定時制日誌
研修旅行3日目も無事スタートしました
ホテルで朝食の後、バスに乗り込み、ピースおおさかまで移動です。ピースおおさかでは、平和学習と見学があります。
その後、こてこての大阪弁で芸人(ポインセチア)さんによる道頓堀ツアーがあり、各自で昼食です。
そして新大阪から新幹線で熊本帰着の予定です。
学校寄席 笑って 元気出して またがんばるもん
昨年に続き、学校寄席で落語を楽しみました。今年は『熊本地震』の震災復興を祈念して、「学校寄席笑って 元気出して またがんばるもん」の垂れ幕がステージに掲げられました。
日時:10月20日(木)午後7時~8時45分
会場:本校体育館
出演 落語 柳家さん喬師匠 柳家喬之助師匠 太神楽 翁家和助師匠
学校周辺の皆さまにもご案内したところ、40人ほどの皆さまの参加がありました。昨年同様熊本工業高校定時制も一緒に、笑いの伝統文化「寄席」の醍醐味を味わうことができました。
鑑賞のマナーにも「進化」を感じました。「熊本の高校生の方々は感じがいいですねぇ…」と何度もお褒めにあずかりました。社交辞令とはいえ笑顔がこぼれました。落語のマナーの基本に、『出入りは演目の間で』があります。寄席での客席への出入りは自由ですが、話している最中に出入りをしたのでは失礼ですし、他のお客さんも気になってしまいます。実際の演劇鑑賞でこのようなマナーを学ぶことができました。また、笑いの中に、ジーンとくる人情話も味わいました。さん喬師匠のご挨拶に、「人をいつくしむことが大切。」「今何ができるのかと考えることが大切。」の言葉も心に残りました。きっとステージに下がった『笑って 元気出して またがんばるもん』の垂れ幕を背にしての言葉だったと思います。
生徒代表がお礼の言葉を伝える最後のときも笑いがありました。生徒が「今日はお忙しい中本当にありがとうございました」と始めた時、「いや、いつも暇ですから」と間髪を入れずにつぶやかれました。またまた大笑いでした。また、いつか、落語で大笑いしたいですね。
<生徒代表 御礼の言葉>
本日はお忙しい中、お越しくださいましてありがとうございました。
翁屋(おきなや)和助さんの曲芸はドキドキワクワクさせられ、スリル感もあり、会場が一体になって楽しむことができました。そして、柳家さん喬師匠、喬之助師匠の巧みな話術で、いつのまにか落語の世界に引き込まれました。日頃落語になじみのない私にとってもとてもわかりやすく笑うことができました。
4月に熊本自身で被災し、半年が経ちました。熊本が完全に復興するのにはまだまだ時間がかかるとは思いますが、笑顔で元気に毎日を過ごしていきたいです。本日は楽しい時間をありがとうございました。
研修旅行 自主研修から帰ってきました
自主研修から無事帰ってきました。全員ミーティングで情報の共有をしました。
その後食事、ブッフェスタイルで、豪華な食事を自分の食べる分だけ…。
夜、班長会議があり、明日に備えて就寝です。
研修旅行 班別自主研修
研修旅行1日目無事終了しました
ホテルにチェックインした後、各自夕食を兼ねてエキスポシティを散策しました。エキスポシティは大阪万博公園に付帯した遊園地があった場所ですが現在ではアウトレットなどの入った大型複合施設になっています。有名な太陽の塔なども健在です。ガンダムのモニュメントがあり生徒達には大人気でした。大観覧車もあります。
散策が終わり、ホテルで班長会議があり、明日の自主研修に備えて就寝となりました。
2日目、旅行団から「全員元気で、自主研修に出発しました。」との連絡がありました。どんな楽しい思い出話が聞けるか今から楽しみです。
研修旅行に出発しました
10月19日(水)から21日(金)の日程で3年生が研修旅行に出発しました。
8時20分熊本駅に集合し、点呼、諸注意の後、9時発新幹線さくら544号に乗車、まず新幹線の旅を満喫しました。
最初の見学地は世界遺産「姫路城」です。真っ白なお城、熊本城は真っ黒なお城なのでとっても対象的です。さすが世界遺産、見学者が多く、入場制限がかかっていました。
その後インスタントラーメン発明記念館の見学とマイカップヌードル作成体験を行いました。
インターンシップがありました
10月12日(水)から14日(金)の3日間、1年生と2年生の生徒がインターンシップ(就業体験)に参加しました。
