SPH 学校全体の動き

SPH活動報告

・南稜就農塾 入塾説明会 【SPH】 (2017/4/20)

・南稜就農塾 入塾説明会 【SPH】    (2017/4/20)
4月20日(木)南稜就農塾 入塾説明会を実施。学年、学科の枠を超えた取組。
高校卒業後、即就農を志す者。進学後に就農を希望する者。農業関連産業への就職を希望する者。商品開発における「デザイン」や「表現方法」等に興味関心がある者。
等が入塾の条件です。「栽培コース」(栗原先生・多田先生)、「畜産コース」(松村先生)、「デザインコース」(吉永先生・多田先生)の各担当が説明しました。
 
 

・SPH校内研究担当者会(第1回) (2017/4/7)

・SPH校内研究担当者会(第1回)  (2017/4/7)
4月7日(金)今年度第1回目のSPH校内研究担当者会を開催しました。
組織、研究担当者会の位置づけ、本年度の研究実践内容、外部委員の変更、事業運営に関する留意事項、効果測定方法の改善、
講演会・研修の設定、本年度の主な事業予定などについて、説明し、話し合いを行いました。
 

・あさぎり町とのSPH打合せ (2017/4/7)

・あさぎり町とのSPH打合せ  (2017/4/7)
4月7日(金)あさぎり町商工観光課中神さん、福田さん
柳田教頭、食品科学科(中村先生、中島先生)、生活経営科(西口先生、橋口先生)が参加。
南稜高校とあさぎり町との包括協定に関する事業計画の「連携協力事項」に基づく支援です。
具体的には、ソフトクリームサーバーの導入を検討しました。

【新】搾乳機!!

新しい搾乳機での搾乳開始
2月に始まった搾乳機の改修工事。約3週間の間、仮設搾乳機を使って朝夕の乳搾りをしていましたが、今日の夕方から、新しい搾乳機での乳搾りになりました。


牛も快適に!!
これまでよりも搾乳にかかる時間も短縮され、牛にも優しい機械が導入されました。

・SGH(スーパーグローバルハイスクール)との交流 (2017/3/16)

・SGH(スーパーグローバルハイスクール)との交流   (2017/3/16)
3月16日(木)水俣高校SGH(スーパーグローバルハイスクール)成果発表会に参加し交流しました。会場は水俣市文化会館、水俣市総合もやい直しセンター

1年生産科学科・園芸科学科 1組の大瀬さん、2組の板崎さん、沼田さん
食品科学科の吉村さん、米澤さん、生活経営科の齋藤さんの6名。

【第1部】①SGH事業概要および取組報告、②海外視察研修報告「持続可能な開発のための教育(ESD)の学習における海外視察研修」、
③活動事例発表「水俣ACTⅠ(探究活動)およびACTⅡ(外部組織との連携事業)について」
【第2部】ポスターセッション
a水俣の地理、b水俣の産業、c水俣の歴史、d水俣病による影響、e水俣病からの再生、f環境モデル都市づくり、g水俣市のゴミ分別システム、h水俣エコタウン
 
 


・あさぎり町産業活性化講演会 (2017/02/21)

・あさぎり町産業活性化講演会  (2017/02/21)
2月20日(月)18:30 ポッポー館で、あさぎり町産業活性化講演会が行われました。2年園芸科学科秋山さん、2年環境工学科山口君が出席。
「6次産業化・農商工連携について」と題して、農業生産法人 こと京都(株)山田敏之代表取締役の講演を聴きました。
九条ネギで、最初400万円だったものを、年商10億円を超えるまでの過程を、体験を踏まえ講演。農業の現場を「伝える努力」の大切さについて触れられ、
「ことねぎだより」を発行。九条ネギの生産→加工→販売まで、分かりやすい内容で、あさぎり町の町民の方々も沢山来られました。
 
 
 
 

