日誌

定時制日誌

時間を守る日本の美徳 始業式校長式辞

 日本人は世界で一番時間を守ると言われている。麻生太郎財務大臣が外務大臣のとき、インド・ニューデリーの地下鉄建設に、ODA資金70%を日本が援助した。完成記念式典に出席した麻生大臣はインドの地下鉄総裁から、当時を振り返り次のような話を聞いたそうである。

 自分は早めに現場に行ったが日本人はそれより早く全員揃っていた。現地の技術者は10分以上遅れてやってきた。日本人にとって8時集合とは、8時には仕事ができる状態であることだった。現地の人たちにもこのような考え方が影響し、2ケ月半も早く完成した。インドで数分遅れて運行しているのは、この地下鉄だけである。日本は資金援助、技術援助をしただけでなく、時間を守る、労働に対する価値観を残してくれた。今インドではこの日本の援助のことをベストアンバサダーと言っている。


 普段通りに、仕事が8時なら少し早めに集まり一日をスムーズにやるための算段をする。日本では普通のことが、インド人にはそうではなかった、日本人というのは何という考え方をする人たちなんだと感銘を受けたのだそうだ。

 グローバルスタンダード(世界標準)は、日本をけなす時に使われていたが、最近は、日本の当りまえを世界のあたりまえにしようという動きがある。ジャンパンスタンダートをグローバルスタンダートにしようという動きがある。

 日本社会では「時間を守る」のは基本的な資質だと思う。以前、ある企業を訪問したとき、「遅刻を学校は3年かかっても治せないが企業は3日で直します。」と言われた。遅刻をすると3回目には首になるということです。

「時間を守る」は「生きる力」に繋がっていることを自覚しましょう。それは、安定就労に、経済の安定に、幸せな生活へとつながっていくのです。

 季節は秋です。一年で一番過ごし易い秋、実りの秋です。心機一転湧定祭をはじめ、後期のみなさんの活躍を期待しています。

後期始業式がありました

 10月1日から4日までの秋休みを終えて、10月5日(水)に平成28年度後期始業式が行われました。
  


教務部
 皆さんはここ最近向上してきています。中途退学者の数は減り、出席率も上がっています。皆さんの努力が実ってきている。それぞれが進路目標を達成しつつあるということです。

(校長式辞の概要は別途掲載します。)

 私は、話を聞く学校、動ける学校になってほしいと思っています。まだまだ皆は伸びしろがあると思います。上げるも下げるもみんな次第です。できるだけ最短距離での卒業を目指して後期も頑張ってほしいと思います。

進路指導部

 みんなの進路希望は、進学の人も多いです。特に専門学校が多い。専門学校を選ぶときには、

①どんな資格がとれるのか?

②就職の実績がどれくらいか、どんな所に行っているのか?

③学費はいくらかかるのか?

などをシビアにみてほしい。

 必要な費用(将来の投資)が自分の将来にどのようにかかわるのか考えてほしい。

 働いて得たお金をどのように使っていますか。家計に入れているという人を知っています。一方で自分の趣味だけにつぎこむ人もいると聞きます。もっと自分自身の将来に投資するために貯めてほしい。知っていますか?「お金は寂しがりや、すぐ仲間の多い方に行く」という名言を。だから必死になって繋ぎとめるのです。人生の使うべき時に使うのためにです。10年20年先はイメージできなくても、少し先を考える、卒業したらどうしようかと現実的な意識も高めてください。

保健部

 「またたび」の花のつぼみ、またたび油虫が寄生し、卵をうんだら、ボコボコした実になります。それを乾燥させたら漢方薬になるのです。虫のつかなかったきれいな実は薬としての効用はあまりありません。虫がついたとマイナスにだけ考えるのではなく、すぐに切り倒さずに辛抱していると漢方薬になる実ができる、つまりプラスになっていく。
 つらいこと悩み事も、そこで腐るとマイナスになるが、なかなか自分の思うようにならなくっても、耐えて踏ん張っていくと、きっと道が開けると思います。

