ボランティア部

ボランティア部

校内で救急法講習会を開催!

12月23日(金)
 ボランティア部員とその協力生徒合計6人が、部活動生徒対象(60分間)と職員対象(60分間)に救急法の手ほどきを行いました。

 

 

 部活動生徒対象の講習会では、事前に全ての部活動(運動部、文化部)に受講の呼び掛けをし、13ある全ての運動部からキャプテン・部長やマネージャーを中心とした32人の生徒が受講しました。
 部活動や体育行事のときに過呼吸によって保健室に搬送される生徒が多いため、次のような内容を取り上げて講習を行いました。
 ○「事故発生時における連絡体制のフローチャート」について〔確認〕
 ○心肺蘇生とAEDの使用について〔実技を含む〕
 ○毛布を使った保温について〔実技を含む〕
 ○担架を使った搬送、毛布を使った搬送について〔実技を含む〕

 

 

 職員対象の講習会では、8人の職員が受講をしました。
 学校にはエピペンを処方されている生徒が在籍しているため、次のような内容を取り上げて講習を行いました。
 ○「事故発生時における連絡体制のフローチャート」について〔確認〕
 ○心肺蘇生とAEDの使用について〔実技を含む〕
 ○担架を使った搬送、毛布を使った保温と搬送について〔実技を含む〕
 ○アナフィラキシーを含むショック時の対応について〔実技を含む〕
 今年度はご依頼を受けて地域の方々を対象に救急法の手ほどきを行う機会が何度かありましたので、あまり緊張をせずに楽しく講習を行うことができました。

生徒昇降口前花壇に花苗植え!

12月13日(火)
 生徒昇降口前の花壇に冬の花の苗を植えました。前回6月16日(木)に苗を植えた夏の花のうち、マリーゴールドが枯れてきたため、引き抜いた場所に今回は冬の花苗を植えることにしました。
 今回は、総合農業科植物コース草花専攻からパンジー、ナデシコ、ハボタンの苗を提供していただき、移植ごてや軍手などの道具もお借りしました。また、有機肥料は総合農業科環境コースから提供していただきました。
 ボランティア部員がチラシの校内掲示により全校生徒に参加呼び掛けをしたところ、6人の生徒達が集まり、合計7人で作業に取り組みました。

 

 

南稜祭のステージ部門で発表!

11月4日(金)
 ボランティア部では、今年度6月3日(金)に熊本県立劇場において開催された「熊本県高等学校総合文化祭」のステージ部門において、「令和2年7月豪雨」に関連した活動についての報告、青少年赤十字の取組に関する報告、救急法の実技の披露を行いました。
 そこで、南稜祭のステージ部門では、その報告を兼ねて、救急法の実技に関する部分のステージ発表を行いました。

あさぎり町堀之角区で「身近な救急法」の講師に!

11月20日(日)
 堀之角・今井地区コミュニティーセンターで開催されたあさぎり町堀之角区の住民の方々の「支え合いマップ作り及び救急法講習会」において、ボランティア部員を含む本校生徒2人が、救急法及び幼児安全法の講師を務めました。
 テーマは「身近な救急法」。救急法の内容からは「回復体位への体位変換」、「毛布を使った保温と搬送」、「本結びの結び方と解き方」を取り上げ、幼児安全法からは「ハンカチとストッキングを使った傷の手当と腕の固定」を取り上げて、多くの実技を交えながら進めていきました。

 

 

 

 終了後には「高校生によるスマホ相談会」を開設し、住民の方々の「通知を消去したい」、「アプリを消去したい」、「カレンダー機能をうまく使いこなしたい」という御質問に一つ一つ答えていきました。

 

南稜祭で展示とバザー!

