2021年3月の記事一覧
令和2年度修了式
3月24日(水)、令和2年度修了式を行いました。修了式の前に行われた表彰式では、精勤賞・皆勤賞、校内英単語オリンピック満点者の表彰がありました。
修了式では、「新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、年度始めに休校があった。学校再開後、さまざまな工夫を重ねながら学校生活を送り、今日の修了式を迎えることができた。今後生きていくヒントとして、周りの変化に順応し、自分を保ちながら自分の人生を切り拓いてほしい。『しなやかに力強い人生を』」という言葉が送られました。
明日から4月7日(水)まで春休みとなります。春休みを無駄にせず、次年度いいスタートが切れるよう、勉強や部活動、ボランティアなどに取り組んでいきましょう。
2年次器楽選択者による期末演奏会
3月22日(月)、2年次器楽選択者による「期末演奏会」が開かれました。9名がピアノ独奏やギターの弾き語りを披露しました。緊張で手が震えながらも最後まで自分の音楽を奏でました。
最後に、江良先生から「音楽は、最強のコミュニケーショツール。音楽を通して『伝えること』、『共有する』ができる。勉強ももちろん大切、その後生きていく上で音楽はたくさんの人を喜ばせることができる」とメッセージが送られました。
「ありすボランティア おはなし会」が行われました
3月14日(日)、天草市立牛深図書館で「ありすボランティア おはなし会」が行われました。
今年度12名の生徒が登録しています。事前講習を受講し、POP作成や書架整理などの館内作業に取り組みました。例年年間4回行われているおはなし会での読み聞かせは、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため実施ができない状況が続いており、特別に「ありすボランティア」の読み聞かせを披露する場が設けられました。
午前・午後と2回開かれ、6名の生徒が参加しました。会場の装飾を行い、自分で選んだ本を本の持ち方や間の取り方に気を付けながら絵本の読み聞かせや手遊びなどを披露しました。今年度のありすボランティアの活動は、3月いっぱい続きます。
「牛深高校人権宣言」
2月18日に行った「人権LHR インターネットによる人権侵害」で、生徒一人一人が人権宣言を考えました。「牛深高校人権宣言」が完成しましたので、お知らせします。今後、この宣言を自分たちの行動に移していきます!
2年次 選択 地理A「タビオロジ」とのオンライン交流
3月4日(木)、2年次選択地理Aの授業では、旅系YouTuber「タビオロジ」の2人とのオンライン通話による交流を行った。タビオロジの2人は愛知県出身の24歳。「世界196か国制覇」を目指して旅を行い、その様子を動画で発信している。
今回のオンライン交流では、「旅」や現在2人が住んでいる「メキシコ」などについて、生徒一人一人が直接2人に質問を行った。タビオロジの2人がユーモアを交えながら、わかりやすく質問に答えてくださり、交流は終始盛り上がった。後半には、タビオロジの2人から「高校生が考える企画をやってみたい!」という要望があり、「旅に持って行くモノの紹介をしてほしい」、「目隠しをして、においや体感温度などで今どこの国にいるのかを当てるクイズをして欲しい」と生徒がアイディアを出し、タビオロジの2人もそのアイディアに興味津々であった。
最後には2人から、「海外はみんなが思っているよりも安全。是非、世界に興味を持ってほしい。そして、ワクワクすることをみつけて頑張ってほしい。」と牛高生へ熱い言葉が贈られた。生徒は、「あっという間の1時間だった」、「海外に対する怖いイメージが薄れた」などの感想を述べていた。旅やメキシコの事だけでなく、夢を持って活動する2人のかっこいい生き方も学ぶ事ができた1時間となった。