 後期も保健部はさらにサポートします。今まで以上に健康に留意して頑張ってほしいです。


生徒指導部

 先日ランドセルを購入しました。今度小学生になる娘のものです。皆さんも振り返ってください。小学校のランドセルに何か入っていたでしょうか。教科書にノートに筆箱。中学校のバッグには、やはり同じように入っていたのではないでしょうか。それでは、高校生の今、何が入ってますか。一緒の内容のはずですが、どうでしょうか。

 皆さんには高校生としての「プロ」になって欲しい。技術訓練校に通っている生徒もいます。大工さんは大工道具を建築現場に持っていき、きちんと持って帰って手入れしてまた、持っていくはずです。それを考えたときに、今、何をやるべきでしょうか。後期は、今何をしなければいけないか、今やるべきことを考えて行動しましょう。学ぶ気持ちがあれば、将来への道は開けます。

台風18号の接近に伴う連絡

10月4日(火)夜から5日(水)午前中にかけて、台風18号が九州地方に接近する恐れがあります。最新の台風情報に注意し、行動してください。

10月5日(水)は通常どおり授業の予定です。登校に当たっては、十分注意してください。

金栗四三さんを知っていますか(校長式辞逸話)

 金栗四三さんを知ってますか。100年以上も前に玉名に生まれ。日本人初のオリンピック選手に選ばれた彼は、1912年の第5回ストックホルムオリンピックに出場した。しかし、当日は40℃を越える猛暑で、過酷なレースであり、彼は27キロで意識を失い完走できなかった。第6回は第一次世界大戦で中止、第7回は16位、第8回パリオリンピックでは途中棄権でとうとうメダルを取ることはできなかった。しかし、その間世界記録を3回樹立し、オリンピックで16年間走り続けたが、マスコミにはオリンピックの結果だけを取り上げられ、叩かれ続けた。

 それでも彼は、日本のマラソンの父と呼ばれている。グリコのマークのモデルは金栗さんである。今、「うまかなよかなスタジアム」は4年前には「KKウイング」と呼ばれていた。K(くまもとのK)K(金栗さんのK)だそうである。いまでもゲイトの一つは金栗ゲイトと言われている。大変尊敬すべき神様みたいな人である。

 金栗さんは「体力・気力・努力」と言っている。それにも順序があって、「体力がつくと気力がわく、気力がわくと努力する」だから、何よりも体を鍛えることだと言われた。3回のオリンピックに出場への練習量は25万キロ、地球を6周と1/4の距離で、ほんとうに努力の人だった。

 また、金栗さんは陸上競技を市民に広める活動にも熱心に取り組まれた。現在の箱根駅伝、○○走ろう会、市民マラソンなどは、金栗さんの功績である。

昭和42年76才の老人になっていた金栗さんに、スウエーデンオリンピック委員会から招待状が届いた。「ストックホルムオリンピック開催55周年記念式典準備中、あなたは行方不明となっている。棄権とはなっていない。まだゴールされていません、ゴールされることを待っています」との内容だった。金栗さんは半世紀ぶりに思い出のスタジアムのメインスタンド前の白いゴールテープをしっかりとした足取りでゴール。「日本の金栗、ただいまゴールイン。タイム、54年と8ケ月6日5時間32分20秒3、これをもって第5回ストックホルムオリンピック大会の全日程を終了します」とアナウンスが響き渡った。

 挫折しても挫折しても、ゴールを目指す人間の象徴として伝えられている金栗四三さん。最後まで走る体力と、気力と、努力が必要だというその言葉は今も輝きを放っている。

前期終業式が行われました

 9月30日(金)前期終業式が行われました。年度当初の熊本地震により、臨時休業、授業時間の確保のための夏休みの短縮など影響がありましたが、「真夏日!」の今日、無事前期を終了し、明日からは秋休みに入ります。

 校長式辞を受け、校歌を歌い、式を閉じました。

その後は、来る10月9日の県定時制通信制文化大会でステージ発表する合唱「ふるさと」の練習をし、各部連絡に入りました。

 10月5日(水)より後期が始まります!一日一日丁寧に生活しましょう!