まる 平成28年度SPH1年次成果報告会兼第5回研究推進委員会

 本校を会場に、平成28年度SPH1年次成果報告会を開催しました。
 地域内外より、61人が参加し、県外高校や大学等からも参加をいただきました。
 1年次報告は、事業全体と13の研究項目について、各担当者から研究テーマ設定理由や1年次の実践内容、成果、
課題等についてプレゼンテーション形式で行いました。
 報告後には、参加者からの質疑応答や県教育委員会の指導・助言もありました。
 成果報告を開催したことで、本校SPHについて、これまで以上の理解と興味・関心を持っていただくことができました。
 また、実践の成果や評価を伝えることで、生徒や学校の変容も伝えることができました。
 今後も、多くのご協力やご支援をいただき、研究成果の向上と普及、教育活動の深化に努めていきます。
【会次第】
1 期 日  平成29年2月15日(水)

2 時 間  受  付    13:00~13:30

 研究成果報告会 13:30~15:20

3 会 場  熊本県立南稜高等学校 会議室

4 参加者 計61人 ※ 本校職員は含まない
       県教育委員会2人
       SPH研究推進委員5人
       本校学校評議員及び評価委員5人
       SPH研究協力者(大学関係3人・地元行政3人)
       県外高校1校2人
       県内高校(県立5校11人・県立農業関係8校17人)
       小学校5校5人
       中学校7校7人
       報道関係者 他
5 次第 (進行:南稜高校 柳田教頭)

(1)開会(南稜高校 太江田教頭)

(2)挨拶

 ア 熊本県立南稜高等学校(南稜高校 紫藤校長)

 イ 熊本県教育委員会(高校教育課 原田審議員)

(3)平成28年度事業報告 

 ア SPH事業概略紹介(研究主任 柿本教諭) 

 イ 事業経過報告(研究主任 柿本教諭)

 ウ 研究成果報告
  
(ア)南稜就農塾(吉永教諭)

  研究項目1 地域農業の課題探究型学習による知識・技術の習得及び郷土愛の譲成

  研究項目2 高度な資格取得及び上級学校への進学者輩出

(イ)生産科学科(吉永教諭)

  研究項目3 「永続性」を持った農業教育実践と人材育成

      ~ケースメソッドと知的財産教育を柱とした教育実践~

  研究項目4 地域の特色と資源を活かしたモノづくり

(ウ)園芸科学科(栗原教諭)

  研究項目5 生産環境の維持・管理のために必要な知識と実践的技術の習得

  研究項目6 6次産業化人材の育成とモデルケースの構築

  研究項目7 地域への農作物及び技術の新規導入と普及を目指した研究実践

(エ)食品科学科(野手教諭)

  研究項目8 地域の食品開発センターとしての確立

       ~共同研究による商品開発及び分析の拠点~

  研究項目9 食の6次産業化を担う人材の育成

(オ)環境工学科(白石教諭)

  研究項目10 地域林業の実践リーダー及び経営管理能力者の育成

  研究項目11 農村環境の保全と開発に従事する技能者育成

(カ)生活経営科(西口教諭)

  研究項目12 地域の生活環境と農村生活・健康を支える人材の育成

  研究項目13 農村・地域社会及び文化の伝承と継承ができる人材育成

 (4)効果測定と評価結果(研究主任 柿本教諭)
 
(5)次年度の方向性(農場長 佐藤教諭)
   
ア 新校・新学科 

   (ア)生産科学科・園芸科学科・環境工学科を統合・再編し、「総合農業科」を設置

   (イ)普通科(総合コース)を再編し、「普通科(体育コース・福祉コース)」を設置

   イ 専門学科の研究項目

   ウ 普通科

   (ア)体育コース研究内容(清永教諭) 

  研究項目14 農業の多面的機能を活かした自然体験活動及び生涯スポーツのコーディネーターの育成

   (イ)福祉コース研究内容(池田教諭)

  研究項目15 園芸療法及び園芸福祉の技能習得と地域内への導入と普及

(6)質疑応答

(7)指導・講評(熊本県教育委員会 高校教育課 草野指導主事)

(8)閉会(南稜高校 太江田教頭)