熊本県教育広報誌「ばとん・ぱす」(Vol.56)が発行されました
令和2年度卒業証書授与式
3月1日(月)、令和2年度卒業式を挙行しました。4期生64名が学び舎を巣立ちました。今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、卒業生、保護者(1名ずつ)、職員の参加となりました。堂々とした入場ののち1組 川下くん、2組 馬場くんが代表で卒業証書を授与されました。
式辞では、中島校長が「『しなやかに力強い人生を歩んでほしい』という言葉を贈り、現在の劇的な生活環境の変化は、我々のこれからの生き方に大きな変化を求めている。柔軟なものの代表とされる『水』は、もっとも柔らかいが大きな力が潜んでおり、我々は『水』の性質から人生の在り方を学ぶべきではないか。周りの変化に順応し、予測不可能な未来を生きる我々の在り方として参考にすべきものだと思う。卒業生の皆さんが、未来の変化の中でしっかりと自分を保ちながら、人生を切り拓いていく力強い姿を今後も楽しみにしたい。卒業後も健康であり続け、郷土の誇りを胸に、希望に満ちた明るい未来を築いてほしい。」と述べました。
在校生を代表し、生徒会長の村田さんが「入学後、期待と不安でいっぱいの私たちを明るい笑顔と大きな校歌で歓迎してくださった。昨年の文化祭で上演された『美女と野獣』。限られた時間の中でそれぞれの役割を果たされ、先輩方のパワーと団結力はすごいと感じた。本年度は、コロナ禍の中で学校行事が縮小される中、楽しみながら精一杯チャレンジされる先輩方の姿は私たちのあこがれでした。先輩方の後ろ姿から学び私たちを大きく成長させてくださった。先輩方が築いて来られた伝統を受け継ぎ、さらに磨きをかけて牛深高校をもっと発展させていきたい。」と送辞を述べました。
卒業生を代表し、中村くんが「先生、家族、在校生への感謝の言葉を述べた。これまで過ごした日々を糧にそれぞれの場所で一人前になれるよう励んでいきたい。嬉しいこと、楽しいこと、辛いこと、悲しいこと、全ての思い出が牛深高校に詰まっている。牛深に生まれて良かった。牛深高校に来て良かった。この学年で良かった。みんな、出会ってくれて本当にありがとう。」と述べました。
式後の行事では、卒業記念品としてテントを寄贈していただきました。大切に使わせていただきます。ありがとうございました。
最後のホームルームでは、担任の先生から一人一人卒業証書を授与され、クラスや先生、家族への感謝の言葉を伝えました。
卒業生64名のさらなる活躍を楽しみにしています。卒業おめでとうございます。
令和2年度卒業式ー送辞.pdf 令和2年度卒業式ー答辞.pdf
〇式後の行事
〇ホームルーム
1年次生活産業基礎「天草で働き、天草を興す」
2月25日(木)、1年次選択「生活産業基礎」の授業では、「天草で働き、天草を興す」と題し、河浦町で旅館業と高齢者向け配食サービスを営まれている下田様によるオンライン講演会が行われました。これまでに学んだ「ヒューマンサービス」分野と「食生活」分野、両方の性格を活かすことができるこれらの事業について説明されたり、「町おこし」の取組などをユーモアを交えながらわかりやすく話されました。今後は「配食サービスの地域を拡大していきたい」「コロナ禍でもできる限りのことをやって笑顔を増やしたい」などの抱負も語っておられました。
〇生徒感想【一部抜粋】
●一つの目標がクリアできると、次から次に新たな目標を作り、地元の人達のためにいろいろな取組を行っていて、すごいと思いました。私も将来、地元に貢献できるよう頑張りたいと思いました。
●「経験が自信になる」という言葉を聞いて、私もたくさんのことチャレンジしたり、いろんな体験をして頑張りたいと思いました。
●社長になろうと思って、そこからの行動はとても勉強になりました。僕もこれから前向きに考えて自分の将来に向けて積極的に行動していきたいです。