11月5日(土)
 3年振りに一般公開日が設定された南稜祭において、ボランティア部は展示部門とバザー部門に取り組みました。
 展示部門では、「熊本スマートドライバー」の交通安全宣言コーナー、「ウンスンかるた」体験コーナー、救急法体験コーナー、高齢者擬似体験コーナー、点字体験コーナーの5つの体験コーナーを設置しました。
 「熊本スマートドライバー」の取組は、放送作家の小山薫堂さんが発起人となって首都高速道路で始まった「東京スマートドライバー」の取組が全国に広がったもので、自発的な安全運転を促進しています。ここ人吉球磨地域の皆様にも交通安全の意識を高めていただけたらと、今回は来場者の皆さんに会場で記入していただいた「私の交通安全宣言」を広用紙に貼り並べました。

 

 「ウンスンかるた」は、室町時代にポルトガルの船員達から日本に伝えられた、現在のトランプに似た遊びが、日本で作り変えられたものです。以前は全国で遊ばれていましたが、遊戯物が一切禁じられた寛政の改革の後は、ここ人吉球磨地域だけに伝わるものとなってしまいました。ボランティア部も、地域活性化を願って、人吉市加治屋町通りで年1回開催されている「ウンスンかるた大会」に出場しています。

 

 救急法体験コーナーでは、上球磨消防組合から訓練用人形とAEDトレーナーを借用して、心肺蘇生とAEDの使用について体験するコーナーを設置しました。ボランティア部では、校内にAEDを使用できる人が少しでも増えてほしいという思いから、上球磨消防組合に依頼して希望生徒を対象に毎年度「普通救命講習」を開催しています。

 

 ボランティア部では、ご高齢の方々の不自由さを体験しながら優しい言動について学ぼうと、高齢者擬似体験セットを用意し、他校のボランティア部の人達とも一緒に学習に取り組んでいます。今回は、来場者の方々にも装具を装着して体験をしていただきました。

 

 点字体験コーナーでは、点字板とタックテープを用意し、来場者の皆さんにはタックテープに御自分の氏名を点字で打っていただいたものを持ち帰っていただきました。ここ人吉球磨地域にも視覚障がいにより点字を使ってコミュニケーションをとっている方がおられます。本校には福祉に関心がある生徒が多くいますので、現在学んでいる点字を通して視覚障がいのある方とも交流をしたいと考えています。

 

 バザー部門では「レモネード・スタンド」を設置し、レモネードの販売を行いました。炭酸割り(氷あり、氷なし)、水割り(氷あり、氷なし)、お湯割りの5種類から選べるようにし、代金の代わりに募金を募金ケースに入れていただくようにしました。用意していた126杯のレモネードは売り切れてしまい、13,803円の御寄付が寄せられました。この御寄付は、免田ライオンズクラブを通して「レモネードスタンドinふくおか」に届けられ、小児がんの子ども達の支援に役立てられます。

 

南稜祭で幼児安全法の動画を制作!

11月4日(金)
 ボランティア部では今年度、南稜祭のICT動画部門において、幼児安全法の動画の作成に取り組みました。
 ハンカチを使った手の甲や指の傷の手当、ストッキングを使った頭の包帯、ストッキングと古新聞紙を使った骨折した前腕の固定を取り上げました。
 作成した動画は、11月4日(金)の南稜祭1日目に体育館で全校生徒に披露されました。

献血バスの受付手伝い!

7月27日(水)
 あさぎり町役場の玄関前での献血バスによる献血の受付手伝いをさせていただきました。今回も免田ライオンズクラブからお声掛けいただいたものです。
 午前中は4人、午後には3人が参加し、午前、午後ともに各3時間の活動となりました。

 

 受付の手伝いでは、来場者から献血カードを受け取り、額で検温をして、血液センターの職員の方に引き継ぎました。また、プラカードを持って正面玄関前に立ち、献血への協力を呼び掛けました。

 

 中には献血をした参加高校生もいましたし、受付が終了した後には資材の片付けの手伝いもしました。

 

 活動の終了後には、スタッフの皆さんと一緒に集合記念写真の撮影をさせていただきました。医師、看護師、バス運転手、受付業務係、渉外係等、多くの役割の方々が関わっておられることが分かりました。

生徒昇降口前の花壇の花苗植え!