   

校長式辞

 「昨日の自分を今日越えよう! 今日の自分を明日越えよう! 一日一日進歩していますか。高校時代は、基礎体力と基礎学力を徹底して鍛える時間です。」日本のマラソンの父と呼ばれる金栗四三翁の逸話を紹介され、「最後まで走る体力と気力と努力が大切です。前期にできたことできなかったこと、一人一人反省して、また後期に頑張っていきましょう!」と結ばれました。(金栗翁の逸話は別途掲載)


教務部

 ある会社の社訓に「たいまつは自分で持て」というのがある。自分が松明を持って進むという意味と、松明は自分をも照らすので、自分がどこにいるかを分らせるという意味がある。自分を輝かせるのは人の力ではいけない。自分でうんと努力しなさい。壁を乗り越えると自分に光をあてることになる。そこから逃げた人には、今ある苦労の2倍の苦労がくる。自分にあかりを照らすために、苦労して欲しい。学校はその場、自分を伸ばす場である。将来のために、自分で松明を持って切り抜けて、幸せになってほしい。


進路指導部

 就職に応募すると自分で履歴書を書き、担任が調査書を書く。それには、欠席日数が書かれる。会社の人が最初に見るのはこの2つの書類です。雇う側の立場に立てば、どういう生活をすべきかがわかると思います。

 日頃の頑張りは先生たちには分かるが、外部の人にはわからない。「定時制といえども、学校と仕事が両立してこそだ!」と企業はシビアです。1日休めばみんなの夢に一日遅れます。将来を見据えて、十分に学んでください。安易な気持ちで休まない!頑張りましょう。


保健部

全国で蜂に刺される人が多くなっています。8~10月、巣を守るため蜂は攻撃性が高まります。しかし、攻撃をしかけない限り襲ってはきません。刺されてアレルギーショックを起こす場合があり酷いときには死に至ります。

 蜂にあったらその場から逃げてほしい。刺されたら

①指でしぼるようにして毒をだす。または水でしっかり洗う。

②冷やす

③蜂に効く薬を塗る

④20分から1時間様子をみて、呼吸の乱れや腫れが出たら受診する。

など適切に対応しましょう。

献立パネルはこうしてつくられた

給食室の配膳カウンターに掲示してある献立パネル、文字も上手ですが、ちょっと添えられている絵もとっても上手で、いつも感心させられています。


  

そこで今日はインタビューをしてきました。

記者:いつも何人で書いているのでしょうか。

担当:だいたい文字1人、絵1人です。いつもの担当者が都合が悪い場合には文字の担当が代わることもあります。絵は1人ですが、描いてみたいなという人がいた時には書いてもらっています。

記者:絵にはいつも感心させられていますが、題材はどうやってきめるのでしょうか。

担当:献立を見てイメージできるときは、その絵になります。何人もでワイワイやっているときに、こんな絵(キャラクター)がいいという案が出ることもあります。自分がイメージできないキャラクターの時には、ネットで調べて、イメージをつかんでから書きます。

記者:文字と絵はどちらが先にできあがるのでしょう。

担当:まず文字ができて、その余白部分に絵をちょっと入れるという感じです。

記者:絵を描く担当者は大変ですね。間違っても文字を書き直してというわけにもいかないので・・・。

担当:そうなんです。でも、時々は間違ったところを黒く塗りつぶして、その黒い部分を生かして描いたりもします。

記者:文字はわかるのですが、なぜ絵も墨なんですか。水彩とかポスターカラーとかを使えばもっとカラフルなものになりそうでが。

担当:元々が、献立の文字を書くために墨を使っていました。献立の文字が書きあがった時に、どうしても墨液が残るので、もったいないなと思って、それを使って絵を描いてみようとして始まったので墨なんです。

記者:そうなんですか。もったいない精神から始まったとは知りませんでした。今日はお忙しいところに時間を取らせてしまいました。今後も楽しい絵を期待しています。

担当:お疲れ様でした。


  

 

湧定祭出発式がありました

9月23日(金)湧定祭の出発式が行われました。

今年で9回目となる湧定祭。いわゆる文化祭ですが、定時制の歴史は長いのにまだ9回目です。本校はもともと定時制・通信制独立校として出発しました。長く文化祭が行われていませんでしたが9年前、在校生から、他の高校と同じように文化祭をやりたいという声があがり、生徒会と先生方の協議を経て湧定祭が始まりました。