本校では生きることや働く事に対する認識を深め、将来の進路を考える機会とするため、希望者に対してインターンシップを実施しています。
今年度は老人介護施設、保育施設でそれぞれ一名ずつ実習を行いました。
慣れない環境でとまどいもあったようですが、両名とも一生懸命に取り組んでいました。今後の学校生活の励みにしてもらいたいと思います。
県定通文化大会開催される
10月9日(日)平成28年度第66回熊本県高等学校定時制通信制文化大会が開催されました。
本校定時制太鼓部によるオープニング演奏の後、開会式、午前の部は生活体験発表が行われました。生活体験に根差した素晴らしい発表が行われました。
並行してホワイエで展示発表もされました。本校からは、生花部による生花、家庭科による絞り染、芸術科による書と絵、モビールの展示、課題研究からはパソコンゲーム、似顔絵自画像、湧定ポスターなどが展示されました。昼休み時間にはランチタイムショップとして、情報処理コース1年生によるポップコーンの実演販売、お団子販売が行われました。
午後は生徒会交流会報告のあと、各校ステージ発表があり、本校からは、「故郷」の合唱をしました。
熊本地震によって私たちの故郷が大きく変わってしまいました。しかし、全国からの温かい激励を受け、今、心の中にいっそう大きくふくらんだ「故郷(ふるさと)」への思いを込めて、全校生徒職員によるステージです。
ハンドベルの演奏で始まり、ギターのリードで合唱、篠笛による間奏、そして合唱。この時間、ステージ横では、墨絵と書の作品が完成していきます。すばらしいパフォーマンスとなりました。
トライアングル(№70)編集会議が開催されました。
10月6日(木)に、振興会トライアングル(PTA新聞)№70発行のための編集会議が行われました。
今回は、県定通文化大会と第9回湧定祭の特集号となります。記事内容の確認を行い、11月2日に開催される湧定祭について検討しました。
振興会は例年通りバザーで協力をするということで、「豚汁・おにぎり・フランクフルト・チキンナゲット」の4種類を提供します。買い出し担当者決めや、1合でおにぎり何個できるか?の試作もしました。
それに、湧定祭の名物「竹あかり」を作成しました。竹にドリルで穴をあけロウソクの火を灯し鑑賞しました。
時間を守る日本の美徳 始業式校長式辞
日本人は世界で一番時間を守ると言われている。麻生太郎財務大臣が外務大臣のとき、インド・ニューデリーの地下鉄建設に、ODA資金70%を日本が援助した。完成記念式典に出席した麻生大臣はインドの地下鉄総裁から、当時を振り返り次のような話を聞いたそうである。
自分は早めに現場に行ったが日本人はそれより早く全員揃っていた。現地の技術者は10分以上遅れてやってきた。日本人にとって8時集合とは、8時には仕事ができる状態であることだった。現地の人たちにもこのような考え方が影響し、2ケ月半も早く完成した。インドで数分遅れて運行しているのは、この地下鉄だけである。日本は資金援助、技術援助をしただけでなく、時間を守る、労働に対する価値観を残してくれた。今インドではこの日本の援助のことをベストアンバサダーと言っている。
普段通りに、仕事が8時なら少し早めに集まり一日をスムーズにやるための算段をする。日本では普通のことが、インド人にはそうではなかった、日本人というのは何という考え方をする人たちなんだと感銘を受けたのだそうだ。
グローバルスタンダード(世界標準)は、日本をけなす時に使われていたが、最近は、日本の当りまえを世界のあたりまえにしようという動きがある。ジャンパンスタンダートをグローバルスタンダートにしようという動きがある。
日本社会では「時間を守る」のは基本的な資質だと思う。以前、ある企業を訪問したとき、「遅刻を学校は3年かかっても治せないが企業は3日で直します。」と言われた。遅刻をすると3回目には首になるということです。
「時間を守る」は「生きる力」に繋がっていることを自覚しましょう。それは、安定就労に、経済の安定に、幸せな生活へとつながっていくのです。
季節は秋です。一年で一番過ごし易い秋、実りの秋です。心機一転湧定祭をはじめ、後期のみなさんの活躍を期待しています。