☆生物生産科☆

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【本渡校舎」農高・農大連携によるスマート農業実証事業②  生物生産科

 3月22日に6号鉢へ鉢上げしたシクラメンへ、早くも1回目のリング入れを行いました。(葉組みとも言う)本校では、これから約1ヶ月毎に葉組みを行い、葉数を増やしてボリューミーなシクラメンを栽培していきます。

「葉組みの効果」

①日当たりを良くする

・球根に太陽光を当てることにより、葉芽や花芽を増やす。

②株姿がきれいになる

・葉組みをすることで、美しい株姿を保つ。

③風通しが良くなる

・新しい芽が密集してくると、風通しが悪い状態になりがち。風通しが悪くなると、カビが生えたり、病気にかかりやすくなったりと、良いことはひとつもありません。

【本渡校舎】天草拓心高校シクラメン栽培日記②

 今年のシクラメンの苗を6寸鉢への植え替えをスタートしました。11月29日に種まきを行い、3月24日に苗のポット上げをし、5月30日から鉢上げということになります。今年は、2人の3年専攻生、2人の2年専攻生、16名の2年生、8名の1年生で栽培に取り組むことになります。昨年のボリューミーな天草拓心シクラメン以上の出来になるよう、生徒・職員頑張っていきますので、天草島民のみなさま文化祭まで首を長~くしてお待ちください。

       

【本渡校舎】天草拓心高校シクラメン栽培日記①

 昨年から、本校のシクラメンは、FAJ(東京大田市場)で行われる全国花き品評会シクラメン部門の上位生産者(栃木県、福島県、千葉県)の技術を導入し、その研修先のデータを参考にして、IOTの活用による環境データの見える化で「スマート農業」に取り組んでいます。

 本日は、シクラメンの栄養診断を行いました。シクラメンの生活している鉢土の中には、どれだけの栄養分が残っているか、次の液肥はいつ頃与えたら良いか。鉢の中の肥料分の見える化により、勘や経験に頼った栽培方法ではなく、機器の数値の変化を頼りに、科学的なシクラメン栽培を行っています。

 今回の測定結果は、まだ腹八分目という感じだったので、次回の潅水までは液肥を与えず、帯電性ナノバブル水のみの潅水にしてあげようかなという感じでした。

 「農高・農大連携によるスマート農業実証事業」         「鉢土中の肥料分の分析中」

      (定点カメラと各種センサー)       

【本渡校舎】「農高・農大連携によるスマート農業実証事業」

 熊本県内13校の農業高校では、熊本県立農業大学校を中心に、2021より「農高・農大連携によるスマート農業実証事業」に取り組んでいます。
 昨年に引き続き、今年の天草拓心高校のシクラメンも、今話題のナノバブル水(本校のバブル水は、泡の表面がマイナスに帯電したアルカリ性の帯電性ナノバブル水)とFAJ(東京太田市場)で行われる全国花き品評会シクラメン部門の上位生産者(栃木県、福島県、千葉県)の技術を導入して栽培しています。
 今年は、県立農業大学校から県内の農業高校へ、2月16日にシクラメンの苗(20鉢)の配布がありました。本校では、育苗後の3月22日に6号鉢に鉢上げしました。シクラメンは冷涼な気候を好む植物ですが、5月7日の定点カメラで観察してみると、なぜか南国天草のシクラメンが一番早い生育をしていました。
 天草島民のみなさん、今年の天草拓心シクラメンもご期待ください。文化祭でお会いしましょう。

 

   

 

【本渡校舎】ドローンスクール「岳」様によるドローン実技講習会

 2月14日(火)5、6限目に、本渡校舎体育館にて、ドローンスクール「岳」様によるドローン実技講習会が行われました。令和4年度熊本県立高校One Teamプロジェクトの取り組みの一環として、「天草の未来を創造しよう~無人航空機(ドローン)を活用した探求活動の実践~」というテーマで生物生産科の1、2年生を対象に行われました。

 ドローンに対する興味関心、理解を深めるとともに操縦技術を高め授業、実習などにおける探求的な学びの充実を図るために実施された今回の講習はドローンに関する講話から実技講習会に至るまで、とても充実した内容でした。使用方法の説明が終わり最初にドローンを操作する際、生徒達はとても緊張した様子でした。しかし、操作に慣れてくると講師の方から教えていただいた技を駆使しながら操作をしてみたりと「全員本当に上手」と講師の方々からも太鼓判を押していただきました。

 今回講習を行う中で、生徒達の「すごい」「なるほど」「楽しい」などの声をたくさん聴くことができました。そういった生徒達自らが探求する中で見つける純粋な発見と学びをこれから私たちも今後の教育活動の中で、見逃すことなく、大切に育てていかなければならないと改めて実感しました。