6 配付資料

 資料①「平成28年度1年次成果報告会」

 資料②「平成28年度事業計画書」 ※ 研究のイメージ図を含む

 資料③「全学科共通意識調査見本」 ※ ルーブリック評価基準を含む

 資料④「平成28年度研究実践報告」

 資料⑤「平成28年度SPH事業運営報告」

 資料⑥「平成28年度SPH研究実践報告集」

 資料⑦「平成28年度SPH研究実施報告(1年次)《概要》」

 資料⑧「南稜スタンダード」

 資料⑨「平成29年度事業計画書」 ※ 平成29年度文部科学省提出資料

 学校案内パンフレット

7 その他

  本会は、第5回SPH研究推進委員会を兼ねる
紫藤校長挨拶 原田審議員挨拶 事業報告 成果報告 
評価報告 成果報告 質疑応答 質疑応答2
質疑応答3 質疑応答4 指導助言 
新校展示 SPH展示 「くまの初恋」試飲 

・あさぎり町との連携した商品開発のための協議 【SPH】 (2017/2/9)

・あさぎり町との連携した商品開発のための協議 【SPH】  (2017/2/9)
2月9日(木)、あさぎり町役場 商工観光課 中神さんと各課の職員が、連携した商品開発のための協議を行いました。
あさぎり町の特産物の6次産業化に向け、地域の方々などと南稜高校が連携して開発していこうというものです。

平成28年度 SPH成果発表会

 2月6日(月) 東京都の文部科学省にて、「平成28年度スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール成果発表会」が行われ、
本校からも参加してきました。全国各地で本事業の指定を受けた学校が一同に集い、成果発表やポスターセッションが行われました。
どの学校も、「社会の第一線で活躍できる専門的な職業人の育成」を目指して、たくさんの取組を実践されており、大変有意義な時間となりました。


ポスターセッションの様子↓
 

・「世界の食文化を国際市場へつなぐ~」

・「世界の食文化を国際市場へつなぐ~「需要の先読み」から「需要の創造」へ~」

1月17日(火)熊本県農業法人協会主催の新春セミナーに参加。
「世界の食文化を国際市場へつなぐ~「需要の先読み」から「需要の創造」へ~」
と題し、福岡県の久保田農園の久保田真透 代表の講演がありました。
久保田農園は、オオバ、ハーブの栽培が中心で、施設2.5ha、露地4ha、社員9名、パート60名、売上4億円(2015年)。ホテル、結婚式場、レストランに食材を納品。
特徴は、当日受注し、当日発送するというスピード。
そのために、社員で情報共有できる社内にポータルサイトをつくり、受注管理、収穫管理の「見える化」を行い、細やかな商品対応をされていました。
海外視察を積極的に行い、海外の食材の研究にも熱心にされています。
また、「熊本地震からの復興を目指して」~震災を乗り越え、今を考える~木之内農園 村上進社長の発表もありました。
 
 
 

・【SPH】農業経営コンサルタント研修 (2016/12/21)

・【SPH】農業経営コンサルタント研修  (2016/12/21)
12月21日(水)【SPH】農業経営コンサルタント研修
(株)きよみずしぜんむら 元田裕次様から、「新しい農業の生産方法」と題して御講話をいただきました。1年生産科学科・園芸科学科1,2組、2年生産科学科の生徒が受講。

・SPH第2回運営指導委員会(2016/12/13)