出発式では、湧定祭の歩みがスライドショーで説明され先輩の思いを受け継いだ湧定祭を作り上げていこうと決意を新たにしました。

今年度の第9回湧定祭のテーマは、「UNITED BY SMILES」と発表されました。4月の熊本地震のあと多くの笑顔に助けられてここまでやってきました。つながる笑顔と笑顔、今年の湧定祭を大成功にしていきましょう。


   

地域清掃ボランティア活動

9月21日(水)午後4時半から5時まで地域清掃ボランティア活動を実施しました。普段は5時から給食開始、それに合わせて登校する生徒たち。普段より早く出てこなければいけないのでうまく都合がつけられるかなと不安はありましたが、広く全生徒に呼びかけました。1年1人、2年14人、3年2人、4年2人の合計19人の生徒が都合をつけて参加してくれました。

 引率の職員8人とともに本校周辺、木の神公園、竹の下公園の清掃活動をしました。生徒たちの積極的な活動に頼もしさを感じました。


   

   

太鼓部 出水ふれあい通り音楽コンサートに出場しました

 9月4日(日)にWグランラセーレで、第4回出水ふれあい通り音楽コンサートが開催されました。

当日は、台風襲来で危ぶまれた天候でしたが荒天にならず、小雨降る中でも多くのお客さんでした。演奏曲は、「鼓響(こきょう)」と「舞湧伝(ぶゆうでん)」の2曲を披露しました。

演奏後、「毎年きています、太鼓を見るために今日もきました」「感動して涙がでました」など大変ありがたい言葉をかけていただきました。

 ステージにお招きいただける幸せを噛みしめた一日でした。ありがとうございました。

  
 
  

くまもと「水」検定を受験しました

9月2日(金)に第9回くまもと「水」検定3級を1年生24名と職員4名が受験しました。これは、熊本の水について「知ろう、守ろう、伝えよう」ということで熊本市が毎年実施しているもので、合格者には市から認定証が送られてきます。

   

熊本に住んでいるのに何も知らなかった、熊本の水について知ることができてよかったという生徒もおり、各々が真剣に取り組んでいました。

今回の熊本地震の際には、長い期間、断水が続きました。蛇口をひねれば当たり前のように水が出てくる現代、当たり前が当たり前ではなくなったとき改めて水の大切さを実感したのではないでしょうか。

湧心館高校定時制課程の生徒・保護者の皆様へ

◎台風12号の接近に係る連絡

○3日(土)及び4日(日)は台風情報に注意して、安全に過ごしてください

○5日(月)は通常どおりの授業を予定しています。台風の影響が残っている可能性があるので注意して登校してください。

○今後の学校ホームページや、学校安心メールからの連絡に注意してください。

いよいよ 始まりました!

 熊本地震の影響で例年より夏休みが短くなり、8月25日(木)に学校が始まりました。

最近の厳しい暑さにも負けず登校してきた生徒達。ニコニコしていました。

 大掃除・LHRそして生徒集会と続き、課題テストで下校しました。

いよいよ明日から、また楽しく頑張りましょう!


 

 生徒集会では、副校長訓話で以下の話をしていただきました。

リオオリンピックで日本は過去最高のメダル数でしたが、みんなは、スポーツにどう関心を持ち、どういう場面で感動したでしょうか。

私が感動したのは男子400メートルリレーです。ちょっと昔は決勝に出ることさえ珍しかったのですが、リオでは4走者にバトンが渡ったときは1位だったのです。

日本がすごい!と思ったことは、ドーピング問題で、日本選手でひっかかった人はいないことです。誇りに思います。コツコツと練習して強くなっていく日本人、銀メダルをとっても「すみません」と謝る国はありません。

 それから、印象に残るのは、内村選手が最終種目の床に臨んだとき、「最終的には自分らしく、いままでやってきたことが出せれば」と思ったと語っていたことです。目標をもって努力し、目標を達成するとき精一杯やればいいのではないかと思いました。

 シンクロの井村監督は「だいたいこの程度のことをやれば、これくらいになるというのはわかる。最後まで選手がついてくるかどうかです」と言われています。昔ならみんなついてきたのに、現在はメンバーに選ばれても辞退する人がいるそうです。みんながその時に、越えられるか越えられないかのところで参考になると思います。人は感動でしかかわらないとも言われます。

 さあ学校が再開します。気持ちを切り替えて、これからを過ごしていってほしい。

 
各部連絡

<教務部>

「0.5%」と聞いて何を思いますか?