●身近な地域なのに全然知らないことばかりでとても新鮮でした。一人でいろいろなお店をやっていてすごいなと思いました。
同窓会入会式
2月26日(金)、同窓会入会式が行われました。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、本校職員の同窓生による開催となりました。
卒業生を代表し、西田さんに卒業記念品が贈呈され、安田さんが誓いの言葉を述べました。同窓会のみなさま、今後も卒業生の活躍を温かく見守っていただければ幸いです。
3年次表彰式
2月26日(金)、3年次表彰式が行われました。受賞したみなさんおめでとうございます。
全国総合学科卒業生成績優秀者表彰:中川さん 熊本県がんばる高校生表彰:榎田さん
熊本県高等学校体育連盟表彰:中村くん、船辺さん、山下彩さん、野中くん 熊本県高等学校文化連盟文化功労賞:川下藍さん
熊本県高等学校野球連盟表彰:福本基くん
熊本県高等学校保健会賞:猪股さん、山口くん 熊本県高等学校図書委員功労賞:山下友さん、川下藍さん
第52回全国高等学校家庭科技術検定1級合格:濵﨑さん、矢田安さん 技能賞:濵﨑さん
3カ年皆勤賞:11名 3カ年精勤賞:14名
1カ年皆勤賞:8名 1カ年精勤賞:8名
受験体験報告会
2月25日(木)、受験体験報告会が開かれました。
1・2年次生に6名の生徒が就職や進学試験の体験談を伝えました。新型コロナウイルス感染症によりオープンキャンパスなどの現地に赴いての訪問ができなかったこと、志望先(受験先)決定までの流れ、学校の勉強と並行しての面接や小論文対策、学力検査に向けた取り組み、多くのアドバイスがあり、1・2年次生は熱心にメモを取りながら聴き入っていました。 苦しい時は、将来の自分を想像して、自分の未来のために高校生活をさらに向上させていきましょう!
アドバイスの中に「勉強(家庭学習)は、今すぐ取り組んで!」「日々の授業を大切にして!」という言葉がありました。進学希望者だけでなく就職希望者も家庭でコツコツ取り組んでいきましょう。
1人1人の行動が環境を守る
2月24日(水)、41名が参加し、学校周辺のゴミ拾いを行いました。ゴミをポイ捨てしない、ゴミが落ちていたら率先して拾うなど、1人1人の行動が環境を守ります。
総合学科発表会 その2 展示部門
◇展示部門
武道場を会場に年次や教科など15団体が展示を行いました。
☆年次
①1年次:「産業社会と人間」 活動報告
②2年次:「総合的な探究の時間」探究活動紹介
③3年次:「総合的な学習の時間」
☆教科
④2年次2組「保健体育」:SDGs 私たちにできること
⑤2年次「化学基礎」選択者:化学基礎 調べ学習
⑥家庭科:「特色ある専門科目の取り組み紹介」
⑦2年次「マーケティング」選択者:・Let's Get Together USHIBUKA ・Strolling in Sakitsu
⑧3年次「ビジネス経済」選択者: 天草・牛深調べ隊! ~私たちが考えるビジネスモデル~
⑨書道選択者:「牛深高校書道展」
⑩3年次「日本史B」選択者: 「日本史B」の1年間
⑪3年次「倫理」選択者:・名言集 ・カードゲーム
⑫3年次「地理B」選択者:ガイドブック集
☆課外活動
⑬天草宝島起業塾高校生コースCチーム:「月桃を使った制汗剤の研究」
⑭海の宝アカデミックコンテスト「海水浴場を綺麗にするためには~今私たちにできること~」
☆進路指導部
⑮合格先一覧
ステージ部門については、「総合学科発表会 その1 ステージ部門」をご覧ください。
総合学科発表会 その1 ステージ部門
2月20日(土)、本校を会場に「第4回総合学科発表会」を開催しました。今回は、1・2年次生に限定し、3年次生は発表生徒のみの参加となりました。
ステージでは、特色ある教育活動や各年次の発表など8団体の発表が行いました。