・SPH第2回運営指導委員会、第4回研究推進委員会(2016/12/13)
12月13日(火)スーパー・プロフェッショナル・ハイスクールの運営推進委員の方々をはじめ、研究推進委員、熊本県教育長関係職員の方々にご参加いただき、
SPH第2回運営推進委員会が行われました。授業見学の後、研究実践の成果報告・次年度の事業計画の方向性について議論が行われました。
本委員会で得た多くのご助言を、今後の指導・SPH事業に活かし、南稜高校のよりよい学習活動につなげていきたいと思います。
出席者:
運営指導委員会:木之内委員、木下委員、高崎委員、西委員、大津委員、長尾委員、鳥井委員、牛田委員の8名
研究推進委員:横山委員、深水委員、浅田委員、永井委員、(甲斐委員、福田委員は欠席)
県教委:原田審議員、草野指導主事
職員:校長、教頭、主任事務長、柿本、佐藤、吉永、白石、野手、西口、清永、城戸、池田、井上
5限目授業見学の後、1年目研究実践の成果及び課題等の報告、次年度の事業計画の方向性、外部評価について協議を行いました。
【学校側からの課題等】
○生徒の体験が不足、体験を積ませ学びを深いものにしていく
○生徒の興味関心をどう引き出すか
○学力の幅広さへの対応
○共同研究の連携先を探す
○研究の情報発信をうまく行う
○指導側の勉強不足
○授業と日常生活との関連がなされていない
○実践後のアンケートの検証
【委員さん方からの御意見等】
○研究の達成目標をどこにおいているのか?
○研究の目標設定は実態に合わないのではないか
→社会の第一線(人吉球磨地域で)活躍するリーダーを育成すること、ワーカー、マネージャー、さらにはクリエーター、リーダーを育てることが目標と回答。
○地域の活性化にSPHに対して期待している。一人一人の生徒が卒業後やりたいことが見つかればOKである。
○マーケティングの手法を取り入れた研修の実施を。
○もっと外部(地域・委員・有識者・企業等)を頼ってよいのでは。
○クリエイターを社会に送り出すために踏み込んだ取組をお願いしたい。
○「スーパー」の研究指定、学習指導要領の枠を外れても良い。思いきってやって欲しい。
○ビジネスのおもしろさを知ったら起業家になる、経験させることでモチベーションが上がる。
○生徒が、先輩らを見てあこがれを持ち、研究成果が伝統的に継続していけばよい。
○育てたい資質・能力をどう高めていくか、ルーブリック評価表の見直しも必要。
○生徒に長期的なスパンで目標を持たせるトレーニングをさせてみたらどうか。
○生徒に夢を持たせ、生きた情報の活用方法を学ばせ、継続して積み上げる取組を期待します。
 

  

  

  

  

  

  

  

  

  

 

・SPH講演会「体験から得るものとは」 (2016/12/13)

・SPH講演会「体験から得るものとは」    (2016/12/13)
12月13日(火)田舎のヒロインズ理事長でO2Farm代表取締役の大津様から講演をいただきました。「体験から得るものとは」と題し、
体験参加型の講演で、発表力、質問力が大切なことなど興味深いお話をいただき、生徒も楽しんで拝聴しました。

・福岡農業高校 SPH研究成果報告会に参加 (2016/12/7)

・福岡農業高校  SPH研究成果報告会に参加  (2016/12/7)
12月7日(水)福岡農業高校  SPH研究成果報告会に参加しました。
3年間の取組成果の発表会。柳田教頭、佐藤農場長、鶴本先生、柿本先生、井上先生、松本先生らが参加。

食品科学科3年公開授業

都市園芸科2年 公開授業

校長挨拶 泊校長先生

研究成果発表 都市園芸科2年

研究成果発表 都市園芸科3年

研究成果報告 職員による

研究協議

文部科学省 田畑調査官 指導講評

・SPH 知的財産関係 学校訪問  (2016/11/29)

・SPH 知的財産関係 学校訪問    (2016/11/29)
11月29日(火)鳥取県立智頭農林高校、愛媛県立宇和島水産高校から学校訪問に来られました。智頭農林高校は、林教頭先生、横山先生、佐藤先生の3名、
宇和島水産高校は、佐藤先生、田中先生の2名。
南稜高校から、SPHについて、知的財産教育について、球磨地域学について等説明し、施設も見ていただきました。
 
 

SPH「食品加工技術研修」(製菓・製パン技術)

11月22日(火) 食品科学科1年生がSPHの研修で福岡県にある中村調理製菓専門学校を訪問し、製菓・製パンの技術研修を行いました。
前日までの授業の中で、スポンジケーキを製造したところ、生地が上手に膨らまなかった生徒もおり、スポンジ生地が膨らむ原理やロールケーキの製造方法、
デコレーションケーキのデコレーション(デモンストレーション)についてを実践的に学ぶことができました。

 
中村調理製菓専門学校到着です。                 今日の研修、とても楽しみです!

