2020年度 学校生活

カテゴリ:講演会

DV未然防止教育講演会 ー大切にすること・されることー

 12月10日(木)、リ・スタートくまもとから富永様を講師に迎え、「大切にすること・されること~暴力という手段を使わない人間関係をつくろう~」と題し、DV未然防止教育講演会を実施しました。

 講演会では、「暴力には、人のこころや身体を傷つけるものがある。さまざまな理由で暴力が起きているが、暴力は決して許されるものではない。今回は、DVとデートDVの2つを取り上げるが、自分には関係ないことではなく、友人や家族から被害を訴えられた時の対処法について知っておいてほしい。そのためには、常に人権感覚や人権視点を持っておくことが必要。交際だけでなくあらゆる人間関係で、相手と対等であり相手の気持ちを尊重することが大切。心や体は自分のものであり、嫌だと感じた時は、ためらわず『NO』と言い、Iメッセージを伝えてみよう。また、人間関係の悩みを解消できる自分の楽しみを見つけることも自立の1歩にもなる。」と話されました。 

 最後に、保健委員長の武井さんがお礼の言葉を述べました。

 

 

 

 

薬物乱用防止教育講演会「薬と健康について」

 10月29日(木)、「薬と健康について」と題し、ドラッグストアモリから大鹿薬剤師、橋本管理栄養士を講師に迎え、令和2年度薬物乱用防止教育講演会を実施しました。

 はじめに大鹿薬剤師様から「薬物乱用」と「薬の正しい使い方」についてお話がありました。地域や年齢に関わらず薬物乱用の問題は身近になっており、なにより勇気を持って断ることが大切と述べられていました。また、医薬品の正しい使い方についても教えていただきました。

 次に橋本管理栄養士から「セルフメディケーション」と「登録販売者」についてお話がありました。「自分の健康管理を自ら行うセルフメディケーションの第一歩は、朝食をきちんと摂り、身体と脳のスイッチを入れることが大切。そして、セルフメディケーションを支える専門家として『登録販売者』の資格があり、高校生でも取得が可能である。」ということも教えていただきました。

 最後に生徒を代表し、保健委員長・武井さんが「薬物は本当に怖いものだと改めて感じた。『1回だけ』『少しだけ』という軽い気持ちではなく、自分の行動が正しいかしっかりと考えて行動するようにしたい。また食事をきちんと摂り、健康に過ごせるようにしていきたい。」とお礼の言葉を述べました。