創立10周年記念「総合学科発表会」を開催しました

令和7年12月24日(水)、本校体育館にて「創立10周年記念 総合学科発表会」を開催いたしました。

本発表会は、「産業社会と人間」や「総合的な探究の時間」など、日頃の授業や活動で取り組んできた学習・研究の成果を発表する場です。今年度は創立10周年という節目でもあり、開新高校校長の馬場先生による特別講話も実施されました。

 

 

 

 

 

 

■ 生徒会・特色ある教育活動

生徒会による学校紹介では、牛深高校の魅力が存分に語られました。また、天草宝島起業塾による「World Fes」の活動報告では、地域と連携した実践的な取り組みが紹介されました。

 ■ 1年次発表:地域と自分を見つめる

1年次は、初めてのインターンシップでの体験や、身近な地域課題についての探究成果を発表しました。地域社会の一員としての自覚が芽生えつつある様子が伝わってきました。

 

 ■ 2年次発表:地域の魅力を再発見

2年次は、地域資源を活用したイベント「ロゲイニング」についての報告を行いました。企画・運営を通して学んだチームワークや、地域の魅力を再発見するプロセスについて、生き生きとプレゼンテーションしました。

 

 

 

 

 

■ 3年次発表:課題解決への挑戦

3年間の集大成として、具体的な商品開発や環境問題への取り組み「牛深ガラカブラーメン」の開発秘話や、「海洋ゴミリサイクル」の実践など、課題解決に向けた具体的なアクションをうまくいかなかった部分も含めて発表しました。

■ 郷土芸能部演舞

発表会の締めくくりとして、郷土芸能部が「牛深ハイヤ節」を披露しました。創立10周年を祝う華やかなフィナーレとなりました。

ロゲイニングの取組については、牛深商店街振興組合より感謝状が贈られました。

 

発表会の最後は、生徒会副会長による挨拶で幕を閉じました。

『記念講話をはじめ各学年の発表など特色ある総合学科の取り組みを紹介できる良い機会になったのではないでしょうか。どの発表も内容だけでなく、ここに至るまでの努力や工夫、そして仲間と協力して取り組んできた過程が伝わってくるものだったと思います。

この総合学科発表会は、結果だけで評価されるものではなく、そこに至るまでの過程や皆さんが経験してきた取り組みそのものに大きな意味があります。今日感じたことや学んだこと、そして他の団体の発表から得た刺激を、これからの学校生活の中でもぜひ大切にしてください。今日の経験が、皆さん一人一人の次の一歩につながることを願っています。

結びになりますが、地域の皆様に支えられ今の私達、牛深高校があります。これからも皆様の応援に応えられるよう全校生徒で頑張りたいと思いますので、来年も是非応援よろしくお願いいたします。』

ご観覧いただきました皆様に心から感謝申し上げます。