 
説明を聞いています。                         1階のレストランを見学しました。

 
学校の説明を聞きました。                       着替えて手を洗って実習の準備です。

 
先生が作り方・原理をわかりやすく教えてくれました。     実習スタート!

 
卵の泡立て方、小麦粉の混ぜ方が生地を上手に膨らませるためのポイントです。

 
生地を素早くきれいに絞るのは難しい・・・

 
ロールのお手本です。                         とってもおいしそう。

 
フルーツを並べます。

 
巻くのに悪戦苦闘しましたが、上手に巻けました。

 
デコレーションのデモンストレーションもみせてもらいました。  おいしそう・・・

 
最後に施設を見学しました。ここはケーキショップです。月に5~10回程度学生が自分たちで作ったケーキやお菓子を販売するそうです。

SPH 第3回 研究推進委員会 (2016/11/18)

SPH 第3回 研究推進委員会 (2016/11/18)
11月18日(金)SPH(スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール) 第3回 研究推進委員会を行いました。

研究の進捗状況等の報告の後、協議、授業視察を行い指導助言、質疑応答を行いました。

出席者:研究推進委員(横山、深水、入江(浅田課長代理)、甲斐、永井、福田委員は欠席)

学校関係(紫藤、太江田、松本、柿本、佐藤、松村、河野、白石、野手、西口、城戸、清永、池田、古閑森)

【主な意見等】

【横山委員】目指すクリエーターのレベルを定め、1年次の達成レベル、2年次の達成レベル、3年次の達成レベルを定めるべき。
最終的には、生徒が自主的に育っていく姿が理想の状態。心構え、目的意識を育てることが大事である。

→ 各研究分野ごと、年次ごとのステップ(目標)を定めている。

【深水委員】取組の課題に、「アクティブラーニング等でコミュニケーション能力を養う機会が必要」とあるが、どのような手法が考えられるか。
現在、農業大学校の学生をあずかっているが、コミュニケーション能力の育成には時間がかかる印象がある。

【永井委員】15の取組だけではなく、1日6時間の授業のすべてが、アクティブラーニングを意識し、実践力を高めていきたい。報告書のまとめ方として、各論→総論とまとめてほしい。

【草野委員】研究概要を、A3判ぐらいに、一覧表にまとめるとわかりやすい。

【横山委員】授業参観し、イスの下に、消音のするようなものがあるといいのではないか、と感じた。

【永井委員】生徒が安心して授業を受けることができる、お互いを尊重し合う雰囲気があった。アクティブラーニングは、お互いを尊重し合う態度が基礎。
①主体的な学び、②協働的な学び、③深い学び、特に、③の「深い学び」となっているかが課題である。

【草野委員】生徒が知識、技術を身につけるポイントは、アクティブラーニングである。これまでは、生徒を到達させるために、教え込むことが多かったが、
考えさせる視点、教師に発言を50分間の8割から5割まで少なくし、生徒の思考を深めてほしい。

【深水委員】私も農業者として、ブランド化を農家の方々と協力して進めようとしている。高校生が同じ事を学んで、やろうとしていることがわかり、自分も勉強になった。

【研究授業】

2年生産科学科「南稜米の食味官能検査」(多田・丸尾:深水委員)

1年生産科学科園芸科学科1組「6次産業化を考える」(柿本・樫山:入江委員)

3年食品科学科「プラントにおける米焼酎製造」(蜷川・赤星:甲斐委員)

1年環境工学科「排水溝敷設のための水準測量」(早瀬・小永:草野委員)

1年生活経営科「日本、球磨・人吉地域の食生活の変遷」(四月一日:永井委員)

※横山委員は全体的に参観。
  
  

  
  

  
  
   

  
  

・くまもとCOC+ 事業特別プロジェクト 【SPH】(2016/11/2)