6月16日(木)
 生徒昇降口前の花壇に花の苗115本を植えました。
 校内のチラシ掲示により全校生徒に協力者を募ったところ、ボランティア部員以外にも総合農業科1年生の2人の参加があり、合計5人で作業に取り組みました。

 

 植えた花苗はマリーゴールド、ナデシコ、アリッサム、ガザニア、アスター、センニチコウの6種類で、総合農業科植物コース草花専攻からいただきました。また、「スコップで耕すのは大変だろうから」と、総合農業科の先生方がトラクターで耕して下さり、有機肥料も混ぜ込んで下さいました。いろいろな方々に手を差し伸べていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
 みなさんの心もお花でいっぱいになりますように。

青少年赤十字「新入生歓迎会」に参加!

7月17日(日)
 熊本県青少年赤十字高校生メンバー「新入生歓迎会」に4人のボランティア部員が参加しました。
 予定では、熊本市東区にある熊本赤十字会館の3階大ホールで開催され、8人の部員が南稜ワゴン車に乗って参加する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、オンライン参加の方法に変更となってしまいました。熊本県内の高等学校6校から15人の高校生、4人の顧問が参加しました。
 会では、参加者全員の自己紹介の後、青少年赤十字について学習し、各学校が活動報告をし合いました。

 

球磨村神瀬地区でのボランティア活動!

7月2日(土)
 球磨村の神瀬(こうのせ)地区で開催された「神瀬の集い11~つのる想い~」に手伝いに行きました。
 神瀬地区は「令和2年7月豪雨」で甚大な被害を受けてしまったため、本校生徒達がこれまで合計7回手伝いに行き、家屋や側溝の泥出し、柱や床の消毒液での拭き取り、食器や鍋の仕分けや手洗い、花壇の花苗植え、イベントの手伝い等に取り組んできた地区です。
 今回も校内のチラシ掲示により全校生徒に参加者を募ったところ、ボランティア部員以外にも7人の生徒が参加を希望し、合計10人で参加しました。また、マイクロバスの手配ができなかったため、全員保護者による送迎での参加となりました。
 準備では、長机や椅子を並べて拭いたり、テントを張ったり、レクリエーションで使用する段ボール箱に紙を貼り付けたり、掲示物を貼ったり、ゴミステーションを設置したり等、多くのことを手伝わせていただきました。
 

 受付の手伝いでは、来場者の方々に、氏名を書いた布テープを胸に貼るようにお願いしたり、願い事を七夕飾りの短冊に書いていただいたりしました。

 

 「花おくり」にも一緒に参加をさせていただきました。近くを流れる川に花弁を流して、豪雨災害によって命を失ってしまった方々に祈りを捧げました。

 

 その後、集いが始まりました。集いでは、段ボール箱積みゲームやのど自慢大会にも参加させていただき、イベントの盛り上げに貢献することができました。

 

 地区の方々と一緒に、「神瀬で」の歌を合唱し、「お誕生月なかま」の曲に合わせて一緒に踊りました。

 

 昼食も一緒にとらせていただきました。「神瀬マダム」の皆さんが作られた料理は特においしかったです。

 

 今回も、参加させていただいた私達も楽しませていただきました。

 

 

「普通救命講習」を開催!

7月1日(金)
 期末考査の最終日の午後に、上球磨消防組合に依頼のうえ「普通救命講習」を開催し、希望生徒38人が受講しました。
 「普通救命講習」では講習時間が3時間以上と定められており、修了者には「修了証」が発行されます。
 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、一昨年度と昨年度は1回当たりの受講生徒数を20人に絞って本校の武道場で実施していました。今年度は人数制限が外れたものの、会場をあさぎり町生涯学習センター体育館(旧免田中学校体育館)に移しての実施となりました。
 講習では、主に心肺蘇生とAEDの使用に関する実技に取り組むとともに、傷の手当、やけどの手当、熱中症への対応等についても学習しました。

 

 

県総文祭のステージ部門に出場!