保護者の方や地域のみなさまにご覧いただけなかったことが残念です。現在、当日の様子をご覧いただけるよう特設ページを準備中です。
◇ステージ部門
①開会 学校長挨拶
②オープニング「牛深ハイヤ節」(郷土芸能部)
※飛沫感染防止のため、12月23日に開かれた「第31回熊本県高等学校郷土芸能部代表選考会」で優良賞を受賞した舞台の動画を視聴。
③「スポーツ概論活動報告会~チームビハインドザチーム」(3年次「スポーツ概論」選択者)
④「地理B授業紹介~7月4日 熊本県豪雨から考えたこと」(3年次「地理B」選択者)
⑤「天草宝島起業塾高校生コース 優秀賞 月桃を使った制汗剤の研究」(2年次起業塾Cチーム)
⑥「海の宝アカデミックコンテスト ほていうお賞& 函館市の魚「イカ」賞W受賞 海水浴場を綺麗にするためには~今私たちにできること~」(3年次 岸谷さん)
⑦「1年次 産業社会と人間 活動報告」
・「産業社会と人間」の活動について
・情報誌を作ってみた
・牛高生のスマホ時間を削減しよう
・おにぎりの具総選挙
⑧「2年次 総合的な探究の時間 探究活動」
・「2年次 気付こう(築こう)!久玉城」
・「コロナ太り解消法~さよなら、これまでの自分」
⑨「3年次 総合的な学習の時間 課題研究」
・「牛深ハイヤ節の音楽的魅力の考察~牛深ハイヤ節の特徴を用いた楽曲制作」(田中くん)
・「君もクレオパトラになれる(手だけ)」(松下くん)
⑩閉会 生徒会長挨拶
・司会:上揚くん、磯口さん
なお、ポスター、 プログラムも生徒が制作しました。
展示部門については、「総合学科発表会 その2 展示部門」をご覧ください。
職員 屋内消火栓の使い方を学ぶ
天草広域連合南消防署の方から屋内消火栓(1号消火栓)の使用法について教えていただきました。
屋内消火栓の設置基準、ポンプの起動方法、ホースの伸ばし方から放水まで、毎日見慣れたものでも実際操作することは初めての職員ばかりでした。少なくとも2人1組で作業する必要があるとのことでした。
人権LHR インターネットによる人権侵害
2月18日(木)、人権LHRを行いました。今回は、インターネットによる人権侵害について、情報モラル(人権)と法律の面から話がありました。
悪口のつもりではなかったことでも、発信した内容が予期せぬネットトラブルになり重大な人権侵害を引き起こすことを事例をもとに考えました。SNSのアカウントは、ひとつの「人格」であり、インターネットの中のことであっても目の前にいる相手と同じこと。目の前にいる相手と思って使うことが大切であるという話がありました。
続いて法律の観点から名誉毀損など法に触れるという話がありました。文科省の調査によるとネットいじめは過去最高となっており、なかには自ら命を断つ人がいるという報告もあります。高校生は、小中学生に比べると認知件数は少ないように見えますが、泣き寝入りなど発見しづらい状況にあります。インターネッットトラブルで悩んでいる人は、すぐに助けを求めてください。最後に「わたしの人権宣言」を作成しました。
防火・消火訓練
2月18日(木)、令和2年度防火・消火訓練を行いました。
警報器作動後、放送の指示に従い避難を行いました。合わせて初期消火、救護訓練(担架での救助やAEDを使用した心肺蘇生)も行いました。避難完了後、天草広域連合南消防署の方から講評がありました。「真剣に訓練に参加していて良かった。校内には、37本の消火器が設置されている。火災はいつどこで起こるか分からない。日頃から消火器の場所を確認してほしい。もし負傷者がいた場合は、第一に自分の身の安全を確保すること。安全を確認後に救助すること。」と話されました。
本校防災担当によると「火災は、人為的・自然的複合災害。熊本県は出火率も高い。各家庭でも火災報知器設置など、取り組みを進めてほしい。」と話している。