・くまもとCOC+ 事業特別プロジェクト 【SPH】
 米焼酎製造に係る技術基礎セミナー   (2016/11/2)
11月2日(水)中小企業大学校人吉校で、米焼酎製造に係る技術基礎セミナーが実施され、蜷川先生、松本先生らが参加。
崇城大学 三枝敬明教授の講演「音響製麹と発酵食品への可能性」
崇城大学 寺本祐司教授の講演講演「世界の珍しい酒と発酵食品」
を受講しました。球磨焼酎酒造組合の方々も参加されました。
コーディネーターとして、熊本大学くまもと地方産業創生センターの林田 安生先生、崇城大学の学生さんの参加。
 COC+ とは次のような事業です。
「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」は、県内の10の大学等が、地方公共団体や企業等と協働して、学生にとって
魅力ある就職先の創出をするとともに、その地域が求める人材を育成するために必要な教育カリキュラムの改革を断行していく事業です。
冒頭、池辺組合長から、アルコール離れが進み、焼酎業界は危機的な状況にある。大店法、小売法などの規制緩和により、急速に
焼酎業界を取り巻く環境が変化した。これを改善するには、魅力ある製品づくり、技術力アップ、アイディアの創出しかない。
本セミナーなどを活用し、技術力アップを図ってほしいとあいさつがあった。
 

食品科学科SPH微生物実験研修

平成28年11月1日(火)
食品科学科の2年生が、SPH微生物実験研修を実施しました。
テーマ 「米焼酎製造に係る基礎技術について」
講師に崇城大学生物生命学部応用微生物工学科の
寺本祐司教授と三枝敬明教授を迎え、5名の研究室の学生さんにも
アシスタントをしていただきました。

 午前中は、三枝先生の講話から始まりました。
テーマ「麹の機能性について」

                                    三枝教授
                                                          
                                                          
みんな真剣に話を聞いています。
とても分かり易く説明をしていただきました。

午後からは、実験です!
寺本先生の指導による「ATPフォトメーター、酵母の分離」です。
まずは、ATPについて説明をしてもらっています。
生き物は、必ずATPをもっているので、ATPを測定して
手の微生物の有無を目で見て調べよう!

         寺本先生

    
手のひらの微生物(菌)を集めてます!   試薬をみんなに入れる生徒が、コーディネー     
昼食後、そのまま実験室に来ています。  ターの林田先生にマイクロピペットの操作方法
                           を教えてもらっています。
                           うまく操作できるかな~
 
   
教えてもらった通りバッチリ!      分光光度計にセット!      分光光度計                                                                     
マイクロピペットの操作も完璧です!

手洗い前と手洗い後の手のひらの細菌数をATPフォトメーターで測定しました。
結果は...
手洗い後は、手洗い前の1/10に減少していました。   
                   
2つめの実験は、お茶の抗酸化能を測定しました。
抗酸化能とは、体内にできる活性酸素などの体に良くない影響を与える物質の
働きを打ち消す働きをいいます。
最初に市販のペットボトルの“お茶”で実験です!                                        
                                                  
 
  大学生のみなさんから使用する実験器具を受け取ります。
                                                                               
   
器具の使い方や実験方法を大学生の皆さんに指導していただきました! 

 
三種類のお茶… どれが変化があるのかなあ?                        
                                                                              
                                                      
 紫色の試薬がDPPHです。これが黄色に変化すると抗酸化能が高いということです。
 ひとつだけ変化がありませんでした!                                                        
                                                                                                                                        
    
 3つ目の実験は、リンゴを使います。すり下ろすとどんどん色が悪くなります。
どうすれば、リンゴの変色を防止できるのかな!?                                                       

     
 左の試験管には蒸留水、右にはアスコルビン酸(V.C)を入れました!
 あっという間に褐色が薄くなりました。なぜだかわかりますか?
 答えは、お近くの食品科学科の生徒にぜひ聞いてみて下さい!
 

 研修会の最後は、室長の永田さんから講師ノ先生方への謝辞で研修を終了しました。
SPHのテーマである、米焼酎や新商品の開発に大いに役立つ研修になりました。