6月3日(金)
 第34回熊本県高等学校総合文化祭のステージ部門において、国際・ボランティアJRC部の代表として、本校ボランティア部が発表をしました。
 発表したのはボランティア部員13人で、会場は熊本県立劇場の演劇ホール、約20分間の発表となりました。主に次の3点について発表しました。
 ①「令和2年7月豪雨」に関する活動の取組(報告)
 ②JRC(青少年赤十字)に関する実践(報告)
 ③毛布を用いた保温と搬送(実技披露)

*録画途中にバッテリーが切れてしまったため、途中途切れている部分があります。

 

 

熊本赤十字会館を見学!

6月3日(金)
 ボランティア部員13人が熊本赤十字会館を見学しました。
 熊本県高等学校総合文化祭のステージ部門への出場後に、貸し切り大型バスに同乗する陸上部とソフトテニス部を待つ約30分間、熊本県赤十字会館内にある日赤プラザ献血ルーム、熊本県赤十字血液センター供給課、災害救助物資保管倉庫の3施設を見学しました。
 日赤プラザ献血ルームでは、ルーム内を見学させていただきながら、採血までの流れや献血の必要性について御説明いただきました。

 

 熊本県赤十字血液センターの供給課では、血液が成分ごとに分離されることについて御説明いただき、冷蔵庫で保存されている赤血球、常温で揺らしながら保存されている血小板、冷凍庫で凍結保存されている血漿を見せていただきました。

 

 災害救助物資保管倉庫では、災害発生時に被災地に運び出される日用品セットや安眠セット、毛布やブルーシート、炊き出しに使用される大釜、情報収集のためのバイク等、保管されている資材を見せていただきました。

 

 その日のステージ発表ではJRC(青少年赤十字)に関する実践を報告し、救急法の毛布を用いた保温と搬送についての実技披露を行ったため、それと関連付けながら見学をすることができました。

免田ライオンズクラブ記念式典で活動報告!

5月15日(日)
 五木村「五木源パーク」で開催された「免田ライオンズクラブ結成55周年記念式典“コケクッタイ大会”」において、あさぎりレオクラブ(南稜高等学校ボランティア部)の活動報告が展示されました。

 

かちゃあボランティア協力会員研修会で活動!

5月7日(土)
 あさぎり町社会福祉協議会が主催する「かちゃあボランティア」の協力会員の研修会に手伝いに行きました。ボランティア部員5人と、呼び掛けに応じて参加した生徒1人との合計6人で活動に取り組みました。
 「かちゃあ」とは「助け合う」という意味の球磨地方の方言で、協力会員が社会福祉協議会を通じての利用会員の依頼を受けて有償でゴミ出しや電球付け替え等の作業を請け負う取組です。先日あさぎり町内で農作業をしていた方が倒れ、その方を搬送するのに苦労したという経験談から、今回の研修会に身近な救急法を取り入れることになり、本校ボランティア部が救急法について学んでいるということを知られて、「是非高校生から救急法を学びたい」という御依頼をいただきました。
 年配の方々の中にはスマートフォンの使用方法について困っておられる方もおられるということから、開始前30分間は「スマホ相談会」を実施しました。高校生の相談開設ブースに研修会参加の方が次々と訪れ、「画面の変え方が分からない」、「LINEを使いたい」等の相談をされ、高校生はその質問に応じていきました。

 
 「身近な救急法」の学習では、回復体位への体位変換、毛布を用いた保温と搬送、ハンカチを用いた手の甲と指の傷の手当の大きく3点について、実技を交えながら進めました。ある参加者は、「ゆっくり進めてくれたので、分かりやすくて良かった」と話しておられました。

 

 手伝いに来てくれた生徒は、受付で資料やペットボトル茶を研修参加者に手渡ししたり、「身近な救急法」の学習で進行を務めてくれたりしました。

 
 最後には、高校生も1人ずつグループに入り、「ボランティア活動で大変だったこと、工夫したいこと」をテーマとしてグループ討議を行いました。研修参加者からは「ボランティアとしてできることとできないこととの住み分けが難しい」等の気付きがあり、高校生は普段取り組んでいる活動について発言しました。