分校生活

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家庭科・調理 郷土料理講習会

 11月26日(木)、3年ライフコースのフードデザインの授業で、郷土料理講習会が実施されました。講師は、五家荘にお住まいのくまもとふるさと食の名人である高尾扶佐子さんです。メニューは、もみじ(鹿肉)カツ丼と、ヤマメ出汁の茶碗蒸し、ゆずの砂糖漬けでした。

 今回初めて、ヤマメの出汁を使った料理に挑戦しました。ヤマメを軽く火であぶった後、3~4日天日干しにし、乾燥させてできた煮干しです。それから取った出汁は、かつおや昆布とは異なる独特のうま味が感じられ、普段食べる茶碗蒸しとはまた違った味わいでした。

 また、もみじカツ丼は、下処理と臭み消しを丁寧に行ってあり、肉は軟らかく、とても美味しかったです。

 地域の方々の知恵を生かした特産品の活用法は大変勉強になりました。泉分校でも、鹿肉を使った特産品の研究、泉町特産のゆずを飼料として育てたゆずヤマメの研究に取り組んでいます。郷土料理講習会で、鹿肉やゆず、ヤマメの活用法の様々な可能性を感じることができました。今後の研究に生かしていきたいと思います。

佐渡氏監修のジビエ料理と間伐体験研修会【八代地区林業研究グループ交流研修】

 八代林業研究グループ主催の研修が12月5日(土)に行われました昼。今回はジビエ料理研修と間伐研修が午前中9時~12時まで行い、12時~14時までジビエ料理の昼食会、研修の振り返りを会議・研修行いました。

  

  

 

 ジビエ料理研修では「くまもと☆農家ハンター 佐渡理孝 氏」給食・食事を指導者に迎え、泉分校生徒と八代地区林業研究グループ婦人会のメンバーがイノシシやシカ肉を使った餃子やハンバーグ、角煮、お酒を使った煮込み料理に挑戦ひらめきしました。

     

   

 間伐研修では八代地区林業研究グループ、八代森林組合の指導により選木作業、立木の伐採方法、枝打ち、玉切り、丸太運搬などを体験キラキラしました。

 できあがった料理は昼食でいただきました。今回の研修で改めて森林資源について学習を深めることができ、とても有意義な研修会となりました。また熊本県南広域本部林務課のみなさん準備・運営等ありがとうございました。最後に講師の先生方ありがとうございました。 

朝 ジビエ講習会

 10月31日(土)マルコーフーズ(株) 様 を訪問し、シカの解体、シカ肉を使った調理を行いました。夏休みに一度、地域林業研修(2年生)で訪問していますが、3年生は今回が初めての見学でした。

 3年生はこれまで、シカの観察から罠の設置までを実践しています。今回は、罠で捕獲後の学習をメインに研修を行いました。普段の生活では、肉となって陳列されている様子しか見たことがありませんでした(3年生の感想)。皮剥から解体まで一つの肉として加工される工程を見学することができたことは、貴重な経験になったと思います!!

 解体後は、東京でシェフとして働いてらっしゃる佐渡様のご指導の下、シカ肉のワイン煮・シカ肉の角煮・シカ肉の麻婆豆腐を作りました!!!料理の途中に栄養学、料理の基礎・基本なども教えていただき、大変勉強になりました。

 泉分校では、農林作物を野生鳥獣から守るために活動を行ってきました。その中で、狩猟をするとなると最後は命をいただくことになります。今回は最終段階の加工される段階を学びました。一つ一つの命を大切にもう一度、自分達が学習を見つめ直すことができた研修だったと思います。

グループ 罠設置に向けて

 10月19日に行う罠設置講習会に向けて事前調査を行いました。

 どこに罠を仕掛けると捕獲することができるのか??設置する罠の向きは大丈夫か??捕獲できても搬出はできるのか??など考えることが山ほどあります。

 そこで、急遽、くまもと☆農家ハンターの稲葉様が来てくださり、指導をしてくださることになりました興奮・ヤッター!私たちでは気づかない細かな部分を指導してくださり、なんとか設置場所を決めることができました!!!お忙しい中指導してくださり、本当にありがとうございました我慢

 月曜日はスムーズに罠を設置できるように頑張りたいと思います!!!

 

 

 

お知らせ 鳥獣被害の現地視察

 10月6日(火)、泉分校で取り組んでいる鳥獣被害対策活動の一環で、八代工業高校の機械科3年生と合同で植林後の鳥獣被害の現地見学会を行いましたにっこり

 現場を知ることが対策に必要!!!ということで、普段の授業でも山に入り、シカやイノシシによる食害の観察は行ってきました。

 しかし今回、改めて被害を確認してみましたが、シカの被害はかなり大きいことに驚きました汗・焦る一緒に観察を行った、八代工業高校の生徒のみなさんも同じようなことを感じていたようでした汗・焦る

 また、今回の観察会を行い、泉分校の活動がちょっとずつではありますが、地域に広がっていることを感じることもできました。それは、観察会の新聞記事を見た、近隣の方からの励ましの言葉!!また、同じように鳥獣被害に苦しんでいる農林業従事者の方(阿蘇地域)から活動へのアドバイスをいただくことができたからですキラキラ

 私たちの活動が、少しでも熊本県の農林業従事者の力になればと思っています!!!

 被害を減らせるようにこれからも活動を続けていきます!!!

鳥獣ではないが、自然災害による被害

八代工業高校との合同観察会Ⅰ

八代工業高校との合同観察会Ⅱ

現地見学に向けての班ミーティング

成長点の食害

ドローン研修Ⅰ

ドローン研修Ⅱ

全体で写真撮影