4年間、1日4時間、1年間200日として、この学校で3200時間の学ぶ時間です。人生80年フルに生きたとして70万800時間です。この4年間の時間が人生の中での0.5%なのです。99.5%は高校生以外の時間です。だから、1%にも満たない0.5%の時間はとても希少な価値ある時間です。学校は学びの場です。今後の人生の良し悪しを判断するための訓練、頭を使って考える時間です。ぜひ、「0.5%」の時間を大切にしてください。

<進路指導部>

仕事をしている人は、4月の段階で6割です。していない人はいろんな事情がありますが、仕事をはじめようとしている人をサポートする体制をつくりました。仕事をする人が一人でも増えたらいいと思います。

 仕事をして、お金が得られる、いろんな人とコミュニケーションがとれるようになる、挨拶や礼儀など社会常識がわかると多くの利点がありますが、仕事をして身内以外の人に認められることにより「自分に自信がつき、人間性が向上する」ことが最も大きな利点だと思います。仕事と学校(学ぶ事)は自動車の両輪です。ぜひ相談してください。

<保健部>

今年度は、性に関する教育の充実を目指しています。最近気になる両極端な事が2つありました。強姦致傷罪に問われた俳優の事件とオリンピックでLGBT(性的少数者)を表明して参加した選手が50人以上と増えた事の2つです。「多様性」いろんな価値観を認めあうことをうたったリオ五輪。次のことをみんなも考えてほしいと思います。

○人に思いやりを持って接することができていますか?

○責任を持った性行動がとれていますか?

○自分のまわりの人を本当の意味で大切にできていますか?

<生徒指導部>

このオリンピックで柔道の活躍は素晴らしかったですね。どの競技も厳しい叱咤激励の中で練習をしています。柔道も前回のオリンピックまではそうでした。今回の井上監督は、一切選手を叱咤激励せず、選手の自主性を重んじて大会に臨みました。そこには、自主性だけではなく、選手の高い目標があったからいい結果になったのだと思います。

 みんなも、「卒業」という目標に向かって、自主性を持ち、自分自身への規制をもって生活していってほしい。

太鼓部 亀継ふれあい祭りで演奏しました!

 8月20日(土)に、亀継公園広場で行われた「頑張るぞ熊本・出水南八町内!!第37回亀継ふれあい祭り」で、太鼓の演奏を届けました。

 会場には地域の方々がたくさん集まり、色々なステージが行われバザーも大にぎわいでした。

 このお祭りには初めて声をかけていただきました。昼は熱中症になるくらいの暑さでしたが、夕闇せまる頃少し涼しくなった時間での演奏でした。

 「故郷」「舞湧伝」の2曲を演奏しましたが、終了後には盛大な拍手をいただき、「良かったよ!」と感動の声をいただくことができました。

 お声をかけていただきました、出水南八町内の方々、ありがとうございました。感謝申し上げます。

 
 また、校長先生はじめ応援に駆け付けていただいた先生方ありがとうございました。

 次のステージは、9月4日(日)の予定です。
 
   

柔道全国大会 ベスト16

平成28年度全国高等学校定時制通信制体育大会柔道競技が、8月7日(日)東京の講道館にて開催され、男子個人-90kg級に出場しました。

1回戦(対東京代表)では、開始直後から積極的に攻め続け、背負投で一本勝ちとし、2回戦へ駒を進めました。2回戦では団体戦・個人戦ともに優勝した選手(対兵庫代表)と戦い、一進一退の攻防の末、惜しくも払腰で一本負けとなり、2回戦敗退、ベスト16の成績でした。


  
 

顧問感想

熊本県代表として、熊本工業高校、クラーク記念国際高校、湧心館高校の3校で、出場してきました。大会が開催される場所が、柔道における聖地『講道館』ということで、各学校の顧問・選手ともに緊張とともに高ぶる気持ちの中での大会となりました。定時制通信制の大会ではありますが、高いレベルでの試合が行われていました。各学校・選手ともに、ひたむきに1年間努力してきた成果を発揮しようとする姿や、「礼に始まり、礼に終わる」柔道の本質、加納治五郎先生が教えられてきた、精力善用・自他共栄の精神を垣間見ることができ、嬉しく思いました。

卓球全国大会 4回戦で惜敗!

