなります(^∇^)。

点描を初めて行なった生徒達は、「難しい(^_^;)」と言いながらも黙々と点を打っていました。

素晴らしい作品が出来上がることに期待しています!!

 

 まず始めに、下絵をなぞって魚の輪郭を書いていきます

 

 次に、下絵を見本に点を打って濃淡を出していきます

 

 

        昨年度の先輩達の作品

   (黒い部分は一つ一つ点で描かれています)

【マリン校舎】熊本丸2次航海日誌 No.11

令和4年6月4日(土)~6月6日(月)

 熊本丸は現在、調査を実施中で、海況はやや時化気味の様です(^_^;)。

 本日が、調査の第2レグ最終日で、調査終了後に富岡港に向け、明日7時に富岡港に入港予定です。

《6月4日《土》の様子》

 

調査でエビやカニがよく入ってくるので、夜食がかなり豪華なものになっています!!

(みんなで美味しくいただきました!)

《6月5日(日)の様子》

 

 

この日は久しぶりに朝日を拝むことができたようです。

この数日間は、なかなか天候に恵まれない日々が続いています。

《6月6日(月)の様子》

 

 

日直の仕事で厨房に入っています。以前より下ごしらえが以前よりも早くできるになっているようです(^∇^)。

【マリン校舎】カフェ マリン校舎開店!!

令和4年6月3日(金)

 本日、2・3年生食品系の生徒達は、アイスクリームを製造し、そのアイスを使ってパフェを作りました(^∇^)。

 水産物とアイスクリームといわれると何ら関係ないように思われるかも知れませんが、実は関係あるんです!!

 市販のアイスクリームの中に含まれる、増粘安定剤のカラギナンは粘りをつけたり、形を保ったりする作用がある成分で、紅藻類に含まれていてます。

 このように、食品系では水産物の加工だけでなく、食品全般について学習し、食品会社に就職する人や自分でカフェをオープンしたりする人などに有利になるような実習も行なっています(^∇^)。

《アイスクリームの作り方》

 

まず、牛乳を加熱し殺菌と同時に砂糖が溶けやすくする様にします。

 

加熱した牛乳に卵黄と牛乳をいれときほぐし、砂糖を溶かします。

(卵黄は乳化(牛乳(水)と生クリーム(油)を混合する役割もあります。)

 

 しっかりと卵黄、牛乳、砂糖を混ぜ合わせます。(①工程)

 

 生クリームを五分立て(ごぶだて)にし、①と混合します。

 

   混ぜ合わせた液をアイスクリーマーにいれます。

 

アイスが固まったら、自分で盛り付けを行ないます(^∇^)

 

 完成品!!(みんなで美味しくいただきました(^∇^))

【マリン校舎】熊本丸2次航海日誌 No.10

令和4年5月31日(火)~6月3日(金)

 熊本丸は現在、東シナ海で調査を実施中です!

 この2日間は、やや時化模様のようですが、船内での学習もしっかりと取り組み、自分の進路実現に向けても勉強を進めているようです。

 また、調査でも様々な魚が獲れているようです(^∇^)。

《5月31日(火)の様子》

 

大きなエイが5匹も入っていて、生徒達も驚いたようです(^_^;)。

《6月1日(水)の様子》

 

調査でダイコクサキブエという魚が大量に獲れたようです。ただ、その中にそっくりなフエフキという魚が混じっていて見分けるのが大変なようです(^_^;)

 

           サキブエ

 

         ダイコクサキブエ

《6月2日(金)の様子》

 

     調査で獲れた魚をかかげてポーズ!!

 

【マリン校舎】きびなご味付缶詰実習

令和4年6月1日(水)

 今年も、天草の牛深で朝獲れた新鮮なきびなごを使用した、きびなご味付缶詰の製造実習を行ないました。

 今年で製造を開始して、3年目となり地域の方々にもよく「きびなごの缶詰は美味しいからぜひ買いたい!」と言っていただけるマリン校舎定番の実習製品になっています(^∇^)。

 生徒達が、一つ一つ丁寧に作り上げた一品です。見かけたらぜひ、ご賞味ください!!

 

    きびなごを計量して、缶に詰めていきます

 

        缶に詰められたきびなご

 

    缶に醤油ベースの調味液を入れています

 

 調味液を入れた缶に、蓋をする為に機械にいれています。

 

     空気を抜いて、蓋をした状態の缶詰

 

        完成したきびなご味付缶詰