8月1日(月)~3日(水)に、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で、全国高等学校定時制通信制卓球大会が開催されました。本校からは、県大会で優勝した生徒が出場し4回戦まで駒を進めました。
 

   試合経過・結果

2回戦 対(佐賀有田工業)3―0勝

3回戦 対(徳島徳島中央)3―0勝

4回戦 対(静岡静岡中央)1-3敗

   生徒の感想

すごく悔しい思いです。4回戦の相手は苦手なタイプだったので1セット取れたのはよかったが、もっと接戦に持ち込みたかったと思いました。初出場の全国大会は緊張しましたが、自分の力は発揮できたと思います。

   顧問の感想

厳しい日程でコンディション調整には苦労した中、よく頑張ってくれたと思います。全国からの代表188名参加の中、また初出場でのベスト32は立派な成績だと思います。


  

   

 

地域のお祭りで演奏しました!

 8月6日(土)は、学校の近くの木の神公園で、出水南2町内の夏祭りが開催されました。今年もまた太鼓部に声をかけていただき、西日がギラギラと照りつける中、頑張ってステージを務めました。披露した曲は「若武者」と「舞湧伝」の2曲です。

 
 祭りの幕開けにふさわしい、元気な演奏で素晴らしかったという声をいただき、感謝しています。

 
  
 
  
 

 その後の祭りのイベント「ラムネ飲み競争」にも飛び入り参加し、賑わいを提供した部員達でした。

 出水南2町内の皆様方、楽しませていただき、ありがとうございました。

 
 

夏休み前、生徒集会!

 7月29日(金)表彰式の後、夏休み前の生徒集会が行われました。

 副校長からの次のような訓話がありました。

これまで、7校の中学校訪問をした。定時制・通信制に入学した出身の生徒について、「入学してうまくやっていけるのか」など中学校ではとても心配されていた。その生徒達が休むことなく登校し、きちんと高校生活を送り、仕事をしていることなどを話すと、中学校からはとても感謝された。

何故うまくいっているのだろうか、それは、「定時制の環境、本人のやる気」ではないかと考えた。入学を機にここから頑張ろうと思った生徒は成長しているし、とにかく卒業資格を取りたいと目標を掲げている生徒も強い。また、自分と同じような境遇の人がいる、丁寧に授業を教えてくれる先生がいる、親身に話を聞いてくれる先生との出会い、そして少人数である。など多くの環境が揃い、湧定に来て成長し、中学校の先生たちに安心を持っていただけるようになっているのではないか。

 この夏、目標達成のために、どんな時間を過ごせばいいのか、振り返って考えてみて欲しい。

 
 
 その後、各部より諸連絡があり、「8月25日に、とにかく元気に会いましょう!」と会を閉じました。

 
   

 

頑張ったで賞! 表彰式!

 7月29日(金)今年度4月から7月までの表彰式が行われました。

 まず、6月に八代工業高校で開催された、熊本県高校定時制通信制総合体育大会で入賞した団体・個人が、全校生徒の前で表彰されました。

 卓球部(女子個人優勝)、柔道部(男子個人優勝・準優勝)、バドミントン部(女子個人3位)、ソフトテニス部(女子団体準優勝)、バドミントン部(男子団体3位)、軟式野球部(県大会優勝)

 次に、7月22日(金)に実施された、生活体験作文校内発表会に出場した8人が表彰され、県大会に進む学校代表が発表されました。最後に昨日行われたクラスマッチの優勝・準優勝クラスが表彰されました。

 ステージでは、学校長より表彰され、晴れ晴れとした表情で盛んな拍手を浴びていました。9月からも多方面に渡り活躍して欲しいと願いました。

 
  

 表彰式の後は、全国大会出場部(卓球部・柔道部)の2人の激励会が行なわれました。副校長・生徒会長から激励の言葉を受け、参加選手は「精一杯頑張ってきます」と力強く抱負を述べました。